新型bZ4Xのフルモデルチェンジ予想|10月30日発表のWaymo自動運転タクシーと、年明けに52万円減る補助金

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トヨタ bZ4X フルモデルチェンジのアイキャッチ

新型bZ4Xのフルモデルチェンジとは、現行モデルを全面的に作り替える世代交代のことですが、いまのところ公式発表も具体的な報道もありません。

理由は単純で、2025年10月に「一部改良」という名の実質全面刷新を受けたばかりだからです。むしろいま考えるべきは次期型の時期ではなく、待つことのコスト。CEV補助金130万円の受付は2026年12月に終わる見込みで、2027年1月1日以降の登録では78万円に下がります。この記事では待つコストを金額で計算しました。

この記事のポイント

  • FMCの公式情報はゼロ
  • 全固体電池は2027〜28年
  • Waymo車として2027年に日本で運行
  • 1年待つコストは最大135万円
  • 年明け登録は補助金が52万円減る

速報(11月3日更新)

  • 2026年11月2日【確定】次世代自動車振興センターが別表1(銘柄ごとの補助金交付額)を11月2日現在版に更新。bZ4XとbZ4X Touringは、2026年12月31日までの登録で1,300,000円、2027年1月1日以降は780,000円のままです(次世代自動車振興センター 別表1)
  • 2026年10月30日【確定】トヨタとWaymoが、Waymoの自動運転タクシーに使うbZ4Xの初期運行(試験・検証を含む)を2027年に日本で始めると発表しました。車両はトヨタの高岡工場で組み立て、Waymoの機器の搭載まで行います(トヨタ ニュースリリース)
  • 2026年10月21日【確定】経済産業省がCEV補助金の補助額を見直し、2027年1月1日以降に登録するbZ4Xの補助金は1,300,000円から780,000円に下がることになりました(次世代自動車振興センター お知らせ)

bZ4Xの次期型の公式発表は、いまもありません。この記事では、確定した事実と予想を分けたうえで、Waymoとの協業が何を意味するのか、年明けに52万円減る補助金を含めた「待つコスト」と判断フローをまとめました。

公開日:2026年11月3日 / 最終更新日:2026年11月3日

街なかに停まるbZ4Xの正面
街なかのbZ4X(メーカー公表写真)。 写真:トヨタ
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目次

新型bZ4Xのフルモデルチェンジはいつか|情報は存在しません、というのが答えです

先に結論を書きます。2026年11月3日時点で、bZ4Xのフルモデルチェンジに関する公式発表も、信頼できるメディアの報道も確認できていません。時期を示す数字を出している記事があれば、その根拠を疑ってください。

新型bZ4Xのフルモデルチェンジはいつか|情報は存在しません、というのが答えです。参考程度に読んでいただくためのものです

情報の確度を先に整理します

当サイトは、確定した事実と予想を混ぜません。この記事に出てくる情報を3段階のラベルで分類しておきます。

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ラベル意味この記事での該当
✅確定公式発表または公的資料で確認済み2025年10月の改良、全固体電池の2027〜28年市場導入、Waymo向けbZ4Xの2027年日本運行、補助金の締切と2027年の減額
🔶報道ベース大手メディアが報じているが公式発表ではない2026年上半期の登録台数13,777台(webCG)
⚪当サイトの予想根拠を示したうえでの推測次期型の時期、次に改良される部位

表の使い方を1文で。「⚪当サイトの予想」と書いてある内容は、購入判断の根拠にしないでください。参考程度に読んでいただくためのものです。

断定と予想が混ざった記事は、読むほど判断が鈍ります

予想記事で最も大事なのは、どこからが予想かを明示することです

2025年10月に実質全面刷新を受けたばかりです

次期型の話が出てこない理由は明確です。2025年10月9日にトヨタが発売した一部改良で、bZ4Xは中身がほぼ入れ替わりました。一充電走行距離は33.5%伸び、4WDのシステム最高出力は1.57倍の342PSになり、そのうえで価格が500,000円下がっています。

さらに2026年2月25日にはワゴン版のbZ4X Touringを新型車として発売。1年半で商品構成そのものを組み替えたばかりの車種に、すぐ次の世代交代を持ってくる理由はありません。改良の中身は新型bZ4Xの改良2026|2025年の差分を全項目比較、改良度スコアは86.7点で詳しく扱いました。

新型bZ4Xの確定した未来は2つ|全固体電池と、Waymoの自動運転タクシーです

bZ4Xの次期型は不明ですが、公式に確定している未来が2つあります。1つはトヨタのBEV全体の予定である全固体電池搭載車の2027〜2028年市場導入。もう1つは2026年10月30日に発表された、Waymoの自動運転タクシーとしてのbZ4Xの2027年日本運行です。

ビルを背景にしたbZ4Xの側面
bZ4Xの側面(メーカー公表写真)。 写真:トヨタ
新型bZ4Xの確定した未来は2つ|全固体電池と、Waymoの自動運転タクシーです。bZ4Xの次期型は不明ですが、公式に確定している未来が2つあります

公式リリースに書かれていること

出光興産とトヨタの協業に関する公式リリースには、「2027~28年の全固体電池実用化(2023年6月 Toyota Technical Workshop で公表済み)をより確実なものとし、その後の本格量産を目指します」と明記されています。

同リリースの協業内容にも「トヨタによる、当該硫化物固体電解質を用いた全固体電池とそれを搭載した電動車の開発を推進し、全固体電池搭載車の2027-2028年市場導入を、より確実なものにします」という記述。対象は硫化物系の固体電解質で、出光が2001年から、トヨタが2006年から研究を続けてきた技術です。

  • 全固体電池搭載車の市場導入は2027〜2028年(✅確定)
  • 硫化物系の固体電解質を採用
  • 出光興産との協業体制で量産化を推進
  • bZ4Xに載るという発表は一切ない

最後の1行が重要です。「トヨタが2027〜28年に全固体電池を出す」ことと「bZ4Xの次期型に載る」ことは、まったく別の話。どの車種に搭載されるかについて、公式発表は存在しません。

技術の時期と、その技術を積む車種の時期を混同しないこと

Waymoのロボタクシーに選ばれたのは現行bZ4Xでした

2026年10月30日、トヨタとWaymoは協業の拡大を発表しました。トヨタの公式リリースによると、Waymoの自動運転タクシーに使うbZ4Xの初期運行を、試験・検証を含めて2027年に日本で始めます。2025年4月の基本合意を一歩進めた形で、その後は英国などWaymoが事業を広げる市場にも順次入れる予定です。

  • 車両はトヨタの高岡工場(愛知県豊田市)で生産し、Waymoの自動運転用ハードウェアの搭載まで同じ工場で行う
  • 自動運転のレベルは4(限定された条件でシステムがすべての運転操作を担う)
  • 後席の足元を広くとり、自動開閉ドア・電動開閉式バックドア・室内間接照明を採用
  • 国内生産の量産車を使う、日本初の完全自動運転タクシーサービスへの一歩と位置づけ

買う側として押さえたいのは、これが一般向けの新型車の発表ではないという点です。リリースはタクシー用の車両として説明していて、自動開閉ドアなどの装備を市販のbZ4Xに付けるとは書いていません。次期型の話も、リリースには出てこないのです。

そのうえで当サイトは、この発表を現行のbZ4Xが当面続くサインと読んでいます(⚪予想)。2027年から数年かけて海外の市場にも広げる車を、すぐ別の世代に入れ替える理由は考えにくいからです。正直、次期型を待つ人にとっては追い風ではないと感じます。

ロボタクシーの土台に選ばれたこと自体が、今の車の完成度の裏づけでしょう

当サイトの予想(⚪)

ここからは予想です。根拠を示したうえで書きます。bZ4Xの次のフルモデルチェンジは、早くても2029年前後というのが当サイトの見立て。

理由は4つ。①2025年10月に電池とeAxleを刷新したばかりで投資回収の期間が必要、②2026年2月にTouringを追加して商品ラインを広げたばかり、③2027年からWaymoの自動運転タクシーの車両として国内外で使われる予定、④webCGが報じた2026年上半期の国内登録台数13,777台という国産BEVトップの実績——この4つが揃っている車種を、すぐ作り替える動機は見当たりません。ただしこれは推測であり、トヨタの計画を知る立場にはない点を明記しておきます。

bZ4Xは今買うvs待つ|1年待つコストは最大1,359,214円です

次期型の時期がわからない以上、判断材料は「待つコスト」になります。当サイトの計算では、2026年内に買える状況で1年待った場合の最大損失は1,359,214円。内訳を全部開きます。

高架道路を走るbZ4X
道路を走るbZ4X(メーカー公表写真)。 写真:トヨタ
bZ4Xは今買うvs待つ|1年待つコストは最大1,359,214円です。当サイトの計算では、2026年内に買える状況で1年待った場合の最大損失は1,359,214円

待つコストの内訳

前提を明示します。年間走行距離10,000km、電力単価31円/kWh、ガソリン価格170.0円/L、比較対象は20km/Lのガソリン車で自動車税43,500円の区分。いま乗っているガソリン車をもう1年使う場合の差額として計算しました。

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項目1年待つと失う額根拠確実性
CEV補助金最大1,300,000円受付終了見込みは2026年12月上旬〜下旬、登録の期限は2027年2月1日不確実
燃料費の差40,714円ガソリン85,000円−電気44,286円確実
自動車税の差18,500円43,500円−25,000円確実
合計最大1,359,214円――

表の結論を1文で。補助金を除いても年59,214円、補助金が消えれば1,359,214円という金額が「待つ」の対価です。次期型で得られる価値がこの金額を上回るかどうか——それが判断の分かれ目になります。

補助金の欄を「不確実」としたのは正確を期すためです。受付終了見込みは2026年9月4日に公表され、10月9日の更新でも12月上旬〜下旬のまま。今の制度で補助を受けられる登録は2027年2月1日までです。次年度の予算が組まれれば制度自体は続く可能性もありますが、金額が同じである保証はどこにもありません。

2027年1月の「補助金の崖」はbZ4Xにもかかる

金額が変わる証拠は、すでに公的資料に載っています。経済産業省が2026年10月21日に補助額を見直し、次世代自動車振興センターの別表1(令和8年11月2日現在)では「登録日R8.4.1〜R8.12.31」と「登録日R9.1.1以降」の2列で金額が分かれました。

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銘柄2026年12月31日までの登録2027年1月1日以降の登録差
トヨタ bZ4X130.0万円78.0万円−52.0万円
トヨタ bZ4X Touring130.0万円78.0万円−52.0万円
スバル SOLTERRA129.0万円77.4万円−51.6万円
日産 リーフ B7129.0万円77.4万円−51.6万円
日産 アリア B6129.0万円77.4万円−51.6万円
スズキ e ビターラ127.0万円76.2万円−50.8万円
テスラ モデルY RWD127.0万円76.2万円−50.8万円

表の読み方。年をまたぐと、bZ4Xの補助金は1,300,000円から780,000円へ520,000円下がります。どの車もほぼ6割の額になるので、競合との差はほとんど動きません。下がる額で見ると、表の中ではbZ4Xとツーリングがいちばん大きいくらいです。

この記事の以前の版では、当時の別表1(令和8年9月4日現在)をもとに「年をまたいでもbZ4Xは130万円のまま、日産・スズキ勢だけ29万円減る」と書いていました。10月21日の見直しで前提が変わったため、表と結論を書き直しています。

しかも780,000円を受け取れるのは、2027年1月1日から2月1日までの約1か月に登録した車だけです。受付が12月に終われば、年明けの登録は780,000円も受け取れない可能性があります。補助金と納期の関係は新型bZ4Xの納期2026|公式4ヵ月と補助金の登録期限2月1日の逆算カレンダーで整理しました。

納車が年をまたぐかどうかで、52万円が動きます

新型bZ4Xを待つか決める判断フロー|4つの質問で決まります

ここまでの材料を、そのまま使える形に落とします。上から順に答えていけば、待つべきかどうかが3分で決まる質問を4つ用意しました。

未舗装路を走るbZ4X Touring
bZ4X Touringの走行シーン(メーカー公表写真)。 写真:トヨタ
新型bZ4Xを待つか決める判断フロー|4つの質問で決まります。上から順に答えていけば、待つべきかどうかが3分で決まる質問を4つ用意しました

質問と分岐

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質問YESならNOなら
1. いま乗っている車の車検が1年以内に来るか次へ待つ余地あり
2. 自宅に普通充電を設置できるか次へBEV自体を再検討
3. 4年以上乗り続ける予定か次へ補助金の返納条件を確認
4. 年内登録できる在庫車があるか買う販売店に確認してから判断

フローの結論を1文で。4問すべてYESなら、2026年内に契約するのが金額的に最も有利です。逆に質問2でNOが出た人は、次期型を待つかどうか以前にBEVという選択そのものを見直したほうがいいでしょう。

質問2でつまずく人は、次期型を待っても同じ壁に当たります

待つ場合に何が得られるかも書いておきます

公平を期すため、待つ側のメリットも整理します。次期型を待てば全固体電池の恩恵を受けられる可能性があり、現行型の弱点が解消されているかもしれません。

当サイトがcarview!のユーザーレビュー全54件を分類したところ、未解決の不満は内装の質感が9件、メーターの視認性が6件、内装色・ボディカラーの選択肢が4件、収納が4件。これらは走行性能とは無関係の作り込みの問題なので、次の世代で改善される余地は十分にあります。

  • 内装の質感(不満9件)
  • メーターの視認性(不満6件)
  • 内装色・ボディカラーの選択肢(不満4件)
  • 収納・グローブボックス(不満4件)

ただしこれらが「1,359,214円分の価値があるか」と問われれば、当サイトの答えはノーです。内装色が選べるようになることと補助金の130万円を天秤にかけるなら、いま買うほうが合理的でしょう。欠点の詳細は新型bZ4Xの欠点と後悔2026|オーナー54件の不満9項目+カタログに出ない3つの罠にまとめています。

待つと決めたら、下取り車の管理が変数になります

1年待つ選択をした場合、忘れてはいけないのが下取り車の価値です。年式が1年進み、走行距離も1年分増えるため、査定額は確実に下がります。この下落分も「待つコスト」に加えるべきでしょう。

いくら下がるかは車種と状態によるので、当サイトとして一律の数字は出せません。いま査定を取っておけば、1年後との比較で下落幅を実感できます。実際の提示額の例はMOTA買取りを利用したガチのレビューで公開しているので、判断の物差しに使ってください。

待つコストの計算に、下取り車の値下がりを入れ忘れる人が多い

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よくある質問

フルモデルチェンジについて検索されている疑問を8問。1文目に結論を置いています。

bZ4Xのフルモデルチェンジはいつですか?

公式発表も具体的な報道もありません。時期を示す情報は確認できておらず、2025年10月に実質全面刷新を受けたばかりという事情もあります。

全固体電池を積んだbZ4Xは出ますか?

トヨタは全固体電池搭載車の2027〜2028年市場導入を公表していますが、どの車種に載せるかは発表していません。bZ4Xに搭載されるという情報は存在しない状況です。

bZ4Xは今買うべきですか、次期型を待つべきですか?

2026年内に登録できるなら買うほうが有利です。1年待つコストは補助金を含めて最大1,359,214円、補助金を除いても年59,214円という計算になります。

2027年になるとbZ4Xの補助金は減りますか?

減ります。2026年10月21日の見直しで、2027年1月1日以降に登録するbZ4Xの補助金は1,300,000円から780,000円になりました。対象は2027年2月1日までの登録で、受付は12月上旬〜下旬に終わる見込みです。

Waymoの自動運転タクシーと同じbZ4Xは買えますか?

一般向けに売るという発表はありません。2026年10月30日の公式リリースは、Waymoの自動運転タクシーに使う車両として2027年に日本で初期運行を始めると説明していて、高岡工場でWaymoの機器まで載せる専用の車両です。

bZ4Xの次期型で何が改善されそうですか?

当サイトの予想では内装まわりです。オーナー54件の不満で未解決なのは内装の質感9件、メーターの視認性6件、内装色4件、収納4件で、いずれも走行性能とは無関係の作り込みの問題になります。

bZ4X Touringが次期型ということですか?

違います。bZ4X Touringは2026年2月25日に発売された別の新型車で、bZ4Xとの併売という関係。車名も型式もリサイクル料金も異なり、bZ4Xの後継ではありません。

bZ4Xは改良直後に買うと損をしませんか?

むしろ改良直後は買い時です。2025年10月の改良で航続距離が33.5%伸び、価格が500,000円下がりました。次の改良までの期間が最も長い時期に買うことになります。

まとめ|待つ理由がない年に、待つコストだけが積み上がります

冒頭で「情報は存在しない」と書きました。それが答えです。次期型の時期が不明なまま待つと、確実なコストだけを払い続けることになります。補助金を含めれば最大1,359,214円、除いても年59,214円。

  • フルモデルチェンジの公式情報・報道ともにゼロ
  • 全固体電池は2027〜2028年だが搭載車種は未発表
  • Waymoの自動運転タクシーとして2027年に日本で運行が始まる
  • 年明けの登録は補助金が780,000円に下がり、対象は2月1日まで

次の一歩を具体的に。いま乗っている車の車検満了日を確認してください。それが2027年内なら、bZ4Xへの乗り換えは「待つ」のではなく「間に合わせる」問題になります。車検を1回通してから乗り換えると、その費用が丸ごと無駄になるからです。

買うと決めたら、次に読むのは新型bZ4Xの見積もり2026|乗り出し5,581,120円の内訳と、補助金が半年戻らない話。法定費用48,120円の内訳と、補助金が3〜4か月戻ってこない資金繰りの話をまとめてあります。

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