ランドクルーザーFJにディーゼルとハイブリッドは、今のところ設定されていません。確定しているパワートレインは、2.7Lガソリン(2TR-FE)の1種類だけです。ディーゼルの追加は、ベストカーWebなどが予想として報じているにとどまり、トヨタの公式発表はありません。
根拠はトヨタ公式の主要諸元表とベストカーWebの記事で、確認日は2026年11月4日です。直近の11月2日の発表は外装オプションの新規設定で、エンジンの話ではありませんでした。この記事では、出回っている噂を確定・噂・予想に仕分け、ランクル300の価格差を手がかりに「FJにディーゼルやハイブリッドが載るなら」を考えます。
この記事のポイント
- 現行はガソリン2.7Lの1種類だけ
- 2029年のディーゼル説は★3止まり
- 204PS・51.0kgmはランクル70の換算値とほぼ同じ数字
- 300はHEVがディーゼルより約105万円高い
- 燃費は06、次期型は12で詳しく
この記事を読めば、ディーゼルの噂のうち何が確定で何が噂なのか、報じられた出力の数字が何と一致するのか、ハイブリッドの現実味、そしてディーゼルを待つか今ガソリンで買うかの判断軸が分かります。
公開日:2026年11月4日 / 最終更新日:2026年11月4日

ランドクルーザーFJにディーゼルはある?いま選べるのは2.7Lガソリンだけ
結論から言うと、ディーゼルもハイブリッドも選べません。選べるエンジンは、163PS・246N・mの2.7Lガソリン1種類だけです。グレードもVXの1つだけで、5人乗り・パートタイム4WDの構成になっています。


公式で確定しているパワートレイン
エンジンは2.7Lガソリンの2TR-FE(163PS・246N・m)で、6速AT(6 Super ECT)、レギュラーガソリン仕様です。WLTCモード燃費は8.7km/L(市街地6.8・郊外8.8・高速9.9km/L)で、ここまでが公式に確かめられた範囲になります。
| 項目 | 内容 | ラベル |
|---|---|---|
| エンジン | 2.7Lガソリン(2TR-FE)・163PS・246N・m | 【確定】 |
| 変速機 | 6速AT(6 Super ECT) | 【確定】 |
| 使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン | 【確定】 |
| WLTCモード燃費 | 8.7km/L | 【確定】 |
| ディーゼル・ハイブリッド | 設定なし。追加の公式発表もない | 【確定】 |

ディーゼルの話は、ここから先がすべて「噂」か「予想」になります
11月2日の発表はパワートレインの話ではなかった
2026年11月2日にトヨタが発表したのは、丸目ヘッドランプとアドベンチャーバンパーセットを外装オプションとして新規設定する内容でした。発売は2027年1月上旬以降の予定で、価格は未発表です(トヨタ ニュースリリース)。
発売から一部改良も価格改定も一度もなく、公式の更新は外装オプションの追加だけです。丸目の詳しい中身は新型ランドクルーザーFJの改良|丸目ヘッドランプとアドベンチャーバンパーが外装オプションににまとめています。
ランドクルーザーFJのディーゼルの噂を3レーンに仕分け|2029年説は★3止まり
噂の中身を整理すると、確定は「ガソリンのみ」の1行だけで、ほかはすべて噂か予想です。2029年のディーゼル追加説は、1つの編集部の情報なので★は3までにとどめます。


確定・噂・予想の仕分け表
| 項目 | レーン | 根拠 | ★の根拠 |
|---|---|---|---|
| 2.7Lガソリン(2TR-FE)のみ | 【確定】 | トヨタ公式の主要諸元表 | 公式資料で確認済み |
| 2029年に1GD(2.8Lディーゼル)を追加 | 【噂】★★★☆☆ | ベストカーWeb(2026年3月17日) | 大手媒体の報道だが1媒体の情報で、トヨタの言及はない |
| 出力204PS・最大トルク51.0kgf・m | 【噂】★★★☆☆ | ベストカーWeb(2026年4月20日) | 同じ編集部の再掲で、初出は2026年2月時点の記事 |
| 海外でディーゼルの可能性 | 【噂】★★☆☆☆ | Motor Fanの記事 | 海外の可能性に触れた記事で、日本仕様の発表ではない |
| ハイブリッドの追加 | 【予想】 | 当サイトの予想 | 報道も公式の言及も確認できていない |
ベストカーWebの2本は3月17日の記事と4月20日の記事で、どちらも2029年に「1GD-FTV型2.8Lディーゼルターボ」を追加するという情報です。トヨタの発表ではないため、ここでは【噂】として扱うのが妥当でしょう。Motor Fanにも、海外でディーゼルの可能性に触れた記事も見られます。
★を3で止めた理由
- ベストカーWebの2本は同じ編集部の記事で、独立した2つの裏付けにはなりません
- 4月20日の記事は初出が『ベストカー』2026年3月26日号で、2026年2月時点の情報です
- トヨタ公式は、ディーゼルにもハイブリッドにも触れていません
日付が新しく見える記事でも、情報の鮮度は初出の時点で決まります。4月の記事だから最新、とは言えないところが、この噂の読みどころです。

「2029年」という年だけが一人歩きしやすいので、情報の出どころを先に見ておきたいところです
204PS・51.0kgmの正体|ランクル70のディーゼルと同じ数字
ベストカーWebが伝える出力は204PS・51.0kgf・mです。この数字は、ランクル70の1GD-FTV(150kW・500N・m)を換算した値とほぼ一致します。


70の公表値を換算してみる
ランクル70の公式諸元ページには、1GD-FTVの最高出力150kW・最大トルク500N・mが載っています(ランクル70の公式諸元表)。これを単位換算すると、次のとおりです。
| 項目 | 数値 | 換算・備考 |
|---|---|---|
| ランクル70の最高出力 | 150kW | 150÷0.7355=約204PS(当サイト算出) |
| ランクル70の最大トルク | 500N・m | 500÷9.80665=約51.0kgf・m(当サイト算出) |
| 報じられたFJ向けの値 | 204PS・51.0kgf・m | ベストカーWeb(噂) |
| FJの現行エンジン(2TR-FE) | 163PS・246N・m | 公式諸元表(確定) |
換算値は報道の数字と一致しました。報道は、FJ専用に新しく開発するエンジンではなく、既存の1GD系ディーゼルを積む想定に立っている可能性があります。あくまで当サイトの読みで、確定した話ではありません。
ガソリンと並べると、トルクは約2倍
最大トルクを比べると、2TR-FEの246N・mに対して500N・mで、約2.0倍です(500÷246、当サイト算出)。最高出力は163PSから204PSへ、41PS増える計算になります。
ただし、これは報道が示す数字を並べただけの比較で、FJに載った場合の実測値ではありません。重さや変速機の違いで、体感や燃費は同じ数字にならない点には注意が必要です。燃費の公式値は新型ランドクルーザーFJの燃費はWLTC8.7km/L|実燃費6.9km/Lで航続距離は約435kmで整理しています。

数字がランクル70の換算値とほぼ同じなのは目を引きますが、搭載を裏づけるものではない、というのが当サイトの見方です
ハイブリッドは出る?ランクル300の価格差105万円から読む現実味
ハイブリッドについては、報道も公式発表もありません。そのため当サイトの予想として扱い、すでにHEVのあるランクル300の実例から現実味を探ります。


ランクル300はガソリンをやめ、ディーゼルとHEVの構成になった
ランクル300は、2026年10月1日発売の一部改良でガソリン車がなくなりました(トヨタ ニュースリリース)。価格は6,300,800円からです。公式リリースに価格の記載はなく、金額はwebCGなど大手媒体の報道で確認した値になります。
| グレード | ディーゼル | ハイブリッド | 差額(HEV−ディーゼル) |
|---|---|---|---|
| GX | 6,300,800円 | — | — |
| ZX | 8,750,500円 | 9,801,000円 | 1,050,500円 |
| GR SPORT | 9,150,900円 | 10,200,300円 | 1,049,400円 |
| WLTCモード燃費 | 9.7km/L(GXは9.8km/L) | 9.4km/L | ディーゼルが0.3km/L上 |
表の「—」は報道に記載のない項目です。差額と燃費差は、公式の300の主要諸元表の燃費と報道の価格から当サイトが計算しました。同じグレードで比べると、ハイブリッドはディーゼルより約105万円高く、WLTC燃費はむしろ低い数字です。
FJに同じ上乗せが起きたら、250に23万円まで迫る
300の実例で見えてくるのは、ハイブリッドが燃費のためだけの選択肢ではなさそう、という点です。燃費の数字で見る限り、300ではディーゼルのほうが良く、価格も安いと言えます。
【予想】ここで、FJの車両本体価格4,500,100円に、300のZXと同じ1,050,500円の上乗せを機械的に当てはめてみます。結果は5,550,600円で、ランクル250のVX(2.7Lガソリン)5,779,400円との差は228,800円です(当サイト算出)。FJにハイブリッドが載ると、「いちばん手頃なランクル」という立ち位置と両立しにくくなります。価格差の中身はランドクルーザーFJとランクル250・300・70の違い|価格は4,500,100円からの階段、サイズは全高だけ最大で比較しました。

HEVの上乗せ額が300と同じとは限りません。ただ、価格の立ち位置を考える材料にはなります
当サイトの予想|ガソリン◎・ディーゼル○・ハイブリッド▲
ここからは確定情報ではなく、当サイトの予想です。公式の発表が出るまでは、次の3本立てで見ておくのが現実的だと考えます。


パワートレイン3つの予想
| 予想 | 印 | 根拠 | 外れる条件 |
|---|---|---|---|
| ガソリン2.7Lのまま当面続く | ◎本命 | 発売から改良ゼロで、直近の11月2日の発表も外装オプションの新規設定 | パワートレインの追加が公式に発表されたとき |
| 1GDディーゼルの追加 | ○対抗 | ベストカーWebの2029年説(★3)と、ランクル70が同じ1GD-FTVを使っている事実 | 2029年より前に公式発表が出る、または見送りと分かったとき |
| ハイブリッドの追加 | ▲大穴 | 報道なし。300では価格差が約105万円ある | FJのパワートレインがガソリンとディーゼルだけで推移したとき |
印の付け方は、確かめられた事実の多さの順です。ガソリン継続は事実の積み上げ、ディーゼルは噂と前例、ハイブリッドは類推だけ、という違いがあります。
2029年は、販売店が掲示する納期のさらに先
千葉トヨペットは、2026年11月1日現在、ガソリン全グレードの納期予定を「2027年3月以降」と掲示しています(千葉トヨペット)。トヨタは車種別の納期月数を公表していません。工場出荷から納車までは、さらに約2週間かかります。
受注再開についての公式発表はまだありません。WEB CARTOPは、すべての販売店ではないものの受注を再開した販売店があり、2027年春ごろまでの納車も可能になっているようだと報じています(WEB CARTOP)。ディーゼル待ちは、受注の順番待ちとは別に、数年単位の待機になる可能性があります。納期の読み方はランドクルーザーFJの納期は何ヶ月?月数を書けない理由と、千葉トヨペット「2027年以降」の読み方で詳しく取り上げました。

いつ出るか分からないものを待つ間に、車の側が先に動く可能性もあります
ディーゼルを待つか、いまガソリンで買うか|判断の3分岐
待つか買うかは、走る距離と、待てる時間で決まります。ディーゼルの正式発表を条件にするなら、条件が満たされる時期は誰にも分かりません。


条件別の判断表
| 状況 | 向く選択 | 理由 |
|---|---|---|
| 年間走行が少なく、価格を優先したい | いまのガソリン2.7Lで検討 | レギュラー170円/L・年1万kmで、カタログ値なら年約195,400円、実燃費なら年約246,400円(当サイト算出) |
| トルクや長距離の余裕を重視したい | ディーゼルの正式発表を待つ | 報道の数字は500N・m級だが、公式仕様は未発表 |
| どちらとも決められない | 受注と納期の公式情報を定期的に確認 | 噂の段階では、買う・待つの根拠にならない |
実燃費は、みんカラの燃費記録103件の平均6.9km/Lで、カタログ値の約79%です(2026年11月4日取得、みんカラ)。
待つ間にできる準備
買い替えなら、手放す車の査定額を先に確かめておくと動きやすくなります。査定の仕組みと使い方はMOTA車買取の評判と使い方に書きました。ほかに、販売店に聞いておきたいのは次の3点です。
- 受注の状況と、注文できる時期の見込み
- 注文時に選べるパワートレインが、ガソリンだけで間違いないか
- 納期の掲示が、いつの時点の情報か
\ いま乗っている車の査定額を確認 /
※最大20社がWebで入札し、やりとりは高額査定の上位3社だけ(MOTA公式・2026年11月3日確認)

噂の段階で動くより、確定した事実を見てから動くほうが後悔は少なそうです
よくある質問
- ランドクルーザーFJにディーゼルはありますか
-
ありません。選べるエンジンは2.7Lガソリン(2TR-FE・163PS・246N・m)の1種類だけです。ディーゼルの追加は大手メディアの予想報道にとどまり、トヨタの公式発表はありません。
- ランドクルーザーFJのディーゼルはいつ出ますか
-
公式発表はなく、時期は分かりません。ベストカーWebは2029年に1GDディーゼルを追加するという情報を報じていますが、同じ編集部の2本の記事で、★は3までの噂として扱っています。
- ランドクルーザーFJにハイブリッドは設定されますか
-
報道も公式発表も確認できていません。当サイトの予想では、ガソリン継続が本命、ディーゼルが対抗、ハイブリッドは大穴の▲です。
- ランドクルーザーFJのディーゼルの出力はどのくらいですか
-
ベストカーWebは204PS・51.0kgf・mと報じています。ランクル70の1GD-FTV(150kW・500N・m)を換算した値とほぼ一致しますが、FJの公式値ではありません。
- ランドクルーザーFJのエンジンは何ですか
-
2.7Lガソリンの2TR-FEを搭載し、163PS・246N・mを発生します。6速ATと組み合わされ、使用燃料はレギュラーガソリン、WLTCモード燃費は8.7km/Lです。
- ランドクルーザーFJのディーゼルとガソリンは、燃費がどちらが良いですか
-
FJにディーゼルの設定がないため、FJ同士の比較はできません。参考として、ランクル300のWLTCモード燃費はディーゼルが9.7km/L、ハイブリッドが9.4km/L、ランクル70は10.1km/L、FJのガソリンは8.7km/Lです。
- ランクル300にガソリン車はありますか
-
ありません。2026年10月1日発売の一部改良でガソリン車がなくなり、ディーゼルとハイブリッドの構成になりました。価格は6,300,800円からと報じられています。
- ランドクルーザーFJのディーゼルを待つべきですか
-
正式発表の時期が分からないため、待つ根拠は弱いでしょう。ガソリンで困らない使い方なら、いまの仕様で検討する道もあります。判断表は記事内にまとめました。
- ランドクルーザーFJの受注は再開していますか
-
トヨタからの公式発表はありません。千葉トヨペットは11月1日現在、ガソリン全グレードの納期予定を「2027年3月以降」と掲示しています。販売店によって状況が違うため、店舗で確認してください。
まとめ|ランドクルーザーFJのディーゼルは噂どまり、確定しているのはガソリン2.7Lだけ
冒頭で書いたとおり、ディーゼルもハイブリッドも現行のFJには設定されていません。確定しているのは、2.7Lガソリン(163PS・246N・m)の1種類だけです。そこから先は、噂と予想の話になります。
- 現行はガソリン2.7Lの1種類で、公式のディーゼル発表はない
- ベストカーWebの2029年説は、同じ編集部の2本で★3止まり
- 204PS・51.0kgmは、ランクル70の1GD-FTVの換算値と一致
- 300ではHEVがディーゼルより約105万円高く、燃費の数字は下
- 当サイトの予想は、ガソリン◎・ディーゼル○・ハイブリッド▲
持ち帰りポイント
噂の数字は、出どころを見ると意味が変わる。確定はガソリンだけ。
次の一歩
通っている販売店で、注文できるパワートレインと受注の状況を聞いておく。次期型の見通しは新型ランドクルーザーFJのフルモデルチェンジはいつ?公式発表ゼロの現在地と、今買うか待つかの判断【予想】も参考になります。
\ 次の車の準備に、愛車の相場を確認 /
※最大20社がWebで入札し、やりとりは高額査定の上位3社だけ(MOTA公式・2026年11月3日確認)
参考URL一覧
- トヨタ 主要諸元表・装備一覧PDF(’26年5月現在)
- ベストカーWeb・ランドクルーザーFJのディーゼル追加に関する記事(2026年3月17日)
- トヨタ ニュースリリース・ランドクルーザー“FJ”に丸目ヘッドランプとアドベンチャーバンパーを外装オプションとして新規設定(2026年11月2日)
- ベストカーWeb・ランドクルーザーFJのディーゼル追加に関する記事(2026年4月20日)
- Motor Fan・ランドクルーザーFJのディーゼルの可能性に関する記事
- トヨタ公式・ランドクルーザー70 主要諸元表
- トヨタ ニュースリリース・ランドクルーザー“300”一部改良(2026年10月1日発売)
- webCG・ランドクルーザー“300”一部改良の価格
- トヨタ ランドクルーザー300 主要諸元表PDF
- 千葉トヨペット・ランドクルーザーFJ納期情報(2026年11月1日現在)
- WEB CARTOP・ランドクルーザーFJの受注に関する報道(2026年10月)
- みんカラ・ランドクルーザーFJ 燃費記録
- トヨタ ランドクルーザーFJ公式サイト
- トヨタ ランドクルーザー70公式サイト
- トヨタ ランドクルーザー300公式サイト





