新型セリカの話題が、一気に具体的になりました。2026年11月3日、トヨタ(TOYOTA GAZOO Racing)が2027年の世界ラリー選手権(WRC)に「GR Celica Rally1」で参戦すると公式に発表しました。セリカの名前が世界ラリーに戻ってくるのは、ファンにとって久しぶりの朗報ですよね。
ただし、公式リリースが語ったのはラリー車のこと。公道を走る市販車のセリカについては、一言も触れられていません。この記事では、トヨタが確定させた事実と、メディアの報道と、当サイトの予想を、3つに分けてお伝えします。
この記事のポイント
- 2026年11月3日、GR Celica Rally1のWRC2027参戦を公式発表
- 公式リリースに市販車の話は無し(ここが最大の注意点)
- 市販車の中身は報道段階。2.0L級ターボ+4WD説が有力
- 発売時期は当サイトの予想で「2028年前後」が本命
- 今買うか待つかは、狙う車種で答えが変わる
速報(11月3日更新)
- 2026年11月3日【確定】トヨタがWRC2027に「GR Celica Rally1」で参戦すると発表。TOYOTA RACINGがGR Celica Rally1、GAZOO Racing TOYOTAが2027年型のGR Yaris Rally1を走らせる2チーム体制です。公式リリースに市販車の記載はありません(TOYOTA GAZOO Racing プレスリリース)
- 2026年11月3日【噂】★2 ベストカーWebは、市販車版セリカは「正式には決まっていない」と報じています。GR Yaris M Conceptとの関係も不明としています(ベストカーWeb)
この記事を読めば、公式に決まったことと決まっていないことの境目、そして今のクルマ選びにセリカを織り込むべきかどうかが判断できます。
公開日:2026年11月3日 / 最終更新日:2026年11月3日

新型セリカのフルモデルチェンジ最新情報|11月3日に確定したこと
待っていた人にとっては、ようやく動いたという感覚ではないでしょうか。結論から書くと、確定したのは「ラリー車のGR Celica Rally1がWRC2027に出る」こと。次の表が、リリースに書かれた事実の全体像です。

【確定】2チーム体制の中身|GRセリカとGRヤリスが並走する
TOYOTA GAZOO Racingのリリース(2026年11月3日)によると、トヨタは2027年のWRCに2つの体制で臨みます。
| 項目 | 公式リリースの内容 |
|---|---|
| チーム体制 | TOYOTA RACING(GR Celica Rally1)とGAZOO Racing TOYOTA(2027年型GR Yaris Rally1)の2チーム |
| GR Celica Rally1のドライバー | エバンス、ソルベルグ、パヤリの3人 |
| GR Yaris Rally1のドライバー | タナク、勝田、ロバンペラの3人(ロバンペラは一部のラリーのみの参戦と記載) |
| 出走台数 | 1ラリーあたり最大6台のワークスカー。2チームの車は同等の出力と性能で走る |
| ホモロゲーション(競技車両公認) | 2026年末までに取得する予定 |
| テスト | フィンランドで6日間のラリー想定テストを実施し、11月3日に終了 |
| 施設 | 11月2日、フィンランド・マヤヤルヴィで新しい技術センターの起工式 |
| 今後の発表 | 車の完全なデザインとカラーリングは2027年シーズンの前に公開予定 |
GRヤリスとGRセリカが「同じ性能で別々のチームから出る」という構図は、トヨタ内部の競争を生むための仕掛けにも見えます。公式はこの意図を説明していないので、ここは当サイトの見立てです。

セリカの名前が世界ラリーに戻ってくる。それだけで、胸が熱くなる人は多いはずです
【確定】リリースが語っていないこと|市販車・価格・発売時期
今回のリリースに、公道用のセリカの記載はひとつもありませんです。価格、発売時期、パワートレイン、グレードのどれも出ていません。「GR Celica Rally1」という名前から市販車の存在を読み取りたくなりますが、公式の文面は、あくまで競技車両の話にとどまっています。
だからこそ、この先の「市販セリカ」の話はすべて確定ではありません。次章以降で、報道の確度を★で区別しながら整理していきます。

競技車の発表と市販車の発表は別物。ここを混ぜてしまう記事が多いので、気をつけたいところです
セリカが復活の本命になる理由|1970年からの歴史とWRCの記録
新型セリカが「本命」と見られるのは、勢いだけの話ではありません。トヨタ自身の歴史の中で、セリカがどんな役を担ってきたかを押さえておきます。


【確定】初代の1970年12月から、7代目の2006年4月まで
トヨタ75年史の車両系統図によると、初代セリカの発売は1970年12月です。1999年9月20日に7代目が出て、2006年4月に7代目をもって生産を終了しました。以降、新車のセリカは約20年のあいだ存在しません。
| 年月 | 出来事 | 確度 |
|---|---|---|
| 1970年12月 | 初代セリカ発売 | 【確定】 |
| 1999年9月20日 | 7代目が発売 | 【確定】 |
| 2006年4月 | 7代目をもってセリカの生産を終了 | 【確定】 |
| 2024年11月23日 | トヨタの中嶋副社長が「セリカ、やります」と発言(後述) | 【確定】発言の事実のみ |
| 2026年11月3日 | GR Celica Rally1のWRC2027参戦を発表 | 【確定】 |
【確定】WRCで勝ったセリカ|1993年と1994年のタイトル
セリカの名前は、ラリーの歴史と深く結びついています。TGRの公式ヒストリーには、セリカGT-Four(ST185)が1992年にWRCへ登場した経緯、トヨタが1993年と1994年にマニュファクチャラーズタイトルを獲得した、1994年10月のST205のラリー・オーストラリアでのデビューが記録されています。
つまり今回の発表は、ラリーで勝った名前をラリーに連れ戻すという筋書きです。ブランドとしての説得力は十分ですよね。ここまでは確かな材料で、市販車への接続はまだ想像の領域に入ります。

ST185やST205を知る世代にとっては、名前だけでご飯が進む話かもしれません
新型セリカの市販車はどこまで本当か|フルモデルチェンジ報道の仕分け表
ここからが、いちばん大切な仕分けです。トヨタが自分で語ったこと、メディアが報じたこと、当サイトが推理したことを混ぜないために、確度の記号を付けて並べます。

【確定】トヨタ首脳が語った「セリカ、やります」
2024年11月23日、ラリージャパン会場のトークイベントで、トヨタの中嶋裕樹副社長が「セリカ、やります」と発言しました(Car Watch)。ただし副社長は、現時点では「影も形もない」とも述べ、発売時期については「いつ出すとは言っていない」という趣旨でした(ベストカーWeb)。
開発に前向きな首脳発言があるのは事実。一方で、これは市販化の正式決定ではありません。発売の約束と受け取るのは早すぎる、というのが公平な読み方だと感じます。
【噂】報道の中身を★で仕分ける
★は当サイトの基準で、★5に近いほど確度が高く、★1は報じた媒体が1つだけで裏付けも弱い話です。
| 報じられた内容 | 出典(媒体) | 確度 | 当サイトの見立て |
|---|---|---|---|
| 2.0L級ターボ+電動化、4WDの見通し | Response(2026年10月12日)。海外メディアに語ったGR担当者の発言として紹介 | 【噂】★3 | 発言の出所があるぶん、報道の中では有力。トヨタ自身は市販車の仕様を発表していない |
| エンジンは400馬力以上 | Car Watch(スーパー耐久の取材。トヨタ関係者の発言) | 【噂】★3 | G20Eという2.0Lターボの話。セリカ専用の発表ではない。記事の掲載年に食い違いがあり、年は特定できていない |
| ミッドシップの2シーター(MR・4WDとの報道も) | ベストカーWeb(2026年2月26日のコラム。2026年1月時点の情報) | 【噂】★2 | ラリー車の構成と混ざっている可能性がある |
| 登場は2028年 | 同上 | 【噂】★2 | 公式の予告は無く、時期の根拠も示されていない |
| 東京オートサロン(2027年1月)で世界初公開 | 同上 | 【噂】★1 | 言及があるだけで裏付けなし |
| 価格は800万〜1,000万円 | 同上(編集部の推測) | 【噂】★1 | グレード名(RZ・RC)や6MT・8ATの設定とあわせて、候補情報にとどまる |
見落としやすい注意点があります。同じ配信元の記事が複数のサイトに載ることがあり、似た内容が並んでいても独立した取材とは限りません。当サイトでは、同じ配信元の記事は1つの情報として数えています。
【噂】GR Yaris M Conceptとの関係は「不明」
2026年11月3日のベストカーWebは、GR Celica Rally1の参戦は確定した一方で、市販車版は正式には決まっていない、GR Yaris M Conceptとの関係も不明だと報じています(ベストカーWeb)。コンセプト車がセリカ市販車の原型なのか、別の企画なのかは、現時点で誰にも断定できません。

「ほぼ確定」と書いている記事ほど、出典を見ると噂だった、ということは珍しくありません
| レーン | 内容 | この記事での扱い |
|---|---|---|
| 【確定】 | WRC2027参戦、2チーム体制、ホモロゲーション予定、副社長の発言 | 公式リリースと発言の記録で裏取り済み |
| 【噂】 | 2.0Lターボ・4WD・MR・400馬力以上・2028年・価格 | ★で確度を区別し、出典の媒体を明記 |
| 【予想】 | 発売時期の本命・対抗・大穴、GRヤリスの前例からの読み | 当サイトの独自の推理(次章) |
\ 待つ間の資金計画に。今の愛車の値段を確認 /
※最大20社がWebで入札し、やりとりは高額査定の上位3社だけ(MOTA公式・2026年11月3日確認)
新型セリカの発売時期を予想|本命◎・対抗○・大穴▲とGRヤリスの前例
ここからは、確定と噂を材料にした当サイトの予想です。外れる可能性がありますので、そこを承知のうえで読んでください。

【予想】発売時期の3パターン
| 順位 | 予想 | 根拠と見立て |
|---|---|---|
| 本命◎ | 2027年中に市販車の存在が示され、発売は2028年以降 | WRC参戦の発表と同時期に市販車を出さない流れで、ベストカーWebの「2028年登場」の見方とも矛盾しない。ただし根拠は報道のみ |
| 対抗○ | 2027年1月ごろの展示会でコンセプトや予告が出る | 東京オートサロン2027での公開に触れる報道が1件ある(★1)。例年1月開催のため、確認しやすい節目 |
| 大穴▲ | ラリー車だけで終わり、セリカの名を持つ市販車は出ない | 公式は市販車に言及していない。トヨタが市販化の最終判断をしていないと報じる媒体もあるため、ゼロではない |
【予想】GRヤリスの前例を逆から読むと見えること
GRヤリスは、2020年に市販車が出て、その後に世界ラリーのラリー1車両へつながった、という順番でした。セリカは逆で、ラリー車の発表が先に来ました。ここに、当サイトが注目している独自の視点があります。
FIAの発表(2024年12月11日)によると、2027年のWRC規則はコスト上限が345,000ユーロで、10年サイクルを見込み、共通の安全構造にほぼどんな量産車のボディでも載せられるとされています。つまり、市販車がなければラリー車を作れないという縛りは、以前より弱くなっている可能性が高いのです。
この読みが正しければ、市販セリカが出るかどうかは、規則上の義務ではなく、トヨタのブランド戦略の判断になります。市販車が先にないと走れないという縛りは弱くなりましたが、ラリーで勝った名前を市販車に載せる動機はむしろ強まります。どちらに転ぶかは、2027年のラリーの戦績と、トヨタがGRブランドの次の柱をどう置くかにかかっているでしょう。

規則の縛りが緩んだから市販車が要らない、とは言い切れない。これはかなり面白い論点だと感じています
\ 乗り換えを考え始めたら、まず査定額を /
※最大20社がWebで入札し、やりとりは高額査定の上位3社だけ(MOTA公式・2026年11月3日確認)
新型セリカを待つべきか|GR86・GRヤリスを今買うvs待つ判断
新型セリカが気になる人は、おそらくGRのスポーツモデルも候補に入れているはず。大切なのは、発売が早くても2028年前後と見られ、価格も仕様も未発表という点です。

【予想】タイプ別の判断フロー
| あなたの状況 | 当サイトの判断 | 理由 |
|---|---|---|
| 2〜3年以内にスポーツカーが欲しい | 待たずに今のモデルから選ぶ | セリカの発売は本命でも2028年以降の見通し。仕様も価格も分からないまま待つ期間が長い |
| セリカの名前が大好きで、絶対に新型が欲しい | 待つ。ただし今の愛車は定期的に査定しておく | 発売が見えた時点で売却と購入の時期を合わせやすくなる |
| 比較検討中で、予算は600万円未満 | 新型セリカは対象外と見る | ★1ながら、報道は800万〜1,000万円の推測。公式価格は未発表 |
GR86とGRヤリスの待つか買うかは、それぞれ別の記事で整理しました。新型GR86のフルモデルチェンジ予想|今買うvs待つの判断フローと、確度ラベル付き最新情報、GRヤリスのモデルチェンジ|FMC予想と今買うvs待つ判断フローもあわせてどうぞ。ベース車のヤリスの次期型は新型ヤリスのフルモデルチェンジ|公式発表はゼロ、新1.5L直4の搭載順を◎○▲で予想にまとめています。
【予想】乗り換えの資金は、早めに査定を取る
新型を待つ人も、待たない人も、今の愛車の値段は知っておいて損がありません。査定額は季節や相場で動くため、一括査定は無料で、売るかどうかは後から決められますでまず確認してみてください。口コミと使い方の解説は実際にMOTA車買取りで車売ってみた!評判口コミは本当?にまとめています。
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※利用者300万人突破(2024年10月時点・ズバット車買取比較公式)
新型セリカのフルモデルチェンジを追う|次に確認すべき4つの節目
今後の動きは、この記事に追記していきます。節目が来るたびに、確定・噂・予想の仕分けを書き直していく予定です。

【予想】ウォッチリスト|何が出たら本物か
| 節目 | 目安時期 | 見るポイント | 本物のサイン |
|---|---|---|---|
| ホモロゲーション取得 | 2026年末までの予定 | GR Celica Rally1の公認の発表 | FIAとトヨタの両方が公認を明記 |
| 完全なデザインとカラーリング | 2027年シーズン前 | 車体のデザイン公開 | 市販車との共通デザインが言及されるか |
| 東京オートサロン2027 | 2027年1月ごろ | セリカの展示の有無 | トヨタ公式のプレスに市販車の言葉が出る |
| 市販車の公式言及 | 未定 | プレスリリース、役員の発言 | 仕様・価格・発売時期のどれかが公式に出る |
2026年11月3日までの確定情報が整理済みですが、市販車に関しては公式の続報待ちです。公式に動きがあれば、この記事の【確定】欄へ移します。

続報が出た日に、いちばん早く読み返せる記事にしておきたいですね
よくある質問
- 新型セリカは本当に復活しますか?
-
ラリー車のGR Celica Rally1は2026年11月3日に公式発表されました。市販車のセリカは、2024年11月に副社長が「やります」と発言したものの、発売時期や仕様は公式に発表されていません。市販化の最終決定を示す公式情報は、現時点では出ていません。
- 新型セリカの発売時期はいつですか?
-
公式な発表はありません。ベストカーWebのコラムは2028年登場と報じていますが、根拠は示されておらず★2の噂扱いです。当サイトの本命予想は2028年前後としています。
- GR Celica Rally1と市販車のセリカは同じものですか?
-
別のものです。GR Celica Rally1はWRC2027に参戦する競技車両で、公道を走る市販車とは別に扱われています。公式リリースは市販車に触れていません。
- 新型セリカのエンジンは何ですか?
-
公式な発表はありません。Responseは2.0L級ターボをベースにした電動化パワートレインと4WDの見通しを報じています(★3の噂)。トヨタは市販セリカの仕様を発表していません。
- 新型セリカの価格はいくらですか?
-
未発表です。ベストカーWebは編集部の推測として800万〜1,000万円を挙げていますが、★1の候補情報で、公式の裏付けはありません。
- 新型セリカはGRヤリスの代わりになりますか?
-
代わりではなく、並走する構図です。2027年のWRCでは、GAZOO Racing TOYOTAが2027年型のGR Yaris Rally1、TOYOTA RACINGがGR Celica Rally1を走らせます。
- 新型セリカを待たずにGR86やGRヤリスを買ってもいいですか?
-
今の暮らしに必要なら、待たずに選ぶのが現実的です。新型セリカの発売は早くて2028年前後と見られ、価格も仕様も未発表だからです。判断の詳細は各車のフルモデルチェンジ記事で整理しています。
- 新型セリカの最新情報はどこで確認できますか?
-
トヨタ・TOYOTA GAZOO Racingの公式プレスリリースが最も確かです。当サイトでも、公式の続報があり次第、この記事の【確定】欄を更新します。
まとめ
新型セリカについて、2026年11月3日時点の整理です。
- 【確定】2027年のWRCにGR Celica Rally1が参戦。2チーム体制で、ホモロゲーションは2026年末までの予定
- 【確定】公式リリースに市販車の記載はなく、価格・発売時期・仕様は未発表
- 【噂】2.0Lターボ・4WD・2028年登場などの報道は★1〜3。裏付けの強さがそれぞれ違う
- 【予想】発売は2028年前後が本命。GRヤリスと逆の順番で進む点が、判断の分かれ目
結論は、セリカの復活はラリーから始まったが、市販車の復活はまだ約束されていないということです。今すぐ決めたい人はGR86やGRヤリスから、待てる人は査定額を確かめつつ公式の続報を見守る、という進め方をおすすめします。続報は、この記事に随時反映していきます。
参考URL一覧
- TOYOTA GAZOO Racing・WRC2027参戦体制のプレスリリース(2026年11月3日)
- ベストカーWeb・GRセリカ ラリー1のWRC2027参戦(2026年11月3日)
- ベストカーWeb・新型セリカ市販車のコラム(2026年2月26日)
- Response・トヨタGR関係者の発言を紹介した記事(2026年10月12日)
- Car Watch・スーパー耐久での新エンジンの取材記事
- Car Watch・中嶋副社長「セリカ、やります」(2024年11月)
- ベストカーWeb・ラリージャパン会場での中嶋副社長の発言(2024年11月)
- FIA・WRC27技術規則の発表(2024年12月11日)
- トヨタ自動車75年史・セリカ(車両系統図)
- TOYOTA GAZOO Racing・WRCヒストリー





