ランドクルーザー250のボディカラーとは、2026年4月の一部改良後に設定されている、現行VX専用の4色構成を指します。
選べるのはプラチナホワイトパールマイカ〈089〉、ニュートラルブラック〈229〉、アバンギャルドブロンズメタリック〈4V8〉、サンド〈5C8〉の4色。有償なのは白の33,000円だけです。中古車ポータル2社で流通台数を実測したところ、その唯一の有償色が最も多いという結果になりました。
この記事のポイント
- 現行VXは4色のみ
- 有償色は白の33,000円だけ
- 中古でも白が最多だった
- 青は2社とも9台という希少色
- 色別の残価データは存在しない
公開日:2026年10月8日 / 最終更新日:2026年10月8日
ランドクルーザー250のボディカラーは全4色|有償は白だけ

2026年10月8日時点で新車注文できるのはガソリンVXの1グレードのみで、選べるボディカラーも4色に固定されています。うち有償のメーカーオプションは白の1色だけ。発売時と比べて構成が変わっているため、古い情報を参照すると選べない色を検討してしまいます。
4色の一覧|カラーコードと価格
トヨタ公式の内外配色一覧表(2026年4月版)に記載されている構成は次のとおりです。
| 色名 | カラーコード | 扱い | 価格(税込) |
|---|---|---|---|
| プラチナホワイトパールマイカ | 〈089〉 | メーカーオプション | 33,000円 |
| ニュートラルブラック | 〈229〉 | 標準設定 | 0円 |
| アバンギャルドブロンズメタリック | 〈4V8〉 | 標準設定 | 0円 |
| サンド | 〈5C8〉 | 標準設定 | 0円 |
表のとおり、お金がかかるのはプラチナホワイトパールマイカだけで、残り3色は追加費用ゼロです。内装色はブラック1択なので、外装色を決めれば見た目の選択は完了します。
唯一の有償色は33,000円|公式カタログに明記されている
白の価格については、公式カタログPDF(2026年4月版)にも「ボディカラーのプラチナホワイトパールマイカ〈089〉<33,000円>はメーカーオプション。内装色はブラック。」と明記されています。
なお正規販売店のブログの一部にはニュートラルブラック〈229〉をメーカーオプションと記載しているものがありますが、公式の内外配色一覧表では229は標準設定側に置かれています。有償色を2つと勘違いすると、見積もりが合わなくなるので注意してください。
カラーバリエーションの変遷|ブラック〈202〉は廃止
2024年4月の発売時、250のカラーバリエーションはモノトーン5色とツートーン1色の計6色でした。それが2026年4月の一部改良で組み替えられています。
- ニュートラルブラック〈229〉を新設定
- ブラック〈202〉を廃止(入れ替え)
- サンド〈5C8〉をVXに設定
- スモーキーブルー等はディーゼル側にのみ存在
重要なのは最後の項目です。スモーキーブルー、スーパーホワイトII、サンド×ライトグレーのツートーンは、いずれもディーゼル専用グレード側にしか設定がありませんでした。ディーゼルが受注停止中の今、これらは事実上選べません。「ランクル250のボディカラーは6色」と書かれた記事を読んでも、現行で選べるのは4色だけです。

色の情報こそ、年式と改良時期の確認が要ります
人気色はどれ?中古1,977台の色構成を2社で実測

「人気色はどれか」を語る記事は多いものの、根拠を示しているものはほとんどありません。そこで中古車ポータル2社のカラー絞り込み機能を使い、2026年10月8日に実際の流通台数を数えました。母数は合わせて1,977台。方法と結果を全て公開します。9月8日にも同じ方法で測っているため、1か月の変化も追える形です。
カーセンサー実測|母数1,001台、色が登録された654台の内訳
カーセンサーのランドクルーザー250掲載は1,001台(2026年10月8日時点)。色系統ごとの絞り込みで台数を取得した結果が次のとおりです。
| 色系統 | 台数 | 色登録車内の構成比 |
|---|---|---|
| ホワイト(白) | 333台 | 50.9% |
| ブラック(黒) | 166台 | 25.4% |
| ブラウン(茶) | 83台 | 12.7% |
| グレー(灰) | 43台 | 6.6% |
| シルバー(銀) | 20台 | 3.1% |
| ブルー(青) | 9台 | 1.4% |
| ベージュ・レッド・グリーン等 | 0台 | 0% |
色が付いた個体の合計は654台。掲載1,001台のうち上記6系統に入るのは654台で、残りは色未設定でした。この点は正直に書いておきましょう。構成比はこの654台を母数として算出しています。なおカーセンサーには「パール」の絞り込みもあり647台と出ましたが、白系と重複して数えられるため表から外しました。
グーネット実測|母数976台の内訳
同じ日にグーネットでも計測しました。掲載は976台です。
| 色系統 | 台数 | 構成比 |
|---|---|---|
| ホワイト系 | 681台 | 69.8% |
| ブラック系 | 159台 | 16.3% |
| グレー系 | 59台 | 6.0% |
| ブラウン系 | 38台 | 3.9% |
| ベージュ系 | 25台 | 2.6% |
| ゴールド・シルバー系 | 22台 | 2.3% |
| ブルー系 | 9台 | 0.9% |
なお合計は993台となり、掲載台数976台をわずかに上回ります。ツートーンなど複数系統に計上される個体があるためでしょう。数字が合わない点も含めて開示しておきます。
2社で一致したこと、食い違ったこと
ここが最も重要な部分です。2つの実測結果を突き合わせると、信頼できる結論とそうでないものがはっきり分かれました。
- 一致:白が1位・黒が2位
- 一致:青は両社とも9台
- 不一致:3位と白の構成比
1位・2位の順位は2社で一致しました。とくにブルー系は9月8日の測定で両社とも8台、10月8日は両社とも9台と、2回続けてぴったり一致しています。一方で3位はカーセンサーが茶、グーネットが灰と分かれ、白の構成比も50.9%と69.8%で約19ポイントずれました。ポータルごとに色系統の分類粒度と登録率が違うためです。なお当サイトの9月版では「順位は完全に一致」と書きましたが、3位は当時も一致していなかったため訂正します。
ここから導ける教訓があります。「人気色1位は白で◯%」と1サイトの構成比だけで断定している記事は、その数字を鵜呑みにできません。順位は信頼できても、割合は測り方で大きく動くのです。

2社で測ると、どこまで信じていいかが分かります
色別のリセールデータは「存在しない」

「白はリセールが良い」といった話は定番ですが、ランドクルーザー250について色別の残価率データを探した結果、どこにも存在しませんでした。この事実を隠さずに書いたうえで、代わりに使える指標を提示します。
主要ポータルを横断しても色別残価率は見つからない
調査の結果を正直に報告します。MOTA、ガリバー、カーセンサー、グーネット、価格.comを横断して確認しましたが、250の色別残価率や色別の査定差を示すデータは、どこにも公開されていませんでした。
グレード別のリセール率であればMOTA車買取の査定実績データが存在し、VXガソリンで109.2%といった数字が公開されています。ところが色別の内訳までは公開されていないのです。したがって本記事では「この色は残価率◯%」という数字を書きません。存在しないデータを推測で埋めることは、読者の損失に直結します。

無いものを「無い」と書くのも、記事の仕事です
代わりに流通量で読む|白が多いという事実の意味
色別残価率がないなら、流通量から間接的に読むしかありません。ここで実測データが効いてきます。250で唯一の有償色である白が、中古市場で最も多いという結果は示唆的です。
無料の標準色が3色もあるのに、多くの人が33,000円を払って白を選んでいる。しかも白の台数は1か月でカーセンサー269台→333台、グーネット581台→681台と、全体の増加に合わせて最も大きく増えました。需要が厚い色は、売るときに買い手が見つかりやすい——残価率という直接データがない以上、この程度の推論にとどめておくのが誠実でしょう。実際にどのくらいの査定額が出るのかは、MOTA買取りを利用したガチのレビューで具体的な金額を公開しています。

青・スモーキーブルーは全国9台|希少性が数字で出た
実測でもうひとつ分かったことがあります。ブルー系が両社とも9台しかないという事実です。これはZX専用として発売時のみ設定されていたスモーキーブルーが該当すると考えられます。
全国の流通在庫で9台ということは、探して見つかる可能性が極めて低いということ。しかもディーゼル受注停止により、新車では選べません。希少色として価値を持つ可能性はありますが、色別の査定データが存在しない以上、それが金額に反映されるかどうかは分からないというのが正確な結論です。
黒・白・サンド、実用面で選ぶならどれ?

残価データがない以上、色は実用と好みで選ぶのが合理的です。汚れの目立ちにくさ、内装との相性、そして新色2色の評判。判断材料を整理します。
新色2色の評判|ただし販売店1社の談という限界つき
2026年4月に追加されたニュートラルブラックとサンドについて、くるまのニュースの取材に首都圏のトヨタディーラーが「今回、新色として新たに追加されたニュートラルブラックとサンドの人気が高いです。」と答えた例があります。
ただしこれは販売店1社の談であり、人気色ランキングとして扱える性質のものではありません。実際、中古流通の実測では白が最多という結果でした。新色は市場に出回り始めたばかりなので、中古データと販売店の実感がずれるのは自然でしょう。どちらも参考程度に見るのが妥当です。

販売店の実感と中古データは、ずれて当然です
内装はブラック1択|どの色を選んでも中は同じ

色選びで悩まなくていい点もあります。トヨタ公式のニュースリリースで紹介された改良後のVXは、内装色がブラックのみ。外装色と内装色の組み合わせを考える必要がありません。
実用面で言えば、サンド〈5C8〉やアバンギャルドブロンズメタリック〈4V8〉は砂埃や小傷が目立ちにくく、アウトドア用途との相性が良いと考えられます。逆に黒系は洗車の頻度が上がるでしょう。内装詳細は新型ランドクルーザー250の内装【2026年改良後】本革VXの質感と3列目・荷室171Lの現実で扱っています。

色名は必ずカラーコードで確認する
最後に実務的な注意点を。250の色を紹介する記事のなかには、公式の色名に存在しない通称で書かれているものがあります。中古車の個体紹介でも、正式名称とは異なる呼び方が使われることがあるのです。
対策は簡単で、カラーコード(089・229・4V8・5C8)で照合すること。見積書や中古車の物件情報でコードを確認すれば、色の取り違えは起きません。オプション価格の確認方法は新型ランドクルーザー250の乗り出し価格【2026年最新】VX 577万円の見積もり総額とオプション必要度マップ、グレード全体の考え方は新型ランドクルーザー250のグレード比較【2026年最新】VX・ZX・GXの違いと、選べるのはVX 1択という現実もあわせてどうぞ。



色はコードで確認。これだけで事故が防げます
よくある質問
- ランクル250のボディカラーは何色ありますか?
-
現行のガソリンVXでは4色です。プラチナホワイトパールマイカ〈089〉、ニュートラルブラック〈229〉、アバンギャルドブロンズメタリック〈4V8〉、サンド〈5C8〉。このうち有償のメーカーオプションは白の33,000円だけです。
- 一番人気の色はどれですか?
-
中古流通量ではプラチナホワイトパールマイカを含む白系が最多でした。2026年10月8日時点でカーセンサーが333台、グーネットが681台と、2社とも白系が1位、黒系が2位という順位で一致しています。ただし構成比は、ポータルによって大きく異なりました。
- リセールに強い色はどれですか?
-
色別の残価率データは公開されていません。MOTA・ガリバー・カーセンサー・グーネット・価格.comを横断しても250の色別データは存在しないため、本記事では数字を示していないのです。流通量から間接的に読むしかないというのが実情。
- ブラック〈202〉はもう選べませんか?
-
選べません。2026年4月の一部改良でニュートラルブラック〈229〉が新設定され、ブラック〈202〉は廃止されました。中古車で見かける〈202〉は改良前の個体ということになります。
- スモーキーブルーは買えますか?
-
新車では選べません。ZX専用として発売時のみ設定されていた色で、ディーゼルが受注停止中の現在は選べない状態です。中古市場でもカーセンサー・グーネットとも9台のみ(2026年10月8日時点)という希少な状況でした。
- 白は本当に33,000円かかりますか?
-
はい、必要です。トヨタ公式カタログPDFに「プラチナホワイトパールマイカ〈089〉<33,000円>はメーカーオプション」と明記されています。他の3色は標準設定で追加費用はありません。
- 内装色は選べますか?
-
選べません。現行VXの内装色はブラックのみで、インパネ加飾はダークグレー、加飾はシルバー塗装に固定されています。どの外装色を選んでも室内の仕様は同じです。
- 汚れが目立ちにくい色はどれですか?
-
サンド〈5C8〉やアバンギャルドブロンズメタリック〈4V8〉が有利と考えられます。砂埃や小傷が目立ちにくく、アウトドア用途との相性が良い系統です。黒系は洗車頻度が上がる傾向にあります。
- ツートンカラーは選べますか?
-
現行のガソリンVXでは選べません。発売時に設定されていたサンド×ライトグレーのツートーンはディーゼル側のみの設定で、ディーゼルが受注停止中の今は新車で注文できない状態です。
まとめ

250の色選びは、選択肢が4つしかないぶん単純です。ただし「人気色」「リセールに強い色」という話には、根拠のあるものとないものが混在しています。
- 有償色は白の33,000円だけ
- 白が最多という順位は2社一致
- 色別残価率はどこにもない
読む前は「どの色が人気でリセールに強いか」を知りたかったはずです。読み終えた今は、順位は信頼できても構成比は測り方で動くこと、そして色別の残価データがそもそも存在しないことまで分かった状態でしょう。次の一歩として、見積書や中古車の物件情報でカラーコード(089・229・4V8・5C8)を確認する習慣をつけてください。通称で書かれた色名に惑わされなくなります。


参考URL一覧
- トヨタ公式・ランドクルーザー”250″ 内外配色一覧表(2026年4月版):https://toyota.jp/pages/contents/landcruiser250/001_p_001/pdf/landcruiser250_spec_202604.pdf
- トヨタ公式・ランドクルーザー”250″ カタログPDF(2026年4月版):https://toyota.jp/pages/contents/request/webcatalog/landcruiser250/landcruiser250_main_202604.pdf
- トヨタ公式ニュースルーム・ランドクルーザー”250″シリーズのガソリン車を一部改良:https://global.toyota/jp/newsroom/toyota/44144724.html
- カーセンサー・ランドクルーザー250の中古車:https://www.carsensor.net/usedcar/bTO/s269/index.html
- グーネット・ランドクルーザー250の中古車:https://www.goo-net.com/usedcar/brand-TOYOTA/car-LAND_CRUISER_250/
- MOTA・ランクル250のリセール率はグレード別でどう違うか:https://autoc-one.jp/knowhow/5041697
- くるまのニュース・一部改良の内容と販売店取材(新色の人気):https://carview.yahoo.co.jp/news/detail/81041f7a79efdea9d99f893b31d27254103124e5





