新型シエンタは、ファミリー層にマッチした利便性が魅力のスモールサイズミニバン。グレードによって異なる装備や価格帯が展開されており、それぞれのライフスタイルに合わせた選び方が求められます。
新型シエンタ購入ガイドの④番目となるこの記事では、新型シエンタのグレードを徹底比較し、ガソリン車とハイブリッド車の違いや、おすすめ&人気グレードについて詳しく解説していきます。
この記事のグレードを選ぶ基準は、アクティブにお出掛けもするようなファミリー層を対象として、リセールバリュー(売る時のこと)も考えて、おすすめグレードを考えていきます。
参考サイト トヨタ公式HP
新型シエンタのおすすめグレードはハイブリッドZで決まり!

結論から言っちゃうと、新型シエンタのおすすめグレードはハイブリッドZ(2WD・5人乗り)で決まりです!
5人以上乗せる想定がある場合はハイブリッドZ(2WD・7人乗り)になりますかね。

ハイブリッドの上位モデルだね!
ハイブリッドZをおすすめグレードに選んだ理由


理由を簡潔にまとめると、
- ハイブリッドの燃費はやっぱり魅力的
- デザイン性ある車種だから内装も選びたい
- Z/Gグレードになるとメーカーオプションが豊富になる
- リセールバリューを考えつつ、乗り出し価格300万円程度で収められそう
こんな感じです!



やっぱり上位グレードの方がオプションの選択肢も増えるんだね!
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装備と価格のバランス重視ならおすすめグレードはハイブリッドG


- もう少し価格を抑えたい!
- でも装備はある程度充実していないと嫌!
そんな人におすすめのグレードは、ハイブリッドGです。
「Xだと装備が心許ないけど、Zほどの装備の充実は求めてない」なんて人にぴったり!
ちょうどシエンタシリーズの”良いとこどりのグレード”がGになります。


新型シエンタの後悔しないおすすめグレードを選ぶポイント
結論から言ってしまうと、新型シエンタはGかZで悩むことになります。(とにかく価格を抑えることを優先する人以外はまず間違いないでしょう)
X(ハイブリッドX)が外れるのは、キーレスエントリーがなかったり、内装装備が心許なかったり、内装カラーがブラックのみの設定だったり、全体的にちょっと寂しいのが理由です。
そのうえでグレード選びのポイントは、以下6つです。
グレードによる価格の違い エントリーモデルは195万円から


まずは新型シエンタのグレードによる価格の違いがこちら↓
ガソリンモデル
- X(2WD・5人乗り)¥1,995,200
- X(2WD・7人乗り)¥2,035,200
- G(2WD・5人乗り)¥2,337,500
- G(2WD・7人乗り)¥2,377,500
- Z(2WD・5人乗り)¥2,646,600
- Z(2WD・7人乗り)¥2,686,600
新型シエンタのガソリンモデルの価格帯は、1,995,200円~2,686,600円。(4WDのラインナップはなし)
同グレードで5人乗りモデルから7人乗りモデルになると価格が+40,000円となります。
ハイブリッドモデル
- ハイブリッドX(2WD・5人乗り)¥2,390,000
- ハイブリッドX(E-Four・5人乗り)¥2,588,000
- ハイブリッドX(2WD・7人乗り)¥2,430,000
- ハイブリッドX(E-Four・7人乗り)¥2,628,000
- ハイブリッドG(2WD・5人乗り)¥2,687,500
- ハイブリッドG(E-Four・5人乗り)¥2,885,500
- ハイブリッドG(2WD・7人乗り)¥2,727,500
- ハイブリッドG(E-Four・7人乗り)¥2,925,500
- ハイブリッドZ(2WD・5人乗り)¥2,996,600
- ハイブリッドZ(E-Four・5人乗り)¥3,194,600
- ハイブリッドZ(2WD・7人乗り)¥3,036,600
- ハイブリッドZ(E-Four・7人乗り)¥3,234,600
新型シエンタのハイブリッドモデルの価格帯は、2,390,000円~3,234,600円。
こちらは全グレードに2WDとE-Four(4WD)のラインナップがあり、同グレードで2WDからE-Fourになると価格が+198,000円となります。



全グレードに5人乗りと7人乗りがあるのは嬉しいね!
その通り。ガソリンモデルに4WDがないのは残念ですが、グレード数を無駄に多くせず、色々なニーズに応えてくれるラインナップは好感度高いですね!
ハイブリッドモデルとガソリンモデルの比較
新型シエンタのハイブリッドモデルとガソリンモデルの価格差は、35~43万円ハイブリッドモデルの方が高くなることが分かりました。(同じグレード同士の比較)



なんだかんだハイブリッドの燃費は魅力的よね~


ハイブリッドのWLTCモードで28.2~28.5km/Lの燃費は半端ないでしょう(笑)※ガソリンモデルは18.3~18.4km/L。
ハイブリッドモデルのWLTCモード燃費 | ガソリンモデルのWLTCモード燃費 |
28.2~28.5km/L | 18.3~18.4km/L |



ハイブリッドのリッター28kmオーバーはヤバいね(笑)
ガソリンモデルとハイブリッドモデルで価格差は35万円(Zの場合)ありますが、エコカー減税で10万円ほど諸費用が安くなるので十分お得感は感じられるはず。
ここはハイブリッドで決まりでしょう!!
グレードによる違い【内装】シート素材や色|Xだと内装カラーはブラックのみ


それでは新型シエンタのグレードによる内装の違いを見ていきましょう!
内装シートは全グレードシート表皮はファブリックですが、種類は2つ。
XとG(ガソリンもハイブリッドも)が通常のファブリックシートに対し、上位モデルのZは(ガソリンもハイブリッドも)、消臭・撥水撥油機能付きのファブリックシートにあります。
内装カラーは、全部で3種類。
- ブラック(全グレードに設定あり)


- カーキ(ZとGに設定あり)


- フロマージュ(Zのみに設定あり)


といった感じで上位グレードになればなるほど、色々なパターンを選べる設定となっています。



エクステリア(外装)カラーにあわせて内装カラーも選べると嬉しいな!



そうなってくるとGとZが魅力的になってくるね!
又、インストルメントパネルやドアアームレスト/フロントインサイドドアハンドル部分はそれぞれ2種類あって、
- インストルメントパネル(ブラック)


- ファブリック巻きドアアームレスト/フロントインサイドドアハンドル(ブラック)


- ファブリック巻きインストルメントパネル


- ファブリック巻きドアアームレスト/フロントインサイドドアハンドル(シルバー塗装)


上記設定になっています。
Zでは、ダッシュボード上がファブリック仕様になっています。



Zのダッシュボード上のファブリック仕様はお洒落だな~!魅力的!
着目点の一つとして、グレードのXだと内装カラーがブラックのみとなる点。
必然的に色で遊びたい人はGかZを選ぶことになってくるでしょう!
グレードによる違い【エクステリア】Zのみ違いあり


それでは次にグレードによるエクステリア(見た目)の違いを見ていきます。ここは凄く分かりやすくて、GとXは同じでZだけ違いがあります。
- まずはホイールの違い


- フロントグリルの違い


- ヘッドランプの違い


- テールランプの違い


Zだけエクステリアデザインの違いはあれど、G/Xでも全体的に全然デザインが落ちるという訳ではない印象。どのグレードでも新型シエンタは可愛くてお洒落ですね(笑)



確かにエクステリアはどのグレードも素敵ww
ホイールに関しては、GとZ(ハイブリッドG/ハイブリッドZ)がオプションで付けられるこちらのアルミホイールがカッコいいかも↓


やはりX(ハイブリッドX)はオプションで設定できるものが少ない印象です!
グレードによる違い【標準装備】満足度の高いGとZ


続きましては、グレードによる標準装備の違いです。
まずはこちらのパワースライドドア部分。
- ワンタッチスイッチ付 助手席側パワースライドドア(挟み込み防止機能付)


- ワンタッチスイッチ付 デュアルパワースライドドア(挟み込み防止機能付)


- ワンタッチスイッチ付ハンズフリー デュアルパワースライドドア(挟み込み防止機能付)





全グレードにワンタッチスイッチが付いていることは好印象だね!
またシフトレバーはハイブリッドZのみエレクトロシフトマチックになっていますが、


ハイブリッドG&ハイブリッドXはストレート式シフトレバー、


そしてガソリンモデルは全グレード10速シーケンシャルシフトマチック付ストレート式シフトレバーとなります。


そしてグレードX(ハイブリッドX)に充電用USB端子(Type-C)2個【シフトサイドポケット前方】が装備されており、


GとZ(ハイブリッドGとハイブリッドZ)には、充電用USB端子(Type-C)1個・通信用USB端子(Type-A)1個【シフトサイドポケット前方】+充電用USB端子(Type-C)2個&スマホポケット2個【運転席シートバック】が装備されています。







GとZのスマホポケットも何気に嬉しいかもしれない!
また新型シエンタの特徴として、グレードのGとZ(ハイブリッドGとハイブリッドZ)に関しては、快適装備系もメーカーオプションにて装備が出来ることになっています。




標準装備されているグレードはないにしてもメーカーオプションで選べるのは嬉しいですし、標準装備にしないことで価格を抑えてくれているのも好印象です!
この時点で総合的に考えてもエントリーグレードのXはおすすめグレードとしては除外されるかもしれませんね。。(もちろんXも割安感は半端ないのでその点ではオススメですがw)
グレードによる違い【安全性能】
そしてグレードによる安全性能性能の違いです。新型シエンタはもちろん全グレードToyota Safety Sense(次世代の予防安全パッケージ)が搭載。


Toyota Safety Senseの細かな部分のグレードによる違いは、
- ハイブリッドZだけレーダークルーズコントロールに停止保持機能があり、ドライバー異常時対応システムがある
- Zだけアダプティブハイビームシステムで、その他のグレードは全てオートマチックハイビーム
- ZとGは前方ドライブレコーダーは標準装備(前後方のドライブレコーダーは全グレードオプション設定)
- ブラインドスポットモニターとパーキングサポートブレーキはXのみオプション設定
- ハイブリッドモデルのみ車両接近通報装置あり
となります。
>>新型シエンタのマイナーチェンジ<<最新情報
グレードによる違いからXがおすすめグレードから外れる
ここまで見てくれば、Xがおすすめグレードから外れてしまう(安くて魅力的ではありますが)ことが分かると思います。
Xがおすすめグレードから外れる主な理由は、
- 両側がパワースライドドアじゃない
- 標準装備が心許ない(オプションで選べるものまで限られる)
- リセールバリューへの期待が薄い
といったところでしょうか!
正直、決して悪くはないのですが、おすすめ!という風には言えないんですよねぇ(笑)


ハイブリッドGとハイブリッドZの価格差は22万円ほど
冒頭から、一定の充実装備を考えるならば新型シエンタはGかZで悩むことになると言ってきました!
改めてハイブリッドGとハイブリッドZの違いをまとめます!
HYBRID G 2WD(7人乗り) | HYBRID Z 2WD(7人乗り) |
2,690,000 | 2,910,000円 |



価格差は22万円か~
ハイブリッドGとハイブリッドZの装備の違い
フロマージュの内装カラーと消臭・撥水撥油機能付きのシート表皮のファブリックはZのみです。


又、Zのみの特徴的な内装としてファブリック巻きインストルメントパネルがあります↓





この内装、超かわいいです!
又、ワンタッチスイッチ付パワースライドドア(挟み込み防止機能付)のハンズフリーデュアルはZのみです。


そして意外にカッコ良くて気に入っちゃうのが、こちらのホイール。樹脂フルキャップ[ダークグレーメタリック×シルバーメタリック塗装]です↓





とりあえず先進の装備が詰まった上位グレード!
リセールバリューも期待できるね!
新型シエンタのグレード別リセールバリューを徹底比較
新型シエンタを購入する際、リセールバリューを気にする方は多いでしょう。特に人気のミニバンは市場価値が安定しやすく、どのグレードを選ぶかによって売却時の価格差が大きく変わります。
このセクションでは、年式や走行距離による影響、GとZの比較、ハイブリッドとガソリンの違い、オプション装備の影響など、シエンタのリセールバリューについて詳しく解説していきます。
ポイント
- 年式・走行距離:5年以内・5万km以下が高価買取の目安
- 人気グレード:Zの方がGよりリセールが高い傾向
- ハイブリッド vs ガソリン:ハイブリッドの方がリセールが安定
- オプション装備:メーカーオプションはリセールにプラス影響
それでは、各ポイントについて詳しく見ていきましょう。
年式や走行距離によるリセールの違い
新型シエンタのリセールバリューは年式と走行距離によって大きく変わります。基本的には「新しい」「走行距離が少ない」ほど高く売れますが、モデルチェンジのタイミングも重要な要素です。
リセールで抑えるべきポイント
- 3年落ち:新車価格の70〜80%程度で売れることが多い
- 5年落ち:50〜60%程度の相場
- 走行距離の目安:年間1万km以内が理想
- モデルチェンジの影響:フルモデルチェンジ後は旧型の価格が下がる
特に、5年以内で5万km未満のシエンタは高値が付きやすい傾向があります。



売るなら5年以内がいいね。走行距離も抑えめにすると高く売れるのね。
GとZのリセールバリュー比較


新型ヴォクシーのグレード「G」と「Z」では、リセールバリューに差が出ます。一般的に、装備が充実しているS-Zの方が人気があり、中古市場でも高く評価される傾向があります。
グレードによるリセールの違い
- Zのリセール率:3年後でも70〜75%を維持しやすい
- Gのリセール率:60〜65%程度
- 人気カラー:ホワイト・ブラックはリセールが高め
- メーカーオプション:装備の充実度が買取価格に影響
購入時に少し高くても、売却時の価格を考えるとZの方がリセールで有利になることが多いです。



ボディカラーはブラック系かホワイト系がいいんだね!
ハイブリッドとガソリン、リセールが高いのは?
新型シエンタのリセールバリューを考える際、ハイブリッドとガソリンのどちらを選ぶかも重要です。一般的にハイブリッド車の方がリセールが高くなる傾向があります。
- ハイブリッドのリセール率:3年後でも70〜80%を維持
- ガソリンのリセール率:60〜70%程度
- 燃費性能:ハイブリッドの方が低燃費で維持費も安い
- 需要の高さ:中古市場でもハイブリッドが人気
特に燃料費の高騰が続く中で、低燃費のハイブリッド車は人気があり、中古市場でも値崩れしにくい傾向にあります。



ハイブリッドの方が高く売れる傾向にあるのね~
オプション装備がリセールに与える影響
シエンタのリセールバリューを高く維持するには、オプション装備の選び方も重要です。特にメーカーオプションは中古市場で評価されやすく、リセール時にプラス査定になることが多いです。
ポイント
- メーカーオプション:ナビやパノラミックビューモニターが人気
- エアロパーツ:モデリスタやGRパーツは好評価
- アルミホイール:純正18インチ以上だとリセールが上がる
特に人気のオプション装備を選んでおくと、売却時の価格が大きく変わる可能性があります。このあたりはディーラーさんと相談してみることをオススメします。
シエンタのリセールを高く保つコツ


新型シエンタをできるだけ高く売るためには、いくつかのポイントを押さえておくことが大切です。適切なタイミングで売却し、日頃のメンテナンスをしっかり行うことで、高額査定を狙えます。
リセールのポイント
- 売却のタイミング:モデルチェンジ前がベスト
- 走行距離:5万km以内で売ると高値がつきやすい
- 車の状態:キズやへこみを修理しておくとプラス査定
- 買取業者の比較:複数の業者で査定して最高額を狙う
こうしたポイントを意識することで、新型シエンタのリセールバリューを最大限に活かすことができます。



走行距離も5万km以内っていうのは覚えておくといいかもね!
結論!新型シエンタのおすすめグレードはハイブリッドZ


結論、新型シエンタのおすすめグレードはハイブリッドZに決定です!
- ハイブリッドの燃費はやっぱり魅力的
- デザイン性ある車種だから内装も選びたい
- Z/Gグレードになるとメーカーオプションが豊富になる
- リセールバリューを考えつつ、乗り出し価格300万円程度で収められそう
やはり予算が許すならば、良い車には良い装備が理想的!
新型シエンタは欧州車のルノーのカングーやシトロエンのベルランゴに近しいお洒落なデザインになっているので、それであれば内装も少しお洒落な雰囲気を楽しみたいじゃないですか!
装備と価格のバランス重視ならおすすめグレードはハイブリッドG
とは言っても、ハイブリッドGでも十分満足のいく装備であることは間違いありません。ぶっちゃけGグレードでも内装面は十分に満足できますからね!


ですから、予算が決まっていたり、価格面を少しでも抑えたい人はGでも良いでしょう!
人気グレードは何!?口コミをチェック!
GoogleやYahoo!で【新型シエンタ おすすめグレード】と検索した結果やツイッター等のSNSの情報、口コミをチェックしてみると、やはりオススメされているのはGやZで人気グレードと言えそうです!
とはいえ、価格を抑えることに特化したXグレードもそれなりの人気があるので、
- 価格をとことん抑えるならX
- バランスの良い売れ選グレードG
- リセールまで期待できるZ
といったところでしょうか!


まとめ おすすめグレード【ハイブリッドZ】
以上、新型シエンタのおすすめグレードをグレードによる違いなどに着目しながらお話ししてきました!


下取り価格100万円だった場合は、新型シエンタのおすすめグレード【ハイブリッド Z】が毎月の支払額39,131円で乗れますね!
- ハイブリッドの燃費はやっぱり魅力的
- デザイン性ある車種だから内装も選びたい
- Z/Gグレードになるとメーカーオプションが豊富になる
- リセールバリューを考えつつ、乗り出し価格300万円程度で収められそう
又、価格と装備のバランスを重視するならハイブリッドGもおすすめということもお話ししましたね!
価格を抑えることを考えるならXグレードに社外品を取り付けるという選択肢もアリですし、ご自身の予算から逆算して、最適なグレード選びをして頂けれと思います!
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