新型ルーミーの維持費【2026年最新】税金・自動車税・燃料費で年80,530〜186,244円を出典つきで積む

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新型ルーミーの維持費【2026年最新】税金・自動車税・燃料費で年80,530〜186,244円を出典つきで積む

新型ルーミーの維持費とは、自動車税・自賠責保険・燃料費のように毎年かならず発生する費用の合計です。

金額を確定できる項目だけを積むと、新型ルーミーの年間維持費は80,530円から186,244円になります。自動車税25,000円と自賠責の年割9,280円は全8型式で同額なので、差がつくのは燃料費だけ。4WDの上乗せ176,000円を燃料費で取り返すには、年10,000kmの条件で約20年かかる計算です。税金はエコカー減税の対象外で、ガソリン価格は補助金で抑えられた水準という前提も添えておきます。

この記事のポイント

  • 固定費は全8型式34,280円
  • 差がつくのは燃料費だけ
  • エコカー減税は対象外です
  • 重量税の額は断定しません
  • 5年総額で順位が入れ替わる

公開日:2026年10月7日 / 最終更新日:2026年10月7日

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目次

新型ルーミーの維持費は年80,530〜186,244円|税金と燃料費で積む

維持費の記事で最初にやるべきは、金額を確定できる項目とできない項目を分けることです。ルーミーの場合、自動車税と自賠責と燃料費は根拠つきで置けます。一方で自動車重量税・任意保険・車検基本料は、それぞれ別の理由で断定できません。切り分けから始めましょう。

置ける項目と置けない項目|先に線を引いておきます

本記事が年間維持費に計上したのは3項目だけです。自動車税(旧・種別割)25,000円、自賠責保険の1年あたり9,280円、そして走行距離に応じた燃料費。この3つ以外は積んでいません。除外した理由も1つずつ書きます。

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項目本記事での扱い理由
自動車税(旧・種別割)25,000円で計上総排気量0.996Lで区分が確定
自賠責保険年9,280円で計上24か月契約の改定後料率を年割
燃料費距離別に計上WLTC値と全国平均単価で計算可能
自動車重量税金額を置かない適用される税率が未確定
任意保険料金額を置かない年齢・等級・条件で変動
車検基本料・消耗品費金額を置かない店舗ごとに設定が異なる

表のとおり、金額を置かない項目が3つあります。ここを平均値でざっくり埋めると、合計額はそれらしくなる代わりに検証できない数字になってしまう。当サイトは「合計を作ること」より「1項目ずつ根拠を示すこと」を優先しました。置けなかった項目の確かめ方は、記事の後半で手順にしています。

埋められない欄を平均値で埋めた瞬間、その表は検証できなくなります

型式別×走行距離別の年間維持費|固定費は全8型式34,280円で同額

ルーミーのWLTC燃費は18.4km/Lと16.8km/Lの2種類しかなく、計算の骨格はとてもシンプルです。固定費34,280円(自動車税25,000円+自賠責の年割9,280円)に、年間走行距離÷WLTC燃費×170.2円/Lで求めた燃料費を足すだけ。ルーミーは全8型式が同じ排気量区分に入るため、固定費34,280円はXでもカスタムG-Tでも変わりません。

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区分(WLTC)年5,000km年10,000km年15,000km
NA・2WD(18.4km/L)80,530円126,780円173,030円
NA・4WD(16.8km/L)84,935円135,590円186,244円
ターボ・2WD(16.8km/L)84,935円135,590円186,244円

表のとおり、最も安いのはNA 2WDを年5,000km走る80,530円、最も高いのは16.8km/L側を年15,000km走る186,244円になります。ルーミーの維持費は、グレードよりも「どれだけ走るか」で決まる構造です。年5,000kmと年15,000kmの差は同じ18.4km/Lでも92,500円あり、型式を変えたときの差より1桁大きい幅になっています。

最大差105,714円の中身|固定費が同額なので差は全部が燃料費です

表の最安値と最高値の差は186,244−80,530=105,714円。この内訳を分解すると、はっきりした構造が見えてきます。燃料費の差だけで151,964−46,250=105,714円。つまり差額の100%が燃料費で、税と保険の寄与はゼロです。

  • 自動車税の差:0円
  • 自賠責の差:0円
  • 燃料費の差:105,714円

排気量が0.996Lの1本しかなく、車両重量も全型式が同じ税区分に収まるため、固定費で差がつく余地がないわけです。維持費を下げたいなら、グレードを落とすより走行距離そのものを見直すほうが効きます。燃費の内訳と実燃費のばらつきは新型ルーミーの燃費|WLTC16.8〜18.4km/Lと実燃費の距離を金額で出すで分解しました。

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内訳を1項目ずつ|出典と時点をつけて根拠を開示します

合計額だけを示す表は検証できません。ここでは計上した3項目と、初期費用側の環境性能割・リサイクル料金について、それぞれの出典と基準時点を明記します。金額が動く可能性のある項目には、いつ動くのかも添えました。

自動車税は年25,000円|1.0L以下の区分に入るので年5,500円安く済みます

ルーミーの総排気量は0.996Lで、これはXからカスタムG-Tまで共通です。自動車税(旧・種別割)は総排気量1.0L以下の区分に入り、年25,000円になります(栃木県が公表している令和8年度の自動車税(種別割)税率早見表・令和元年10月1日以降に初回新規登録した自家用乗用車の標準税率)。

ここは地味ながら効いてくるポイント。同じ早見表で1.0L超1.5L以下の区分は30,500円ですから、ルーミーはその区分より年5,500円少ない計算になります。0.996Lという排気量は、1.0Lの壁をわずかに下回るように置かれている。5年保有なら27,500円、10年なら55,000円の差。ちなみに2026年4月から名称が変わっているため、本記事では「自動車税(旧・種別割)」と表記しています。

自賠責は2026年11月1日から改定|37か月分の金額は確定できていません

自賠責保険の基準料率が2026年秋に改定されます。自家用乗用自動車の自賠責保険は24か月が17,650円から18,560円へ、36か月が23,690円から24,690円へ。基準料率は平均6.2%の引き上げで、新料率は2026年11月1日以降に保険期間が始まる契約に適用されます(損害保険料率算出機構の2026年4月30日届出資料)。本記事の年9,280円は、改定後の24か月18,560円を2で割った値です。

ただしここに落とし穴があります。新車新規登録時は37か月契約が一般的で、その保険料は本調査で確認できませんでした。公表資料に記載があるのは24か月と36か月の2つだけ。ですから見積書を見るときは、自賠責の欄が37か月ぶんになっているかを確認してください。24か月の金額をそのまま新車の目安に流用すると、その時点で数字がずれます。乗り出し価格の積み上げ方は新型ルーミーの見積もり|乗り出し価格を1円単位で積み上げるで扱いました。

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37か月という契約期間は、新車の見積書でいちばん見落とされる欄です

環境性能割は0円・リサイクル料金は9,000〜10,930円|幅のまま示します

初期費用側で、確定している数字と幅でしか出せない数字が1つずつあります。環境性能割は2026年3月31日をもって廃止され、2026年4月1日以降に登録する自動車には課税されません。リサイクル料金は9,000〜10,930円で、別途、資金管理料金と情報管理料金が必要です(トヨタ公式のエコカー減税・環境性能割の解説、トヨタ公式の車種別リサイクル料金一覧)。

リサイクル料金を単一額で書かなかったのには理由があります。公式ページの内訳はシュレッダーダスト5,420〜6,480円、エアバッグ類1,930〜2,800円、フロン類0〜1,650円と幅で示されており、しかもページの改定表記が古い可能性がある。1円単位で書けない項目を無理に1円単位で書くのは、正確さではなく体裁づくりです。実額は見積書で確認してください。なお2026年3月以前の見積もり例を参考にしていると、環境性能割の行に金額が残っていることがあります。

燃料単価は170.2円/L|補助金込みの値なので時点をセットで

燃料費の計算に使った単価の出どころです。レギュラーガソリンの全国平均は170.2円/L(2026年9月28日調査)で、ルーミーの使用燃料は全車が無鉛レギュラーガソリン。ターボ車もハイオク指定ではありません(資源エネルギー庁の燃料油価格定額引下げ措置ページ)。

この調査は毎週更新されるため、単価が動けば本記事の金額も連動します。同じ資料によれば、この170.2円は1リットルあたり約51円の補助(定額引下げ措置。10月1日〜7日の支給額は50.7円)が入った後の価格です。仮に単価が10円上がれば、年10,000km・18.4km/Lの条件で燃料費は約5,435円増える計算。維持費の表を比べるときは、合計額より先に「燃料単価はいくらで、いつの値か」を見比べたほうが速い。時点が書かれていない表は、そもそも比較の対象になりません。

エコカー減税の対象車一覧にルーミーはありません|重量税の額は断定しません

ルーミーの自動車重量税について、本記事は金額を書きません。重量区分は公式諸元表から確定できるのに、適用される税率が本則なのか当分の間の税率なのかを確定できなかったためです。分かっていることと分かっていないことを、はっきり分けて説明します。

トヨタ公式の対象車一覧に掲載がない|これは実測した「不在」です

まず確定している事実から。ルーミーはトヨタ公式のエコカー減税対象車一覧に掲載がなく、自動車重量税の軽減は受けられません。トヨタ公式のエコカー対象車ページにはアクア・ヤリス・シエンタ・ノア・プリウスといった車種が並んでいますが、そこにルーミーの名前はありませんでした(2026年10月7日に再確認・ページの時点表記は2026年8月現在)。

兄弟車のダイハツ トールも、日本自動車工業会が公表しているエコカー減税の対象車一覧でも記載を確認できていない状態でした。「ルーミーは低燃費だから免税」という前提は、少なくとも2026年10月時点では成り立ちません。この点を書いている記事はほとんど無いので、見積書を見る前に知っておく価値があります。免税や軽減の欄に金額が入っていたら、その根拠を営業担当に確認してください。

車両重量1,080〜1,140kg|全型式が1つの重量区分に収まります

重量のほうは公式諸元表で確定できます。ルーミーの車両重量は1,080kgから1,140kgで、全型式が1.0t超1.5t以下の区分に入ります(トヨタ公式 主要諸元表・’26年8月現在)。G 2WDが1,080kg、カスタムG 2WDが1,090kg、ターボ勢が1,110kg、4WDが1,140kgという並びです。

つまりグレードを変えても、重量税の重量区分がまたぐことはありません。4WDにしてもオプションを足しても、1.5tの境界には遠く届かない。車両総重量で見ても1,355kgから1,415kgに収まります。区分がまたがらないという事実は、グレードを比較検討する方にとってひとつの安心材料になるでしょう。

本則か当分の間かが未確定|自分で確かめる3ステップ

ここは正直に書いておきたい部分です。ルーミーの自動車重量税に本則税率が適用されるのか、当分の間の税率が適用されるのかは本調査で確定できませんでした。だから金額を1円も書きません。減税の対象外であることまでは言えても、そこから税額を逆算するのは推測になります。

  • 販売店で見積書を出してもらう
  • 重量税の行の金額と年数を確認
  • 減税の適用有無を口頭で確認

この3ステップで、自分が検討している型式の実額が分かります。ネット記事の「ルーミーなら◯円」という数字をそのまま信じるより確実でしょう。見積書には型式ごとの実額が入りますから、そこが最終的な答えになります。ちなみにエコカー減税の現行基準は2026年5月1日から2028年4月30日までの新車新規検査に適用され、乗用車の軽減基準は2027年5月1日に引き上げられる予定です。

「燃費がいいから優遇される」が通じない意味|浮かない金額の話

減税の対象外という事実は、維持費の見方を1つ変えます。ルーミーはガソリン車のみの設定でCEV補助金の対象外でもあり、購入時に受けられる税制上の優遇が実質的にありません。ハイブリッドを積む競合と並べたとき、初期費用の側で埋め合わせが効かないということです。

もっとも、優遇がない代わりに自動車税は1.0L以下区分の25,000円で毎年効いてきます。初期の一発で浮くタイプの優遇はなく、毎年少しずつ効くタイプの安さがあると理解しておくと整理しやすい。ここは正直にデメリットとして書いておきますが、ルーミーを「税制が優しい車」として選ぶと期待外れになります。

減税がない車だからこそ、毎年の25,000円が効いてきます

4WDの176,000円は燃料費で回収できるか|前提を全部開示して検算します

4WDを選ぶかどうかは、ルーミーの購入で最も金額が動く分岐です。4WDの上乗せは全グレード一律176,000円。この差額を燃料費の増減で語れるのかを、前提を全部開示したうえで検算しました。結論から書くと、回収はできません。

年間燃料費の差は8,810円|年10,000km・170.2円/Lのときの数字です

まず差額を出します。4WDのWLTCは16.8km/L、同じグレードの2WDは18.4km/L。年10,000km・170.2円/Lで計算すると、4WDが10,000÷16.8×170.2=101,310円、2WDが10,000÷18.4×170.2=92,500円(円未満四捨五入)。差は年8,810円で、月あたりに直すと約734円にとどまります。

4WDの上乗せは、X(1,830,400円→2,006,400円)でもG(1,989,900円→2,165,900円)でもカスタムG(2,170,300円→2,346,300円)でも176,000円で一律。グレードによって四駆代が変わらないという点は、比較を単純にしてくれます。「4WDは燃費が悪いから維持費がかかる」という一般論は、年10,000kmという条件では月734円ぶんの話でしかありません。

回収に約20年|走行距離を15,000kmに伸ばしても約13年です

では車両価格差のほうはどうか。176,000円を年8,810円で割ると20.0。4WDの上乗せ176,000円を燃料費の差だけで取り戻すには、年10,000kmの条件で約20年かかる計算になります。年5,000kmなら差は年4,405円で約40年、年15,000kmまで伸ばしても年13,214円で約13年です。

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前提年間燃料費差176,000円の回収年数
年5,000km・170.2円/L4,405円約40年
年10,000km・170.2円/L8,810円約20年
年15,000km・170.2円/L13,214円約13年

表のどの条件でも、一般的な保有期間を大きく超えています。4WDの追加コストは、走り方をどう変えてもランニングでは埋まらない。裏を返せば、判断軸を「燃費が落ちるかどうか」から「雪道や凍結路を走るかどうか」に単純化してよいということでもあります。年に数回でも積雪路を走るなら、176,000円は保険料として理解したほうが納得しやすいでしょう。

四駆の是非は、燃費ではなく走る場所で決めてしまって構いません

ターボの上乗せ127,600円・143,000円も同じ式で検算できます

ターボも燃費は16.8km/Lなので、年間燃料費の差は4WDと同じ8,810円です。ターボの上乗せはG系が127,600円(1,989,900円→2,117,500円)、カスタム系が143,000円(2,170,300円→2,313,300円)。年8,810円で割ると約15年と約16年になります(いずれも当方算出)。

四駆より回収年数が短いのは、単に上乗せ額が小さいから。ただし15年という数字も現実的な保有期間ではありません。ターボも四駆も、燃費の損得ではなく用途で決める買い物だと割り切ったほうが早い。ちなみにターボ(G-T・カスタムG-T)は2WDのみの設定で、4WDが選べるのは自然吸気のX・G・カスタムGの3グレードです。両方は選べません。

実燃費ベースでは検算できません|4WDの数値が逆転しているからです

カタログ値ではなく実燃費で計算し直したくなるところですが、ここは限界を表明します。集計サイトの実燃費では、G 4WDが14.3km/LでG 2WDの13.9km/Lを上回るという逆転が出ており、実燃費ベースでは4WDの回収年数を計算できません。別のサイトではX 4WDが11.0km/Lという値も出ています。

母集団の走行環境が違うと考えるのが自然で、どちらかを正解として採用するだけの根拠がありません。データが割れているときに片方だけを選んで計算するのは、結論を先に決めているのと同じです。したがって本記事の回収年数はすべてカタログ燃費ベース。実燃費のばらつきそのものは新型ルーミーの燃費|WLTC16.8〜18.4km/Lと実燃費の距離を金額で出すに整理してあります。

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5年総額で並べ替える|車両価格を足すと順位が入れ替わります

年間の維持費だけを見ていても、グレード選びの判断はつきません。車両価格と合わせた5年総額で並べ直すと、価格表の順番とは違う地図が出てきます。ここでは年10,000kmを前提に、8型式すべてを並べ替えました。

維持費だけの5年総額は633,900円と677,950円の2通り

まず維持費単体の5年総額から。年間額を5倍しただけの単純計算です。年10,000kmなら18.4km/L側が633,900円、16.8km/L側が677,950円。差は44,050円で、これは5年ぶんの燃料費差そのものです。年5,000kmなら402,650円と424,675円、年15,000kmなら865,150円と931,220円になります。

この5年総額には、車検基本料も任意保険も重量税も入っていません。実際の支出はこれより確実に多くなります。ここで示しているのは「型式を変えたときに何円動くか」であって、「5年でいくら必要か」ではない。絶対額ではなく相対差を読む表として使ってください。

車両価格+5年維持費|カスタムG 2WDがG 4WDを39,650円下回ります

車両本体価格を足すと、順位が動きます。年10,000kmの5年維持費を各型式の価格に加算した結果が下の表です。カスタムG 2WDは車両価格でG 4WDより4,400円高いのに、5年総額では2,804,200円対2,843,850円で39,650円も安く収まります。

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型式車両本体価格5年維持費(年10,000km)合計
X 2WD1,830,400円633,900円2,464,300円
G 2WD1,989,900円633,900円2,623,800円
X 4WD2,006,400円677,950円2,684,350円
G-T 2WD2,117,500円677,950円2,795,450円
カスタムG 2WD2,170,300円633,900円2,804,200円
G 4WD2,165,900円677,950円2,843,850円
カスタムG-T 2WD2,313,300円677,950円2,991,250円
カスタムG 4WD2,346,300円677,950円3,024,250円

もうひとつ動いているのがG-T 2WDとカスタムG 2WDの関係です。車両価格の差は52,800円ありますが、5年総額では8,750円まで縮まります。外装がカスタム仕様になる差額が、5年で見ると1万円を切る。価格表だけを見て「カスタムは高い」と判断すると、この構造を見落としてしまう。価格の出どころは愛知トヨタの価格・グレードページ(’26年8月現在)で、全8型式が1円単位で掲載されています。

5年総額で並べると、価格表とは違う順番が見えてきます

リサイクル料金は初期費用|5年総額の外側にあります

上の表に含めなかった費用があります。リサイクル料金9,000〜10,930円は新車購入時に一度だけ預託する費用で、毎年発生する維持費ではありません。廃車時に使われる預託金なので、途中で売却した場合は次のオーナーから返ってくる性質のもの。年間維持費の欄に毎年この金額を積んでいる表があれば、計上方法が間違っています。

同じく環境性能割も0円ですから、初期費用側に行を立てる必要はありません。2026年4月1日以降に登録するルーミーには、この税金がかからない。古い見積もり例を参考にしている記事だと、ここに数万円が計上されたままになっている可能性があります。日付を確認する癖をつけておくと安全でしょう。

金額を置かなかった項目と、5年後の出口の測り方

ここまで積んでこなかった費用について、なぜ置けないのかを説明します。あわせて、保有コストの最後のピースである売却額をどう測るかも整理しました。維持費は出ていくお金だけの話ではありません。

任意保険・車検基本料・消耗品費は一律の目安を出せません

この3つを金額化しなかった理由は共通しています。任意保険料・車検基本料は一律の目安を出せないため、当サイトは数字を置きませんでした。任意保険は年齢・等級・運転者限定・車両保険の有無で倍近く変わりますし、車検基本料はディーラーと整備工場で設定そのものが違います。タイヤをはじめとする消耗品も、走り方と交換周期で金額が動く項目です。

  • 任意保険:等級と条件で変動
  • 車検基本料:店舗ごとに設定
  • 消耗品費:走り方と交換周期次第

代わりにおすすめしたいのは、いま乗っている車の実績値を持ち込む方法です。前年の保険証券と車検の明細を出せば、自分の条件での金額はすぐ分かる。他人の平均より、自分の去年の数字のほうが精度は高い。ルーミーは排気量も重量区分も1つですから、車種が変わっても保険料の車両料率クラス以外は大きく動きません。

タイヤサイズは2種類|スタッドレス代は標準系とカスタム系で変わる

消耗品の中で、グレードによって前提が変わるのがタイヤです。公式の主要装備一覧によると、X・G・G-Tは165/65R14、カスタムG・カスタムG-Tは175/55R15という2サイズ構成でした。ホイールサイズは14×5Jと15×5Jです。降雪地でスタッドレスタイヤを買う場合や、夏タイヤを交換する場合は、このサイズ違いがそのまま銘柄の選択肢と価格帯の違いになります。

金額は店舗と銘柄で大きく動くので、本記事では書きません。ただ「カスタムを選ぶと外装代の180,400円で終わり」ではなく、タイヤを買い替えるたびに15インチ分の差が乗るという点は、5年総額を考えるときに覚えておきたいところです。なお使用燃料は全車レギュラーで、ガソリンタンクは2WDが36L・4WDが38Lでした。

ダイハツ トールと維持費で差はつきません|価格が1円まで同額だから

比較検討で必ず出てくる兄弟車にも触れておきましょう。ルーミーとダイハツ トールは全8型式で価格が1円まで同一で、WLTC燃費も16.8〜18.4km/Lで一致します。したがって維持費の計算結果もまったく同じになります(ダイハツ公式のトール価格・グレードページ)。ルーミーの製造事業者はダイハツ工業株式会社です。

維持費で選び分ける材料は存在しない、というのが結論。差はブランドと販売網、そして販売店ごとの条件だけです。ちなみにトールの公式価格ページには北海道地区の別価格が全型式で24,200円高く掲載されていますが、ルーミー側で同じ掲示は確認できていないため、ルーミーにそのまま当てはめることはしません。この違いを交渉にどう使うかは新型ルーミーの値引き|相場統計が存在しない車の交渉手順で扱いました。

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5年後の出口|残価率の公開データが無いので査定で測ります

保有コストの最後のピースは売却額です。ところがルーミーの3年後・5年後の残価率を公表している承認ソースは、本調査では確認できませんでした。参考になるのは価格.comの買取価格ページに載るMOTA車査定データですが、2025年式が8件、2024年式が22件と母集団が極小です(2026年10月4日更新・2026年10月7日取得)。

1年落ちの買取上限が新車価格に迫る水準まで出ているのは事実ですが、8件の集計で相場を語るのは無理があります。5年総額を本気で下げたいなら、購入時の交渉より売却時の差額のほうが動く幅は大きい。どんな流れでいくらの査定額が出るのかは、MOTA買取りを利用したガチのレビューで申し込みから金額提示までを公開しています。年8,810円の燃料費差を気にするより、こちらを先に押さえたほうが効率はいいはずです。

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よくある質問

維持費まわりで多い疑問に、2026年10月7日時点で当サイトが確認できた範囲だけで回答します。金額を断定できない項目は、その理由もあわせて書きました。

新型ルーミーの年間維持費はいくらですか?

金額を確定できる項目だけで80,530円から186,244円です。内訳は自動車税25,000円、自賠責の年割9,280円、そして走行距離に応じた燃料費の3つ。任意保険料・車検基本料・消耗品費・自動車重量税はこの合計に含めていません。実際の支出はこの金額より多くなる前提で見てください。

ルーミーの自動車税は年いくらですか?

年25,000円です。総排気量が0.996Lで1.0L以下の区分に入るため、令和8年度の標準税率では25,000円になります。同じ早見表で1.0L超1.5L以下の区分は30,500円ですから、年5,500円少ない計算。X・G・G-T・カスタムG・カスタムG-Tのどれを選んでも金額は同じです。

ルーミーはエコカー減税の対象になりますか?

対象になりません。トヨタ公式のエコカー対象車一覧にルーミーの名前がなく、自動車重量税の軽減は受けられないためです(2026年10月7日確認)。ガソリン車のみの設定なのでCEV補助金の対象にもなりません。「低燃費だから免税」という前提は成り立たない、と考えてください。

ルーミーの自動車重量税はいくらになりますか?

本記事では金額を断定していません。車両重量1,080〜1,140kgで全型式が1.0t超1.5t以下の区分に入ることは確定していますが、本則税率と当分の間の税率のどちらが適用されるかを本調査で確定できなかったためです。販売店の見積書に型式ごとの実額が入りますから、そこで確認するのが確実になります。

4WDにすると維持費はどれくらい増えますか?

年10,000kmで8,810円の増加です。自動車税も自賠責も2WDと同額なので、増えるのは燃料費だけ。4WDのWLTCが16.8km/L、2WDが18.4km/Lという差から計算しました。車両価格の上乗せ176,000円のほうは燃料費では回収できず、この条件だと約20年かかる計算になります。

ルーミーの購入時に環境性能割はかかりますか?

かかりません。環境性能割は2026年3月31日をもって廃止され、2026年4月1日以降に登録する自動車には課税されないためです。2026年3月以前に作られた見積もり例を参考にしていると、この欄に金額が残っていることがあります。見積書を受け取ったら、環境性能割の行が0円になっているかを確認してください。

ルーミーのリサイクル料金はいくらですか?

9,000〜10,930円で、別途、資金管理料金と情報管理料金がかかります。トヨタ公式の車種別リサイクル料金一覧ではシュレッダーダスト5,420〜6,480円、エアバッグ類1,930〜2,800円、フロン類0〜1,650円と幅で示されているため、当サイトも単一額は書かない方針です。新車購入時に一度だけ預託する費用で、毎年かかる維持費ではありません。

ダイハツ トールとルーミーで維持費に差はありますか?

差はありません。ルーミーとトールは全8型式で価格が1円まで同一で、WLTC燃費も同じ16.8〜18.4km/L。排気量も車両重量の区分も共通ですから、税・保険・燃料費のすべてが一致します。ルーミーはトールのOEMモデルで、製造事業者はダイハツ工業株式会社。維持費で選び分ける材料は存在しません。

5年乗るなら、どの型式が総額で安いですか?

年10,000kmならX 2WDの2,464,300円が最安です。車両本体価格1,830,400円に5年ぶんの維持費633,900円を足した数字。注目したいのはカスタムG 2WD(2,804,200円)とG 4WD(2,843,850円)の逆転で、車両価格ではカスタムG 2WDのほうが4,400円高いのに、5年総額では39,650円安く収まります。

自賠責保険は37か月でいくらになりますか?

本調査では確認できていません。損害保険料率算出機構の公表資料に記載があるのは24か月と36か月だけで、37か月の金額は載っていないためです。24か月は17,650円から18,560円へ、36か月は23,690円から24,690円へ改定され、新料率は2026年11月1日以降に保険期間が始まる契約に適用されます。

まとめ|ルーミーの維持費は「走行距離」と「駆動方式」の2軸で決まります

新型ルーミーの維持費【2026年最新】税金・自動車税・燃料費で年80,530〜186,244円を出典つきで積む

ルーミーは排気量も重量区分も1つしかないため、固定費34,280円が全8型式で共通します。差がつくのは燃料費だけで、その燃料費は走行距離と駆動方式でほぼ決まる構造。金額を置けない項目は置かず、置ける項目だけで積み上げました。

  • 年間80,530〜186,244円
  • 固定費は全8型式で同額
  • エコカー減税は対象外
  • 4WD代は燃費で回収不能
  • 5年でカスタムGとG 4WDが逆転

冒頭で「金額を置ける項目と置けない項目の線引きが分かる状態になる」とお伝えしました。固定費が全型式で同額であること、差額の100%が燃料費であること、そして重量税だけは自分で確かめる必要があること。この3点を押さえれば、維持費の比較表に振り回されずに済みます。

合計額の大きさより、どの欄に根拠が書かれているかを見てください

正直に書くと、維持費の安さを最優先するならルーミーが最適解とは限りません。マイルドハイブリッドを積むスズキ ソリオはWLTCで20.7〜22.0km/Lあり、年10,000km・170.2円/Lなら燃料費で年15,000円前後の差がつく計算になるからです(スズキ公式のニュースリリース)。それでも自動車税は1.0L以下区分の25,000円で毎年効いてきますし、5年総額で見れば車両価格の差のほうが大きく響く。どこを重く見るかで結論は変わります。

今日の一歩は2つです。まず車検証か点検記録簿で、直近1年の走行距離を確認してください。年5,000kmか10,000kmか15,000kmかで、本記事のどの行を見るべきかが決まります。次に、販売店の見積書で自動車重量税の行の金額と年数を確認すること。この2つが埋まれば、あとは車両価格を足すだけで自分の5年総額が出せます。グレード選びで迷っているなら新型ルーミーのグレード比較|5グレード8型式をコスパ偏差値で採点するもあわせてどうぞ。

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