新型プリウスの内装とは、5代目(60系)のインパネ・シート・後席・ラゲージまわりの造りと装備のことです。
価格.comの項目別スコアではインテリア3.36(カテゴリ平均3.92)が最も弱く、5軸のなかで唯一3.4を下回りました。内装色はグラディエントブラック(標準)とマチュアレッド(設定色)の2種類。2026年7月1日の一部改良では内外装のデザイン変更はないため、いま展示車で見える内装がそのまま新車の内装になります。
この記事のポイント
- インテリアは3.36で最弱
- 改良で内装デザインは不変
- Zだけの装備が2点ある
- 全高1,430mmと後席頭上
- 17インチで最小回転5.3m
公開日:2026年9月29日 / 最終更新日:2026年10月2日
新型プリウスの内装は安っぽい?評価3.36から始める

新型プリウス(60系)の内装は、購入者評価のなかで最も点が低い部分です。価格.comの項目別ではインテリア3.36に対しカテゴリ平均が3.92で、その差は0.56ポイント。ただし「安っぽい」という一言で片づけると、グレードごとの装備差や後席の使い勝手といった実務的な判断材料を取りこぼします。読み終わる頃には、展示車のどこを触り、どこに座って確かめるべきかが決まっているはず。
インテリア3.36|5軸のなかで唯一3.4を下回った項目
数字から確認します。価格.comの「プリウス 2023年モデル」レビュー集計(2026年9月27日更新)では、項目別でインテリア3.36(カテゴリ平均3.92)が最も弱いという結果でした。同じ集計でエクステリアは4.50、燃費は4.24とカテゴリ平均を超えているので、内装だけが突出して低いことになります。
レビュー本文にも具体的な言葉が出てきました。みんカラのクルマレビューには「内装の安っぽさ」という表現があり、価格.comには「空気圧メーターが無いですね、400万もするのに」「Bluetoothが不安定だ、途切れる」といった装備面の指摘も並びます。質感そのものへの不満と、装備の抜けに対する不満は別物で、後者はグレード選択とメーカーオプションでかなり埋められる部分。この記事では両方を分けて扱います。
口コミの全体像と集計方法は新型プリウスの口コミ・評判|辛口評価3.75点と乗り心地・内装の本音にまとめました。母集団の定義まで開示しているので、点数の受け取り方に迷ったらそちらもどうぞ。

内装の赤はマチュアレッド|選べる内装色は2種類だけ


「プリウス 内装 赤」で検索される赤い内装は、マチュアレッドのことです。トヨタ公式のプリウス デザインページによると、内装色はグラディエントブラック(標準)とマチュアレッド(設定色)の2種類。マチュアレッドは注文時に申し受ける設定色で、指定しなければグラディエントブラックになります。
ここは実車を見てから決めたい部分です。展示車はグラディエントブラックが圧倒的に多いため、マチュアレッドを検討するならカタログの色見本だけでなく、販売店に実物のサンプルがあるか聞いてみるのが確実。内装の印象は写真より実物のほうが差が大きく出ます。なおグレードごとの内装色の設定制限については、本調査で確定できた資料がないため、選べる組み合わせは見積もり時に確認してください。
2026年7月改良で内装デザインは変わっていない

内装を見に行く前に、知っておくと得をする事実があります。トヨタ自動車のニュースルームが伝えた2026年7月1日の一部改良は、装備と法規対応が中心でした。内外装のデザイン変更はないため、いま展示場に並んでいる車両のインパネやシートは、これから納車される新車と同じものです。
つまり「改良前の展示車を見ても参考にならないのでは」という心配は不要。逆に言えば、内装の質感に対する不満は改良では解消されていないということでもあります。変わったのは装備の適用範囲と機能の挙動で、素材や造形には手が入っていません。改良の全項目は新型プリウスのマイナーチェンジ・一部改良|変更点とどこが変わったか全比較に整理しています。


展示車がそのまま新車の内装。ここは遠慮なく触って確かめましょう
グレード別の内装・装備差分|X・G・Z・プラグインハイブリッドで何が違うか

内装の満足度はグレードで変わります。確定できた範囲で言うと、Zだけが持つ装備が2点、2026年7月改良で全グレードに広がった装備が2点、そしてE-Fourだけの機能が1点。ここでは公式のニュースリリースと正規販売店公式の解説から裏が取れた項目だけを表にしました。細部の装備一覧は公式PDFで型式ごとに確認するのが確実です。
確定できた装備差分表|Zとそれ以外で線が引かれている

下の表は、トヨタ公式の主要諸元表・装備一覧PDF(’26年7月現在)と公式ニュースリリースで確認できた項目に絞ったものです。内装まわりで明確な差が付くのはZで、GとXの差は装備一覧を型式単位で追う必要があります。
| 項目 | X(1.8HEV) | G(2.0HEV) | Z(2.0HEV) | G(PHEV) | Z(PHEV) |
|---|---|---|---|---|---|
| デジタルインナーミラー | ― | ― | 採用 | ― | 採用 |
| 12.3インチディスプレイオーディオPlus | ― | ― | 搭載 | ― | 搭載 |
| アダプティブハイビームシステム | ― | ― | 標準(2026年7月改良で追加) | ― | 標準 |
| 車速感応オートパワードアロック | 標準 | 標準 | 標準 | 標準 | 標準 |
| ブレーキホールドの設定維持 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
| SNOW EXTRAモード | E-Fourのみ | E-Fourのみ | E-Fourのみ | 設定なし | 設定なし |
| 標準タイヤ | 195/60R17 | 195/50R19 | 195/50R19 | 195/50R19 | 195/50R19 |
表のとおり、室内で毎日触れる部分の差は「Zかどうか」でほぼ決まります。
参考までに現行価格は2,796,200円〜4,645,300円で、1円単位ではXが2,796,200円(2WD)と3,049,200円(E-Four)、Uが3,016,200円(2WD)と3,269,200円(E-Four)、2.0LハイブリッドのGが3,324,200円(2WD)と3,577,200円(E-Four)、同じくZが3,998,500円(2WD)と4,251,500円(E-Four)、プラグインハイブリッドが3,884,100円(G)と4,645,300円(Z)という並び。

プラグインハイブリッドは2WDのみでG/Zの2グレードという構成なので、E-Four専用のSNOW EXTRAモードは該当しません。なお表に載せていない装備(シート表皮、エアコンの方式、収納の形状など)は本調査で確定できていないため、グレード比較のときは装備一覧PDFを型式単位で突き合わせてください。グレードごとの価格差の内訳は新型プリウスのグレード比較|おすすめとGグレードで十分かを検証で扱っています。

Zだけの2点|デジタルインナーミラーと12.3インチディスプレイオーディオPlus


5代目(60系)は2023年1月10日発売ですが、Zの内装で効いているのは、その後の2025年7月1日の一部改良で追加された2点です。トヨタ自動車のニュースリリース(2025年7月1日)によると、Zにはデジタルインナーミラーを新採用し、12.3インチディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応)Plusを搭載しています。
この2点は、60系の弱点とされる部分にきれいに刺さります。ルーフが低く後方の窓も小さい車なので、鏡のインナーミラーだけだと後ろの見切りに気を使う場面が出てくる。デジタルインナーミラーはその負担を減らす装備です。画面サイズの差も、インパネの印象を大きく変える要素。内装の質感に不満を感じやすい人ほど、Zとそれ以下では体感差が出やすいと考えています。
2026年7月改良で全車に広がった装備|地味に毎日効く2点
2026年7月の改良では、上位グレード限定だった装備が下りてきています。群馬トヨタ自動車が公式ブログで示した改良内容によると、車速感応オートパワードアロックを全グレードに標準化し、ブレーキホールドの設定がエンジン再始動後も維持されるようになりました。
後者は、乗り込むたびにボタンを押し直す手間が消えるという変化です。改良前は「エンジンをOFFにするとブレーキホールド機能が解除されていましたが改良後はエンジン再始動後も設定が維持される」と香川トヨタ自動車の解説にも明記されています。毎日の運転で必ず触る操作なので、中古の改良前車両と比べる際はこの一点を思い出してください。ちなみにE-Fourを選ぶと、雪道向けのSNOW EXTRAモードが加わります。
内装の満足度を動かすメーカーオプション|必要度で3つに分ける
装備の抜けに対する不満は、オプションで埋められる部分があります。パノラマルーフ132,000円、ソーラー充電システム286,000円(プラグインハイブリッド専用)、トヨタ チームメイト[アドバンスト パーク]48,400円、デジタルキー33,000円、ITS Connect 27,500円、パノラミックビューモニター(床下透過表示機能付)118,800円という価格設定です。なおUグレードだけは、このパノラミックビューモニターと緊急時操舵支援のセットを同時装着すると合計価格から58,300円が減額されると公式諸元表に注記されています。
- 必須寄り:パノラミックビューモニター(低いノーズで前方の見切りを補う)
- あると便利:デジタルキー、アドバンスト パーク
- 好み次第:パノラマルーフ(開放感と引き換えに頭上の余裕が論点になる)
- 用途限定:ソーラー充電システム(プラグインハイブリッド専用)

この分類は当サイトの判断です。とくにパノラマルーフは、全高1,430mmという背の低いボディで頭上空間にどう影響するかが気になる装備。実車で天井の高さを確かめてから決めるのが安全でしょう。逆にパノラミックビューモニターは、ノーズが低く前端が見えにくい60系の形状を考えると、駐車の多い環境では投資に見合うと考えています。

装備の抜けはオプションで埋まりますが、素材の質感は埋まりません
後部座席・乗降性・荷室容量|自分の体で確かめる3点

60系プリウス特有の論点は、この3つに集約されます。全高1,430mmという背の低いボディが後席の頭上に効いてくること、ルーフラインの傾斜が乗り降りの動作を変えること、そしてラゲージまわりの仕様が2026年7月改良で1点変わったこと。カタログの数字だけでは判断できない部分なので、確認の手順まで書きます。
後部座席は狭い?全高1,430mmと「天井が低い」の関係
まず車体の数字を押さえます。公式諸元表によると、ボディは全長4,600mm×全幅1,780mm×全高1,430mm、ホイールベース2,750mm。全高1,430mmという値は、同じ全長クラスのSUVやミニバンと比べて明らかに低い部類に入ります。この一点が、内装の評価で後席が話題になる理由です。
実際、価格.comのレビューには「後部席意外に狭い、天井が低いですね」「ただルーフが低いのは慣れが必要」という投稿が出ています。公式諸元表の室内寸法は、室内長1,840mm×室内幅1,500mm×室内高1,130mm(プラグインハイブリッドのみ室内高1,135mm)。いずれも社内測定値で、駆動方式による差はありません。ただし室内高はルーフ最頂部までの寸法であって、後席に座ったときの頭上の余裕そのものではないのです。だから数値を見たあとでも、後席の頭上に余裕があるかどうかは実車で確かめてください。確認方法はシンプルで、いつも後ろに座る人と一緒に販売店へ行き、その人に座ってもらうこと。
チェックの順番も決めておくと迷いません。①後席に座って頭とルーフの間に指が何本入るか、②前席を自分の運転姿勢に合わせた状態で膝前がどれだけ残るか、③そのままシートベルトを締めて姿勢が窮屈にならないか。この3つを2分で試すだけで、カタログの数字より確かな判断ができます。
乗降性|体格と使い方で評価が割れるポイント

乗り降りのしやすさは、内装の満足度に直結する割にカタログでは判断できません。全高1,430mmで前方に向かって傾斜するルーフラインという形は、乗り込むときの頭の動線を制約します。座面の高さやヒップポイントに関する公表値は本調査で確認できていないため、ここも数値ではなく確認手順で書いていきましょう。
試すべきなのは後席側です。前席はドア開口部が大きく取られているぶん問題になりにくい一方、後席は開口部の上端が下がってくるので、身長のある人ほど頭を下げる動作が必要になります。高齢の家族を頻繁に乗せる予定があるなら、その方に実際に乗り降りしてもらうのが唯一の確実な方法。「慣れが必要」というレビューの表現は、裏を返せば慣れれば気にならないという意味でもありますが、毎日のことなので体格との相性は先に確かめておきたいところです。

後席の乗り降りだけは、必ず乗る本人に試してもらってください
荷室容量は410L|ただしPHEVは345L、スペアタイヤは廃止

荷室まわりで2026年7月改良の影響を受けたのが、スペアタイヤです。改良前はハイブリッドのZ/Gにメーカーオプションとして用意されていましたが、今回スペアタイヤのメーカーオプション設定を廃止しました。つまり新車では選べません。
この変更をどう受け止めるかは使い方次第です。パンク修理キットで対応する前提になるため、長距離の移動が多い人や、タイヤ交換の対応が難しい地域を走る人にとっては気になる変化でしょう。ただし床下スペースの形状や容量が改良前後で変わったかどうかは、本調査で確認できていない点も添えておきます。荷室の広さそのものは公表されていて、トヨタカローラ千葉の公式コラムによるとラゲージ容量は2.0LハイブリッドのZ・Gが410L、プラグインハイブリッドが345L、1.8LのU・Xが422L(VDA法による社内測定値・スペアタイヤ非装着車・駆動方式による差なし)。
プラグインハイブリッドだけ65L小さいのは、床下に大きな駆動用電池を積むためです。とはいえ数値と使い勝手は別物なので、荷室の実用性はいつも積んでいる荷物(ベビーカー、ゴルフバッグ、キャリーケースなど)を持参して現物合わせで確かめるのが確実でしょう。

荷室は数値より、いつもの荷物を積んで確かめるほうが速いです
19インチと17インチ|足元の選択が室内の快適性まで変える

内装の話をしているのに足元の話をするのは、乗り心地の評価が室内の快適性そのものだからです。価格.comの乗り心地は3.70でカテゴリ平均4.02を下回り、指摘の多くはZ・Gに標準装着される195/50R19に向いていました。17インチはマイナスオプションで、選ぶと車両価格が下がり最小回転半径も小さくなります。
乗り心地3.70|19インチへの指摘がレビューに集まっている


数字はカテゴリ平均を0.32ポイント下回る3.70。Z・G(ハイブリッド/プラグインハイブリッド)は195/50R19が標準で、扁平率の低いタイヤが路面の入力を室内に伝えやすい構造です。X・Uは195/60R17が標準なので、同じプリウスでも足元から入ってくる感触はかなり違います。
興味深いのは、購入者自身が交換時のコストにも触れていること。「安価なアジア産は作っていない特殊サイズだ」「購入時に17インチに変更する事を強くお勧めします」という投稿が価格.comに出ています。195/50R19の実勢価格は本調査で取得できていないため金額は書きませんが、オーナーの側から変更を勧める声が上がっている事実は知っておく価値があるでしょう。
17インチはマイナスオプション|価格が下がり、取り回しも良くなる

ここが実務的にいちばん効く話です。公式諸元表の装備一覧によると、195/60R17タイヤ&17×6½Jスチールホイールはメーカーオプションで−112,200円(税抜−102,000円)。選ぶと車両価格が下がります。しかも最小回転半径5.3m(17インチ)/5.4m(19インチ)という違いがあり、狭い駐車場での取り回しも0.1m有利になる計算です。
もちろん代償もあります。17インチはスチールホイールに樹脂フルキャップという組み合わせで、見た目は明確に地味になる。アルミホイールの意匠を購入理由に含めている人には勧めにくい選択です。価格・乗り心地・取り回しの3つを取るか、見た目を取るか——判断はこの一択に絞られます。
どちらを選ぶか|3つの質問で決まる
迷ったときの分岐を用意しました。後席に人を乗せる頻度が高いなら17インチ、見た目を最優先するなら19インチというのが基本線です。乗り心地の評価が低い項目である以上、後席の同乗者がいる時間が長い人ほど17インチの恩恵は大きくなります。
- 後席に人を乗せる頻度は高いか(高い→17インチ)
- 駐車場が狭く切り返しが多いか(多い→17インチ)
- アルミホイールの見た目に価値を感じるか(感じる→19インチ)
3つのうち2つ以上が17インチ側なら、迷わずマイナスオプションを入れてよいと考えています。逆に3つ目だけが強い理由なら19インチのまま。なお内装の弱点をまとめて確認しておきたい方は、新型プリウスの欠点・デメリット|後悔・やめとけと言われる理由を検証もあわせてどうぞ。

ボディカラーと内装色の組み合わせで迷っている場合は新型プリウスの人気色は?全6色とアッシュ・黒・白の選び方に見え方を整理しました。


17インチは「安くなって快適になる」数少ないオプションです
よくある質問
内装まわりで実際によく検索されている疑問に、短く答えます。回答の1文目に結論を置いているので、気になる項目だけ拾い読みしてください。数値はすべて2026年9月29日時点で確認できたものです。
- 新型プリウスの内装は安っぽいですか?
-
購入者評価では最も低い項目です。価格.comの項目別でインテリア3.36(カテゴリ平均3.92)となり、5軸のなかで唯一3.4を下回りました。ただし不満は「素材の質感」と「装備の抜け」に分かれており、後者はグレードとメーカーオプションでかなり埋められます。実車で触って判断するのが確実でしょう。
- プリウスの内装色は何色ありますか?
-
2種類です。グラディエントブラック(標準)とマチュアレッド(設定色)で、マチュアレッドは注文時に申し受ける扱い。指定しなければグラディエントブラックになります。グレードごとの設定制限については本調査で確定できた資料がないため、選べる組み合わせは見積もり時に確認してください。
- プリウスの後席は狭いですか?
-
頭上を指摘する声が複数あります。ボディは全長4,600mm×全幅1,780mm×全高1,430mmで、全高の低さがそのまま後席の頭上に効いてくる構造。価格.comのレビューにも「後部席意外に狭い、天井が低いですね」という投稿が出ています。公表されている室内寸法は室内長1,840mm×室内幅1,500mm×室内高1,130mm(プラグインハイブリッドは1,135mm)。ただし室内高は頭上の余裕そのものではないため、実車に座って確かめるのが確実です。
- ZとGで内装はどのくらい違いますか?
-
確定できた範囲ではZだけに2点の装備があります。デジタルインナーミラーと12.3インチディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応)Plusで、いずれも2025年7月1日の一部改良で採用されたもの。シート表皮やエアコンの方式など細部の差は本調査で確定できていないため、装備一覧PDFを型式単位で突き合わせてください。
- プリウスにスペアタイヤは付きますか?
-
新車では選べません。改良前はハイブリッドのZ/Gにメーカーオプションとして用意されていましたが、2026年7月1日の一部改良でスペアタイヤのメーカーオプション設定を廃止しています。パンク修理キットで対応する前提になるため、長距離移動が多い方は事前に把握しておきましょう。
- 2026年7月の改良で内装は変わりましたか?
-
デザインは変わっていません。内外装のデザイン変更はなく、変わったのは装備の適用範囲と機能の挙動です。車速感応オートパワードアロックが全グレード標準になり、ブレーキホールドの設定がエンジン再始動後も維持されるようになりました。展示車のインパネやシートは、これから納車される新車と同じものです。
- パノラマルーフは付けるべきですか?
-
頭上の余裕を実車で確かめてから決めてください。価格はパノラマルーフ132,000円で、開放感は大きく変わります。ただし全高1,430mmという背の低いボディなので、頭上空間への影響は体格によって受け止め方が分かれる部分。装着車と非装着車の両方に座り比べられるなら、それがいちばん確実な判断材料になります。
- 17インチと19インチで乗り心地は変わりますか?
-
変わります。Z・Gの標準は195/50R19で、価格.comの乗り心地3.70という評価には19インチへの指摘が集まりました。17インチはメーカーオプションで車両価格が112,200円下がり、最小回転半径も5.4mから5.3mへ小さくなる設定。見た目はスチールホイールになるため、そこを許容できるかが判断軸です。
- プリウスのラゲージ容量はどのくらいですか?
-
2.0LハイブリッドのZ・Gが410L、プラグインハイブリッドが345L、1.8LのU・Xが422Lです(VDA法による社内測定値・スペアタイヤ非装着車)。駆動方式による差はありません。ただし数値と使い勝手は別物なので、ベビーカーやゴルフバッグ、キャリーケースを実際に載せてみると、カタログの数字より確かな判断ができます。
まとめ|プリウスの内装は「触って座って」から決める

新型プリウス(60系)の内装は、購入者評価で最も点の低い部分です。インテリア3.36という数字は動かしようがありません。ただし不満の中身を分解すると、素材の質感、装備の抜け、後席の頭上、19インチ由来の乗り心地という4つに分かれ、後ろの3つは選び方でかなり変えられます。
- インテリアは3.36で最弱
- Zだけの装備が2点ある
- 後席頭上は実車で要確認
- 17インチで乗り心地が変わる
冒頭で「展示車のどこを触り、どこに座って確かめるべきかが決まっている状態になる」と書きました。回収します。触るべきはインパネとドアトリムの素材、そしてZなら12.3インチディスプレイオーディオPlusとデジタルインナーミラー。座るべきは後席で、頭とルーフの間、膝前、シートベルトを締めた姿勢の3点を順に確認する。足元は17インチと19インチのどちらを選ぶかで室内に伝わる感触が変わるため、可能なら両方に試乗してください。そして室内寸法(1,840×1,500×1,130mm、プラグインハイブリッドの室内高のみ1,135mm)もラゲージ容量(410L/345L/422L)も公表値はあるのですが、体感は数値では決まらないので、荷物を持参して現物合わせをするのがいちばん速い。
向いていない人もはっきり書いておきます。内装の質感を購入判断の中心に置いている人、後席に大人を頻繁に乗せる人、そして荷室の絶対量を最優先する人(プラグインハイブリッドの345Lは、同じ車の1.8L系より77L小さい)。この3つに当てはまるなら、実車確認なしで契約するのは避けたほうが無難でしょう。車全体の位置づけを先に把握したい方は新型プリウス(60系)完全ガイド|値段・サイズ・燃費・グレードを総まとめから読んでみてください。


内装の評価は写真では決まりません。座った10分がすべてです
次の一歩は3つ。①いつも後席に乗る人を連れて販売店へ行き、後席に座ってもらう。②見積書に「195/60R17タイヤ&17×6½Jスチールホイール −112,200円」を入れてもらい、総額と装備の見え方を紙で比べる。③下取り車があるなら、内装の状態も査定額に効いてくるので、販売店の査定だけで決めず買取専門の査定を1社は挟む。実際にどのくらいの金額が提示されるのかは、MOTA買取りを利用したガチのレビューで申し込みから提示額までの流れを公開しています。


参考URL一覧
- トヨタ公式・プリウス 主要諸元表/装備一覧PDF(’26年7月現在):https://toyota.jp/pages/contents/prius/005_p_001/pdf/prius_spec_202607.pdf
- トヨタ公式・プリウス デザイン(内装色):https://toyota.jp/prius/design/
- トヨタ公式ニュースルーム・プリウスを一部改良(2026年7月1日):https://global.toyota/jp/newsroom/toyota/44548404.html
- トヨタ公式ニュースルーム・プリウスを一部改良し特別仕様車を設定(2025年7月1日):https://global.toyota/jp/newsroom/toyota/43009519.html
- 価格.com・プリウス 2023年モデル レビュー評価・評判:https://review.kakaku.com/review/70100110054/
- みんカラ・トヨタ プリウス クルマレビュー:https://minkara.carview.co.jp/car/toyota/prius/review/
- 群馬トヨタ自動車・プリウス一部改良の変更点:https://gtoyota.com/blog/shop35/30623/
- 香川トヨタ自動車・プリウス一部改良の解説:https://kagawa-toyota.jp/blog/company/detail/11739
- トヨタカローラ千葉 公式・プリウスのボディ/室内/荷室サイズ(ラゲージ容量の出典):https://chiba.corolla.co.jp/column/prius_size





