新型フォレスターの購入を検討しているなら、見積もりと乗り出し価格は絶対に知っておきたいポイントです。ガソリンターボとストロングハイブリッドモデルの違いや、オプション選びで総額が大きく変わるため、しっかり把握しておかないと「こんなにかかるの!?」と驚いてしまうかもしれません。
新型フォレスター購入ガイドの⑤番目となるこの記事では、全グレードの見積もり書から、標準グレードが充実している新型フォレスターのその他諸経費部分なども詳しく公開します。さらに、値引き交渉術や下取りの活用法で、総額を抑える方法までご紹介。新型フォレスター購入を成功させるためのポイントをギュッと詰め込んでいますので、ぜひ最後までお読みください。
参考サイト スバル公式HP
新型フォレスターの見積もり方法と総額の目安

まずは、見積もりに必要な項目や選択可能なオプション、税金・諸費用を詳しく解説し、総額の目安をお伝えします。
車両本体価格だけでなく、必要な諸経費やオプション費用を含めた「乗り出し価格」を知ることで、無理のない購入計画を立てましょう。
新型フォレスターの見積もりに必要な項目
新型フォレスターの見積もりを取る際には、以下の項目をチェックする必要があります。特に初めてSUVを購入する方は、見積もりにどのような要素が含まれているかをしっかり確認することが大切です。
- 車両本体価格:フォレスターの基本価格です。
- メーカーオプション:ハンズフリーパワーリヤゲートなど。
- ディーラーオプション:フロアマットやボディコーティングなど。
- 税金・保険料:自動車税、重量税、自賠責保険料。
- 登録諸費用:リサイクル料金や登録手数料。
- 下取り額:今乗っている車がある場合の下取り金額です。
- 値引き額:ディーラーとの交渉次第で総額に影響します。
これらの項目をすべて合計したものが「乗り出し価格」となります。購入後に「こんな費用もかかるの?」と驚かないよう、詳細を確認しておきましょう。

見積もりは複雑そうだけど、必要な項目をしっかり理解すれば安心して購入できるね!
ディーラーオプションとおすすめの選び方
ディーラーオプションは、内装の保護や見た目を良くするために追加するものです。純正オプションは高額になりがちなので、優先順位をつけて選択することがポイントです。
おすすめディーラーオプション
- ベースキット(カーペット/バイザー):99,800円
- フロントグリル:63,600円
今回一つ特別におすすめしたいのは、「SUBARU」表記の樹脂製、ラギッドメタリック塗装のブラックなフロントグリルです。


グレードのX-BREAKを選ぶ方には特にしっくりきそうなカスタム。これはカッコいいでしょう!



これはカッコいい!しかも思ったよりオプション費用も高くないね!
税金・諸費用の内訳
新車を購入する際は、車両本体価格やオプション費用だけでなく、税金や登録諸費用も必要です。これらは必ず支払わなければならないため、しっかり確認しておきましょう。
税金・諸費用の一例
- 自動車重量税:ガソリン車約49000円、ハイブリッド車15000円
- 自賠責保険料:約24000円
- 登録手数料(OSS申請代行費用):約35000円
- 預り法定費用(検査登録法定費用等):約9000円
ハイブリッド車はエコカー減税が適用されるため、重量税や環境性能割が安くなるのが魅力。一方、ガソリン車はこれらの税金が加算されるため、総額が高くなる傾向があります。



税金や諸費用もしっかり確認して、予算オーバーを防がないとね!
新型フォレスターのグレード別見積もり総額
それではこのセクションでは、新型フォレスターのグレードごとの見積もり総額を紹介し、ガソリンターボとストロングハイブリッドモデルの比較も行います。自分に合ったグレード選びの参考にしてください。
スポーツ EX 1.8Lターボの見積もり例【乗り出し価格】
スポーツ EX 1.8Lターボは381万円の車両本体価格からスタートします。この見積もりでは、少しだけ快適性やリセールバリューが上がりそうなオプションを含めた場合の乗り出し価格を見てみましょう。


- 車両本体価格:3,810,000円
- メーカーオプション:なし
- ディーラーオプション:約347,300円(ベースキット、ドライブレコーダー等)
- 税金・諸費用:約453,675円
- 下取り金額:※未定※
- 値引き総額:▲100,000円
- 総額:約3,355,140円
乗り出し価格は4,925,055円で、スバルの点検パックも加入した標準的な装備と税金込みの金額です。



ここからさらに今乗っている車の下取り金額が引かれるイメージってことね!
その通りです。お得に購入するには、今乗っている車の下取り額がとても重要になってきます。下取り額を上げる方法を今すぐ知りたい方はこちらへどうぞ。
X-BREAK S:HEV EX 2.5L e-BOXERの見積もり例【乗り出し価格】
X-BREAK S:HEV EX2.5L e-BOXERは4,070,000円の車両本体価格からスタートします。見積もりには、必要なオプションや税金・登録費用が含まれますが、ディーラーオプションを選びすぎると総額が大きくなりがちです。標準的かつリセールバリューを上げれるようなオプションを選択した場合の乗り出し価格を見てみましょう。


- 車両本体価格:4,070,000円
- メーカーオプション:なし
- ディーラーオプション:約410,900円(ベースキット、ドライブレコーダー、フロンドグリル等)
- 税金・諸費用:約366,175円
- 下取り金額:※未定※
- 値引き総額:▲100,000円
- 総額:約5,193,515円
乗り出し価格は5,193,515円で、今回はX-BREAKということでブラックなフロントグリルをディーラーオプションで装備した税金込みの金額です。



乗り出し価格で500万円は超えてくるか~。そう考えると下取り額ってマジで大事だね!
その通りです。お得に購入するには、今乗っている車の下取り額はとても重要です。下取り額を上げる方法を今すぐ知りたい方はこちらへどうぞ。
プレミアム S:HEV EX 2.5L e-BOXERの見積もり例【乗り出し価格】
プレミアム S:HEV EX 2.5L e-BOXERは車両本体価格4,180,000円からスタートし、エコカー減税の適用で税金が軽減されます。オプションや諸費用を追加した乗り出し価格を確認しましょう。


- 車両本体価格:4,180,000円
- メーカーオプション:なし
- ディーラーオプション:約347,300円(ベースキット、ドライブレコーダー等)
- 税金・諸費用:約366,675円
- 下取り金額:※未定※
- 値引き総額:▲100,000円
- 総額:5,245,055円
乗り出し価格は5,245,055円です。燃費性能や静粛性に優れたハイブリッドシステムは、長距離移動を快適にし、維持費を抑える効果もありますね!


新型フォレスターの見積もりで値引き交渉を成功させる方法
新型フォレスターの購入時、値引き交渉をうまく進めることで総額を大きく抑えることができます。しかし、人気モデルであるため、適切な交渉術を使わなければ十分な値引きが引き出せないことも。
このセクションでは競合車種を使った方法や、ディーラー競合を活用した成功ポイントを紹介します。実際の成功体験も踏まえて、値引き交渉のコツを解説していきます。
ポイント
- 競合車種を使うと値引き幅が増えやすい
- 同車種でも別ディーラーを活用して競合可能
- オプション選択と値引き交渉の組み合わせが効果的
競合車種を使った効果的な値引き交渉術
値引き交渉で最も効果的な方法は、同じクラスの競合車種を提示してディーラーにプレッシャーをかけることです。フォレスターと競合しやすい車種には、トヨタ「RAV4」「ハリアー」、日産「エクストレイル」、三菱「アウトランダーPHEV」などがあります。特にRAV4など人気のある車種を引き合いに出すと、より効果的です。
- RAV4:フォレスターと同じくアウトドア志向が強め。
- エクストレイル:最新機能装備でミドルサイズの人気SUV。
- アウトランダーPHEV:プラグインハイブリッドの人気SUV。
競合車種の見積もりを提示することで、「他社の条件が良いため再検討する」と伝えると、ディーラー側は値引き対応せざるを得なくなります。ただし、単なる脅しではなく、実際に見積もりを取っておくことで信頼感が生まれます。



RAV4やエクストレイルと競合させると、意外と値引きが引き出せるかもしれないよ!
同じ車種でディーラー競合をさせる方法
フォレスターは今スバルの超人気車種のため、近隣店舗のディーラー同士を競わせる方法も効果的。それぞれの店舗で見積もりを取得し、それを比較して交渉する方法が有効です。
ポイント
- 近隣のスバルディーラーを複数利用:近隣の店舗で見積もりを取る。
- 見積もり比較を提示:「他店舗でこの条件を提示されました」と伝える。
- オプション追加も交渉材料に:「このオプション込みで〇万円なら契約します」と明確に伝える。
都市部であれば複数の店舗が存在するため、競合交渉がしやすいです。しかし、地方では店舗数が限られる場合があるため、隣県まで範囲を広げて交渉するのも一つの手です。



ディーラーさん同士を競わせることで、大きな値引きが狙えるね!
値引き幅を広げるためのポイント3選
より大きな値引きを得るためには、交渉時にいくつかのポイントを押さえる必要があります。以下の3つのポイントを意識することで、交渉を有利に進められます。
ポイント
- 決算期を狙う:3月・9月はディーラーの売上目標達成のため値引き幅が大きくなる。
- 下取り車の査定額を比較:ネット査定を活用し、ディーラー査定と比較する。
- オプション込みでの交渉:高額なオプションを値引き対象にするよう依頼する。
特に「下取り車の査定額を比較する」ことは非常に効果的です。詳しくは次のセクションでお伝えしますが、複数の査定業者に見積もりを依頼し、より高額な査定額を提示することでディーラー側の対応が変わります。オンライン査定サービスを利用すると短時間で比較ができるため、効率的です。



ネット査定を使って下取り価格を把握しておくと、交渉で大きな武器になるんだね!
下取りを活用して見積もり総額を抑える方法
新型フォレスターの購入時、値引き交渉をうまく進めることと同等、いやそれ以上に大切なことが今乗っている車の下取り価格をあげることです。下取り価格を上げることで月々の支払総額はグンっと下げることが可能になります。



値引き同様、下取りもディーラーで交渉すればいいの?
下取り価格を最大化するためのポイントは査定サイトの活用
値引きはディーラーと交渉するものですが、下取りは複数の査定業者に査定を依頼し、より高額な査定額を提示することでディーラー側の対応も変わってきます。
また複数の査定額を知ることで、ディーラーで提示される下取り価格が適正な金額なのかを、正確に判断できる材料になることもメリットです。



確かにディーラーで提示された下取り価格が適正かどうかの判断なんて普通出来ないわね。。
実際に筆者が経験した体験談でも、ディーラーで提示された買取相場価格が51.5万円だったのに、


結果的に下取りはこちらの



そうか!下取りに関してはディラーでも一括査定でも、どっちを利用してもいいもんね!
>>MOTA車買取で実際に車売ってみました!驚きの結果です・・・
MOTAの良いところは、査定申し込み後の営業電話のラッシュもなく、翌日18時頃にメールで査定結果の通知がきて、その中の査定額上位3店舗から電話があるだけです。しつこい勧誘なども一切なかったのは好印象でした。とてもおすすめです。



とりあえず下取り相場価格を知ることが大切よね!
ちなみに


申し込み後に複数社から電話がかかってきますが、6ケ月先の相場価格まで教えてくれるのは有難いですね。
一括査定サービスの選び方としては、
このように考えておくといいでしょう。
ディーラーで提示される下取り価格が適正な金額なのかを把握するためにも、必ず複数の査定額を知っておくことをおすすめします。
廃車買取業者を活用する場合のポイント
もし下取りする車が事故車や走行不能の車の場合でも、廃車買取業者を活用することで費用を抑えられる場合があります。ディーラーでは査定額がつかないような車でも、廃車買い取り専門業者では思わぬ高額で買い取られることもあるのです。
ポイント
- 車両状態を正確に把握:事故歴や走行不能の理由を伝える。
- 複数業者に見積もり依頼:比較することで高値を見つけやすい。
- 還付金を確認:自動車税や重量税の還付を受けられる場合がある。
- 引き取り費用を確認:業者によっては無料引き取りサービスがある。
- 書類手続きの代行:廃車手続きも無料代行してくれる業者を選ぶ。
廃車買取業者は、車のパーツとして価値がある部品を再利用するため、ディーラーよりも高額での買取が期待できることがあります。また、手続きもスムーズに行える業者を選ぶことで、余計な負担を減らせます。



廃車でも買い取ってもらえるなんて知らなかった!引き取り費用も無料なら安心だね!
新型フォレスターのおすすめオプション見積もり例
新型フォレスターは、全グレードでナビやETCが標準装備されているため、追加のオプション費用は他のメーカーの車種と比べると抑えられる傾向にあります。しかし、だからこそリセールが期待できたり自分好みにするオプションを選ぶチャンスでもあるのです。このセクションでは、人気のオプションを追加した場合の見積もり価格例を紹介します。
【ディーラーオプション】ブラックのフロントグリル ディーラーオプション追加例
ブラックのフロントグリルは、フォレスターの存在感を増すのに大きく貢献するおすすめのオプションです。特にアクティブユーザーにとっては魅力的なオプションとなるでしょう。




- フロントグリル 63,600円
嬉しいのはボディサイドプロテクターなどと一緒になったセットではなく、このフロントグリルだけ選べことですね。



スバルのロゴじゃなくてレターデザインになるのもカッコいいね!
ボディコーティングの追加でかかる費用と効果
新車購入時の人気オプションとして「ボディコーティング」があります。塗装の保護効果を高め、汚れや水垢がつきにくくなるため、車を綺麗に保ちやすくなります。しかし、ディーラーオプションの中では高額なため、施工費用と効果をしっかり確認することが重要です。
ポイント
- ディーラー施工費用:約10〜20万円。
- 専門業者施工費用:約5〜15万円(内容による)。
- 効果:光沢が長持ちし、汚れが落ちやすくなる。
- メンテナンス頻度:1〜2年ごとに簡単な再施工が必要。
ディーラーでの施工は高額ですが、保証や手間を考えると安心です。一方、専門業者に依頼することで費用を抑えることも可能(内容によっては高くなることもあり)です。施工後はこまめに洗車を行うことで、光沢を長期間維持することができます。



ボディコーティングをするだけで、洗車の手間が減ってピカピカを保てるんだね!
見積もり前に確認すべき新型フォレスターの納期情報
実際に見積もりも整って、いざ購入!となっても、新型フォレスターは人気の高いモデルであるため、納期が長くなる傾向があります。特にフルモデルチェンジ直後や人気オプションを追加した場合、納車までに1年以上かかるケースもあるでしょう。
ポイント
- 最新の納期情報を確認して見積もりスケジュールを組む
- 人気オプションを選ぶ際は納期に余裕を持つ
- 早期納車のために柔軟な選択を検討
購入前に最新の納期情報を確認し、計画的に手続きを進めることが大切です。次の記事では、2025年時点の納期情報と希望納期を早めるための方法をご紹介しています。
2025年時点の納期目安と今後の予測
2025年時点では、新型フォレスターの納期は平均で**12ヶ月〜**とされています。特に人気グレードは需要が高く、納期が長引く傾向があります。加えて、半導体不足の影響が続いているため、注文から納車までに時間がかかる状況が続いています。


今後の状況次第では納期が短縮される可能性がありますが、新型フォレスターの人気が衰える兆しはなく、特に春・夏の商談時期はオーダーが集中しやすいでしょう。



場合によってはちょっと時間を置いてから新古車を検討した方がお得になる場合もあるよね!
希望納期に近づける方法と注意点
新型フォレスターの納期を早めるためには、いくつかの方法があります。選択するグレードやオプションによっては、納期が大きく変わることがありますので、希望納期に近づけるためのポイントを押さえておきましょう。
ポイント
- ディーラーの在庫車を確認:キャンセル車や展示車がある場合は即納が可能な場合も。
- オプションの選択を見直す:標準仕様に近い車両の方が納期が短い。
- 複数のディーラーで比較:別店舗で早い納期の提案があることも。
- 早期注文を心がける:特に決算時期はオーダーが集中しやすい。
- 柔軟なグレード選び:特定のグレードにこだわりすぎず検討する。
展示車やキャンセル車を狙うことで、数ヶ月以内の納車が可能なケースもあります。また、オプション装備を必要最低限にすることで、早期に製造スケジュールに乗せやすくなります。しかし、急ぎすぎると本来欲しかった装備がない車を選んでしまうこともあるため、注意が必要です。



ディーラーに相談して、在庫車を狙うと早く手に入る可能性があるんだね!
【まとめ】新型フォレスターの見積もり総額の目安とポイント


新型フォレスターの見積もりを行う際は、車両本体価格だけでなく、オプション費用や税金、諸費用を含めた「乗り出し価格」を確認することが大切です。また、納期の長期化も視野に入れた計画が必要です。本記事で紹介した見積もり例や値引き、下取り交渉のポイントを参考にし、自分に合ったプランを検討してください。
まとめ
- 車両本体価格にオプション費用を加えた総額を確認する。
- 税金や登録諸費用を見積もりに反映させる。
- 値引き交渉を行い、最適な価格を引き出す。
- 下取り車の査定額を比較して、総支払額を抑える。
- 納期情報を確認し、計画的に購入する。
各グレードの乗り出し価格の目安は以下にまとめておきます。オプションや下取りを活用して予算内に収めつつ、自分にとって最適な仕様を選択しましょう。
乗り出し価格目安(下取り反映前)
- スポーツ EX 1.8Lターボ 4,925,055円
- X-BREAK S:HEV EX 2.5L e-BOXER 5,193,515円
- プレミアム S:HEV EX 2.5L e-BOXER 5,245,055円
※上記金額は実際の新型フォレスターの値引き額10万円を差し引いた乗り出し価格となっています。
最後に、納期が長期化する場合もあるため、早めの見積もりと相談が大切です。ディーラーとの交渉や相談を重ねて、納得のいく購入を目指しましょう。



しっかり見積もりと交渉を重ねれば、納得の価格で理想の新型フォレスターが手に入るはずだよ!
次の記事


コメント