新型ヤリスクロスの維持費と税金【2026年最新】年94,942〜141,517円をパワートレイン別に試算

当ページのリンクには広告が含まれています。
新型ヤリスクロスの維持費と税金【2026年最新】年94,942〜141,517円をパワートレイン別に試算

ヤリスクロスの維持費とは、保有中にかかり続ける税・保険・燃料などの費用のことで、金額を確定できる項目だけを積むと年94,942〜141,517円になります。

前提は年10,000km・レギュラー169.9円/L・2026年9月時点。自動車税30,500円と自賠責の年割り9,280円は全型式で共通なので、差の46,575円はすべて燃料費です。税金面では、ハイブリッド2WDの重量税が新車時0円(免税)、ガソリン車は減税対象外という区分が日本自動車工業会の一覧で確定しました。

この記事のポイント

  • 年94,942〜141,517円が土台
  • 固定費39,780円は全型式共通
  • HV2WDは重量税が新車時0円
  • 5年総額でHV XがガソリンG超え
  • 4WDは16,500円が上乗せ済み

公開日:2026年9月6日 / 最終更新日:2026年9月29日

スポンサーリンク

>>MOTA一括査定やってみたら驚きの結果が出た<<

目次

新型ヤリスクロスの年間維持費は94,942〜141,517円|確定できる項目だけを積む

年10,000kmを走る前提で、金額を確定できる3項目(自動車税・自賠責の年割り・燃料費)を積み上げると、最も安いハイブリッドX 2WDで年94,942円、最も高いガソリンZ 4WDで年141,517円になります。差は46,575円。ここに自動車重量税と任意保険が乗るという構造です。

年額に積む3項目と、積まない項目を先に切り分ける

維持費の記事で危ういのは、根拠を示せない数字を平然と並べてしまうこと。そこで最初に、当サイトが2026年9月26日時点で何を確定できて何を確定できていないのかを表にしました。年額に積んだのは自動車税・自賠責・燃料費の3項目で、重量税は車検時の一括払いのため別枠、任意保険などは空欄のままにしています。

スクロールできます
項目この記事での扱い理由
自動車税(旧・種別割)年30,500円で計上総排気量1.490L=1,000cc超1,500cc以下
自賠責保険料24か月18,560円を年割り2026年11月1日以降始期の改定後料率
燃料費距離別に計上WLTC燃費と全国平均単価から算出
環境性能割0円2026年3月31日で廃止
自動車重量税別枠で提示(年額には含めない)新車時:HV 2WD・HV X/G E-Four 0円、HV Z系E-Four 5,600円、ガソリンは減税対象外
自賠責37か月(新車)25,180円(購入時)2026年11月1日以降始期の基準料率表
任意保険料金額を置かない年齢・等級・車両保険で変わる
車検基本料・消耗品金額を置かない工場ごとに価格設定が異なる
交換タイヤの実勢価格金額を置かない銘柄と時期で幅が大きい

表のとおり、前回(9月6日版)は空欄だった重量税と自賠責37か月が埋まりました。重量税を年額に混ぜないのは、新車時と車検時にまとめて払う税で、年割りにすると実際の出費のタイミングが見えなくなるからです。ハイブリッドとガソリンで区分がはっきり分かれた経緯は3つ目のH2で詳しく書きました。

空欄を残した試算のほうが、自分の条件を足し算しやすくなります

パワートレイン別×走行距離別の年間維持費

計算式は「30,500円 + 9,280円 + 年間燃料費」の一本だけ。自賠責は24か月18,560円を2で割った9,280円としています。固定費の合計は年39,780円で、ここに走った分だけが乗るという単純な構造です(すべて当方算出・1円未満は四捨五入)。

スクロールできます
仕様(WLTC)年5,000km年10,000km年15,000km
ハイブリッドX 2WD(30.8)67,361円94,942円122,524円
ハイブリッドG 2WD(30.2)67,909円96,038円124,167円
ハイブリッドZ 2WD(27.8)70,338円100,895円131,453円
ハイブリッドGR SPORT(26.8)71,478円103,176円134,873円
ハイブリッドZ E-Four(26.0)72,453円105,126円137,799円
ガソリンX 2WD(18.9)84,727円129,674円174,621円
ガソリンZ 2WD(17.9)87,238円134,696円182,154円
ガソリンZ 4WD(16.7)90,648円141,517円192,385円

表の結論は、年10,000kmの条件でハイブリッドとガソリンの維持費差は年34,732円(X 2WD同士)にとどまるという点です。月あたり約2,894円。年5,000kmまで落とすと差は年17,366円まで縮み、月1,447円ほどになります。走らない人ほど、ハイブリッドを選ぶ経済的な理由は薄れていく。燃費そのものの詳細は新型ヤリスクロスの燃費|全型式のWLTCと回収年数を計算するで整理しました。

あわせて読みたい
新型ヤリスクロス2026の燃費【最新】ハイブリッド・実燃費・全型式16.7〜30.8km/Lと回収年数の計算 ヤリスクロスの燃費とは、WLTCモードのカタログ値で16.7〜30.8km/Lという幅を持つ数値のことです。 ハイブリッドは26.0〜30.8km/L、ガソリンは16.7〜18.9km/L。年10,000...

差額46,575円の中身|固定費39,780円では1円も差がつかない

上限と下限の差を分解します。年10,000kmでの上限141,517円と下限94,942円の差46,575円は、税と自賠責が全型式共通のため100%が燃料費の差です。自動車税も自賠責も、グレードや駆動方式では1円も変わりません。

  • 固定費39,780円は全18型式で共通
  • 差がつくのは燃料費だけ
  • 走行距離が伸びれば差も比例

この構造が分かると、維持費を下げる手が絞れます。グレードを落としても維持費は下がりません。効くのはパワートレインの選択と、走行距離そのものだけ。年15,000km走る人なら上限と下限の差は69,861円まで広がり、5年で349,305円になります。逆に年5,000kmなら差は23,287円。同じ車でも、走り方によって維持費の話の重さがまるで違ってくるわけですね。

内訳を1項目ずつ|出典と時点をつけて確認する

ここからは金額を置いた項目の根拠を1つずつ示します。自動車税は年30,500円、自賠責は2026年11月1日以降に始まる契約から24か月18,560円へ改定、環境性能割は廃止済みで0円。燃料はレギュラー169.9円/Lで、購入時のリサイクル料金は10,760円です。

自動車税は年30,500円|1.490Lで1,000cc超1,500cc以下に入る

ヤリスクロスのエンジンは直列3気筒1.490L。ハイブリッドもガソリンも同じ排気量です。総務省が公開している自動車税の区分によると、1,000cc超1,500cc以下の自家用乗用車は年額30,500円(2019年10月1日以降に初回新規登録した車)。グレードでも駆動方式でも変わりません。

ここで注意点をひとつ。グリーン化特例(自動車税の軽減)の対象はEV・FCV・PHEV・天然ガス車だけで、トヨタ公式のエコカー減税・環境性能割の解説にもその定義が示されています。ヤリスクロスはハイブリッドもガソリンも対象外なので、翌年度の自動車税が安くなることはありません。「ハイブリッドだから税金が安い」という説明が当てはまらない部分です。なお2026年度から名称が変わっているため、本記事では「自動車税(旧・種別割)」と表記しています。

自賠責は2026年11月1日から改定|24か月18,560円、新車の37か月は25,180円

自賠責保険料は、契約するタイミングで額が変わる項目です。損害保険料率算出機構が金融庁長官に届け出た基準料率の変更によると、自家用乗用自動車は24か月が17,650円から18,560円へ、36か月が23,690円から24,690円へ引き上げられます(2026年11月1日以降に保険期間が始まる契約から)。引き上げ幅は24か月で910円、36か月で1,000円です。

新車で必要になる37か月契約は、同機構の基準料率表(本表)で25,180円(改定前24,190円から990円増)と確認できました。これは購入時に一度払う額なので、本記事の年間維持費では継続車検で使う24か月の額を年割りしています。ヤリスクロスは正規販売店の掲示で工場出荷目処が2027年に入っているため、いま注文すると改定後の料率で契約する可能性が高い。見積書の自賠責の行が24,190円なら、その点を担当者に確認してみてください。乗り出し価格の組み立ては新型ヤリスクロスの見積もり|乗り出し価格を諸費用まで積み上げるで分解しています。

あわせて読みたい
新型ヤリスクロスの見積もり【2026年最新】乗り出し価格を重量税・自賠責まで1円単位で積み上げた結果 新型ヤリスクロスの見積もりとは、車両本体価格にメーカーオプションと諸費用を積み上げて、実際に支払う乗り出し総額を出す作業です。 結論、公表資料で確定できる項目...

環境性能割は0円|2026年3月31日で廃止されている

初期費用の話ですが、総額の比較に効くので触れておきましょう。トヨタ公式の解説に「環境性能割は令和8年3月31日をもって廃止となります」と明記されており、中津川市の税務課が出した案内にも同じ趣旨の記載があります。2026年4月1日以降に新規登録するヤリスクロスに、環境性能割は課税されません。

2025年以前に書かれた維持費記事や見積もり例には、この税金が計上されたままのものが残っています。そうした記事と総額を比べると、存在しない税金のぶんだけ数字がずれる。比較するときは登録時期の前提を揃えてください。ちなみに購入時にはリサイクル料金10,760円(シュレッダーダスト7,540円+エアバッグ類2,800円+情報管理料金130円+資金管理料金290円)もかかります。こちらは公式の環境仕様PDF(’26年8月)に1円単位で記載されている確定値です。

燃料費の単価は169.9円/L|週次で動く前提であることも書いておく

変動費の単価も出典つきで置きます。レギュラーガソリン全国平均169.9円/L(2026年9月14日調査・9月16日発表)を採用しました(グーネットが掲載した同調査の結果/原資料は資源エネルギー庁の石油製品価格調査)。前週比マイナス0.1円、4週ぶりの値下がりでした。なお政府の燃料油価格定額引き下げ措置の資料では、同日の補助なし価格は205.9円/L。補助が無くなれば燃料費は約2割上がる前提で見ておくと安全です。

スクロールできます
仕様WLTC計算式(年10,000km)年額
ハイブリッドX 2WD30.8km/L10,000 ÷ 30.8 × 169.9約55,162円
ハイブリッドZ 2WD27.8km/L10,000 ÷ 27.8 × 169.9約61,115円
ハイブリッドZ E-Four26.0km/L10,000 ÷ 26.0 × 169.9約65,346円
ガソリンX 2WD18.9km/L10,000 ÷ 18.9 × 169.9約89,894円
ガソリンZ 2WD17.9km/L10,000 ÷ 17.9 × 169.9約94,916円
ガソリンZ 4WD16.7km/L10,000 ÷ 16.7 × 169.9約101,737円

燃費の値はトヨタ公式の主要諸元表・装備一覧PDF(’26年8月現在)から採りました。表の要点は、ガソリンZ 4WDとハイブリッドX 2WDの燃料費が年46,575円ひらくこと。ここが維持費の差そのものです。石油製品価格調査は週次で更新されるため、単価が10円動けば年間燃料費は約6%動く点も添えておきます。数字を使うときは、単価の調査日を必ずセットで見てください。

単価と調査日を書かない維持費記事は、正直あまり信用していません

税金はいくら?重量税は「ハイブリッドなら免税」が半分だけ正解

ヤリスクロスの税金でいちばん情報が錯綜しているのが自動車重量税です。「ハイブリッドだから免税」という説明は半分だけ正しく、ハイブリッドでもZ・Z“Adventure”のE-Fourは75%軽減(新車時5,600円)にとどまります。前回は達成率の資料に辿り着けず区分の判定を保留しましたが、今回は日本自動車工業会の対象車一覧で型式ごとに確認できました。

重量区分は確定|車両重量1,110〜1,280kgで1.0t超1.5t以下

まず確定している部分から。公式諸元表によると、ヤリスクロスの車両重量は1,110〜1,280kgです。したがって自動車重量税の区分は全型式が1.0t超1.5t以下で、この点だけはグレードを問わず断定できます。区分ごとの税額は次のとおりです。

スクロールできます
エコカー減税の区分新車新規登録時(3年分)初回継続検査時(2年分)
免税0円―
75%軽減5,600円―
50%軽減11,200円―
25%軽減16,800円15,000円
本則税率(エコカー)22,500円15,000円
エコカー外36,900円―

表から言えるのは、5年保有したときの重量税の合計です。ハイブリッド2WDなら新車時0円+初回継続検査15,000円で合計15,000円、ハイブリッドZ系のE-Fourなら5,600円+15,000円で20,600円(JAMAの一覧に記載された初回継続検査時の額を使用)。ガソリン車は減税対象外なので、見積書に出る新車時の額と車検時の額をそのまま足してください。税額の根拠は国税庁の自動車重量税エコカー減税の資料(令和8年4月改訂)です。

免税は105%達成が条件|2027年5月1日に基準が引き上げられる

制度側の要件も押さえておきます。免税は2030年度燃費基準の105%達成、75%軽減は100%達成、50%軽減は95%達成、25%軽減は85%達成が条件(2027年4月30日までは80%達成でも25%軽減)という4段階です。いずれも2020年度基準の達成が前提になります。

適用期間にも期限があります。日本自動車工業会の解説には「乗用車の場合、軽減対象となる排出ガス基準・燃費基準等は、2027年5月1日に引き上げとなります」とあり、現行基準で登録できるのは2027年4月30日まで。ヤリスクロスは正規販売店が2027年に入る工場出荷目処を掲示している状況なので、この期限は他人事ではありません。登録が2027年5月にずれ込めば、同じ車でも区分が下がる可能性がある。契約時に登録見込み月を確認しておく価値はあるでしょう。なお排出ガス認定は、公式の環境仕様PDFでガソリンが平成30年基準50%低減レベル、ハイブリッドが75%低減レベルと記載されています。

グレード別の区分はJAMA一覧で判明|ガソリン車は1行も載っていない

日本自動車工業会のエコカー減税対象車一覧(トヨタ・令和8年度税制改正版)を型式の行まで読んだ結果です。ハイブリッド2WD(X・G・Z・Z“Adventure”)とハイブリッドX・GのE-Fourは2030年度基準105%で免税、Z・Z“Adventure”のE-Fourは100%で75%軽減。ガソリン車(MXPB10/MXPB15)は一覧に1行も無く、減税の対象外でした。

  • HV 2WD:免税(新車時0円)
  • HV X・G E-Four:免税(新車時0円)
  • HV Z系E-Four:75%軽減(5,600円)
  • ガソリン全車:減税対象外

空欄が1つだけ残ります。8月改良後のGR SPORTハイブリッド(WLTC 26.8)の行は一覧に見つからず、載っていたのは改良前の型式の50%軽減だけでした。GR SPORTを選ぶ人はトヨタ公式 ヤリス クロスの減税・補助金ページか見積書で確認してください。ちなみにヤリスクロスはCEV補助金の対象外です。EV・PHEV・FCEVが対象の制度なので、ハイブリッドであっても交付されません。

「HVは全部免税」も誤り。E-Fourの一部は5,600円かかります

5年総額で並べ替える|ハイブリッドXがガソリンGを7,750円下回る

維持費は単独では意思決定に使えません。車両価格と合算した5年総額に置き換えると、カタログ価格の順位が一部入れ替わります。ハイブリッドX 2WDの5年総額は2,984,910円で、車両価格では168,300円安いガソリンG 2WD(2,992,660円)をわずかに下回りました。最安はガソリンX 2WDの2,774,670円です。

維持費だけの5年総額は474,710〜707,585円

先に維持費だけを5年ぶん積みます。年額を単純に5倍したもので、税制改正や燃料価格の変動、重量税は織り込んでいません。年10,000kmなら、ハイブリッドX 2WDが474,710円で最安、ガソリンZ 4WDが707,585円で最高。差は232,875円です(当方算出)。

スクロールできます
仕様年額(10,000km)5年の維持費
ハイブリッドX 2WD94,942円474,710円
ハイブリッドG 2WD96,038円480,190円
ハイブリッドZ 2WD100,895円504,475円
ハイブリッドGR SPORT103,176円515,880円
ハイブリッドZ E-Four105,126円525,630円
ガソリンX 2WD129,674円648,370円
ガソリンG 2WD130,152円650,760円
ガソリンZ 2WD134,696円673,480円
ガソリンGR SPORT136,314円681,570円
ガソリンZ 4WD141,517円707,585円

表から読めるのは、ハイブリッドの中で最も維持費が高いZ E-Four(525,630円)でも、ガソリンで最も維持費が安いX 2WD(648,370円)を122,740円下回るという事実。維持費だけを比べる限り、ハイブリッドとガソリンは重なりません。ただし車両価格を足すと話が変わります。次の表がその答えです。

車両価格+5年維持費で並べる|ガソリンXが最安のまま

車両価格に5年ぶんの維持費を足しました。価格はトヨタモビリティ東京のグレード一覧(’26年8月現在)で確認した税込値です。最安はガソリンX 2WDの2,774,670円で、ハイブリッドX 2WDとの差は210,240円。5年ではまだ逆転しません。

スクロールできます
構成車両価格(税込)5年の維持費5年総額
ガソリンX 2WD2,126,300円648,370円2,774,670円
ハイブリッドX 2WD2,510,200円474,710円2,984,910円
ガソリンG 2WD2,341,900円650,760円2,992,660円
ハイブリッドG 2WD2,712,600円480,190円3,192,790円
ガソリンZ 2WD2,621,300円673,480円3,294,780円
ガソリンGR SPORT2,789,600円681,570円3,471,170円
ハイブリッドZ 2WD2,992,000円504,475円3,496,475円
ガソリンZ 4WD2,868,800円707,585円3,576,385円
ハイブリッドGR SPORT3,169,100円515,880円3,684,980円
ハイブリッドZ E-Four3,239,500円525,630円3,765,130円

表の中に1つだけ順位の入れ替わりがあります。カタログ価格ではガソリンG 2WDのほうが168,300円安いのに、5年総額ではハイブリッドX 2WDが7,750円下回る。装備を優先してガソリンGを選ぶか、燃費を優先してハイブリッドXを選ぶかは好みの問題ですが、5年で払う総額はほぼ同じという事実は知っておいて損がありません。またガソリンZ 4WD(3,576,385円)がハイブリッドZ 2WD(3,496,475円)を80,025円上回る点も、価格表だけを見ていると気づきにくい逆転です。グレード選びの判断軸は新型ヤリスクロスのグレード比較|18型式の価格差を装備で分解するにまとめました。

あわせて読みたい
新型ヤリスクロス2026のおすすめグレードは?【最新】グレードの違い・標準装備とコスパ偏差値の本音 新型ヤリスクロスのグレードとは、一般販売のX・G・Z・Z“Adventure”・GR SPORTに、KINTO専用のUを加えた全20型式の選択肢です。 結論、当サイトのコスパ偏差値では2WDの...

5年総額で見ると、ハイブリッドXとガソリンGはほぼ同額でした

4WD・E-Fourは16,500円ぶん余計に上がっている|保有コストの前提が変わった

駆動方式の話を保有コストの文脈で扱います。2WDから4WD・E-Fourへの上乗せは、現在どのグレードでも一律247,500円。ところが2026年3月の改良前は一律231,000円で、上乗せ額が16,500円だけ増えています。そしてこの16,500円は、現行の寒冷地仕様メーカーオプション価格と1円単位で一致します(当方が公式価格表を突き合わせて算出)。

改良で寒冷地仕様がE-Four・4WDに標準設定されたことと、この16,500円は整合します。ただし因果関係はトヨタから公表されていないため、当サイトは「そのまま価格に転嫁された」とは断定しません。数字が一致しているという事実まで。実務的な意味はこうです。寒冷地に住んでいて2WDに寒冷地仕様を付けるつもりだった人にとって、4WDとの実質差額は改良前と同じ231,000円のまま。逆に寒冷地仕様が不要な人にとっては、4WDの割高感が16,500円ぶん増えたことになります。

燃料費まで含めた5年の追加負担も出しておきましょう。ガソリンZで車両247,500円+燃料34,105円=281,605円、ハイブリッドZで車両247,500円+燃料21,155円=268,655円。雪道を走る頻度がこの金額に見合うかどうか、という判断になります。年に数回のスキー程度ならスタッドレスタイヤへの投資のほうが効率的かもしれません。

金額を置かなかった項目|タイヤ・車検・任意保険の扱い方

ここまでの数字に含めていない費用を、隠さずに並べます。交換タイヤの実勢価格、車検の基本料、任意保険料、消耗品費の4つです。どれも一律の目安を出せる性質のものではなく、当方が承認できる出典を持っていません。代わりに、自分で見積もるための材料を置きます。

交換タイヤの実勢価格は未取得|18インチを選ぶと燃費も落ちる

タイヤ代は保有中の出費として無視できない項目です。ただしヤリスクロスの交換タイヤ実勢価格を、当方は2026年9月26日時点で取得できていません。銘柄・販売店・時期で幅が大きく、単一の目安を置くと誤解を招くためです。ここは金額を書かないという判断をしました。

確定しているのは購入時の選択のほうです。215/50R18タイヤ&18インチアルミホイールはメーカーオプションで144,100円。公式諸元表には、これを装着するとWLTCが2WDで27.8km/L、E-Fourで26.0km/Lになり、車両重量が10kg増えるという注記も添えられています。ハイブリッドXなら30.8から27.8へ落ちるため、年10,000kmの燃料費は約55,162円から約61,115円へ、年5,953円増える計算。初期費用144,100円に加えて、5年で29,765円ぶん燃料費が増えるということです。

ただしこの注記の※印はKINTO専用グレードのUの列に付いており、どのグレードまで同じ扱いになるかは特定できていません。見積もり時に販売店へ確認してください。

車検基本料・任意保険・消耗品は一律の目安を出せない

残る3項目も同じ扱いです。車検の基本料は工場ごとに設定が違い、任意保険料は年齢・等級・車両保険の有無で数倍変わり、消耗品費は走り方で決まります。「維持費は年◯万円」と一本の数字にまとめている記事は、この3項目のどこかに平均値を当てはめているはずです。

  • 車検基本料は工場ごとに見積もる
  • 任意保険は3社の見積もりを取る
  • 消耗品は走行距離から逆算する

この記事の年間維持費に、自分で調べた3項目を足せば、あなたの条件での総額になります。固定費39,780円と燃料費は動かない数字なので、上乗せする部分だけを埋めればいい。そういう使い方を想定して作りました。ちなみに車検の法定費用のうち、自賠責と重量税は本記事で扱った金額がそのまま乗ります。残るのは印紙代と工場の基本料だけ、と考えると見積もりの読み方も少し楽になるはずです。

売却額まで含めると見え方が変わる|残価率51%は2026年5月の集計値

保有をやめるときの金額が、実質的な負担額を決めます。ヤリスクロスについては、MOTAが3年後の残価率をハイブリッドZで51%としています(集計時点2026年5月・対象は2024〜2026年式/走行3万km以内/修復歴なし)(MOTAの渡辺陽一郎氏による解説記事)。同じ記事でヤリスの3年後残価率は41%とされており、10ポイントの差があると書かれています。

この51%を機械的に当てはめると、ハイブリッドZ 2WD(2,992,000円)の3年後残価は1,525,920円。残価率が1ポイント動くと29,920円動く計算なので、本記事で出した5年維持費の差232,875円は、残価率にすると約7.8ポイントぶんにすぎません。維持費を年数千円削る工夫より、売却時の数十万円のほうが総額に効くという構造がここに出ています。

ただし限界も書いておきます。この51%は特定グレード・特定条件の集計値で、全グレードに当てはまる保証はありません。ユーカーパックのリセールバリュー・残価率ランキングの国産車トップ30にヤリスクロスは掲載されておらず、別の調査主体の裏づけは取れていない状態です。数字がないなら、自分の車で確かめるのが早い。実際にどんな流れで査定額が提示されるのかは、MOTA買取りを利用したガチのレビューで金額まで公開しています。買い替えなら、いま乗っている車の相場を先に押さえておくと5年総額の見通しが具体的になるはずです。

あわせて読みたい
実際にMOTA車買取りで車売ってみた!160万円で買った新古車が156万円で売れた実話。評判口コミは本当?... この記事では実際に私がMOTA一括査定を利用して、車を下取りしてもらったレビューを記していきたいと思います。(世に出回っているMOTA車買取査定の口コミ評判、検証記...

維持費の節約より、出口の金額を先に押さえるほうが効きます

よくある質問

維持費まわりで多い疑問に、2026年9月26日時点で当サイトが承認できた情報源の範囲だけで答えます。金額を確定できていない項目は、その旨をそのまま書きました。

新型ヤリスクロスの年間維持費はいくらですか?

金額を確定できる項目だけなら年94,942〜141,517円です(年10,000km・2026年9月時点)。内訳は自動車税30,500円、自賠責24か月18,560円を年割りした9,280円、そして燃料費。車検時に払う自動車重量税(ハイブリッド2WDは5年で15,000円)は別枠で、任意保険料・車検基本料・消耗品費・交換タイヤ価格は一律の目安を出せないため、この金額には含めていません。

ヤリスクロスの自動車税はいくらですか?

年30,500円です。総排気量1.490Lで、自動車税(旧・種別割)の1,000cc超1,500cc以下という区分に入ります(2019年10月1日以降に初回新規登録した自家用乗用車の場合)。ハイブリッドでもガソリンでも、2WDでも4WDでも同額。なおグリーン化特例の対象はEV・FCV・PHEV・天然ガス車のみで、ヤリスクロスは対象外です。

ヤリスクロスの自動車重量税は免税になりますか?

ハイブリッド2WDとハイブリッドX・GのE-Fourは免税、ハイブリッドZ・Z“Adventure”のE-Fourは75%軽減(5,600円)です。日本自動車工業会のエコカー減税対象車一覧(令和8年度版)で型式ごとに確認しました。ガソリン車は一覧に掲載がなく減税の対象外、8月改良後のGR SPORTハイブリッドは一覧で確認できなかったため見積書で確かめてください。

環境性能割はいくらかかりますか?

0円です。トヨタ公式の解説に「環境性能割は令和8年3月31日をもって廃止となります」と明記されており、2026年4月1日以降に新規登録するヤリスクロスには課税されません。中津川市の案内にも同じ趣旨の記載があります。2025年以前に書かれた見積もり例にはこの税金が残っている場合があるので、総額を比べるときは登録時期の前提を揃えてください。

自賠責保険料はいくらになりますか?

2026年11月1日以降に保険期間が始まる契約から改定され、自家用乗用自動車は24か月が17,650円から18,560円へ、36か月が23,690円から24,690円へ上がります(損害保険料率算出機構の届出)。新車登録時に必要な37か月分は24,190円から25,180円に上がり、工場出荷目処が2027年以降の今は新料率での契約になる可能性が高いと考えてください。

ハイブリッドとガソリンで維持費はどれくらい違いますか?

年10,000kmならX 2WD同士で年34,732円、5年で173,660円の差です。ハイブリッドX 2WDが年94,942円、ガソリンX 2WDが年129,674円という内訳。自動車税と自賠責は同額なので、差はすべて燃料費によるもの。ただし車両価格の差が383,900円あるため、5年総額ではまだガソリンXのほうが210,240円安い計算になります。

4WDやE-Fourにすると維持費はどれくらい上がりますか?

年10,000kmでハイブリッドZが年4,231円、ガソリンZが年6,821円の上乗せです。5年ではそれぞれ21,155円と34,105円。これに車両価格の上乗せ247,500円が加わるので、5年の追加負担はハイブリッドZで268,655円、ガソリンZで281,605円です。なお2026年3月の改良で上乗せ額が231,000円から247,500円へ増えており、差の16,500円は寒冷地仕様のメーカーオプション価格と一致します。

5年総額で見るとどのグレードが安いですか?

ガソリンX 2WDの2,774,670円が最安です(車両価格+5年維持費・年10,000km)。次がハイブリッドX 2WDの2,984,910円で、3位がガソリンG 2WDの2,992,660円。カタログ価格ではガソリンGのほうが168,300円安いのに、5年総額ではハイブリッドXが7,750円下回るという逆転が起きています。重量税・任意保険・車検基本料は含めていません。

任意保険料の目安はいくらですか?

一律の目安を出していません。年齢・等級・使用目的・車両保険の有無で数倍変わる費目で、平均値を当てはめると誤差がそのまま総額に乗るためです。この記事の年間維持費(年94,942〜141,517円)に、自分で取った見積もりを足す使い方を想定しました。3社ほど見積もりを取れば、自分の条件での相場は見えてきます。

リサイクル料金はいくらですか?

10,760円です。内訳はシュレッダーダスト料金7,540円、エアバッグ類2,800円、情報管理料金130円、資金管理料金290円。公式の環境仕様PDFに「リサイクル料金は’26年8月時点の金額」と注記つきで記載されています。これは購入時に一度だけ支払うもので、毎年の維持費には含まれません。売却時に次のオーナーへ引き継がれる性質の預託金です。

3年で乗り換える場合の実質負担はどうなりますか?

売却額で大きく変わるため、維持費よりそちらの影響が大きくなります。MOTAはハイブリッドZの3年後残価率を51%としており(集計時点2026年5月)、これを機械的に当てはめると2,992,000円の車で残価は1,525,920円。残価率が1ポイント動くだけで29,920円動く計算です。本記事の5年維持費の差232,875円が残価率7.8ポイントぶんにすぎないことを考えると、出口の金額を先に把握しておく価値は高いでしょう。

18インチアルミにすると維持費は上がりますか?

上がります。215/50R18タイヤ&18インチアルミホイールはメーカーオプションで144,100円。さらに公式諸元表の注記によると装着時のWLTCは2WDで27.8km/L、E-Fourで26.0km/Lになり、車両重量が10kg増えます。ハイブリッドXなら年間燃料費が約5,953円増え、5年で29,765円。ただし注記の※印はKINTO専用グレードのUの列に付いており、適用グレードの範囲は特定できていません。

まとめ|新型ヤリスクロスの維持費は「燃料費」でしか差がつかない

新型ヤリスクロスの維持費と税金【2026年最新】年94,942〜141,517円をパワートレイン別に試算

ヤリスクロスの年間維持費は、確定できる項目だけで年94,942〜141,517円。差を作っているのは税金ではなく、パワートレインと走行距離だけでした。押さえるべき点は4つです。

  • 固定費39,780円は全型式共通
  • 差の46,575円は全部が燃料費
  • 5年総額の最安はガソリンX
  • 重量税はHV2WDで5年15,000円

冒頭で「根拠のある数字と、根拠のない数字を見分けられる状態になる」とお伝えしました。この記事が年額に積んだのは自動車税・自賠責・燃料費の3項目で、重量税は区分が確定したうえで別枠、任意保険などは空欄のままです。空欄があることを不便に感じるかもしれません。ただ、埋められない欄を平均値で埋めた総額より、埋まっている欄だけを積んだ総額のほうが自分の条件を足しやすいはずです。

筆者なら、年8,000km以下ならガソリンXを選びます

正直に書くと、維持費の安さだけを理由にハイブリッドを選ぶのは、この車では割に合いません。5年総額ではガソリンX 2WDが210,240円安く、逆転するのは10年を超えてから。逆に年15,000km以上走る人、静粛性を重視する人、E-Fourが欲しい人にとっては、ハイブリッドを選ぶ理由が別のところに立ちます。維持費はあくまで判断材料の1つ、というのが数字を積んだうえでの結論です。

次の一歩は3つ。まず見積書の重量税の欄が、この記事の区分(ハイブリッド2WDは0円、Z系E-Fourは5,600円)と一致しているかを確かめること。次に任意保険の見積もりを3社から取り、この記事の年額に足すこと。そして契約前に、登録見込みが2027年4月30日までに収まるかを販売店へ確認することです。買い替えなら、いま乗っている車の査定額も同時に押さえておくと総額の見通しが立ちます。値引きと下取りの関係は新型ヤリスクロスの値引き|相場の根拠と下取り差額の使い方で数字を並べました。車種全体の判断材料は新型ヤリスクロス完全ガイド|価格・グレード・燃費・納期の全体像にまとめています。

あわせて読みたい
新型ヤリスクロス2026の値引き額【最新】相場データが存在しない理由と下取りで動く18万円 ヤリスクロスの値引きとは、車両本体価格と販売店装着オプションから引き出せる割引のことです。 2026年9月時点で、実売を集計した値引き相場のデータは公開されていま...
あわせて読みたい
新型ヤリスクロス2026完全ガイド|価格213万円〜・サイズ・燃費・発売日・納期まで総まとめ 新型ヤリスクロス(2026年モデル)とは、2026年3月2日発売の一部改良と8月3日のGR SPORT一部改良を受けた、トヨタのコンパクトSUVの現行型です。 2026年9月時点の価格は...

参考URL一覧

>>MOTA一括査定やってみたら驚きの結果が出た<<

スポンサーリンク

おすすめ記事一覧

ASIA CARS 株式会社
第431080053623号 埼玉県公安委員会

\ 東京&埼玉エリアでの【高額】買い取り査定ならお任せください/

【監修】ASIA CARS 株式会社
ASIACARS株式会社では10年以上クルマ販売の最前線で培った知識を活かし、お客様に後悔のないクルマ選びを提案させて頂いています。お車の買取から、お客様のライフスタイルに沿ったクルマ選びのお力になれたら幸いです。
新型ヤリスクロスの維持費と税金【2026年最新】年94,942〜141,517円をパワートレイン別に試算

この記事が気に入ったら
いいねしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次