フォレスターの最新の改良は2026年5月21日です。2025年4月に第6世代が発表されてから約13か月での改良で、価格・装備・グレード構成が一度に動きました。
動き方には偏りがありました。入口のグレードは198,000円下がった一方で、S:HEVの入口は176,000円上がっています。改良の全体像はSUBARUのニュースリリースで確認できるので、この記事ではその数字を並べ替えて、価格・燃費・グレードのどこが得でどこが損になったのかまで当サイトで計算しました。
この記事のポイント
- 公式が挙げた改良は4点で、うち1点が新グレード2つの追加。走り・安全装備の変更は、リリースに記載がありません
- 入口は198,000円下がり、S:HEVの入口は176,000円上がった(当サイト算出)
- ターボとS:HEVの入口の差は154,000円から528,000円へ、約3.4倍に広がった
- 燃料代で差額を取り戻す年数は、約4.5年から約14.7年へ延びた
- 改良度スコアは100点中33点。価格と装備の足し引きで決まった点数
- ウィルダネスは「参考出品」止まりで、日本導入の発表はなし
速報(11月4日更新)
- 2026年10月2日〜4日【噂】★3 キャンプイベント「GO OUT CAMP」でSUBARUが、フォレスターとアウトバックのウィルダネス(試作車)を展示したと、Motor Fanが報じています。Motor Fanは、SUBARUが日本への導入に慎重だと伝えています(Motor Fan)。SUBARUの出展そのものは、主催者の出展者一覧で確認できます。
- 2026年5月21日【確定】SUBARUがフォレスターを改良しました。ワイヤレス充電器の給電性能強化、S:HEVのAC100V/1500W標準装備化、新グレードTouring/Touring EXの追加などで、最も安いグレードは3,850,000円です(SUBARU ニュースリリース)。
ウィルダネス(北米向けの本格オフロード仕様)については、2026年10月の出展を受けて、確定・噂・予想を仕分けて後半にまとめました。改良の中身だけ知りたい方は、そのまま読み進めてください。
公開日:2026年11月4日 / 最終更新日:2026年11月4日

フォレスターの改良は2026年5月21日|公式が挙げた変更は4点
結論から言うと、公式が挙げた改良は4点で、走りや先進安全装備に関する記載はありません。グレード構成は8から7に整理され、新設のTouring系2グレードが入口になりました。


公式が挙げた改良は4点だけ
SUBARUのリリースに書かれた変更点を、そのまま表にしました。
| 変更点 | 中身 |
|---|---|
| スマートリヤビューミラー | 画質を向上 |
| ワイヤレス充電器 | 給電性能を強化。装備されるのはPremium S:HEV EX・SPORT EX・SPORT EX Black Selectionの3グレード |
| S:HEVのAC100V/1500W | 標準装備化(X-BREAK S:HEV・X-BREAK S:HEV EX・Premium S:HEV EXの3グレード) |
| 新グレード | Touring/Touring EXを追加 |
改めて読んで気づくのは、走りと先進安全装備の変更が、リリースのどこにも書かれていないことです。ただし、書かれていないことと変わっていないことは同じではありません(WLTC燃費は一部のグレードで上がっています)。一方で改良の1週間後、2026年5月28日には、フォレスター(評価車はPremium S:HEV EX)がJNCAPの2025年度ファイブスター大賞を受賞しています。総得点は184.62点(193.8点満点)と、SUBARUが発表しました(SUBARU ニュースリリース)。自動車事故対策機構(NASVA)の発表では、2025年度に評価された乗用車4車種のうち、ファイブスター賞を受けたのはフォレスターだけでした(NASVA プレスリリース)。改良のリリースが安全面に触れていなくても、評価そのものは最高点だった形です。
新グレードTouring/Touring EXの中身
Touring系は1.8Lターボ(WLTC 13.6km/L)の新しい入口で、公式リリースが特徴として挙げた装備は次のとおりです。
| 項目 | 公式リリースが挙げた内容 |
|---|---|
| 外装 | 無塗装ブラックのバンパーガードとサイドクラッディング |
| ホイール | ダークメタリック塗装+切削光輝の18インチアルミホイール |
| シート | アクセスキー対応の運転席シートポジションメモリー、後席左右のシートヒーター |
| その他 | ETC2.0車載器キット、2色の内装 |
TouringとTouring EXの価格差は143,000円で、EXはアイサイトXを装着したグレードです。アイサイトXを付けるかどうかが、Touring系の最初の分かれ目になります。グレード全体の選び方は新型フォレスターのおすすめ人気グレードは?グレード別の比較|リセールが高いグレードは?も参考になるでしょう。
販売計画は月2,200台|6〜9月の登録は平均で約12%上回った
改良後の販売計画は月2,200台(2025年4月の発表時は月2,400台)です。実際の登録台数を、日本自動車販売協会連合会(JADA)の統計で見てみます。
| 月 | 登録台数 | 順位・前年同月比 |
|---|---|---|
| 2026年4月 | 3,063台 | — |
| 5月(改良は21日) | 1,822台 | — |
| 6月 | 2,027台 | — |
| 7月 | 2,475台 | — |
| 8月 | 1,017台 | 40位・前年同月比38.6% |
| 9月 | 4,360台 | 20位・前年同月比87.6% |
6〜9月の合計は9,879台で、月平均は約2,470台。計画の月2,200台を約12%上回る計算です。8月の1,017台だけが突出して低く、9月に4,360台まで戻したため、月ごとの振れ幅はかなり大きくなっています。8月が低かった理由は、手元の資料では確認できていません。なお登録台数は販売計画と同じ物差しではないので、あくまで目安として見てください(出典:JADA 2026年9月 車名別新車登録台数)。

公式が挙げたのは装備とグレードの整理が中心で、走りや安全の記載はない、というのが今回の特徴ですね
フォレスターの価格は、入口が198,000円下がりS:HEVは上がった
改良前後の価格を並べると、全体の動きがはっきり見えます。入口は下がり、S:HEVの入口と上位の一部は上がり、同じ名前のグレードで下がったものはありません。

改良前後の価格を10行で並べる|下の3行は廃止グレード
改良前の価格は、2025年4月発表時の価格表と、2025年7月24日に追加されたBlack Selectionの価格によります。差額は当サイトの計算です。表の下3行(SPORT・SPORT Black Selection・Premium S:HEV)は改良で廃止されたグレードで、改良前の価格だけを載せています。
| グレード | 改良前 | 改良後(現行) | 差額 |
|---|---|---|---|
| Touring | —(新設) | 3,850,000円 | — |
| Touring EX | —(新設) | 3,993,000円 | — |
| SPORT EX | 4,191,000円 | 4,191,000円 | ±0円 |
| SPORT EX Black Selection | 4,301,000円 | 4,301,000円 | ±0円 |
| X-BREAK S:HEV | 4,202,000円 | 4,378,000円 | +176,000円 |
| X-BREAK S:HEV EX | 4,477,000円 | 4,521,000円 | +44,000円 |
| Premium S:HEV EX | 4,598,000円 | 4,642,000円 | +44,000円 |
| SPORT | 4,048,000円 | 廃止 | — |
| SPORT Black Selection | 4,158,000円 | 廃止 | — |
| Premium S:HEV | 4,488,000円 | 廃止 | — |
価格帯は、改良前の4,048,000〜4,598,000円(幅550,000円)から、3,850,000〜4,642,000円(幅792,000円)に広がりました。幅は242,000円、率にして約44%拡大しています。下を広げて上も少し上げたことで、選べる価格帯そのものが広がった格好です。
入口198,000円ダウンの正体|値下げではなくグレードの入れ替え
入口が4,048,000円のSPORTから3,850,000円のTouringに替わったので、数字の上では198,000円下がっています。ただし、同じ名前のグレードで値下げされたものは、表のとおり1つもありません。安くなったのは、安い新グレードが加わって、従来の入口が消えたからです。
TouringとTouring EXの差143,000円は、SPORTとSPORT EXの差(4,191,000円−4,048,000円=143,000円)と同じ金額です。つまりEXの上乗せ幅は変わらず、土台になるグレードが198,000円安くなった形だと読めます。
S:HEVの入口は176,000円上がった|EXとの差は約半分に縮んだ
X-BREAK S:HEVは4,202,000円から4,378,000円へ、176,000円の値上がりです。EX付きのX-BREAK S:HEV EXは44,000円の値上がりにとどまったので、無印とEXの差は275,000円から143,000円に縮みました。S:HEVの入口に値上がりが集中し、EXとの差が約半分になったことになります。
改良でS:HEVの3グレードにAC100V/1500Wが標準で付いたのは事実ですが、リリースに値上がりの内訳は書かれていません。装備追加の分がいくらなのかは、公式からは読み取れませんでした。見積もりの詰め方は新型フォレスターの値引き相場|合格ラインは10万円|限界交渉術を可能にする乗り換え大作戦!チェックシートプレゼント!でも触れています。
新しい価格に合わせて予算を組むなら、下取りの金額が総額を左右します。査定の流れは実際にMOTA車買取りで車売ってみた!160万円で買った新古車が156万円で売れた実話の実例が参考になるでしょう。

名前が同じグレードは1つも値下がりしていません。入口が下がって見えるのは入れ替えのためです
フォレスターの燃費は最大1.6%の改善|差が開いたのは価格のほう
改良でWLTC燃費は少し伸びましたが、いちばん伸びたX-BREAK S:HEVでも約1.6%です。燃料代の差ではなく、ターボとS:HEVの入口価格の差のほうが大きく動きました。


WLTC燃費は改良前後でこう変わった
| パワートレイン | 改良前 | 改良後 | 変化 |
|---|---|---|---|
| Premium S:HEV系 | 18.4km/L | 18.5km/L | +0.1km/L(約0.5%) |
| X-BREAK S:HEV | 18.8km/L | 19.1km/L | +0.3km/L(約1.6%) |
| 1.8Lターボ | 13.6km/L | 13.6km/L | 変化なし |
WLTCを年間1万km・レギュラー170円/L(資源エネルギー庁の石油製品価格調査をもとにした当サイトの試算単価)で計算すると、X-BREAK S:HEVの燃料代は年間で約1,400円、Premium S:HEV系は約500円安くなります。燃費の改善による年間の節約額は、最大でも約1,400円という規模です。
燃料代でS:HEVの差額を回収|約4.5年から約14.7年へ
ターボの入口とS:HEVの入口の差額を、燃料代の差で取り戻すのに何年かかるかを計算しました。条件は年間1万km、レギュラー170円/L、WLTC値そのままで、装備の差は考慮していません。
| 時点 | 入口の価格差 | 年間の燃料代の差 | 回収にかかる年数 |
|---|---|---|---|
| 改良前(SPORTとX-BREAK S:HEV) | 154,000円 | 約34,575円 | 約4.5年 |
| 改良後(TouringとX-BREAK S:HEV) | 528,000円 | 約35,995円 | 約14.7年 |
入口の価格差は154,000円から528,000円へ約3.4倍に広がり、回収年数は約4.5年から約14.7年へ伸びました。燃料代だけでS:HEVの入口を選ぶ理由は、改良後はほぼ成り立たなくなったと見ています。実燃費はWLTC値を下回るのが普通なので、実際の差はさらに小さいかもしれません。
公式資料どうしで食い違う数字|X-BREAK S:HEVの車両重量
X-BREAK S:HEVの車両重量は、公式資料のあいだで1,730kgと1,740kgに分かれています。2025年4月の発表資料は1,730〈1,740〉kg、2026年5月版の主要諸元表は1,740kg、同じ版の環境仕様書は1,730kgです(〈 〉内はメーカー装着オプションを付けた場合の最大値)。
同じ時期の公式資料でも数字が割れることがあるので、重さを比較に使うときは、どの資料の値かを確認しておくと安心です。この記事では、諸元表の1,740kgを基準にしています。発表時の資料はSUBARU ニュースリリース(2025年4月17日)です。

燃費の差で選ぶ理由が薄れた分、装備と価格で決める場面が増えそうです
フォレスターの改良度は33点|走り・安全の変更は記載なし
今回の改良を、公式の数字だけで機械的に採点すると、100点満点で33点でした。装備とラインアップが加点、価格は入口の下落が効いた一方でS:HEVの値上がりが減点要素になっています。

採点のルールと内訳
| 項目(各20点) | 採点ルール | 得点 | 内訳 |
|---|---|---|---|
| 価格 | 4つの価格点(入口・ターボ上位・S:HEV入口・S:HEV上位)を各5点。下がれば5、据え置き3、10万円未満の上昇1、10万円以上の上昇0 | 9点 | 入口5+ターボ上位3+S:HEV入口0+S:HEV上位1 |
| 燃費 | 改善率5%を20点として比例配分。最大の改善(X-BREAK S:HEV +1.6%)で採点 | 6点 | 1.6%÷5%×20点=6.4点を切り捨て |
| 装備 | 公式が挙げた変更4つを、全グレード共通5点・3〜4グレード3点・新グレード限定1点で採点 | 12点 | 5+3+3+1 |
| ラインアップ | 新設1つにつき4点を加点、廃止1つにつき2点を減点、価格帯の広がり10%ごとに1点を加点 | 6点 | 新設8−廃止6+広がり4 |
| 安全装備 | 公式リリースに書かれた安全装備の変更で採点 | 0点 | 記載なし |
当サイト独自の採点ルールで、公式リリースに書かれた事実だけを使っています。合計は33点(価格9+燃費6+装備12+ラインアップ6+安全0)です。
33点をどう読むか|装備とグレードの整理が中心の改良
点数の大半は、装備12点とラインアップ6点、つまり「何を付けたか」と「どのグレードを残したか」で決まっています。価格は入口の下落で救われているだけで、S:HEV側はむしろ重くなりました。燃費は小幅、安全装備はリリースに記載がなく、この2項目はほとんど点が入らなかったと言えます。ただし、点が入らなかったことは、変わっていないことと同じではありません。
100点に近づくのは、価格が下がって燃費も装備も伸びるような改良です。今回のように「入口を下げて、上を少し上げて、装備を足す」改良は、30点前後に収まりやすい型だと感じます。

点数が低いから悪い改良、という意味ではありません。何が変わったかを数字で見るための物差しです
フォレスターのウィルダネスは日本で買える?|確定・噂・予想を分けて見る
結論は、日本での発売は未発表です。確定しているのは「参考出品」と、SUBARUの出展までで、日本導入を示す公式の予定は見当たりません。Motor Fanは、SUBARUがウィルダネスの日本導入に慎重だと伝えています。ここでは確定・噂・予想をはっきり分けて整理していきましょう。


【確定】ここまでは事実|北米のウィルダネスと、日本での参考出品・出展
| 日付 | 出来事 | 区分 | 出どころ |
|---|---|---|---|
| 2021年9月2日 | 先代(5代目)の北米向け「Forester Wilderness」を発表。最低地上高9.2インチ(約233mm)、牽引3,000ポンド(約1,360kg)。日本では販売なし | 【確定】 | SUBARU 米国向けリリース |
| 2025年2月6日 | 現行の第6世代に当たる「2026 Forester Wilderness」を北米で発表。最低地上高9.3インチ(約236mm)、牽引3,500ポンド(約1,588kg)。北米では2025年秋の発売予定(mmとkgは当サイトの換算) | 【確定】 | SUBARU of America リリース |
| 2025年10月29日 | ジャパンモビリティショー2025に「Forester Wilderness prototype」を参考出品。専用の前後バンパー、拡大したホイールアーチクラッディング、専用LEDフォグランプ | 【確定】 | SUBARU ニュースリリース |
| 2025年10月30日 | クロストレックにTouring/Limited向けの「WILDERNESS Edition」を発表。500台限定 | 【確定】 | SUBARU ニュースリリース |
| 2026年4月1日 | 北米で「2027 Forester Wilderness Hybrid」を発表。ウィルダネス初のハイブリッドで、システム出力194馬力、最低地上高9.3インチ | 【確定】 | SUBARU of America リリース |
| 2026年10月2日〜4日 | キャンプイベント「GO OUT CAMP」(ふもとっぱら)にSUBARUが出展。展示内容は、主催者の資料では確認できない | 【確定】 | GO OUT CAMP 出展者一覧・出展のご案内(主催者) |
参考出品は「市販を前提にした発表」ではありません。展示の機会が続いても、日本での発売は一度も告知されていないのが現状です。
公式と報道の境目はどこ? 項目ごとに仕分ける
| 項目 | 内容 | 区分 | 信憑性 | 出どころ |
|---|---|---|---|---|
| 日本での発売 | 日本向けの発売発表は、SUBARUのニュースリリースに見当たらない(2026年11月4日確認) | 【確定】(未発表という事実) | — | SUBARU ニュースリリース一覧 |
| SUBARUの姿勢 | Motor Fanは、SUBARUが日本への導入に慎重だと伝えています(制度上の問題やブランドの周知不足が背景) | 【噂】 | ★3 | Motor Fan |
| 展示の中身 | フォレスターのウィルダネス(登坂の姿勢で展示)とアウトバックのウィルダネス(試作車)を展示したと、Motor Fanが報じています。パワーユニットは非公開と伝えています | 【噂】 | ★3 | Motor Fan |
| 試作車の寸法 | 全長4,645×全幅1,840×全高1,770mm、ホイールベース2,665mm、最低地上高245mm | 【噂】 | ★3 | Motor Fan |
| 「2026年6月発売」 | carview!が2025年11月13日の記事で、関係筋の話として「2026年6月の発売が計画されている可能性」と紹介。答え合わせ:6月の発売は外れ(2026年11月4日時点で発表なし) | 【噂】 | ★3 | carview! |
★の基準は、★5が公式が一部認めた、または一次の物証がある場合、★4が独立した複数の大手・専門メディア、★3が専門メディア1社のスクープか販売店筋複数、★2が販売店1か所やSNS1件、★1が出どころ不明です。SUBARUの姿勢・展示の中身・試作車の寸法は、どれもMotor Fan1誌の報道なので★3としました。「2026年6月発売」も、関係筋の話をcarview!が1社で伝えた内容なので★3としています。「2026年6月発売」は時期が外れたため、答え合わせは「外れ」です。
独自予想|本命◎は「次の改良まで発表なし」
| 予想 | 中身 | 根拠 | 外れるとしたら |
|---|---|---|---|
| ◎本命 | 次の年次改良(2027年春〜初夏)まで、日本向けウィルダネスの発表はない | Motor Fanは、SUBARUが日本への導入に慎重だと伝えています。展示が続いても市販の告知はなく、フォレスターの改良は2025年4月の発表から2026年5月まで約13か月周期 | 展示の反応が大きく、2026年内〜2027年初に発表が前倒しされる |
| ○対抗 | クロストレックと同じ、台数限定の特別仕様車(用品パッケージ型)として出る | 2025年7月10日のクロストレック改良から約3.7か月後の10月30日に、500台限定で発表した前例。車両価格にパッケージ445,500円と工賃62,920円(税込)を足す方式だった | 規制面の課題で、専用外装が日本仕様にできない場合。Motor Fanは、クロストレックのウィルダネスエディションはSUBARUの期待ほどには盛り上がらなかったようだと伝えており、続けて限定車を出す動機が弱まる可能性もある |
| ▲大穴 | 北米同等の専用足まわりを備えた、通常カタログ車として出る | 北米の2026年モデルは最低地上高約236mm(9.3インチ)、試作車は245mmと、専用の足まわりを持つ。ただしSUBARUが慎重とされる点が重い。規制面では、SUBARUが2026年6月6日に、米国生産の3列SUVを2026年後半を目途に日本へ導入する検討を発表し、国土交通省の認定制度も活用するとしている(SUBARU ニュースリリース)。ウィルダネス自体の話ではないが、米国生産車を日本へ持ち込む道は開けている | 限定車止まり、または導入自体の見送り |
前例の出どころはSUBARU ニュースリリース(クロストレック改良モデル)にあります。本命◎は「待っても当面は出ない」と見る立場で、○対抗のクロストレック型が実現するなら、次の改良と同じ頃になりそうです。
今買うか待つか|ウィルダネス狙いの人の判断フロー
- ウィルダネス仕様がほしい:発売は未発表です。待つ目安は、本命◎どおりなら2027年の改良(予想では6月ごろ)まで。7か月以上待っても、発表がないまま終わる可能性があります。
- 価格を重視する:入口のTouringは3,850,000円からです。現行のグレードで選ぶほうが確実です。
- S:HEVを選びたい:改良後は4,378,000円からで、AC100V/1500Wが標準です。値上がりは織り込み済みの価格と考えるのが現実的です。
待つなら、次の改良の発表を節目に判断し直すのが無理のない進め方です。フルモデルチェンジについては新型フォレスターがフルモデルチェンジで先行予約販売開始!価格帯は360万円~440万円!ストロングハイブリッドで燃費向上&超カッコいいデザインで激売れ必至です!も参考になります。
\ 待つ前に、今の愛車の値段を確認 /
※最大20社がWebで入札し、やりとりは高額査定の上位3社だけ(MOTA公式・2026年11月3日確認)

ウィルダネスは「いつか出るかも」より、「今ある選択肢で足りるか」で考えるのがおすすめです
改良前のフォレスターを中古で選ぶなら|廃止された3グレードと確認のしかた
改良前のフォレスターを探すなら、廃止になった3グレードの存在と、装備の差を押さえておけば判断できます。新車の入口が下がった今、中古との価格差の見方も変わりました。


廃止された3グレード
| グレード | 改良前の価格 | 改良後の扱い |
|---|---|---|
| SPORT | 4,048,000円 | 廃止(入口はTouringに) |
| SPORT Black Selection | 4,158,000円 | 廃止(SPORT EX Black Selectionは継続) |
| Premium S:HEV | 4,488,000円 | 廃止(Premium S:HEV EXは継続) |
Black SelectionとPremiumは、EXが付いた上位グレードが残り、EXなしが消える形になりました。廃止されたのは、いずれもアイサイトXの付かない側のグレードです。中古で見かけたら、これらは改良前の個体と考えて構いません。
改良の前後をどう見分けるか|装備表で確かめる
改良の前後で差が出る装備は、ワイヤレス充電器の給電性能とS:HEVのAC100V/1500Wです。ただし、初度登録の月だけでは判定できないことがあります。生産時期と装備表を販売店に確認するのが、いちばん確実です。
AC100V/1500Wをあとから付けられるかどうかは、公式の記載を確認できませんでした。必要な方は、購入前に販売店で確かめてください。中古の価格交渉の考え方は新型フォレスターの値引き相場|合格ラインは10万円|限界交渉術を可能にする乗り換え大作戦!チェックシートプレゼント!も参考になります。
【予想】フォレスターの次の改良は2027年6月ごろが本命
次の改良の時期は、2027年春〜初夏、中でも6月ごろが本命と見ています。これは公式の予告ではなく、当サイトの予想です。

時期は2027年6月ごろ、前倒しもありうる
| 予想 | 時期 | 根拠 | 外れるとしたら |
|---|---|---|---|
| ◎本命 | 2027年6月ごろ(春〜初夏) | 2025年4月の発表から2026年5月の改良まで約13か月。クロストレックも2025年7月10日の改良から2026年9月17日の改良まで約14か月で、同じ13〜14か月の間隔なら2027年6〜7月ごろ。春〜初夏のうち6月ごろを本命とした | モデル内の特別仕様車追加などで、時期が前後する |
| ○対抗 | 2026年内〜2027年初に特別仕様車 | 2025年7月の改良後に10月30日の限定車を出したクロストレックの前例。フォレスターも、発表の約3か月後の2025年7月24日にBlack Selectionを追加した | 限定車の設定が見送られる |
| ▲大穴 | 2027年秋以降 | 市場の反応を見て改良を遅らせる場合 | 年次改良の周期が守られる |
時期は本命◎の2027年6月ごろ、ただし限定車が先に来る可能性も残るという見方で、確度を上げる材料は公式の発表とウィルダネスの展示の続報になります。間隔の確認には、フォレスターのBlack Selection追加(2025年7月24日)と、クロストレックの改良(2026年9月17日)のリリースを使いました。
中身は装備の入れ替えが中心になりそう
今回の改良は装備とグレード整理が中心でした。次も同じ型になると考えるのが自然で、走りや安全装備の大きな変更は、公式の予告がない限り前提にしないほうがよさそうです。次の改良の中身は、装備の追加とグレードの入れ替えが本命と見ています。
納期の考え方は、2025年6月最新|新型フォレスターの納期は1.8Lで3ヶ月、S:HEVは既に12ヶ月ほど!Twitterやブログの口コミ情報まとめ/裏技購入方法まで紹介!でも扱っています。

次の改良を待つ間に、納期と価格の動きを見ておくと判断しやすくなります
フォレスターの改良に関するよくある質問
- フォレスターの最新の改良はいつですか?
-
2026年5月21日に改良されました。ワイヤレス充電器の給電性能強化、S:HEVのAC100V/1500W標準装備化、新グレードTouring/Touring EXの追加などが主な内容です。
- フォレスターの改良で何が変わりましたか?
-
公式が挙げた変更は、スマートリヤビューミラーの画質向上、ワイヤレス充電器の給電性能強化、S:HEVのAC100V/1500W標準装備化、新グレードの追加の4点です。リリースには、走りや先進安全装備の変更の記載がありません。
- フォレスターの改良でグレードはどう変わりましたか?
-
SPORT、SPORT Black Selection、Premium S:HEVの3グレードが廃止され、Touring、Touring EXが加わりました。改良前の8グレードから7グレードになっています。
- フォレスターの改良で値上がりしたグレードはありますか?
-
あります。X-BREAK S:HEVが176,000円、X-BREAK S:HEV EXとPremium S:HEV EXが各44,000円の値上がりです。SPORT EXなど同名で据え置きのグレードもあります。
- フォレスターの改良後の燃費(WLTC)はいくつですか?
-
X-BREAK S:HEVが19.1km/L、Premium S:HEV EXが18.5km/L、1.8Lターボが13.6km/Lです。改良前から最大で約1.6%の改善にとどまります。
- フォレスターのウィルダネスは日本で発売されますか?
-
日本での発売は発表されていません。2025年10月のジャパンモビリティショーで参考出品され、2026年10月のGO OUT CAMPにもSUBARUが出展しました。Motor Fanは、SUBARUが日本への導入に慎重だと伝えています。
- フォレスターのウィルダネスは2026年6月に発売されたのですか?
-
いいえ。carview!が2025年11月13日の記事で、関係筋の話として「2026年6月の発売が計画されている可能性」と紹介しましたが、SUBARUの発売発表はなく、6月の発売は外れました。当サイトでは【噂】★3として扱い、答え合わせは「外れ」です。
- フォレスターの次の改良はいつごろですか?
-
公式の予告はありません。当サイトの予想では、2025年4月の発表から2026年5月の改良まで約13か月だったため、2027年6月ごろが本命です。
- 改良前のフォレスターを中古で選ぶとき、何を確認すればよいですか?
-
廃止された3グレードは改良前の個体です。そのほか、ワイヤレス充電器の給電性能やS:HEVのAC100V/1500Wの有無は、生産時期と装備表を販売店に確かめてください。
まとめ|フォレスターの改良は「入口が下がり、S:HEVが上がった」と覚えておけば足ります
冒頭で、入口は198,000円下がり、S:HEVの入口は176,000円上がったと書きました。回収します。下がったのは新グレードTouringが入口に入れ替わったからで、同じ名前のグレードは1つも値下がりしていません。燃費の改善は最大でも約1.6%で、燃料代でS:HEVの入口を選ぶ理由は、ほぼなくなりました。
調べていて印象に残ったのは、ターボとS:HEVの入口の価格差が約3.4倍に広がった点でした。ウィルダネスについては、確定しているのは展示までで、日本導入は未発表です。当サイトの見立てでは、待つなら次の改良の発表を節目にするのが現実的だと思います。
持ち帰りポイント
入口は198,000円下がり、S:HEVの入口は176,000円上がった。ターボとS:HEVの入口差は528,000円で、燃料代では約14.7年かけないと取り戻せません。ウィルダネスは日本導入が未発表です。
次の一歩
ターボかS:HEVか迷うなら、入口の差額528,000円と、年間の燃料代の差を自分の走行距離で置き換えてみましょう。そのうえで、必要な装備のグレードを販売店で確かめてください。
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※最大20社がWebで入札し、やりとりは高額査定の上位3社だけ(MOTA公式・2026年11月3日確認)
グレードの選び方は新型フォレスターのおすすめ人気グレードは?グレード別の比較|リセールが高いグレードは?、値引きの目安は新型フォレスターの値引き相場|合格ラインは10万円|限界交渉術を可能にする乗り換え大作戦!チェックシートプレゼント!、納期の動きは2025年6月最新|新型フォレスターの納期は1.8Lで3ヶ月、S:HEVは既に12ヶ月ほど!Twitterやブログの口コミ情報まとめ/裏技購入方法まで紹介!をあわせて見ると判断しやすくなります。
参考URL一覧
- SUBARU ニュースリリース「フォレスター改良モデルを発表」(2026年5月21日)
- SUBARU ニュースリリース「新型フォレスターを発表」(2025年4月17日)
- SUBARU フォレスター 主要諸元表(2026年5月版)
- SUBARU フォレスター 環境仕様書(2026年5月版)
- SUBARU ニュースリリース「フォレスター JNCAP 2025 ファイブスター大賞を受賞」(2026年5月28日)
- SUBARU ニュースリリース「ジャパンモビリティショー2025 出展概要」(2025年10月29日)
- SUBARU ニュースリリース「クロストレック WILDERNESS Edition」(2025年10月30日)
- SUBARU ニュースリリース「クロストレック改良モデルを発表」(2025年7月10日)
- SUBARU 米国向けリリース「Forester Wilderness」(2021年9月2日)
- Motor Fan「GO OUT CAMP」SUBARU展示の記事(2026年10月6日)
- carview!「フォレスター ウィルダネス」の記事(2025年11月13日)
- NASVA(自動車事故対策機構)プレスリリース「自動車安全性能2025 ファイブスター大賞発表」(2026年5月28日)
- SUBARU of America リリース「2026 Forester Wilderness」(2025年2月6日)
- SUBARU of America リリース「2027 Forester Wilderness Hybrid」(2026年4月1日)
- GO OUT CAMP 出展者一覧(主催者)
- GO OUT CAMP vol.22 出展のご案内(主催者PDF)
- SUBARU ニュースリリース一覧
- SUBARU ニュースリリース(フォレスター特別仕様車 Black Selection・2025年7月24日)
- SUBARU ニュースリリース(クロストレック改良・2026年9月17日)
- SUBARU ニュースリリース「米国生産 3列SUVの日本市場導入を検討」(2026年6月6日)
- 日本自動車販売協会連合会(JADA)車名別新車登録台数(2026年9月)
- 資源エネルギー庁 石油製品価格調査
- SUBARU フォレスター公式サイト





