新型セレナの内装は、室内長3,145mm×幅1,545mm×高さ1,400mmの空間に、2列目が最大640mmスライドするシートを組み合わせた構成です。結論から言うと、広さはほぼ共通(室内長の差は10mm)で、差が出るのは内装色・シート地・定員・2列目の形になります。
日産の諸元表と公式インテリアのページから、内装の数字と装備を拾い直しました。LUXIONとBlack Editionの内装の違い、8人乗りと7人乗りの2列目の違い、防水シートの注意点まで、購入前に確かめたい点を整理しています。
この記事のポイント
- 室内は長さ3,145mm×幅1,545mm×高さ1,400mm
- 2列目は最大640mmスライド(LUXIONは580mm)
- 8人乗りと7人乗りで2列目の形が変わる
- LUXIONはプレミアム内装、Black Editionは黒基調
- 防水シートは44,000円で、素のXとLUXIONは選べない
公開日:2026年11月5日 / 最終更新日:2026年11月5日

セレナの内装は何が変わった?11月5日の改良で分かること
日産のリリースによると、セレナの内装は2026年11月5日の一部仕様変更で意匠と素材に手が入りましたが、具体的にどこが変わったかは書かれていません。この記事では、3月版と11月版の諸元表を比べて分かる記載の違いと、公式インテリアのページで確かめられる内容を整理します。

改良の中身と、内装に関係する3つの点
セレナは2026年11月5日に一部仕様変更を受け、同日発売されました。LUXIONはホットプラスパッケージとクリアビューパッケージが標準になり、201,300円下がりました。ハイウェイスターVはアダプティブLEDヘッドライトシステムが標準に加わっています。内装の具体的な変更は示されておらず、目立つのはグレードごとの装備と値付けの整理です。
| 内装に関係する点 | 中身 | 詳しい記事 |
|---|---|---|
| LUXION | 専用のプレミアム内装を持つ7人乗り。201,300円下がり4,797,100円 | 新型セレナ マイナーチェンジ最新情報|11月5日の一部仕様変更とBlack Edition、全仕様の価格差 |
| Black Edition | ハイウェイスターVより110,000円高い、35周年の期間限定の7人乗り | 新型セレナのグレード比較|全15仕様をコスパ偏差値で採点|やめとけグレードも名指し |
| 色 | 通常11色にBlack Edition専用の2トーン2色 | 新型セレナの色は通常11色|Black Edition専用2トーンと有償色の選び方 |
最新の仕様全体は新型セレナ完全ガイド|価格279万円〜・全15仕様・燃費・色・納期まで総まとめでまとめています。
諸元表を3月版と11月版で見比べて分かる記載の違い
日産のリリースは「一部内外装の意匠および素材の変更を実施」とだけ書いていて、どこをどう変えたかは示していません。そこで当サイトが3月版と11月版の諸元表を見比べたところ、内装まわりでは次の記載の違いがありました(当サイトの比較であり、公式の説明ではありません)。
- LUXIONのUSB電源ポートが、3列目の左右の6個から、3列目の右だけの5個になった
- 全車標準だった「抗菌仕様(ステアリング)」の記載が消えた
- X・XVパッケージの「助手席シートバックポケット(アッパー)」が標準装備の欄から消えた(ハイウェイスターV以上は標準のまま)
- e-POWER Xの100V AC電源と、助手席側ハンズフリーオートスライドドアのメーカーオプションの記載が消えた
記載が消えたことと、機能が廃止されたことは別の話です。理由はリリースにも諸元表にも書かれていないので、気になる装備は販売店で見積書に載るかを確かめてください。なお公式インテリアのページには、内装色のグレージュが販売終了という注記があります。
この記事で押さえる範囲
扱うのは室内の寸法、シートの動き、定員による違い、内装色とシート地、装備の差の5点です。ボディカラーの話は別記事に譲り、内装の選び方に集中します。

広いと聞くけれど、実際はどれくらいなのか気になりますよね
室内は長さ3,145mm×幅1,545mm×高さ1,400mm、数字で広さを読む
公式の諸元表では、セレナの室内寸法は長さ3,145mm、幅1,545mm、高さ1,400mmです。ホイールベースは2,870mmで、この数字はグレードが違っても変わりません。


NissanConnect装着車とLUXIONは10mm短い
室内長は、NissanConnect装着車とLUXIONで3,135mmです。10mmの差なので体感に影響する大きさではありませんが、数字を比べるときは見落としやすいところですね。
| 項目 | 数字 | 備考 |
|---|---|---|
| 室内長 | 3,145mm | NissanConnect装着車・LUXIONは3,135mm |
| 室内幅 | 1,545mm | 全車共通 |
| 室内高 | 1,400mm | 全車共通 |
| ホイールベース | 2,870mm | 全車共通 |
外寸との関係で見ると広さの理由が分かる
標準車の全長は4,690mm、全幅は1,695mmで、ハイウェイスターV(2WD)は全長4,765mm×全幅1,715mmです。外寸の差はエアロパーツ分の長さと幅なので、室内の寸法には響きません。
日産が売りにしているのは、ウォークスルーのしやすさです。出っ張りの少ない操作パネルで運転席の足元を広げ、運転席と助手席、2列目と3列目の移動がしやすい設計と説明しています。
シートアレンジ:2列目の640mmスライドと3列目の使い勝手
セレナの内装でもっとも特徴的なのは、2列目の動きです。大人でも脚を伸ばせるロングスライドと、左右の横スライドを組み合わせて、子どもの着替えができるほどの空間を作れます。


2列目は最大640mm、LUXIONは580mm
2列目シートの超ロングスライドは最大640mmです。e-POWER LUXIONだけはスライド量が580mmになります。
2列目は横スライドもできます。
2列目の前方フロアの形は仕様ごとに違う
2列目の前方フロアの形は、e-POWER LUXION、e-POWERのハイウェイスターVとX、e-4ORCEのハイウェイスターVとX、ガソリンのハイウェイスターVとXで、それぞれ別の形状だと公式が説明しています。ただ、確認した公式ページには寸法や図が無く、どの形がどれだけ違うのかまでは分かりませんでした。足元の広さは実車で確かめるのが確実です。
3列目はスライドできて、視界も確保される
3列目にもスライド機構があり、厚みのあるクッションとゆとりの座面幅で、座り心地を確保した設計です。後側方の確認がしやすいスマートアップサードシート(低位置格納式)も採用されています。
3列目の格納と荷室
3列目は低い位置に格納できます。スライドやリクライニングの調整も可能です。荷室の床下にはラゲッジアンダーボックスがあり、容量はe-POWERとe-4ORCEで違うと公式の荷室ページに書かれています(日産公式の荷室・収納のページ)。ハーフバックドア(デュアルバックドア)は全車標準です。
2列目と3列目を倒して完全にフラットにできるかは、確認した公式ページでは分かりませんでした。車中泊などで使いたい人は、販売店で実際に倒して確かめてください。
視界の設計
右左折時の側方確認がしやすいスリムなフロントピラーも、公式が内装・視界の特徴として挙げています。家族を乗せるミニバンでは、広さだけでなく見やすさも安心感につながるところです。

2列目の動きは、写真より実車で確かめたい部分ですね
セレナの内装は8人乗りと7人乗りでどう違う?
定員が1人違うだけで、2列目の座席の構成が変わります。8人乗りと7人乗りのどちらを選ぶかは、乗る人数だけでなく、2列目の使い方とも結びつく話です。

どのグレードが何人乗りか
8人乗りはガソリン全車とe-POWERのX・XVパッケージ・ハイウェイスターVで、e-4ORCE全車とBlack Edition、LUXIONは7人乗りです。
| 定員 | 対象 |
|---|---|
| 8人乗り | ガソリン全車、e-POWERのX・XVパッケージ・ハイウェイスターV |
| 7人乗り | e-4ORCE全車、Black Edition、LUXION |
8人乗りの2列目はスマートマルチセンターシート
8人乗りの2列目は、中央席がスマートマルチセンターシートになります。ティッシュボックスの収納、コンビニフック、アームレストが付き、倒すことも可能で、ヘッドレストも備わります。左右の席は超ロングスライドと横スライド、リクライニングに対応。
7人乗りのe-4ORCE、Black Edition、LUXIONは、中央席の代わりに左右が独立したキャプテンシートになります。
Black Editionの2列目はキャプテンシート
Black Editionは、2列目がキャプテンシートの7人乗りです。2WDでは特別装備、e-4ORCEでは標準装備という扱いになっています。1列目と2列目、3列目の間を歩いて移動したい家庭に向く構成です。
8人乗りとの比較は新型セレナのグレード比較|全15仕様をコスパ偏差値で採点|やめとけグレードも名指しにも載せています。
内装色とシート地:X・ハイウェイスターV・LUXIONの違い
内装色とシート地は、グレードによってはっきり分かれる部分です。公式インテリアのページで、各グレードの組み合わせを確認できます。

グレード別の内装色とシート地
| グレード | 内装色 | シート地 |
|---|---|---|
| X(ガソリン/e-POWER/e-4ORCE) | ブラック | 織物/トリコット |
| ハイウェイスターV(各パワートレイン) | ブラック | ジャカード織物/トリコット(撥水加工)と合皮のコンビ |
| e-POWER LUXION | プレミアム | テーラーフィット |
Xのシートは織物、ハイウェイスターVは撥水加工つきのジャカード織物と合皮のコンビになります。ベース車の中でLUXIONだけが専用のプレミアム内装で、シート地もテーラーフィットと別物です(AUTECH LINEにもテーラーフィットの設定があります)。
LUXIONのアームレストは運転席ではなくコンソール側
諸元表の注記では、e-POWER LUXIONは運転席・助手席のアームレスト付シートではなく、センターコンソールボックス(アームレスト)が付くとされています。ほかのグレードと座席まわりの作りが違う点は、実車で確かめておきたいところです。

見た目だけでなく、肘を置く位置まで違うんですね
LUXIONとBlack Edition、内装の雰囲気で選ぶならどちら?
7人乗りで内装の個性が強いのは、LUXIONとBlack Editionの2つ。価格差は大きく、LUXIONの4,797,100円に対し、Black Edition(e-POWER)は3,932,500円です。


二つの違いを並べる
| 項目 | LUXION | Black Edition(e-POWER) |
|---|---|---|
| 価格 | 4,797,100円 | 3,932,500円 |
| 定員 | 7人乗り | 7人乗り |
| 内装色 | プレミアム | ブラック |
| 内装の特徴 | テーラーフィットのシート、センターコンソール | ブラック木目調インパネフィニッシャー、2列目キャプテンシート |
| 2列目スライド量 | 580mm | 640mm(LUXIONだけ580mmという公式の注記からの読み取り) |
価格差は864,600円(当サイトの引き算)です。内装の質感を取るならLUXION、黒でまとめて価格を抑えるならBlack Editionという整理になるでしょう。
Black Editionは35周年の期間限定
Black Editionは発売35周年の期間限定の特別仕様車で、販売期間の日付は公表されていません。専用の2トーン2色などは日産公式のBlack Editionのページで確認できます。
色の詳細は新型セレナの色は通常11色|Black Edition専用2トーンと有償色の選び方で並べています。
防水シートとロールサンシェード、内装の装備差に注意
内装まわりの装備は、グレードによって標準かオプションか、そもそも選べないかが分かれます。見積もりで落とし穴になりやすいので、確認しておきましょう。

防水シートは44,000円、素のXとLUXIONでは選べない
防水シート(ネオソフィール)は44,000円で、XVパッケージと各ハイウェイスターV(Black Editionも)で選べます。素のXとLUXIONでは選べません(日産公式のシートのページ)。生地そのものに防水性があり、選ぶと助手席アームレストと、運転席・助手席のシートバックポケット(アッパー)が付きます。3列目の背面はカーペット素材のままです。例えばe-POWERのXVパッケージなら3,611,300円が3,655,300円に、ハイウェイスターVなら3,822,500円が3,866,500円になります。
ロールサンシェードとUSBの数
ロールサンシェードは、ハイウェイスターV系とLUXIONの標準装備で、XVパッケージには付きません。USB電源ポート(TYPE-C)は、ハイウェイスターV系・Black Edition・LUXIONが5個、X系が4個です(諸元表)。家族でスマホを使う頻度が高いなら、ここは見比べたくなるところですよね。
オプションの必要度は新型セレナの見積もり|乗り出し価格を1円単位で積み上げ|オプション必要度マップ付きで整理しています。
セレナの内装の口コミ評価は?点数から見る満足度
内装の評価を口コミで見ると、e-POWERがガソリン車を上回っています。価格.comの内装は、ガソリン車が3.55、e-POWERが3.89です。

価格.comとグーネットの内装点数
e-POWERの内装3.89は、価格.comのカテゴリ平均3.92をわずかに下回っています。広さには満足でも、質感には厳しめの声もあると読めそうです。価格.comのe-POWERの投稿には、樹脂部分が多い、音響に力が入っていないといった声が2件ありました(当サイトが読んだ範囲)。
口コミ全体は新型セレナの口コミ評判|ガソリンとe-POWERで満足度0.45の差を検証|向く人・向かない人で整理しています。

質感は人によって好みが分かれる部分ですよね

子どもを乗せるなら、シート地はやっぱり気になります
セレナの内装、買う前に実車で確かめたい3つのポイントは?
数字と装備表で分かることには限りがあります。販売店で確かめたいポイントを3つにまとめました。

ポイント1:2列目のスライドを前後・左右に動かす
広さの印象は、実際に動かすと一番分かりますよね。自分の体格と、乗せる家族の座り方で試してみましょう。
ポイント2:定員とシートの形を決める
8人乗りか7人乗りかで、2列目の構成が変わります。迷う場合は新型セレナのグレード比較|全15仕様をコスパ偏差値で採点|やめとけグレードも名指しを参考にしてください。
ポイント3:防水シートとサンシェードが必要か考える
子どもやペットを乗せる家庭では、防水シート(44,000円)が候補になります。ただし素のXとLUXIONでは選べないため、希望のグレードで可能か先に確認しましょう。
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よくある質問
- セレナの室内の広さはどれくらいですか
-
室内長3,145mm×幅1,545mm×高さ1,400mmです。NissanConnect装着車とLUXIONは室内長が3,135mmになります。
- セレナの2列目シートはどれくらいスライドしますか
-
超ロングスライドは最大640mmで、e-POWER LUXIONは580mmです。横スライドにも対応しています。
- セレナの8人乗りと7人乗りはどう違いますか
-
8人乗りはガソリン全車とe-POWERのX・XVパッケージ・ハイウェイスターV、7人乗りはe-4ORCE全車とBlack Edition、LUXIONです。2列目の中央席の有無が分かれ目になります。
- セレナのLUXIONとBlack Editionの内装の違いは何ですか
-
LUXIONはプレミアムの内装色とテーラーフィットのシート、Black Editionはブラックの内装とブラック木目調インパネフィニッシャーが特徴です。価格はe-POWER同士でLUXIONが864,600円高くなります。
- セレナの防水シートはいくらですか
-
44,000円で、選べるのはXVパッケージと各ハイウェイスターV(Black Editionも)です。素のXとLUXIONには設定がありません。
- セレナのシート地は何ですか
-
Xは織物/トリコット、ハイウェイスターVは撥水加工のジャカード織物/トリコットと合皮のコンビ、LUXIONはテーラーフィットです。
- セレナの内装の口コミ評価は高いですか
-
価格.comの内装はガソリン3.55、e-POWER3.89です。グーネットは全世代の平均で4.1ですが、集計範囲が違うため直接は比べられません。
- セレナの内装色は何色ありますか
-
公式インテリアの内装色は、ブラックとプレミアム(LUXION)の2種類で、グレージュは販売終了の注記つきです。ボディカラーは別に通常11色とBlack Edition専用の2トーン2色があります。
まとめ:セレナの内装は「広さはほぼ共通、差は定員とシート地」
セレナの内装は、室内寸法がグレードを超えてほぼ共通で、選ぶ基準は定員、シート地、2列目の形です。LUXIONとBlack Editionは7人乗りで個性が強く、価格差も大きくなります。
- 室内は長さ3,145mm×幅1,545mm×高さ1,400mm
- 2列目は最大640mm(LUXIONは580mm)スライド
- 防水シート44,000円は素のXとLUXION以外で選べる
次の一歩は、販売店で2列目を動かしてみることです。乗り換えの予定があるなら、同じ日に愛車の査定額も確認しておくと、予算の見通しが立ちます。
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