新型ZR-Vの一部改良とは、2026年3月26日に発表され3月27日に発売された商品変更のことで、ガソリン車廃止による全車e:HEV化が最大の変更点です。
変更は5つ。1.5Lガソリンターボの廃止、Google搭載9インチ Honda CONNECTディスプレーの採用、BLACK STYLEのハニカムグリル化、特別仕様車CROSS TOURINGの新設定、そしてボディカラーの入れ替えです。価格は改良前からe:HEV Xとe:HEV Zが72,600円、BLACK STYLEが94,600円上がりました。
この記事のポイント
- 2026年3月27日発売の一部改良
- ガソリン車廃止で全車e:HEV
- e:HEVは72,600円の値上げ
- 入口価格は422,400円上昇
- 改良度スコアは62点/100点
速報(11月3日更新)
- 2026年3月26日【確定】ホンダが「ZR-V」を一部改良して発売した(翌27日発売。Honda ニュースリリース)
- 2026年1月9日【確定】ホンダが東京オートサロン2026で「ZR-V TRAILSPORT HRC Concept」を公開した。オフロードの「TRAIL LINE」として今後の商品展開の方向性を示すコンセプトで、市販の発表ではない(Honda ニュースリリース)
- 2026年6月5日【確定】ホンダが「シビック」にハイブリッド制御技術「Honda S+ Shift」を搭載した「e:HEV RS」を追加して発売した(Honda ニュースリリース)
- 2026年11月2日報道【噂】★★★「ヴェゼル」の改良で「S+シフト」を搭載し、12月17日に発売する見込みと、販売店情報として報じられている(carview!。ZR-Vの話ではない)
2026年11月3日時点で、ZR-Vの次の改良やトレイルスポーツ系グレード、「Honda S+ Shift」搭載についての、ホンダの公式発表も大手メディアの報道も確認できていません。この記事は、確定した3月の改良の中身と、ホンダが示した流れから組み立てた独自予想の両方を扱います。
公開日:2026年11月3日 / 最終更新日:2026年11月3日

2026年3月の一部改良|変更点は5つ
まず全体像から。ZR-Vは2026年3月26日に一部改良を発表し、翌27日に発売されました。それに先立つ2月26日には情報が先行公開され、同日から全国のHonda Carsで先行予約の受付も始まっています。

5つの変更点サマリー
| 変更点 | 内容 | 影響の大きさ |
|---|---|---|
| 1. パワートレーン | 1.5L VTEC TURBOを廃止し全車e:HEVへ | 最大。ラインアップの性格が変わった |
| 2. ディスプレー | Google搭載9インチ Honda CONNECTを採用 | 大。Z以上の使い勝手が変わる |
| 3. BLACK STYLE | バーチカルグリルからハニカムグリルへ | 中。顔つきが変わった |
| 4. CROSS TOURING | 特別仕様車を新設定 | 中。選択肢が1つ増えた |
| 5. ボディカラー | 4色を入れ替え | 中。選べる色の顔ぶれが変わった |
5つのうち1つめの影響が突出して大きいのがこの改良の特徴です。他の4つは装備と外観の話ですが、パワートレーンの一本化は買える価格帯そのものを動かしました。
「マイナーチェンジ」ではなく「一部改良」
ホンダの公式発表のタイトルは「「ZR-V」を一部改良して発売」です。フルモデルチェンジでも、外板を大きく変えるマイナーチェンジでもありません。
実際、ボディサイズは全長4,570×全幅1,840×全高1,620mm、ホイールベース2,655mmで変更なし。標準車のe:HEV Xについては、内外装や機能の変更もありません。Car Watchの取材記事も「e:HEV Xは装備充実のスタンダードタイプとなり、在来モデルから内外装、機能やデザインの変更はない」と記していました。
先行公開から発売までのスケジュール
2026年2月26日の先行公開リリースには「本モデルは2026年3月下旬の登場を予定しており、これに先立ち本日、全国のHonda Carsにて先行予約の受付を開始しました」と記載されています。
発表が3月26日、発売が3月27日。先行予約から発売まで1か月あったため、発売直後から納車が始まった仕様も存在します。改良直後の3月の販売台数が前年比140.9%と伸びた背景には、この先行予約の効果もあったのでしょう。

「一部改良」と「マイナーチェンジ」は別物として読みます
変更点1|ガソリン車廃止と全車e:HEV化
この改良の中心はここです。1.5L VTEC TURBOを積む純ガソリン車が姿を消し、ZR-Vは2モーターハイブリッド専用車になりました。


廃止されたのは3グレード
改良前のラインアップと突き合わせると、消えたのはガソリンの「X」「Z」、そしてハイブリッドの「e:HEV X BLACK STYLE」の3つです。BLACK STYLEはe:HEV Zベースの1本に整理されました。
結果として、現行は「e:HEV X」「e:HEV Z」「e:HEV Z 特別仕様車 BLACK STYLE」「e:HEV Z 特別仕様車 CROSS TOURING」の4タイプ8仕様。グレード構成の詳細は新型ZR-Vのグレード比較|XとZの60万円差は何に消えるのかで扱いました。
廃止の理由は「9割以上がハイブリッド」
AUTOCAR JAPANによる開発責任者への取材記事は、四輪開発本部完成車開発統括部チーフエンジニアの沖村達男氏の説明として「これまでの販売比率でもハイブリッド車が9割以上を占めていた」と伝えています。
同記事によれば、2023年の発売開始時点でもハイブリッド専用が検討されていたものの、当時は半導体の供給不足問題があったためガソリンモデルも設定されたとのこと。つまり今回の一本化は、当初の構想に戻したという性格を持ちます。
入口価格は422,400円上がった
ここが購入検討者にとって最も重い変化です。改良前、ZR-Vの最も安い仕様はガソリンの「X(FF)」で3,284,600円でした。改良後の最廉価はe:HEV X(FF)の3,707,000円。
差は422,400円。率にして12.9%の上昇です。「ZR-Vが高くなった」という声の大半は、値上げそのものではなくこの入口の消失を指しています。
変更点2〜5|装備とデザインの刷新
パワートレーン以外の4点は、いずれもe:HEV Z以上に効く変更です。順に見ていきます。


Google搭載9インチ Honda CONNECTディスプレー
公式リリースは「e:HEV Zとe:HEV Z 特別仕様車『BLACK STYLE』、CROSS TOURINGには、新たにGoogle搭載Honda CONNECTディスプレーを採用しました」と記載。Googleアシスタント、Googleマップ、Google Playが車側で動きます。
ベストカーWebの解説は「さらにPower Delivery対応USB Type-C、前席フットアンビエントライトもe:HEV Zの変更点に含まれる。地味だが、毎日乗る人には効く進化だ」と評価していました。e:HEV Xでも、このディスプレーはメーカーオプションとして選べます。
BLACK STYLEのグリルがハニカムに
先行公開リリースには「さらにe:HEV Z BLACK STYLEにはこれまでのバーチカル(垂直)グリルに代わりハニカムグリルを採用します」と明記されています。塗装はベルリナブラック。
Car Watchの取材によれば、このハニカムデザインは北米仕様に設定されているものがベースですが、センサーなどの取り付け位置を日本仕様に合わせるため型を作っているとのこと。見た目は流用に見えても、実際には作り直しているという説明です。
CROSS TOURINGの新設定とボディカラーの入れ替え
CROSS TOURINGはe:HEV Zをベースにした特別仕様車です。ハニカムグリル(マットグレー・メタリック)、専用フロントバンパー、フロントバンパーロアーガーニッシュ、サイドロアーガーニッシュ、マットブラックの18インチアルミホイール、オレンジステッチのグレージュ内装という構成。
ボディカラーも入れ替わりました。メテオロイドグレー・メタリック、シーベッドブルー・パール、デザートベージュ・パール、トワイライトミストブラック・パールが新たに設定されています。色の全体像は新型ZR-Vの色|全7色の実像とグレード別に選べる色の制限で整理しました。

グリルは流用ではなく作り直し。地味に手が込んでいます
改良前後の価格差分表
数字で確認します。比較対象は、2025年5月19日発表・7月3日発売の改良で設定された価格です。

継続グレードの価格差分
| タイプ | 改良前(FF) | 改良後(FF) | 差額 |
|---|---|---|---|
| e:HEV X | 3,634,400円 | 3,707,000円 | +72,600円 |
| e:HEV Z | 4,235,000円 | 4,307,600円 | +72,600円 |
| e:HEV Z BLACK STYLE | 4,384,600円 | 4,479,200円 | +94,600円 |
| e:HEV Z CROSS TOURING | 設定なし | 4,529,800円 | 新設定 |
表のとおり、e:HEV Xとe:HEV Zの値上げ幅は72,600円で完全に同額。BLACK STYLEだけが94,600円と22,000円多いのは、ハニカムグリルへの変更ぶんと考えられます。4WDの差額もFFと同額でした。
廃止グレードの改良前価格
参考として、廃止された3グレードの改良前価格も記録しておきます。ガソリンの「X」はFF 3,284,600円/4WD 3,504,600円、ガソリンの「Z」はFF 3,884,100円/4WD 4,104,100円、そして「e:HEV X BLACK STYLE」はFF 4,076,600円/4WD 4,274,600円でした。
ガソリンZの3,884,100円と現行e:HEV Xの3,707,000円を比べると、実は現行のほうが177,100円安いという見方もできます。ハイブリッドが手に入る価格として見れば、悪い話ばかりではありません。

ガソリンZより現行e:HEV Xが安い。見方は一つではありません
発売時からの累計値上げは408,100円
さらに視野を広げます。2022年11月17日の発表時リリースによると、発売時のe:HEV X(FF)は3,298,900円、e:HEV Z(FF)は3,899,500円でした。
現行価格と比べると、e:HEV XもZも上昇額が408,100円でぴったり一致します。上昇率はXが12.4%、Zが10.5%。同じ金額を積み上げてきた結果、安いグレードほど率としては大きく上がった格好です。
【予想】ZR-Vの次の改良はS+ ShiftかRSか
結論から言うと、ZR-Vのトレイルスポーツ系グレード、RS、「Honda S+ Shift」の搭載はどれも公式には未発表です。ここでは、ホンダが実際に出した事実だけを材料にして、次の一手を独自に予想します。

材料になる事実は3つ
- 2026年1月9日、ホンダはオフロード方向の「TRAIL LINE」とオンロード方向の「SPORT LINE」を今後の商品展開の方向性として示し、ZR-V TRAILSPORT HRC Conceptを公開した(コンセプトであり市販予告ではない)
- 「Honda S+ Shift」は、プレリュードに続き、2026年6月5日発売のシビック e:HEV RSに搭載された。シビックのRSは、e:HEV EXより211,200円高い4,659,600円(RS専用サスペンションなど他の専用装備を含む価格差)
- 同じ新制御技術を搭載したヴェゼルの改良が12月17日に発売される見込みと、販売店情報として報じられている(ZR-Vに触れた報道は確認できない)
3つ目のヴェゼルの話はZR-Vとは別車種の報道で、ZR-Vに同じ流れが来る証拠ではありません。それでも、ホンダが「S+ Shiftを搭載するモデルを順に増やしている」ことと、ZR-Vが同じ2モーターハイブリッド系である点は、予想の土台になります。
| 項目 | 区分 | 根拠 | 信憑性 |
|---|---|---|---|
| ZR-Vの一部改良(2026年3月27日発売) | 【確定】 | Honda ニュースリリース | 公式 |
| ZR-V TRAILSPORT HRC Concept の公開(2026年1月9日) | 【確定】 | Honda ニュースリリース(コンセプト) | 公式 |
| シビック e:HEV RS への Honda S+ Shift 搭載(2026年6月5日) | 【確定】 | Honda ニュースリリース | 公式 |
| ヴェゼルの改良で S+ Shift 搭載(12月17日発売見込み) | 【噂】★★★ | carview!(販売店情報) | 大手メディア1社・ZR-Vの話ではない |
| ZR-Vへの S+ Shift 搭載 | 【予想】 | ホンダが搭載車種を増やしている流れ(当サイトの独自予想) | 公式発表なし |
| ZR-Vのトレイルスポーツ系グレード | 【予想】 | TRAIL LINEの方向性とコンセプト公開(当サイトの独自予想) | 公式発表なし |
| ZR-V RS | 【予想】 | シビック・ヴェゼルにRSがある(当サイトの独自予想) | 公式発表なし |
本命◎・対抗○・大穴▲で3パターンに分ける
ZR-Vの改良間隔は、2025年5月19日発表、2026年3月26日発表と、約10か月です。次の仕様変更は2027年1月〜秋のどこかと見て、中身を3つに分けました。
| 順位 | 予想 | 目安の確度 | 理由 |
|---|---|---|---|
| 本命◎ | 次の改良で、e:HEVの上位グレードにS+ Shiftを搭載(RS名は付けても付けなくても) | 約40% | ホンダが搭載車種を順に増やしている流れに最も素直 |
| 対抗○ | TRAIL LINE系のトレイルスポーツ仕様を、特別仕様車か追加グレードとして設定 | 約35% | コンセプトを実際に公開した実績がある |
| 大穴▲ | S+ ShiftもRSも来ず、装備と価格の見直しだけで次期型を待つ | 約25% | 3月に大きく改良したばかりで、テコ入れが不要と判断する場合 |
確度の数字は当サイトの目安で、公式情報や統計ではありません。価格は、シビックのRSの差額(211,200円)を機械的に当てはめず、ZR-Vの価格は予想の対象外です。専用サスペンションなど他の装備が含まれた差額で、ZR-Vに同じ幅が乗る根拠がなく、ここでは外しました。
今買うか、待つかの判断フロー
判断の軸は走りの演出を重視するか、Googleを搭載した9インチディスプレーなど今の装備で足りるかの1点です。
- 今の装備に満足で、早く乗りたい人は、待たずに現行のe:HEV Zを選んで問題ありません
- S+ Shiftやトレイルスポーツ系の見た目が気になる人は、ヴェゼルの12月の発表と、ホンダのZR-Vの先行情報を確認してから決める手があります
- 価格を最優先する人は、待っても新しいグレードは高くなる傾向なので、改良前の選択肢も含めて比較しましょう
待つか決める前に、今の愛車の査定額を確認しておくと判断の幅が広がります。
\ 待つ前に、今の愛車の値段を確認 /
※最大20社がWebで入札し、やりとりは高額査定の上位3社だけ(MOTA公式・2026年11月3日確認)
改良度スコア|100点満点で採点する
「良い改良だったのか」を感覚で語っても仕方がないので、当サイトの基準で採点しました。採点方法も公開します。


採点方法
5項目を各20点、合計100点で評価しました。基準は「購入検討者にとっての価値がどれだけ増えたか」。メーカー側の事情ではなく、買う側の損得だけで点を付けています。
| 評価項目 | 配点 | スコア | 採点理由 |
|---|---|---|---|
| パワートレーン | 20点 | 12点 | 環境性能は前進。ただし選択肢は減った |
| インフォテインメント | 20点 | 18点 | Google搭載9インチは実用面で明確な進化 |
| デザイン | 20点 | 16点 | ハニカムグリル2種とCROSS TOURING新設定 |
| 快適装備 | 20点 | 10点 | USB Type-Cとアンビエントライト。小幅 |
| 価格 | 20点 | 6点 | +72,600円、入口は+422,400円 |
| 合計 | 100点 | 62点 | 装備は進化、価格は後退 |
合計62点。装備面は評価できるが、価格の上昇がそれを相殺しているというのが当サイトの結論です。とくにガソリン車を検討していた層にとっては、選択肢が消えたぶん大きなマイナスになります。
点数が伸びなかった理由
快適装備が10点にとどまったのは、追加されたのがUSB Type-Cのパワーデリバリー対応と前席フットアンビエントライトという小幅な内容だったからです。シートやサスペンション、遮音といった「不満の出ている部分」には手が入っていません。
実際、ユーザーレビューで最も多く報告される不満はロードノイズですが、タイヤは改良前後とも225/55R18で共通のまま。何が不満として残っているかは新型ZR-Vの欠点と後悔ポイント|買ってから気づく5つの弱点で整理しました。
それでも改良後を選ぶ理由はある
62点という数字は「買わないほうがいい」という意味ではありません。Google搭載9インチディスプレーは後から追加できない装備で、ここに価値を感じるなら改良後を選ぶ理由になります。
逆に価格を最優先し、装備は最低限でいいなら、改良前の中古車という選択肢も現実的でしょう。その場合は今の下取り額を把握しておくと判断が速くなります。実際にどのくらいの査定額が出るのかは、MOTA買取りを利用したガチのレビューで具体的な金額を公開しました。

採点基準を先に出さない評価は、ただの感想です
改良は販売にどう効いたか
改良の目的が販売のテコ入れだったことは、開発責任者の取材記事にも表れています。では実際に数字は動いたのでしょうか。


改良の背景にあった販売の減速
AUTOCAR JAPANの記事には「発売以来3年近く経ち、少し新鮮さが薄れてこともあり、昨年は販売台数が下降気味。そこでテコ入れを図るべく、一部仕様変更を行い、また特別仕様車も設定された」と書かれています。
同記事は市場環境も伝えており、2025年3月から2026年2月の1年間で日本の乗用車販売379万台のうちSUVが99万台。日本で売れている乗用車の4台に1台がSUVという環境で、競争は激化しています。
改良後の販売台数
日本自動車販売協会連合会のブランド通称名別ランキングをもとにした集計では、改良を発表した2026年3月のZR-Vは3,823台で前年比140.9%。7月は2,519台で前月比118.3%、前年同月比127%でした。ところが8月は1,068台、前年同月比89.4%で前年割れに転じています。
月次データを合算した2026年1〜8月の累計は14,511台。改良直後の3月と7月は前年を上回った一方、8月は前年割れに戻っており、効果が定着したとは言い切れません。月ごとの振れ幅が大きいため、数か月の推移で判断する必要がありそうです。
買う側にとっての意味
販売がテコ入れ局面にあるということは、買う側には追い風です。実際、2026年8月時点の専門誌調査でZR-Vの車両本体値引き目標額は26万円とされ、コンパクトSUV12車種中1位タイでした。
改良で装備が増え、しかも値引きは緩んでいる。この組み合わせは、購入検討者にとって悪くないタイミングだといえます。交渉の進め方は新型ZR-Vの値引き|目標26万円を引き出す商談の順番にまとめました。
よくある質問
- ZR-Vはいつ一部改良されましたか
-
2026年3月26日に発表され、3月27日に発売されました。これに先立つ2月26日に情報が先行公開され、同日から全国のHonda Carsで先行予約の受付が始まっています。
- ZR-Vの改良で何が変わったのですか
-
5点です。1.5L VTEC TURBOの純ガソリン車を廃止して全車e:HEV化、Google搭載9インチ Honda CONNECTディスプレーの採用、BLACK STYLEのハニカムグリル化、特別仕様車CROSS TOURINGの新設定、ボディカラーの入れ替えになります。
- ZR-Vの価格はいくら上がりましたか
-
e:HEV Xとe:HEV Zが72,600円、BLACK STYLEが94,600円の値上げです。ただし最も安い仕様で比べると、改良前のガソリンX(FF)3,284,600円から改良後のe:HEV X(FF)3,707,000円へ、422,400円の上昇になります。
- なぜZR-Vはガソリン車をやめたのですか
-
開発責任者は取材で「これまでの販売比率でもハイブリッド車が9割以上を占めていた」と説明しています。2023年の発売時点でもハイブリッド専用が検討されていましたが、当時は半導体の供給不足があったためガソリンモデルも設定されたとのことです。
- e:HEV Xは何か変わりましたか
-
内外装や機能の変更はありません。専門メディアの取材でも「在来モデルから内外装、機能やデザインの変更はない」と報じられています。ただしGoogle搭載9インチ Honda CONNECTディスプレーがメーカーオプションとして新たに設定されました。
- ZR-Vは改良前と改良後、どちらを買うべきですか
-
Google搭載9インチディスプレーに価値を感じるなら改良後です。この装備は後から追加できません。価格を最優先し装備は最低限でよいなら、改良前モデルの中古車も現実的な選択肢になります。
- この改良は良かったのですか
-
当サイトの採点では100点満点中62点です。インフォテインメント18点、デザイン16点と装備面は評価できる一方、価格は6点、快適装備は10点にとどまりました。シートや遮音といった不満の多い部分には手が入っていません。
- 改良で販売は伸びましたか
-
改良を発表した2026年3月は3,823台で前年比140.9%、7月は2,519台で前年同月比127%と伸びました。ただし8月は1,068台で前年同月比89.4%と前年割れ。月次を合算した2026年1〜8月の累計は14,511台で、効果が定着したとまでは言えない状況です。
- ZR-Vにトレイルスポーツ系のグレードは設定されますか
-
2026年11月3日時点で、ホンダからZR-Vのトレイルスポーツ系グレードの発表はありません。2026年1月に東京オートサロンでZR-V TRAILSPORT HRC Conceptが公開されましたが、これはコンセプトで、市販の予告とは言えない内容でした。当サイトは、特別仕様車などで設定される可能性を対抗として予想しています。
- ZR-VにS+ Shiftは搭載されますか
-
ZR-Vへの搭載は未発表です。S+ Shiftは、プレリュードと2026年6月発売のシビック e:HEV RSに搭載されています。ZR-Vに搭載されるかは、ホンダの発表を待って判断してください。
まとめ|装備は進化、価格は後退
読み終えた今、あなたは2026年3月の一部改良を「何がどれだけ変わったか」で語れるようになったはずです。3行で締めます。
- 全車e:HEV化が最大の変更
- e:HEVの値上げは72,600円
- 改良度スコアは62点/100点
次の一歩は、自分がGoogle搭載9インチディスプレーを使うかどうかを判断することです。使うなら改良後のe:HEV Z以上、あるいはメーカーオプションを付けたe:HEV X。使わないなら改良前モデルの中古車まで選択肢が広がる。この1問で、探す範囲が決まります。販売店の展示車で実際に触ってみるのが最短の確認方法でしょう。

後から付けられない装備が、判断の分かれ目になります
\ 売却前に、愛車の査定額を確認 /
※最大20社がWebで入札し、やりとりは高額査定の上位3社だけ(MOTA公式・2026年11月3日確認)
参考URL一覧
- Honda 企業情報サイト・「ZR-V」を一部改良して発売(2026年3月26日)
- Honda 企業情報サイト・「ZR-V」に関する情報をホームページで先行公開(2026年2月26日)
- Honda 企業情報サイト・新型SUV「ZR-V」を2023年4月に発売(2022年11月17日)
- AUTOCAR JAPAN・開発責任者に聞く『ホンダZR-V』一部改良の狙い
- Car Watch・写真で見る ホンダ「ZR-V」特別仕様車
- ベストカーWeb・e:HEV専用化でどう変わった? ホンダ ZR-V 2026年モデルの注目点
- 一般社団法人日本自動車販売協会連合会・ブランド通称名別ランキング
- Honda 企業情報サイト・「東京オートサロン2026」でスポーツDNAを象徴する新ラインを発表(2026年1月9日)
- Honda 企業情報サイト・「CIVIC」をマイナーモデルチェンジし発売(2026年6月4日)
- carview!・「ヴェゼル」改良で「RS」が消えた!?(2026年11月2日)
- Honda公式・ZR-V 商品サイト





