日産デイズの次期フルモデルチェンジは「2025年度」の生産開始が確定。2025年10月の発売が最有力で、軽自動車初となる日産独自のハイブリッドシステム「e-POWER」搭載により、EVのような力強い加速と圧倒的な静粛性を実現し、軽自動車の常識を覆すモデルになると予想されています。
この記事のポイント
- 軽自動車初のe-POWER搭載で走りが激変
- 発売は2025年10月が最有力候補
- EVのような圧倒的な静粛性と力強い加速力
- 内外装デザインを刷新し質感が大幅向上
- 進化したプロパイロットと全方位安全支援
- 価格はe-POWER搭載で現行より上昇見込み
- ライバルにはない電動化技術で市場をリード
新型デイズ フルモデルチェンジ最新情報【2025-2026年】

日本の自動車市場で重要な位置を占める軽自動車セグメントに、大きな変革の波が訪れようとしています。日産が誇るハイトワゴン「デイズ」が、2025年度に待望のフルモデルチェンジを迎えることが確実となりました。現行モデルの登場から約6年、今回の刷新は軽自動車の概念そのものを覆す可能性を秘めた、まさに「事件」と言える内容です。
最大の目玉は、軽自動車として史上初となるシリーズハイブリッドシステム「e-POWER」の搭載です。これにより、従来の軽自動車が抱えていたパワー不足や騒音といった課題を根本から解決し、走行性能、快適性、環境性能のすべてを新たな次元へと引き上げることが期待されています。
本記事では、現在までに判明している確定情報と、信頼性の高い情報筋からの予想を基に、新型デイズの全貌を徹底的に深掘りしていきます。
新型デイズの【発売日】2025年10月が最有力!公式発表はいつ?
日産が2025年2月13日の決算発表で「2025年度新型軽自動車生産開始」を公式発表。複数の情報筋から2025年10月発売が最有力視され、夏頃にはティザー発表、正式発表を経て年末には本格展開される見込みです。
新型デイズの発売時期について、多くのユーザーが最も知りたい情報でしょう。
確定情報:日産は2025年2月13日に行った2024年度第3四半期決算発表会にて、今後の商品ラインナップ強化策を説明する資料の中で、「2025年度に新型軽自動車の生産を開始する」と公式に発表しました。
資料に示されたシルエットは、現行デイズに酷似しており、これが次期デイズのフルモデルチェンジを指すことは間違いないと見られています。
複数の自動車専門メディアやディーラー情報筋によると、具体的な発売時期は2025年10月頃が最有力とされています。
予想されるスケジュールは以下の通りです。
- 2025年夏頃:ティザーサイト公開、デザインの一部公開、先行予約受付開始
- 2025年10月頃:正式発表および発売、納車開始
- 2025年末〜2026年初頭:本格的な市場展開と納期安定化
このスケジュールは、デイズのモデルチェンジサイクルとも一致します。初代が2013年、2代目が2019年に登場しており、約6年周期でのフルモデルチェンジは順当な流れと言えます。
【パワートレイン】革命の核心!軽自動車初の「e-POWER」搭載
新型デイズが「革命的」と言われる最大の理由がe-POWER搭載。660ccエンジンで発電、モーター駆動による圧倒的なトルク(195Nm予想)で従来の軽自動車の「非力」イメージを完全払拭。EVのような滑らかな走りを実現します。
新型デイズが「革命的」と言われる最大の理由、それが軽自動車初のe-POWER搭載です。
E-POWERとは?
e-POWERは、エンジンを発電専用とし、100%モーターの力で走行する日産独自の電動パワートレインです。

- エンジンは発電に徹する:660ccのガソリンエンジンは、タイヤを直接駆動せず、発電機を回すためだけに使われます
- 100%モーター駆動:発電した電気やバッテリーに蓄えた電気を使い、パワフルなモーターで走行します
- EVのような走り:結果として、電気自動車(EV)のような非常に滑らかで力強い加速と、圧倒的な静粛性を実現します
新型デイズに搭載されるe-POWERシステムは、軽EV「サクラ」で実績のある高性能モーター「MM48」を流用する可能性が高いと見られています。
パワートレイン | 予想スペック | 特徴 |
---|---|---|
e-POWER | モーター最高出力: 47kW (64ps) モーター最大トルク: 195Nm | 既存の軽ターボ車(最大トルク約100Nm)の約2倍のトルクを発生。発進時から力強く、坂道や高速道路の合流もストレスフリーに。 |
発電用エンジン | 660cc 直列3気筒 DOHC (BR06-SM21) | 発電効率に優れたエンジン。走行状況に応じて最適なタイミングで稼働し、静粛性を維持。 |
この圧倒的なトルクにより、従来の軽自動車の「非力」というイメージは完全に払拭されるでしょう。街中でのストップ&ゴーから高速巡航まで、あらゆるシーンで余裕のある走りを提供します。
アクセルペダルの操作だけで加減速をコントロールできる「e-Pedal Step」の搭載も確実視されています。アクセルを緩めるだけで回生ブレーキが効き、スムーズに減速。ブレーキペダルへの踏み替え頻度が大幅に減るため、市街地や渋滞路での運転疲労を劇的に軽減します。
e-POWERが注目される一方、購入しやすい価格帯のガソリンエンジンモデル(NA/ターボ)や、現行同様のマイルドハイブリッド(S-HYBRID)も継続してラインナップされると予想されています。これにより、ユーザーは予算や用途に応じて最適なパワートレインを選択できるようになります。

新型デイズの【価格】e-POWER搭載でどうなる?予想価格帯を徹底分析
新技術搭載により価格上昇は避けられず、e-POWERモデルは180万円台後半からの予想。ただし優れた燃費性能と高いリセールバリューによりトータルコストでは優位に。幅広いニーズに対応するガソリンモデルも継続設定される見込みです。
新技術の搭載に伴い、価格の上昇は避けられない見込みです。
参考として、2023年のマイナーチェンジ後の現行デイズの価格帯は以下の通りです。
- 新車価格:約143万円 〜 208万円
複数の情報源を基にした新型の予想価格帯は以下のようになります。
グレード(パワートレイン) | 予想価格帯(税込) | 備考 |
---|---|---|
ガソリン (NA) | 150万円台前半 〜 | エントリーモデルとして価格を抑制 |
S-HYBRID | 160万円台 〜 | 燃費と価格のバランスを重視 |
ガソリン (ターボ) | 170万円台 〜 | パワフルな走りを求める層向け |
e-POWER | 180万円台後半 〜 240万円程度 | 最上級グレードとして設定。装備も充実。 |
e-POWERモデルは180万円台後半からのスタートが予想されており、軽自動車としては高価に感じられるかもしれません。しかし、日産は第3世代e-POWERでコスト20%削減を目標に掲げており、この技術革新が価格上昇を抑制する鍵となります。
初期投資は高くとも、e-POWERはトータルコストで優位に立つ可能性があります。
- 燃料費の削減:優れた燃費性能(WLTCモードで20km/L台前半〜半ばと予想)により、月々のガソリン代を大幅に節約
- リセールバリューの向上:軽自動車初の先進技術として、高い資産価値を維持することが期待されます
新型デイズの【エクステリアデザイン】より大胆に、より上質に進化
外観デザインは大幅刷新され、新世代VモーショングリルとシャープなLEDヘッドランプで圧倒的な存在感を演出。流麗なプロポーションと豊富な12色以上のボディカラーで、軽自動車の枠を超えた質感と個性を実現します。新型デイズは、外観デザインも大幅に刷新され、軽自動車の枠を超えた存在感と質感を放つと予想されています。
フロントデザインの予想:
- 新世代Vモーショングリル:日産の最新デザイン言語である、より大型で立体的な「Vモーショングリル」が採用されます
- シャープなLEDヘッドランプ:全グレードでLEDヘッドランプが標準装備、もしくはオプション設定され、鋭く先進的な眼差しに
特にスポーティグレードの「ハイウェイスター」では、さらにワイドで力強い「デジタルVモーション」となり、圧倒的な存在感を演出するでしょう。
サイド&リアデザインの予想:
- 流麗なプロポーション:空力性能を意識した、伸びやかで美しいボディラインが与えられます
- 新デザインのアルミホイール:足元を引き締める、新デザインのアルミホイールが各グレードに設定されるでしょう
ボディカラーの予想:
現行モデルで採用された「シルキーライラック」のようなトレンドカラーに加え、魅力的な新色が追加される見込みです。2トーンカラーを含め、全体で12色以上の豊富なバリエーションが用意され、選ぶ楽しさが広がります。

新型デイズの【インテリア・装備】大型ディスプレイ採用で先進空間へ
内装は「クラスを超える質感」をテーマに大幅進化。9インチ以上の大型ディスプレイオーディオを中心とした先進装備と、ハイウェイスター上級グレードにはカシス色アクセントのフルレザー調素材で、操作性と高級感を両立させます。
内装は「クラスを超える質感」をテーマに、デザインと機能性が大幅に進化します。
デザインと素材:
- 上質な素材:ハイウェイスターの上級グレードには、カシス色のアクセントが入ったフルレザー調素材が採用
- 水平基調のインパネ:操作性と視認性に優れた、水平基調の新しいダッシュボードデザインが採用
先進装備:
最大の注目は、インパネ中央に配置される9インチ以上の大型ディスプレイです。スマートフォン連携機能(Apple CarPlay/Android Auto)はもちろん、アラウンドビューモニターなどの先進機能も、この大画面で直感的に操作できるようになります。
ユーザーからの評価が高い収納スペースは、さらに使いやすく最適化されます。

【安全性能】「プロパイロット」がさらに進化!360°セーフティアシストも
日産が誇る先進安全技術がさらなる高みへ。プロパイロットは制御精度が向上し、よりスムーズで安心感のある運転支援を実現。360°セーフティアシストの標準装備化拡大により、全方位での安全性が大幅に向上します。
日産が誇る先進安全技術は、新型デイズでさらなる高みへと到達します。
運転支援システム「プロパイロット」:
現行モデルで軽自動車に初搭載され話題となった「プロパイロット」は、制御がさらに洗練されます。
- 制御精度の向上:車線中央維持や先行車追従の精度がアップし、よりスムーズで安心感のある運転支援を実現
- 高速道路での渋滞時や長距離ドライブでの疲労を大幅に軽減
スカイラインに搭載されている手放し運転可能な「プロパイロット2.0」の搭載は、コスト面から見送られる可能性が高いですが、将来的な搭載に期待が寄せられています。
360°セーフティアシスト:
現行モデルでも採用されている全方位の安全支援システムが、さらに強化・標準装備化される見込みです。
- 後側方支援の強化:車線変更時に後方の死角にいる車両を検知する「後側方車両検知警報(BSW)」
- 駐車時の後退時に左右から接近する車両を検知する「後退時車両検知警報(RCTA)」
- インテリジェント エマージェンシーブレーキ:歩行者や自転車の検知精度が向上し、衝突回避・被害軽減性能がさらに高まります
新型デイズ 現行モデルとの比較と「どっちを買うべきか?」
新型の登場を前に、現行モデルの購入を検討するユーザーも多いでしょう。ここでは新旧モデルを比較し、どちらがあなたにとって最適な選択かを考察します。
項目 | 新型デイズ(予想) | 現行デイズ | 進化のポイント |
---|---|---|---|
発売時期 | 2025年10月頃 | 2019年3月 | 約6年半ぶりの全面刷新 |
パワートレイン | e-POWER、S-HYBRID、ターボ、NA | S-HYBRID、ターボ、NA | 軽初のe-POWER搭載 |
モーター最大トルク | 195Nm (e-POWER) | 40Nm (S-HYBRID) | 圧倒的な加速性能と静粛性 |
エクステリア | 新世代Vモーショングリル | Vモーショングリル | より大型で存在感のあるデザイン |
インテリア | 9インチ以上の大型ディスプレイ、新素材 | 7インチ/9インチナビ、トリコット地など | 先進性と質感の大幅向上 |
運転支援 | 進化したプロパイロット | プロパイロット | 制御精度の向上による快適性アップ |
安全装備 | 360°セーフティアシスト(標準化拡大) | 360°セーフティアシスト(一部) | 全方位での安全性がさらに向上 |
予想価格 | 150万円台 〜 240万円台 | 143万円 〜 208万円 | e-POWER搭載により価格帯が上昇 |
新型デイズを買うべき人:
- 最新技術と最高の走行性能を求める人(e-POWERの走りは唯一無二)
- より先進的で質感の高い内外装を重視する人
- リセールバリューを気にする人
- 予算に余裕があり、軽自動車の常識を超える体験をしたい人
現行デイズを買うべき人:
- コストパフォーマンスを最優先する人(モデル末期の在庫車や未使用車は大幅な値引きが期待できる)
- すぐに車が必要で、短い納期を希望する人
- e-POWERは不要で、完成度の高いガソリン車やマイルドハイブリッドで十分と考える人

【ライバル車比較】新型デイズは軽ハイトワゴン市場の王者を脅かすか?
e-POWERという強力な武器を手にした新型デイズは、絶対王者ホンダ・N-BOXを筆頭とするライバルたちとどう戦うのでしょうか。
車種 | 日産 新型デイズ | ホンダ N-BOX | スズキ スペーシア | ダイハツ タント |
---|---|---|---|---|
パワートレイン | e-POWER (シリーズHV), マイルドHV, ガソリン | ガソリン (NA/ターボ) | マイルドHV, ガソリン | ガソリン (NA/ターボ) |
電動化の強み | 圧倒的(EVに近い走り) | なし | 燃費アシスト | なし |
走行性能(加速) | ◎ (195Nm) | ◯ (104Nm) | ◯ (100Nm) | ◯ (100Nm) |
走行性能(静粛性) | ◎ | ◯ | ◯ | △ |
室内空間 | ◯ (クラストップレベル) | ◎ (広さと使い勝手No.1) | ◎ (スーツケースモチーフの収納) | ◎ (ミラクルオープンドア) |
安全装備 | ◎ (プロパイロット進化) | ◎ (Honda SENSING) | ◎ (スズキセーフティサポート) | ◎ (スマートアシスト) |
独自性 | e-POWERによる走り | センタータンクレイアウト | マイルドHVの燃費 | ピラーインスライドドア |
予想価格帯 | 150万〜240万円 | 165万〜236万円 | 153万〜219万円 | 139万〜201万円 |
新型デイズの圧倒的優位性と課題
優位性:
- 走行性能の革命:e-POWERがもたらす力強い加速と静粛性は、ガソリンエンジンが主体のライバルに対する最大の差別化ポイント
- 先進性:進化したプロパイロットや大型ディスプレイなど、クラスをリードする先進装備が所有満足度を高めます
- デザイン:日産らしいシャープで上質なデザインは、他の軽自動車とは一線を画す個性を放ちます
課題:
- 価格:e-POWERモデルの価格がライバルの最上級グレードを上回る可能性があり、価格重視のユーザー層にどうアピールするかが課題
- 室内空間の使い勝手:N-BOXのセンタータンクレイアウトがもたらす圧倒的な空間効率や、タントのミラクルオープンドアのような「飛び道具」に対する対抗策
結論として、新型デイズは「走りの質」を重視するユーザー層を新たに取り込み、軽自動車市場の勢力図を塗り替えるポテンシャルを十分に持っています。
【SNS・口コミ】ユーザーの期待と不安の声

新型デイズのフルモデルチェンジは、インターネット上でも大きな話題となっています。価格.comや5ch(現Talk)などの掲示板から、ユーザーのリアルな声を集めてみました。
期待の声:
- 「軽にe-POWERは革命的。ノートの走りが軽で味わえるなら絶対買う!」
- 「サクラのトルク(195Nm)がそのまま来るなら、高速も楽々だろうな。ターボはもう要らないかも。」
- 「プロパイロットがもっと賢くなるなら嬉しい。渋滞が本当に楽になる。」
- 「今のデイズも質感高いけど、新型はさらに良くなるらしい。内装の写真が楽しみ。」
不安・疑問の声:
- 「e-POWERは魅力的だけど、値段が200万円超えるなら普通車を買うかな…。」
- 「e-POWERのユニット、あの小さいボンネットに本当に収まるのか?重くならない?」
- 「結局、一番売れるのはN-BOX。日産は販売力で勝てるのか?」
- 「モデルチェンジ直後は値引きが渋いだろうし、納期も長そう。」
ユーザーはe-POWERの革新的な走りに大きな期待を寄せる一方で、価格上昇や技術的な実現性、販売戦略に対して冷静な視点も持っていることがうかがえます。
まとめ:新型デイズは軽自動車の常識を変える可能性を秘めた革命的モデル

2025年10月に登場予定の新型日産デイズは、軽自動車初のe-POWER搭載により、これまでの軽自動車の概念を根本から覆す可能性を秘めています。EVのような滑らかで力強い加速、圧倒的な静粛性、そして進化した先進安全装備により、軽自動車の新たなスタンダードを確立することでしょう。
価格上昇は避けられませんが、その価値に見合った革新的な走行体験と高い満足度を提供してくれるはずです。軽自動車市場に新たな風を吹き込む新型デイズの正式発表が、今から楽しみです。
よくある質問(FAQ)
参考サイト
- 日産デイズ 公式サイト: https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/dayz.html
- 日産自動車 グローバルニュースルーム: https://global.nissannews.com/ja-JP
- NMKV 公式サイト