新型ハリアーのフルモデルチェンジとは、2020年6月17日に登場した4代目(80系)を次世代へ全面刷新する、5代目への切り替えを指します。
2026年9月20日時点の最新情報として、発売日はおろか次期型の存在自体にトヨタの公式発表はありません。複数の大手メディアは2027年以降を予想しており、なかには2027年後半から2028年頃と伝える報道もあります。兄弟車のRAV4は2025年12月17日に6代目へ切り替わりました。2026年8月3日の一部改良で法規対応まで盛り込まれた点は、現行型の継続を示すサインといえます。
この記事のポイント
- 公式発表はまだ出ていない
- 報道の予想は2027年以降
- RAV4は2025年12月に刷新済み
- 法規対応は継続販売のサイン
- 今買うvs待つの判断フロー付き
公開日:2026年9月8日 / 最終更新日:2026年9月23日
次期ハリアーについて、公式発表はまだない

結論から書きます。2026年9月20日時点で、トヨタは次期ハリアーの発売時期も仕様も発表していません。ネット上に出回っている情報はすべて予想か報道であり、確定した事実ではないのです。
確認できたのは一部改良の発表だけ
トヨタが2026年に出したハリアー関連の公式発表は、2026年8月3日の一部改良のニュースリリースのみでした。次期型に関する発表は、この記事の執筆時点で一件も出ていません。
この記事では、確度のラベルを付けて情報を整理します。公式に確認できた事実だけを断定し、報道は「報じられています」、根拠が弱いものは「という情報があります」と書き分けるという方針です。
情報の確度を3段階で整理した
| 項目 | 内容 | レーン | 出所 | 時点 |
|---|---|---|---|---|
| 公式発表 | 次期型の発売日・仕様ともに発表なし | 【確定】 | トヨタ公式ニュースルーム | 2026年9月20日 |
| 直近の公式動き | 2026年8月3日に一部改良を実施 | 【確定】 | 公式ニュースリリース | 2026年8月3日 |
| 兄弟車 | RAV4は2025年12月17日に6代目を発売 | 【確定】 | 公式ニュースリリース | 2025年12月17日 |
| 発売時期 | 早くても2027年後半〜2028年頃との見方 | 【噂】★★★☆☆ | くるまのニュース(販売店取材を含む) | 2026年8月 |
| 世代交代 | 2028年以降になる見通し | 【噂】★★☆☆☆ | レスポンス | 2026年5月15日 |
| 中身の予想 | 新世代エンジン・出力・予想CGの数値 | 【噂】★☆☆☆☆ | 海外情報ベースの予想記事(出所不明を含む) | 2026年 |
| 発表時期 | 2027年中の発表は考えにくい(本命◎2028年前後) | 【予想】 | 当サイトの予想(根拠は本文) | 2026年9月20日 |
表のとおり、【確定】は3行だけで、発売日に関わる行はすべて【噂】か【予想】です。時期を断定的に書いている記事を見かけたら、根拠を確認したほうがいいでしょう。なお当サイトは次期型の予想価格を出しません。現行価格からの改定幅を推し量る材料が公式にひとつも無く、値段予想を書けば数字だけが独り歩きするからです。

「決定」と書いてある記事は、まず根拠を疑ってください
現行80系は2020年6月17日発売でモデルイヤー7年目
時期を考えるうえで基準になるのが現行型の年数です。4代目ハリアーは2020年6月17日に発売され、2026年で7年目に入りました。一般的なモデルサイクルを6〜8年とすれば、そろそろ節目の時期ではあります。
その間、2022年9月にPHEVを追加し、2025年6月に一部改良で特別仕様車を設定、2026年8月に今回の改良という流れです。改良を重ねて商品力を維持してきたモデルといえます。
RAV4のサイクルから読み解く

ハリアーの時期を予想するとき、必ず引き合いに出されるのが兄弟車のRAV4です。プラットフォームを共有し、同じ高岡工場で生産されているからでしょう。
RAV4は2025年12月に6代目へ切り替わった
トヨタの公式発表によると、6代目RAV4は2025年12月17日に発売されました。Z(ハイブリッド・E-Four)が4,900,000円、Adventure(ハイブリッド)が4,500,000円という価格設定です。
新型は新世代ハイブリッドシステムを採用し、システム最高出力は177kW(240PS)。ソフトウェアづくりのプラットフォーム「Arene」を初めて活用したことも公表されています。ハリアーが積む従来型のハイブリッドとは世代が違うわけです。

ハイブリッドの世代が違う。ここは覚えておきたい差です
従来のパターンなら2026年後半から2027年前半
くるまのニュースの記事では、ハリアーがRAV4のフルモデルチェンジから約1年〜1年半後に追従するのが従来のパターンだったと説明されています。この法則をそのまま当てはめると、2026年後半から2027年前半という計算でした。
ところが同記事は続けて、今回比較的大きな改良が入ったことで現行型を売り続ける公算が大きくなり、次期ハリアーの登場は早くても2027年後半から2028年頃になるとみられていると伝えています。従来のサイクルは崩れたという見方です。
【答え合わせ】改良前に流れた予想は2勝2敗
噂を扱うなら、外れたときも見せるべきでしょう。一部改良の約3か月前、2026年5月15日にレスポンスが「“ハンマーヘッド”は見送り、新世代「E-Four」搭載で今夏登場か」と報じました。この4項目を8月3日の公式発表と突き合わせた結果が次の表です。
| 2026年5月15日の予想 | 2026年8月3日の公式発表 | 判定 |
|---|---|---|
| ハンマーヘッド顔は見送り | 外観の意匠変更はNight Shade系の黒加飾のみ | ◎当たり |
| 発売時期は2026年8月〜9月 | 8月3日に発表・同日発売 | ◎当たり |
| E-Fourが最新世代へ進化 | 公式諸元表はE-Four据え置き、WLTC燃費も変化なし | ✕外れ |
| ディスプレイが12.3→14インチ | 12.3インチのまま | ✕外れ |
| 世代交代は2028年以降 | 公式発表なし | —未確定 |
当たったのは「時期」と「顔つき」、外れたのは中身の刷新でした。この2勝2敗という結果は、次期型のリーク情報をどう読むかの物差しになります。時期や外観のような「やる・やらない」の話は当たりやすく、パワートレーンや画面サイズのような中身の話は外れやすい。なお当サイトでは、次期ハリアーのリーク画像やスパイショットと呼べる一次の物証は確認できていません。
予想CGや出力の数字は噂の域を出ない
response.jpの記事など、海外情報をもとにした予想CGや装備の予想も出ています。新世代の直列4気筒と次世代ハイブリッドの組み合わせ、PHEVの継承といった内容です。
ただしこれらは記事自体が予想であると明記しており、採用が決まった事実ではありません。この記事では、予想の数値を断定的に扱わない方針をとりました。買うか待つかの判断材料にするには確度が足りないからです。

予想CGは楽しいものですが、買い時の判断には使えません
2026年8月の改良が示す「当面は現行型」というサイン

予想記事より確実な材料があります。メーカーが実際に何をしたか、という行動です。今回の改良には、時期を読むうえで見逃せない要素が含まれていました。
法規対応を織り込んだ意味
くるまのニュースの記事によると、今回の改良では全グレードを対象に灯火器取付関連の法規対応と、走行装置関連の法規対応が盛り込まれました。近く生産を終える車に、わざわざ法規対応の開発費をかけることは通常ありません。
これは公式が「あと何年売る」と言ったわけではなく、あくまで行動からの推論です。ただ、予想CGよりは根拠のある材料だと考えています。改良の中身は新型ハリアーの一部改良|2026年8月の変更点と改良度スコアで差分表として整理しました。

値上げも継続販売の裏づけになる
カタログモデルは95,700円、Night Shade系は150,700円の値上げが入りました。モデル末期の車は在庫を掃くために価格を据え置くのが普通です。値上げして装備を足すという動きは、これから売る車に対して行うものでしょう。
加えて特別仕様車のNight Shade系を強化した点も同じ方向を向いています。販売店取材でも、この2型がもっとも人気だと語られていました。
納期の状況も読み解きに使える
トヨタ公式の工場出荷時期・納車時期の目処の2026年9月18日更新版では、ハリアーは2〜3ヵ月程度と案内されています。生産終了が近い車種は受注停止になるのが通例ですから、通常の受注が続いている点も継続販売を示す材料です。
納期の読み方は新型ハリアーの納期|公式の工場出荷目処と店頭実感のギャップで扱っています。

ハリアー 今買うvs待つ 判断フロー

時期が読めない以上、必要なのは「いつ出るか」ではなく「自分は待つべきか」を決める基準です。4つの質問で判定できるようにしました。
4つの質問で答えが出る
- Q1 車検が1年以内に来るか
- Q2 いまの内外装で満足か
- Q3 最新のHVにこだわるか
- Q4 2年以上待てるか
Q1がYesなら、待つ選択肢は現実的ではありません。工場出荷目処が2〜3ヵ月、納車までさらに時間がかかることを考えると、次期型を待つと車検を1回はさむことになります。車検代を払って待つより、いま買ったほうが総額は安くなる可能性が高いでしょう。
最新のハイブリッドが欲しいならRAV4という答え
Q3がYesの方には、待つ以外の答えがあります。すでに新世代ハイブリッドを積んだRAV4が発売済みだからです。ハリアーZ(E-Four)5,086,400円に対し、RAV4のZ(ハイブリッド・E-Four)は4,900,000円で186,400円安いという価格関係にもなっています。
デザインの方向性は違いますが、動力性能と新しさを優先するなら比較する価値は十分にあります。両者の違いは新型ハリアー完全ガイド|2026年8月改良でHEV一本化した全10仕様を解説でも整理しました。

待つ場合に想定しておくべきこと
Q4でYesを選び、待つと決めた場合の注意点も挙げておきます。次期型は価格が上がるのが通例で、現行型でも2026年8月に値上げされたばかりです。待った先で予算オーバーになる可能性は織り込んでおきたいところ。
もうひとつ、いま乗っている車の価値は待つほど下がります。ユーカーパックの80系ハリアーの査定実績から、一覧に掲載されていた21件(2026年9月8日取得。実績は全67件で、一覧の表示は随時入れ替わります)を年落ち別に平均すると、3年落ちが332.2万円、5年落ちが284.1万円。2年で48.1万円という下がり方でした。実際の査定額はMOTA買取りを利用したガチのレビューで公開しているので、待つコストを計算する材料にしてみてください。


待つ間も、いまの愛車の価値は静かに減っています
ハリアー 次期型の情報をどう追いかけるか
予想記事を追い続けても、確度は上がりません。信頼できる情報が最初に出る場所を押さえておくほうが効率的です。

一次情報が出る3か所
- トヨタのグローバルニュースルーム
- toyota.jpの車種ページのお知らせ欄
- 工場出荷時期の目処ページの受注状況
とくに3つ目は先行指標として使えます。現行型の受注が停止されると、備考欄の表記が変わるのです。実際、2026年9月20日時点の同ページでもランドクルーザー“300”の備考欄に「ガソリン車は新規でのご注文停止中」と記載されていました。ハリアーについても、2026年8月の改良前は受注が絞られており改良の発表とともに再開したと報じられています。
販売台数の推移も手がかりになる
日本自動車販売協会連合会の統計によると、ハリアーの2026年8月の登録は2,239台で24位、前年同月比69.1%でした。1月の16位から順位を8つ落としています。
台数の落ち込みが続けば、モデル更新を早める判断につながる可能性もあります。ただし8月は改良の直後で新仕様の登録が立ち上がっていない月でもあり、1か月の数字だけで結論を出すのは早すぎるでしょう。9月以降の推移を見る必要があります。
この記事の限界も書いておきます
正直に書くと、次期ハリアーについてこの記事が提供できるのは「確定していないという事実」と「判断のための材料」だけです。発売時期を断定できる情報源は、現時点で存在しません。
そのうえで、当サイトの予想も置いておきます。根拠は3つの事実です。2026年8月の一部改良に灯火器と走行装置の法規対応が入ったこと、同時に値上げして装備を足したこと、工場出荷目処が通常の2〜3ヵ月程度で受注を絞る兆候がないこと。ここから推論すると、本命◎は2028年前後の発表で、2027年中の発売はまず考えにくいというのが当サイトの予想です。対抗○は2027年後半、大穴▲は2027年前半とみています。
この予想が外れるとしたら、販売台数の下落が続いてトヨタが更新を前倒しした場合でしょう。先行サインは受注です。工場出荷目処ページのハリアーの備考欄に「注文停止」の表記が出たら、当サイトの予想は撤回します。
公式発表があった時点で、この記事は全面的に書き直します。それまでは、レーンラベルを付けた整理としてお使いください。

わからないことを、わからないと書くのも情報だと考えます
よくある質問
- 次期ハリアーの発売日はいつですか
-
2026年9月20日時点で発売日の公式発表はありません。【噂】として早くても2027年後半〜2028年頃と報じられており、当サイトの【予想】は本命◎2028年前後です。
- 新型ハリアーは次はいつ販売されますか
-
現行の80系が2026年8月3日の一部改良仕様で販売中です。次期型の販売開始時期は未定で、トヨタからの発表もありません。
- ハリアーのフルモデルチェンジはいつですか
-
トヨタからの公式発表はありません。複数の大手メディアは2027年以降を予想しており、早くても2027年後半から2028年頃という見方も報じられています。
- 次期ハリアーの発売時期は決定していますか
-
決定していません。2026年9月20日時点でトヨタが出したハリアー関連の公式発表は、2026年8月3日の一部改良に関するものだけです。
- RAV4が新型になったのになぜハリアーは変わらないのですか
-
従来はRAV4の1年〜1年半後に追従するパターンでした。ただし2026年8月に比較的大きな改良が入ったことで、現行型を売り続ける公算が大きくなったと報じられています。
- いま買うと損をしますか
-
車検が1年以内なら待つほうが不利になりやすいところです。次期型を待つと車検を1回はさむ可能性が高く、その費用と待つ間の下取り額の目減りが発生します。
- 最新のハイブリッドに乗りたい場合はどうすればいいですか
-
2025年12月17日に発売された6代目RAV4が選択肢になります。新世代ハイブリッドでシステム最高出力177kW(240PS)、Z(ハイブリッド・E-Four)が4,900,000円です。
- 次期型でPHEVは復活しますか
-
公式発表はありません。予想記事にはPHEVの継承に触れたものもありますが、いずれも予想と明記されており確定した情報とはいえない段階です。
- 現行型はいつまで買えますか
-
2026年9月18日更新の公式案内では工場出荷時期目処が2〜3ヵ月程度と示されており、通常の受注が続いています。生産終了の告知は出ていません。
- 次期型の情報はどこで確認すればいいですか
-
トヨタのグローバルニュースルームと、toyota.jpの車種ページのお知らせ欄です。工場出荷時期の目処ページで受注状況の変化を追う方法もあります。
まとめ

読み終えたいま、あなたは次期ハリアーについて何が確定していて何が予想なのかを区別でき、自分が待つべきかどうかを4つの質問で判定できる状態になっているはずです。
- 次期型の公式発表はなく、時期は確定していない
- 大手メディアの予想は2027年以降。2027年後半以降との報道もある
- 法規対応と値上げは、現行型を当面売り続けるサイン
次の一歩は、いまの車の車検満了日を車検証で確認すること。1年以内なら待つ選択肢は事実上ありません。それより先なら、トヨタ公式の工場出荷時期の目処ページをブックマークして、ハリアーの備考欄に変化が出ないか月1回だけ見ておけば十分です。

参考URL一覧
- トヨタ自動車 グローバルニュースルーム・ハリアーを一部改良:https://global.toyota/jp/newsroom/toyota/44698256.html
- トヨタ自動車 グローバルニュースルーム・新型RAV4を発売:https://global.toyota/jp/newsroom/toyota/43738655.html
- くるまのニュース トヨタ新型ハリアー最低価格は約68万円上昇:https://kuruma-news.jp/post/1101616
- レスポンス トヨタ『ハリアー』フルチェン前の大改良!? “ハンマーヘッド”は見送り:https://response.jp/article/2026/05/15/411300.html
- レスポンス トヨタ ハリアー次期型はプレミアムSUVに進化:https://response.jp/article/2026/08/20/415500.html
- トヨタ自動車 工場出荷時期・納車時期の目処について:https://toyota.jp/news/delivery/index.html
- 日本自動車販売協会連合会 乗用車ブランド通称名別順位:https://www.jada.or.jp/files/libs/7570/202609030954587265.pdf
- ユーカーパック ハリアー80系の買取相場・査定価格:https://ucarpac.com/sell/c46





