新型WRX S4の一部改良まとめ|3回の中身と価格推移、11月発表のMT版WRXまで【2026年】

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スバル WRX S4 マイナーチェンジのアイキャッチ

WRX S4の改良は、2021年11月の発売から2024年12月までに3回です。ここに特別仕様車と限定車が4台重なり、2026年5月18日に新規受注が終わりました。気になるのは、その先ですよね。スバルの公式サイトは「WRX 2026年11月発表予定」と告知し、TY85型トランスミッション(MT)を積むカタログモデルを開発中だと明かしています。MTモデルは全部で3つあり、2027年までに届ける予定です。

現行のWRX S4は在庫対応のみで、STI Sportグレードの展開は終わりました。改良3回のうち価格が動いたのは2回、同じグレードで比べると最大253,000円上がっています(当サイト算出)。この記事では3回の中身と価格の推移を公式資料で並べ直し、発表前の情報は【確定】【噂】【予想】に分けて整理します。

この記事のポイント

  • 改良は3回。価格が動いたのは2022年11月と2023年10月
  • 「価格は据え置き」は半分だけ正しく、据え置きは最後の2024年12月だけ
  • 走りの軸は3回とも0点。最大の改良は2023年10月(当サイト採点で7点)
  • 特別仕様車・限定車は5,302,000円〜6,237,000円
  • 次は2026年11月発表予定。噂は★で信憑性を示し、答え合わせの項目も用意

速報(11月4日更新)

  • 2026年11月2日【噂】★★★☆☆ MOTAが、11月19日に発表・受注開始、価格548万円、車名「WRX STI Sport R」、位置づけは「比較的規模の大きなマイナーチェンジ」と伝えました。販売店などへの取材にもとづく予想で、スバルの発表ではありません(MOTA)
  • 2026年10月22日【確定】スバルがWRXのティザーサイトを公開し、「2026年11月発表予定」と告知しました。公式Xの投稿も「2026年11月。WRX MT搭載モデル登場予定。」と伝えています。開発中のMTモデル3つは2027年までに届ける予定で、価格と個々の時期は未発表です(SUBARU公式・Car Watch・商品サイト)
  • 現在【確定】WRX S4の公式商品サイトは「生産終了に伴い販売店での在庫対応のみ」「STI Sportグレードの展開を終了」と明記。工場出荷時期の案内も10月9日時点で在庫対応のみです(商品サイト・出荷時期の案内)

速報欄の【確定】は、スバルの公式サイト・公式Xの投稿・リリースで確かめられたことだけです。【噂】は★の数で信憑性を示します。どこまでが事実で、どこからが推測なのかを、最後まで分けて読んでいただけたらうれしいです。

公開日:2026年11月4日 / 最終更新日:2026年11月4日

コンクリートの屋内に止まる濃い青のWRX S4を斜め前の上から見た外観
屋内に止まるWRX S4(SUBARU公式写真)。 写真:SUBARU

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目次

WRX S4の改良は何回?発売から受注終了までの年表

改良は3回で、時期は2022年11月24日・2023年10月25日・2024年12月12日です。このほかに特別仕様車と限定車が4台あり、2026年5月18日に新規受注が終了しました。月販計画は、改良のたびに引き下げられています。

コンクリートの壁の前に止まるシルバーのWRX S4を真横から見た外観
WRX S4の真横の姿(SUBARU公式写真)。 写真:SUBARU
WRX S4の改良は何回?発売から受注終了までの年表。価格が動かなかったのは、最後の2024年12月だけ

年表|発売から受注終了までの全履歴

スバルの公式ニュースリリースと価格表で確かめられる出来事を、時系列に並べました。月販計画は各回の価格表に載っている数字です(出典は2021年・2022年・2023年・2024年)。

時期出来事区分月販計画
2021年11月2代目WRX S4(VB型)発売(公式)発売500台(初年度計画)
2022年11月24日一部改良。消し忘れ防止・リレーアタック対策など(公式)改良260台
2023年10月25日改良。新世代アイサイトを全グレードに搭載(公式)改良250台
2024年1月12日特別仕様車 WRX S4 STI Sport♯(500台限定。公式)特別仕様車-
2024年12月12日一部改良。特別仕様車 STI Sport R-Black Limitedも設定(公式)改良200台
2026年1月9日特別仕様車 STI Sport R-Black Limited Ⅱ(公式)特別仕様車-
2026年4月9日WRX「STI Sport♯」600台限定。6MTのコンプリートカー(公式)限定車-
2026年5月18日新規受注が終了。STI Sportグレードの展開も終了(くるまのニュース)終了-

月販計画は500台(初年度計画)、260台、250台、200台と、発売から3年ほどで半分以下になりました。商品の完成度は上がっていくのに、販売計画だけが縮んでいく。数字だけを見ると、そんな構図が浮かびます。

改良のたびに計画台数が下がっていたのは、意外でした

「価格は据え置き」は半分だけ正しい

「改良しても価格は変わらなかった」という説明を見かけます。公式の価格表を並べると、事実はもう少し複雑でした。GT-H EXとSTI Sport R EXの価格は次のとおりです。

時期GT-H EXSTI Sport R EXGT-H EXの前回比STI Sport R EXの前回比
2021年11月(発売時)4,389,000円4,774,000円--
2022年11月24日4,389,000円4,829,000円0円+55,000円
2023年10月25日4,477,000円5,027,000円+88,000円+198,000円
2024年12月12日4,477,000円5,027,000円0円0円

発売時と最終の価格表を比べると、GT-H EXは88,000円(2.0%)、STI Sport R EXは253,000円(5.3%)の上昇です(差額・率は当サイト算出)。価格が動かなかったのは、最後の2024年12月だけでした。最大の上げ幅は、新世代アイサイトが入った2023年10月のSTI Sport R EXで、198,000円です。

もうひとつ気づくことがあります。2022年11月の価格表にあった、EXなしのGT-H(4,004,000円)とSTI Sport R(4,444,000円)は、2023年10月と2024年12月の価格表には載っていません。載らなくなった理由は公式に書かれていないので、ここでは事実だけを記します。

型式も中身も、最終仕様は同じ土台

最新の公式諸元表では、型式は5BA-VBH、エンジンはFA24型で275PS・375N・m、寸法は全長4,670mm×全幅1,825mm×全高1,465mmです(主要諸元表)。3回の改良の公式リリースを読み直しても、エンジンや足まわりを変えたという記述は見当たりません。改良の中身は、安全装備と装備類に集中していました。

改良を1回ずつ検証|公式リリースの中身と値上げの対応

3回の改良を、公式ニュースリリースの記載だけで整理します。推測は入れていません。中古車を選ぶときの年式の目安にもなります。

赤いステッチの黒いシートと縦長の画面が並ぶWRX S4の運転席まわり
WRX S4の運転席まわり(SUBARU公式写真)。 写真:SUBARU

2022年11月24日|消し忘れ防止とリレーアタック対策が中心

変更点は3つです。ヘッドランプと室内灯の消し忘れを防ぐ自動消灯機能の追加、リレーアタック対策としてスマートキーにスリープ機能とモーションセンサーを搭載したこと、ライティングスイッチの2ポジション化。走りにも安全装備にも手が入っていない、実務的な改良でした(公式リリース)。価格はSTI Sport R・STI Sport R EXが55,000円上がり、GT-H系は据え置かれています。

2023年10月25日|新世代アイサイトが全グレードに入った

3回のうち中身がいちばん濃いのが、この改良です(公式リリース)。主な変更は次のとおりでした。

  • ステレオカメラに広角単眼カメラを加えた新世代アイサイトを、全グレードに標準装備
  • デジタルマルチビューモニターに3Dビューを追加。車速15km/h未満で自動で切り替わるAUTOモードも設定
  • 大型リヤスポイラーをSTI Sport R EXのメーカーオプションに設定
  • ハーマンカードンサウンドシステムをSTI Sport R EXで標準化(GT-H EXはメーカーオプション)
  • STARLINK連携のリモートエアコン、ワイヤレスCarPlay、メーター内でのCarPlay地図表示、Android Autoの11.6インチ画面への拡大

価格はGT-H EXが88,000円、STI Sport R EXが198,000円の上昇でした。装備が増えた改良ではありますが、値上げもセットだった点は、見逃せません。安全装備が世代交代したのは、この1回だけです。

新世代アイサイトが全車標準になったのは、ここからなんですね

2024年12月12日|価格は据え置き、運転支援と意匠を作り込み

最後の改良は、細部の作り込みでした(公式リリース・価格表は2024年12月)。

STI Sport R EXのホイールが切削光輝からブラック塗装に変わり、シートの配色も変更されました。ボディカラーにはギャラクシーパープル・パールが加わり、有償色として33,000円です。運転支援では、ドライバー異常時対応システムが、わき見や居眠りのときにも作動するよう強化されています。パルスブレーキとコーストダウンの追加、ハザード点灯タイミングの変更、アイサイトの車両中央維持と先行車追従操舵の制御改良も入りました。価格は据え置きで、月販計画は200台でした。

改良度スコアと値上げ幅で、割に合った改良を探す

改良の価値を点数にして、値上げ幅と突き合わせます。点数は当サイトの独自採点で、客観的な指標ではありません。ただ、同じ物差しで3回を並べると、見えてくることがあります。

れんが壁の前に止まるダークグレーのWRX S4を正面寄りから見た外観
れんが壁の前のWRX S4(SUBARU公式写真)。 写真:SUBARU
改良度スコアと値上げ幅で、割に合った改良を探す。同じ改良でも、グレードによって割安にも割高にもなる

採点|走りの軸は3回とも0点だった

評価軸は安全・走り・装備・意匠の4つです。各軸を0〜3点で採点し、12点満点としました。対象は公式リリースに書かれた変更点だけです。

改良時期安全走り装備意匠合計
2022年11月24日10203点
2023年10月25日30317点
2024年12月12日20035点

走りの軸が3回とも0点という事実は、見過ごせません。エンジンも変速機も足まわりも、公式リリースの変更点に出てこないのです。走行性能に不満が少なかったからなのか、投資が安全装備に回ったからなのかは、公式には書かれていません。

値上げ幅を点数で割ると、いちばん割高だった改良が見える

値上げ幅をスコアで割って、1点あたりの負担額を出しました。

改良時期スコアGT-H EXの値上げ幅STI Sport R EXの値上げ幅1点あたり(STI Sport R EX)
2022年11月24日3点0円55,000円約18,333円
2023年10月25日7点88,000円198,000円約28,286円
2024年12月12日5点0円0円0円

STI Sport R EXにとって、最も中身が濃かった2023年10月は、1点あたりの負担も最も大きい改良でした。いっぽうGT-H EXの2023年10月は、88,000円を7点で割って約12,571円です(いずれも当サイト算出)。同じ改良でも、グレードによって割安にも割高にもなるという読み方ができます。

グレードによって割安・割高が変わるのは、面白い発見でした

中古を選ぶなら、2023年10月が分岐点

安全装備を重視するなら、2023年10月25日の改良以降の個体を選びたいところです。それより前の個体には、広角単眼カメラを加えた新世代アイサイトが付いていません。内外装の仕上げを重視する場合は、ホイールの塗装やシート配色が変わった2024年12月以降が目安になります。

個体を見るときは、販売店に初度登録年月を確認してみてください。この記事の年表と突き合わせれば、その個体がどの仕様かが分かります。価格の相場や在庫の探し方は新型WRX S4の納期|「在庫対応のみ」になった今の探し方と登録までの日数にまとめました。

WRX S4の特別仕様車と限定車は、基準車にいくら上乗せしたか

年次改良とは別に、特別仕様車と限定車が4台ありました。価格を同じ物差しで並べると、上乗せ額はおよそ27万円から121万円まで開いています。

夜の街を背に走るダークグレーのWRX S4を斜め前から見た外観
夜の街を走るWRX S4(SUBARU公式写真)。 写真:SUBARU
WRX S4の特別仕様車と限定車は、基準車にいくら上乗せしたか。価格を同じ物差しで並べると、上乗せ額はおよそ27万円から121万円まで開いています

価格差で並べると、5,302,000円から6,237,000円まで

基準にしたのは、2023年10月から2024年12月の価格表にあるSTI Sport R EXの5,027,000円です。2026年の2車種は、この価格が変わっていない前提の参考値になります。

時期名称価格(税込)STI Sport R EXとの差台数
2024年1月12日WRX S4 STI Sport♯6,237,000円+1,210,000円500台
2024年12月12日STI Sport R-Black Limited5,302,000円+275,000円-
2026年1月9日STI Sport R-Black Limited Ⅱ5,302,000円+275,000円-
2026年4月9日WRX STI Sport♯6,105,000円+1,078,000円600台

R-Black Limitedは、専用の黒いドアミラーと屋根のアンテナ、STIロゴ入りのレカロシート、スエード調の内装などを備えた仕様です(2024年の公式リリース)。Ⅱは、サンライズイエローなどの特別色と、黄色のパーフォレーションが入ったレカロシートで差を付けました(2026年の公式リリース)。差額はいずれも当サイトの算出で、上乗せ額はR-Black Limitedが約27.5万円、♯は100万円を超えるという開き。

同じ「♯」でも、2024年と2026年は別物

名前が似ていて混同されやすいのが、2回登場したSTI Sport♯です。中身はまったく別でした。

項目2024年1月 WRX S4 STI Sport♯2026年4月 WRX STI Sport♯
台数・申込500台限定。申込は1月12日〜28日、抽選結果は2月1日(公式)600台限定。申込は4月9日〜5月17日の抽選(公式)
価格(税込)6,237,000円6,105,000円
ベース・位置づけSTI Sport R EXをベースにしたSTI手がけの特別仕様車「S4」が外れた別車名のコンプリートカー。2026年1月にプロトタイプを初公開(公式)
主な中身STI製のフレキシブルパフォーマンスホイール、245/35R19のミシュランタイヤ6MT、350N・m、ブレンボ(前6ポッド・後2ポッド)、ZF製の電子制御ダンパー、245/35R19のポテンザS007

2026年の♯は、現行WRXの国内仕様として初めて6MTを積みました(公式リリース)。MTのWRXが国内に帰ってきたのは、600台の限定車が最初でした。そして、公式サイトが開発中と明かしたMTのカタログモデルが、その続きにあたります。

♯は2回出ていて、2回目だけMTなんですね

WRX S4の次の改良は11月?確定・噂・予想の仕分け

公式は、WRX S4の次の改良を発表していません(S4は生産終了に伴い在庫対応のみ)。公式が告知しているのは、2026年11月に発表されるWRXです。このMTモデルはS4の改良なのか、別の車なのか。ここでは発表前の情報を、3つのレーンに分けて並べます。

夕方の道に止まる濃い青のWRX S4を斜め後ろから見た外観。左右2本ずつのマフラー
WRX S4の後ろ姿(SUBARU公式写真)。 写真:SUBARU
WRX S4の次の改良は11月?確定・噂・予想の仕分け。公式は、WRX S4の次の改良を発表していません(S4は生産終了に伴い在庫対応のみ)

公式が認めていること|【確定】は3点

スバルの公式サイトと公式Xの投稿で確かめられたのは、次の3点です(WRXのティザーサイト・WRX S4の商品サイト)。

1つ目は、WRXが「2026年11月発表予定」であること。公式Xの投稿も「WRX MT搭載モデル登場予定」と告知しています。2つ目は、TY85型のトランスミッションを搭載するカタログモデルを「WRX with TY85 Transmission」として開発中で、「WRX」の復活を目指すこと。商品サイトによれば、MTモデルは3つ(WRX、BRZのコンプリートカー、5ドアハッチバック)で、2027年までに市場へ投入する予定です。価格と個々の時期は公表されていません。3つ目は、現行のWRX S4が生産終了に伴い在庫対応のみで、STI Sportグレードの展開を終了したことです。公式が認めているのは、ここまでの範囲だと考えてください。

報じられていること|【噂】を★で仕分ける

発表前の中身を、出どころごとに分けました。公式が触れていない項目は【噂】で、★の数が信憑性です。

項目内容区分信憑性出どころ
発表時期2026年11月(月まで)【確定】-SUBARU公式(ティザーサイト・公式X)
新モデルTY85型MTを積むカタログモデルを開発中。MTモデル3つは2027年までに市場投入の予定で、価格と個々の時期は未発表【確定】-SUBARU公式(商品サイト)
開発の経緯TY85型MTは約7年ぶりの復活。スバルは6月に開発を報道関係者へ説明し、CTOは「出し続けられる間は続けたい」と話した。価格や主要諸元は後日公表【噂】★★★★★日刊自動車新聞(carview!掲載)。スバル側の説明を伝える報道
発表日11月19日に発表され、同時に受注開始【噂】★★★☆☆MOTA(販売店などへの取材)
位置づけ11月19日に「比較的規模の大きなマイナーチェンジ」を実施。11月はMTのみ【噂】★★★☆☆MOTA(販売店などへの取材)
2026年秋の一部改良S4の受注終了は2026年秋に予定される一部改良に向けたもので、S4は生産終了ではない【噂】★★☆☆☆くるまのニュース(スバル販売店関係者の話・4月時点)。公式の「生産終了に伴い」と食い違う
車名「WRX STI Sport R」。ATではないのでS4は付かない【噂】★★☆☆☆MOTA。公式の呼び名は「WRX with TY85 Transmission」で食い違う
価格548万円(税込)。STI Sport R EXより約45万円高く、♯より約62万円安い【噂】★★★☆☆MOTA(販売店調べとの注記つき)
AT版11月はMTのみ。AT版は2027年【噂】★★★☆☆MOTA。公式の「2027年まで」はMT3モデルの話で、ATには触れていない
装備電子制御ダンパー、ブレンボ、245/35R19、アイサイトXは非設定【噂】★★★☆☆MOTA(販売店調べ)
GT-H EXの復活GT-H EXの受注再開は2027年初頭【噂】★★☆☆☆webCG(4月時点)。公式の「2027年まで」と矛盾はしない

★の基準は、★5が公式が一部認めた情報や一次の物証、★4が独立した複数の大手・専門メディア、★3が専門メディア1社のスクープか販売店筋の複数証言、★2が販売店1か所やSNS1件、★1が出どころ不明です。【確定】には★を付けません。

日刊自動車新聞の記事は、スバルが6月に報道関係者へ説明した内容とCTOの発言を伝えるものです。11月発表の部分は公式のティザーと重なり、開発の経緯はスバル自身の説明にもとづくので★5としました。発売日・価格・車名には触れていません。MOTAの記事は、記事中でスバルの正式発表ではないと断っています。発表日と価格は販売店筋の話で、独立した別の媒体が同じ数字を出していないため★3にとどめ、「規模の大きなマイナーチェンジ」という位置づけも同じ理由で★3としました。車名は公式の呼称と食い違うので★2です。くるまのニュースの販売店関係者の話は、秋の一部改良に触れる一方で、公式サイトの「生産終了に伴い」とは食い違うため、★2が妥当と考えました。webCGの記事は4月時点のもので、同じ記事がSTI Sport♯の受注も2027年初頭としていましたが、♯は4月9日に抽選受付が始まっています。時期のずれを踏まえ、こちらも★2にとどめました。★5は経緯の報道だけで、発表日・価格・車名の細部は★3以下というのが現状です。

当サイトの独自予想|【予想】は◎○▲で示す

公式に確かめられる数字だけを材料に、当サイトの見立てを置きます。外れるとしたらどこか、も併記しました。

予想中身根拠外れるとしたら
◎本命11月中に正式発表され、まずMT版だけが出る公式が「11月発表予定」と告知。現行S4は在庫のみで、後継の発表が先に来る流れ発表が12月以降にずれる(公式が示しているのは月まで)
◎本命最高出力は275PSのまま国内で確かめられるMT仕様の♯が275PS・350N・m。同じFA24型を使うため専用の制御で出力が上がる(MOTAは280PSと予想)
○対抗価格は5,027,000円超〜6,105,000円未満同じ構成のSTI Sport R EX(5,027,000円)と♯(6,105,000円)に挟まれる位置づけ。MOTAの548万円もこの帯に入る装備を足して♯並みになる、あるいはEX以下に抑える
▲大穴MT版と同時にAT版も発表される公式の告知はMTだけで、ATには触れていないMOTAはAT版を2027年と伝えている

出力の予想には、3つの数字を並べておきます。

仕様最高出力最大トルク
WRX S4(CVT・現行)275PS375N・m(38.2kgf・m)
WRX STI Sport♯(6MT・2026年4月)275PS(202kW)350N・m(35.7kgf・m)
新型MT(MOTAの予想値)280PS39kgf・m

♯のトルクはS4より25N・m低い数字です。MTの耐久性を理由にしているのかどうかは、公式には書かれていません。MOTAの280PSはMOTA自身の予想で、販売店調べの数字ではないと記事中に明記されています。ここは、発表で最初に答え合わせをしたい項目です。

出力の数字は、発表の日に真っ先に確かめたいところです

WRX S4を今買うか、MTを待つか|3つの質問で決める

結論は、あなたがATでよいか、MTが絶対条件かで分かれます。発表は11月ですから、噂の日付どおりなら、約2週間後には答えが見えてくるでしょう。

WRX S4を今買うか、MTを待つか|3つの質問で決める。発表は11月ですから、噂の日付どおりなら、約2週間後には答えが見えてくるでしょう

質問1|ATでかまわないか

ATでよく、ZF製の電子制御ダンパーを積むSTI Sportが気になるなら、在庫のうちに動く選択肢があります。STI Sportグレードは現行モデルをもって終了しているため、在庫がなくなれば出会えません。個体は初度登録年月を確認し、2024年12月以降の仕様かどうかを見てください。在庫の台数は販売店ごとに違うので、問い合わせが先です。

質問2|MTが絶対条件か

MTが条件なら、11月の発表を待つのが筋でしょう。公式がTY85型MTのカタログモデルの開発を認めており、発表時期も月までは確定しています。価格や車名は【噂】の段階なので、予算を組むのは発表を見てからでも遅くありません。MTの限定車♯は、抽選の受付を終えています。

質問3|乗り換えなら、今の愛車の価値を先に知っているか

どちらを選ぶにしても、乗り換えの資金計画は、今の愛車の査定額がスタート地点です。待つ間に相場が動く可能性もあるので、先に金額を押さえておくと判断が楽になります。

\ 待つ前に、今の愛車の値段を確認 /

※最大20社がWebで入札し、やりとりは高額査定の上位3社だけ(MOTA公式・2026年11月3日確認)

売却の流れは実際にMOTA車買取りで車売ってみた!160万円で買った新古車が156万円で売れた実話で、実際の金額とあわせて書きました。値引きの相場と交渉の条件は新型WRX S4の値引き交渉術|報告66件の全数集計で分かった相場と限界額にあります。

答え合わせの予告|11月の発表で見る7項目

発表されたら、この表の見立てが合っていたかを公式の数字で確かめます。

項目いまの見立て確かめる場所
発表日と受注開始11月19日(★3)スバルのニュースリリース
位置づけ「比較的規模の大きなマイナーチェンジ」(★3)。2026年秋の一部改良という販売店の話(★2)もあるニュースリリースの表題と説明文
車名「WRX STI Sport R」(★2)。公式の予告名とのずれニュースリリースの車名
価格5,027,000円超〜6,105,000円未満(◎)。MOTAは548万円公式の価格表
出力・トルク275PS据え置き(◎)。MOTAは280PS・39kgf・m公式の主要諸元表
アイサイトX非設定(★3)公式の装備一覧
AT版など残りの時期AT版は2027年(★3)。公式はMT3モデルを2027年までと説明発表時の今後の予定

フルモデルチェンジなのか、MTを加える改良なのかという見分け方は、新型WRX S4のフルモデルチェンジ最新情報|11月発表予定のMT版WRXを確定・噂・予想で仕分けにまとめました。答え合わせの結果は、発表のあとにこの記事へ反映するつもりです。

よくある質問

WRX S4は何回改良されましたか?

3回です。2022年11月24日の一部改良、2023年10月25日の改良、2024年12月12日の一部改良で、このほかに特別仕様車と限定車が4台設定されました。

WRX S4の改良で、いちばん大きかったのはいつですか?

2023年10月25日です。広角単眼カメラを加えた新世代アイサイトが全グレードに標準装備となり、デジタルマルチビューモニターに3Dビューも追加されました。当サイトの採点では12点満点で7点です。

WRX S4の改良で、価格は上がりましたか?

2回上がっています。2022年11月はSTI Sport R EXが55,000円、2023年10月はGT-H EXが88,000円、STI Sport R EXが198,000円の上昇でした。2024年12月は据え置かれています。発売時から比べると、GT-H EXは88,000円、STI Sport R EXは253,000円の上昇です(差額は当サイト算出)。

WRX S4を中古で買うなら、何年式がおすすめですか?

安全装備を重視するなら、2023年10月25日の改良以降です。それより前の個体には、新世代アイサイトが付きません。内外装の仕上げを重視する場合は、ホイールの塗装やシート配色が変わった2024年12月以降が目安になります。

WRX S4は、今も新車で買えますか?

新規受注は2026年5月18日に終了しています。公式の工場出荷時期の案内は、10月9日時点で在庫対応のみです。在庫の有無は販売店ごとに異なるため、問い合わせて確認してください。

WRX S4の次の改良は、いつですか?

公式は、S4の次の改良を発表していません(S4は生産終了に伴い在庫対応のみ)。公式サイトが告知しているのは、2026年11月発表予定のWRXです。TY85型のMTを積むカタログモデルとして開発中で、MTモデル3つは2027年までに届ける予定とされています。価格と個々の時期は未発表なので、発表待ちの状態だと言えるでしょう。

WRXのMTモデルの価格は、いくらですか?

公式の発表はまだありません。MOTAは、販売店などへの取材にもとづく予想として548万円と伝えています。当サイトでは【噂】★3の扱いです。

WRX STI Sport♯と、MTのカタログモデルは同じ車ですか?

別の車です。♯は2026年4月に600台限定で発売されたコンプリートカーで、価格は6,105,000円でした。MTのカタログモデルは、2026年11月発表予定として公式サイトで開発中と告知されています。

STI Sportグレードは、今も買えますか?

WRX S4のSTI Sportグレードは、現行モデルをもって展開を終了しました。公式サイトは、在庫対応のみであることを明記しています。残っている個体があるかは販売店にお問い合わせください。

「3回とも据え置き」と聞いたら、価格表で確かめてみてください

まとめ|WRX S4の改良は3回、価格が動いたのは2回でした

冒頭で、価格が動いたのは3回のうち2回だと書きました。回収します。2022年11月は+55,000円(STI Sport R EX)、2023年10月は+88,000円と+198,000円で、据え置きは2024年12月だけです。走りの軸は3回とも0点でした。

調べていて印象に残ったのは、いちばん中身の濃い改良が、STI Sport R EXにとっていちばん割高な改良でもあったことです。次の動きは、2026年11月に予定されているWRXの発表でしょう。当サイトの見立ては、発表時に公式の数字で答え合わせをします。

持ち帰りポイント
価格が動いたのは3回のうち2回。最大の改良は2023年10月。次は2026年11月発表予定(公式)。発表日と価格の噂は★3です。

次の一歩
ATでよいなら在庫の初度登録年月を確認し、MTが条件なら11月の公式発表を待ってください。どちらでも、今の愛車の査定額は先に確かめておきましょう。

\ 売却前に、愛車の査定額を確認 /

※最大20社がWebで入札し、やりとりは高額査定の上位3社だけ(MOTA公式・2026年11月3日確認)

参考URL一覧

>>MOTA一括査定やってみたら驚きの結果が出た<<

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