新型ランドクルーザーFJの欠点とは、口コミの低評価と公式諸元から確認できる「買ってから気づきやすい弱点」のことで、筆頭は実燃費6.85km/L(83件平均)の燃費です。
2026年10月10日時点の不満TOP5は、燃費・積載性(車中泊)・走行性能・乗り心地・装備の細部。燃費の評価は投稿が22件から34件に増える間に2.9から2.5へ下がり、弱点として定着しつつあります。どれも事前に数字で知っていれば、後悔は避けられる種類のものです。
この記事のポイント
- 不満1位は燃費(評価2.5)
- 燃料代の差は年約52,800円
- 荷室長1,480mmで寝にくい
- 車重1,960kgに163PS
公開日:2026年10月10日 / 最終更新日:2026年10月12日
新型ランドクルーザーFJの欠点TOP5は燃費・積載・走り・乗り心地・装備の細部

新型ランドクルーザーFJの欠点は、carview!の項目別評価で低い順に燃費(2.5)・走行性能(3.5)・積載性(3.6)・乗り心地(3.8)で、これに公式諸元から分かる装備の細かい不足を加えたものがTOP5です。読み終えたとき、あなたは5つの欠点のうち「自分にとって致命的なもの」と「許容できるもの」を分けられるようになっています。
不満TOP5の一覧と、根拠にしたデータ
| 順位 | 不満 | 口コミの数字 | 公式諸元・実測の裏付け |
|---|---|---|---|
| 1 | 燃費 | carview! 2.5/価格.com 1.00 | 実燃費6.85km/L(83件) |
| 2 | 走行性能 | carview! 3.5 | 163PS・車両重量1,960kg |
| 3 | 積載性・車中泊 | carview! 3.6 | 荷室長最大1,480mm |
| 4 | 乗り心地 | carview! 3.8 | ラダーフレーム・リヤリジッド |
| 5 | 装備の細部 | (項目なし) | 停止保持なし・100V記載なし等 |
口コミの数字はcarview!のユーザーレビュー(2026年10月10日・34件)と価格.comのレビュー(2件)から取りました。口コミの低評価と、公式の数字が同じ方向を指している項目だけをTOP5に入れています。母集団が36件に満たない初期データなので、割合ではなく順位で示しました。
1か月で悪化したのは燃費と走行性能だった
2026年9月8日(22件)と10月10日(34件)のcarview!を比べると、燃費は2.9→2.5、走行性能は3.7→3.5と下がりました。積載性3.6と乗り心地3.8は変わっていません。
投稿が増えるほど下がる項目は、使い込んだ人ほど不満を感じている項目だと読めます。燃費とパワーは「乗ってから効いてくる」欠点、積載と乗り心地は「試乗で分かる」欠点、と性格が分かれているのが特徴です。
それでも総合4.4、後悔の正体は期待値のズレ?
欠点がはっきりしているのに、総合評価は4.4と高いまま。デザインが4.6、価格が4.0と強い項目が支えているからです。つまり欠点を承知で買った人は満足し、知らずに買った人が後悔する構図だと当サイトは見ています。
「ランクルミニ」という愛称や4,500,100円という価格から、乗用SUVの延長を想像すると期待がずれる。本格四駆の素性を持った5人乗りのガソリン車として見れば、5つの欠点はどれも構造から説明がつくものです。

欠点を知って買う人は満足し、知らずに買う人が後悔します
欠点1:燃費、カタログとの差は年間約52,800円

新型ランドクルーザーFJの燃費は、カタログ(WLTC)8.7km/Lに対して実燃費の記録は83件平均6.85km/Lで、達成率は約78.7%です。年間10,000km走ると、燃料代の差は約52,800円。5年なら約26万円になります。
実燃費6.85km/L、達成率は約78.7%
みんカラの燃費記録は2026年10月10日時点で83件・平均6.85km/L(レギュラー)でした。公式の主要諸元表のWLTCモードは8.7km/L(市街地モード6.8km/L・郊外モード8.8km/L・高速道路モード9.9km/L)。
注目したいのは、実燃費6.85km/Lが市街地モードの6.8km/Lとほぼ同じ水準だという点です。街乗り中心なら、カタログの総合値より市街地モードを基準に考えるほうが現実に近いと言えます。
満タンで何km走れる?約548kmのはずが約432km
燃料タンクは63L。カタログ燃費なら63×8.7=約548km、実燃費なら63×6.85=約432kmで、差は約116kmです(当サイト算出)。ロングドライブやキャンプで給油所の少ない地域へ行く人は、この差を計画に入れておく必要があります。
燃料代は、年間10,000km・レギュラー170.2円/L(資源エネルギー庁の2026年10月5日調査。グーネットの2026年10月7日の記事で確認)で、カタログなら約195,600円、実燃費なら約248,500円。予算は最初から実燃費の約248,500円で組むのが後悔しない方法です。燃費の詳しい検証は新型ランドクルーザーFJの燃費|カタログ8.7km/Lと実燃費の乖離を検証にあります。

車重1,960kgに163PS、パワーウェイトレシオで見ると
燃費と走行性能の不満は、同じ根っこを持っています。車両重量1,960kgに対して最高出力は120kW(163PS)で、1PSあたり約12.0kgを受け持つ計算です(当サイト算出)。エンジンは2TR-FE・2.693Lの自然吸気で、トランスミッションは6 Super ECT。
重い車体を自然吸気の2.7Lで動かせば、燃費も加速も余裕は出にくい。走行性能の評価が3.7から3.5へ下がったのも、この数字と整合します。高速の合流や登坂は、試乗で必ず確かめたいポイントです。

実燃費が市街地モードとほぼ同じ。これは覚えておきたい数字です
欠点2〜4:荷室・ボディ幅・乗り心地、試乗で分かる落とし穴

荷室長は最大1,480mmで、大人の車中泊には長さが足りません。全幅は1,855mmあり、「ランクルミニ」という愛称ほど小さくはない。乗り心地はラダーフレームとリヤのリジッドサスペンションの素性がそのまま出ます。この3つは、展示車と試乗で事前に確かめられる欠点です。
荷室長1,480mm、車中泊を夢見ると後悔する
公式メインカタログによると、荷室長はリヤシート使用時735mm、前倒し時でも最大1,480mmです。荷室高は1,030mm、幅は1,135mm。高さはあっても長さが短い荷室だと分かります。
身長170cmの人が横になるには約22cm足りない計算です(当サイト算出)。車中泊が購入目的なら、この1点だけで候補から外れる可能性がある。寸法の詳しい検証は新型ランドクルーザーFJの内装|5人乗りの室内と車中泊の現実を寸法で検証で行っています。

全幅1,855mmとタイヤサイズ265/60R18が日常に与える負担
全長4,575mmで最小回転半径5.5mと取り回しは良好ですが、全幅は1,855mm。機械式駐車場や狭い月極駐車場では、幅の制限に引っかかることがあります。全高も1,960mm(ルーフレール上端まで)なので、立体駐車場の高さ制限も要確認です。
- 全幅1,855mm:幅制限1,850mmの駐車場は不可
- 全高1,960mm:高さ制限に注意
- タイヤ265/60R18:交換費用が高めのサイズ
タイヤは265/60R18と大径・幅広で、交換時の負担は軽くありません。純正の合金鋼チェーンは26,400円ですが、公式アクセサリーズ&カスタマイズカタログ(2026年8月発行)には「特に冬用タイヤ」によっては装着できない場合があると注記されています。冬タイヤを含めたタイヤ代は、購入前に予算化しておくべき項目です。具体的な積み方は新型ランドクルーザーFJの維持費|税金とタイヤ代まで実額で積むにまとめました。

乗り心地3.8、ラダーフレームの素性をどう受け止めるか
サスペンションはフロントがダブルウィッシュボーン式独立懸架、リヤがラテラルロッド付き4リンクリジット式です。悪路での接地性を優先した構成で、舗装路の段差では乗用SUVより揺れを感じやすくなります。
乗り心地の評価3.8は「悪い」ではなく「硬め」の位置づけでしょう。後席に乗る家族の感想まで聞いて判断するのがおすすめです。運転席より後席のほうが揺れを感じやすいので、試乗では一度後ろに座ってみてください。

試乗は運転席だけでなく、後席にも座ってこそ意味があります
欠点5:買ってから気づく?カタログに書いてある細かい不足

口コミの項目にはないものの、公式の主要装備一覧表を読むと分かる不足があります。レーダークルーズコントロールに停止保持機能がないこと、100Vコンセントの記載がないこと、助手席が手動調整であること、そしてエコカー減税の対象外で重量税が49,200円かかることです。
渋滞で止まったら?レーダークルーズに停止保持なし
レーダークルーズコントロールは全車速追従機能付きですが、装備一覧には「停止保持機能なし」と明記されています。渋滞で前車に合わせて停止したあと、その状態を保持し続ける機能はありません。
最近の乗用SUVから乗り換えると、ここで「あれ?」となりやすい。高速の渋滞が多い通勤路なら、試乗で操作感を確かめておくべき装備です。
100Vなし・CD/DVDなし・助手席は手動
電源はUSB Type-C 2個とDC12V・120Wのアクセサリーソケット2個で、AC100Vコンセントは装備一覧に記載がありません。ディスプレイオーディオにCD・DVDデッキは搭載されておらず、助手席は4ウェイのマニュアルシートです。
アウトドアで家電を使いたい人はポータブル電源が必要になります。「全部入り」の装備でも、使い方によっては足りないものがある。購入前に自分の用途と照らし合わせておきましょう。
450万円で減税ゼロ、重量税は49,200円
新型ランドクルーザーFJはエコカー減税の対象外です。国土交通省の自動車重量税の税額表では、車両重量2トン以下・3年自家用のエコカー外は49,200円。減税対象車の75%軽減なら7,500円になる欄なので、差は41,700円です(当サイト算出)。
自動車税(種別割)も2.5L超3.0L以下の区分で年額50,000円。税金でも燃料代でも、「エコ」の恩恵はほとんど受けられない車だと割り切って選ぶ必要があります。

正直、エコを求める人が選ぶ車ではありません。そこは潔く
後悔する人・しない人を判定、待つ後悔と買う後悔はどっちが重い

5つの欠点を読者の条件に置き換えると、後悔しやすい人は「年間走行が長い」「車中泊が目的」「7人以上で乗る」のどれかに当てはまる人です。一方で、2026年10月時点ではまだ手に入れにくい車でもあるため、「待つことの後悔」も判断に入れる必要があります。
欠点ごとの「致命度」判定表
| 欠点 | 致命的になる人 | 許容できる人 |
|---|---|---|
| 燃費 | 年間2万km以上走る人 | 年間1万km以下の人 |
| 走行性能 | 高速移動が多い人 | 街乗りと林道中心の人 |
| 積載・車中泊 | 荷室で寝たい人 | 道具を積むだけの人 |
| 乗り心地 | 後席に高齢の家族が乗る人 | 硬めの足が好きな人 |
| 装備の細部 | 渋滞通勤・家電を使う人 | 短距離中心の人 |
表で「致命的になる人」の列に2つ以上当てはまるなら、FJ以外も並べて比較したほうが納得できます。1つだけなら、それは試乗で確かめれば済む欠点です。
「買えない」も欠点?2027年2月以降という現実
2026年10月上旬、栃木トヨタは工場出荷目安「R9.2月以降」(10月3日時点)、千葉トヨペットは納期予定「2027年2月以降」(10月4日現在)を掲示しました(栃木トヨタ自動車の工場出荷目安のご案内)。受注再開についてトヨタの公式発表はない状態で、販売一時停止のままの販売会社もあります。
丸目ヘッドランプの追加も2027年1月ごろと報じられていますが、公式発表はありません。待って後悔するのは、噂が外れたときと、今の車の車検が先に来たとき。どちらが重いかは人によるので、車検時期から逆算して決めるのが現実的です。待つかどうかの判断は新型ランドクルーザーFJの納期|販売店掲示から読む受注の現在地で整理しています。

後悔したら手放せる?中古は203台・新車より高い
カーセンサーには2026年10月10日時点で203台・499.8万円〜653万円が掲載されていて、新車価格より高い価格帯で流通しています。ただし9月の上乗せ約105万円が1か月で497,900円まで縮んだように、この状態がずっと続く保証はありません。
残価率の実績はまだ存在しないため、「後悔しても高く売れる」とは言い切れません。売却価格を左右するのは手放す時点の相場です。実際にどのくらいの査定額が出るのかはMOTA買取りを利用したガチのレビューで確かめられます。「高く売れるから大丈夫」を購入の理由にしないことが、いちばんの後悔対策です。


プレミアム価格は需給で決まります。永続するとは考えないでください
よくある質問
欠点と後悔について検索されやすい疑問に、2026年10月10日時点のデータで答えます。
- ランドクルーザーFJの最大の欠点は?
-
燃費です。carview!の評価は2.5で全項目の最低、実燃費の記録も83件平均6.85km/Lで、カタログ値8.7km/Lの約78.7%にとどまります。
- 車重はどのくらいですか?
-
車両重量は1,960kgです。最高出力163PSに対して1PSあたり約12.0kgを受け持つ計算で、燃費と加速の余裕が出にくい一因になっています。
- 車中泊はできますか?
-
大人が足を伸ばして寝るのは難しいです。荷室長は最大1,480mmで、身長170cmなら約22cm足りない計算になります。
- タイヤサイズは?交換は高い?
-
標準のタイヤサイズは265/60R18で、ホイールは18×7½Jです。大径・幅広のサイズなので、一般的なコンパクトSUVより交換費用は高くなりやすいと考えておきましょう。
- 買って後悔する人はどんな人?
-
年間走行距離が長い人、荷室で車中泊をしたい人、6人以上で乗る機会がある人です。この3つは欠点TOP5のうち燃費・積載・定員と直接つながっています。
- 丸目が出るまで待つべき?
-
丸目の追加は2026年10月10日時点で公式発表がありません。専門誌は2027年1月ごろと報じていますが、今の車の車検時期と比べて、待てる期間があるかで判断するのが現実的です。
- 乗り心地は悪いですか?
-
carview!の評価は3.8で、悪いというより硬めです。リヤがリジッドサスペンションのため、後席では段差の揺れを感じやすくなります。
まとめ:欠点は5つ、致命的かどうかは使い方で決まる

新型ランドクルーザーFJの欠点は、燃費・走行性能・積載性(車中泊)・乗り心地・装備の細部の5つです。どれも口コミと公式の数字で裏付けがあり、車の構造から説明がつきます。
- 燃料代は実燃費で予算化
- 車中泊目的なら再考を
- 試乗は後席と高速合流も
冒頭の約束を回収します。致命的になりやすいのは、年間走行が長い人の燃費と、車中泊目的の人の荷室長。それ以外の欠点は、試乗と見積もりで確かめれば許容できる範囲に収まる人が多いはずです。判定表で2つ以上当てはまったなら、デリカD:5やランドクルーザー250も並べて比べてください。
次の一歩は、販売店で試乗を申し込むときに「高速道路か、坂道のあるルートを走れるか」を聞いておくことです。あわせて展示車の荷室にメジャーを当てれば、この記事で挙げた欠点のうち3つはその場で確かめられます。


参考URL一覧
- carview!・トヨタ ランドクルーザーFJ ユーザーレビュー:https://carview.yahoo.co.jp/ncar/catalog/toyota/landcruiser_fj/urev/
- 価格.com・ランドクルーザーFJ レビュー:https://review.kakaku.com/review/K0001789777/
- みんカラ・ランドクルーザーFJ 燃費:https://minkara.carview.co.jp/car/toyota/landcruiser_fj/nenpi/
- トヨタ公式・主要諸元表/装備一覧PDF(’26年5月現在):https://toyota.jp/pages/contents/landcruiserfj/001_p_001/pdf/landcruiserfj_spec_202606.pdf
- グーネット・レギュラーガソリン平均価格(2026年10月5日調査):https://www.goo-net.com/magazine/money/car-money/292517
- トヨタ公式・ランドクルーザー“FJ” メインカタログPDF(2026年6月発行):https://toyota.jp/pages/contents/request/webcatalog/landcruiserfj/landcruiserfj_main.pdf
- 国土交通省・自動車重量税の税額の基本的な考え方(フローチャート)と税額表:https://www.mlit.go.jp/jidosha/content/001999427.pdf
- トヨタ公式・アクセサリーズ&カスタマイズカタログPDF(2026年8月発行):https://toyota.jp/pages/contents/request/webcatalog/landcruiserfj/landcruiserfj_acc.pdf
- 栃木トヨタ自動車・【新車】工場出荷目安のご案内:https://www.tochigitoyota.com/lineup/delivery
- カーセンサー・ランドクルーザーFJ 中古車一覧:https://www.carsensor.net/usedcar/bTO/s272/index.html





