新型アルファードの内装とは、室内長3,005mmの空間に、グレードごとに違う加飾と素材を組み合わせた4代目40系のインテリアのことです。
室内寸法は長さ3,005mm×幅1,660mm×高さ1,360mm。2026年6月3日の一部改良でExecutive Loungeの加飾はブロンズスパッタリングへ統一され、内装色のニュートラルベージュはPHEV専用の設定です。加飾はEL・Z・Gで3種類に分かれます。
この記事のポイント
- 室内長は3,005mm
- 加飾はグレードで3種類
- ベージュ内装はPHEV専用
- 天井素材もPHEVだけ別
- 14インチRSEは401,500円
公開日:2026年9月6日 / 最終更新日:2026年9月18日
新型アルファードの内装は?室内寸法と2026年6月改良後の仕様

新型アルファードの室内は、長さ3,005mm×幅1,660mm×高さ1,360mm。この数字がホイールベース3,000mmを上回っているところに、ミニバン専用設計の性格がよく出ています。2026年6月3日の一部改良では内装まわりにも手が入り、Executive Loungeの加飾がブロンズスパッタリングに統一されました。この記事を読み終えるころには、EL・Z・Gのどの内装が自分の使い方に合うのか、そしてどのオプションが必要かまで判断できる状態になっているはずです。
室内長3,005mm|ホイールベースより長い室内という構造

トヨタ公式の主要諸元表(’26年6月現在)によると、室内寸法は長さ3,005mm・幅1,660mm・高さ1,360mmで、ホイールベースは3,000mm。室内長がホイールベースを5mm上回っているという、乗用車ではまず見かけない関係になっています。エンジンルームを最小限に抑え、前輪より前と後輪より後ろまで居住空間を伸ばした結果です。外寸は全長4,995mm×全幅1,850mm×全高1,935mm(PHEVは1,945mm)。
数字だけでは実感が湧きにくいので、体感に置き換えます。室内高1,360mmは、身長が130cm前後の子どもなら室内で立てる高さ。幅1,660mmは大人3人が横に並んで座れる寸法で、8人乗りの2列目ベンチシートはこの幅を使い切る設計です。広さの評価は口コミにも表れており、カーセンサーの項目別で居住性は4.4と全項目中の最高値でした(全世代合算868件・2026年9月9日取得)。

室内長がホイールベースを超える。専用設計の証拠です
内装色は2色|ニュートラルベージュはPHEV専用の設定


内装色はブラックとニュートラルベージュの2色ですが、選択には条件があります。公式諸元表の注記には、ニュートラルベージュはプラグインハイブリッド車の設定色で、ハイブリッド車とガソリン車では指定できないと明記されていました。つまり明るい内装を選びたいなら、車両側の選択肢がPHEVに絞られる。7,649,400円のZ(PHEV)か10,699,700円のExecutive Lounge(PHEV)か、という話になります。
内装色で車種選びが縛られるパターンは珍しくありませんが、価格帯がここまで動くのは珍しい。ベージュ内装が第一条件なら、予算の組み方から見直す必要があります。ボディカラーとの組み合わせについては新型アルファードのボディカラー全3色|ニュートラルブラック〈229〉への置き換えを検証にまとめました。


内装色が第一条件なら、車両選びの入口から変わります
2026年6月改良でExecutive Loungeの加飾がブロンズに統一

トヨタ公式ニュースルームの発表のとおり、2026年6月3日の一部改良でExecutive Loungeの内装加飾はブロンズスパッタリングへ統一されました。Car Watchの報道でも同じ内容が伝えられています。それまで加飾の仕上げが分かれていた部分が1種類に整理されたという変更で、外観からは分かりにくいものの、実車を見比べると印象が変わる部分です。
同じ改良で18インチアルミホイールの塗装もハイパークロームメタリックへ変わり、内外装の質感がまとめて手直しされた格好です。新グレードの設定を含む改良の全体像はwebCGの記事でも整理されました。中古車や在庫車を検討する場合は、この加飾が判別のポイントになります。改良全体の採点は新型アルファード2026年6月一部改良の変更点まとめ|燃費向上とGグレード新設を採点にまとめました。

EL・Z・Gの内装差分表|価格差はどこに出ているのか
内装の違いは、加飾パネルの素材と仕上げ、そして天井の素材に集約されます。Executive LoungeはUZURAMOKU、ZはDARK BROWNの木目調、GはGRAPHITE MESH。仕上げもELとZがブロンズスパッタリング、Gはブロンズ塗装という違い。公式諸元表を横に読むと、価格差がどこに投入されているのかがはっきり見えてきます。
3グレードの内装差分表(’26年6月現在)
公式諸元表の記載をそのまま整理しました。加飾の素材と仕上げ、天井の素材、選べる内装色の3点がグレード間の主な差です。価格は税込・’26年6月現在の値を併記しました(グーネットの改良後価格表と一致を確認)。
| 項目 | G(ハイブリッド) | Z | Executive Lounge |
|---|---|---|---|
| 加飾パネル | GRAPHITE MESH | DARK BROWN(木目調) | UZURAMOKU |
| 加飾の仕上げ | ブロンズ塗装 | ブロンズスパッタリング | ブロンズスパッタリング |
| ルーフヘッドライニング | ファブリック | ファブリック(PHEVはウルトラスエード) | ファブリック(PHEVはウルトラスエード) |
| 内装色 | ブラック | ブラック(PHEVはニュートラルベージュも可) | ブラック(PHEVはニュートラルベージュも可) |
| 乗車定員 | 7人/8人 | 7人(PHEVは6人) | 7人(PHEVは6人) |
| 標準タイヤ | 225/65R17 | 225/60R18(PHEVは225/55R19) | 225/65R17(PHEVは225/55R19) |
| 価格(2WD・税込) | 5,599,000円 | 6,399,800円(ハイブリッド) | 8,649,300円(ハイブリッド) |
表から読めるのは、GとZの800,800円という価格差(当サイト算出)の一部が、加飾の仕上げとタイヤ径に投入されているという構図です。ZとExecutive Loungeの差2,249,500円になると、加飾素材そのものがUZURAMOKUへ変わる。数百万円の価格差が「木目のパネル1種類」に見えてしまうのが、このクラスの難しいところでしょう。実際にはシートや遮音、後席まわりの装備差も乗ってくるので、実車で座り比べる価値は高いはずです。
GのGRAPHITE MESHは「ブロンズ塗装」|スパッタリングとの違い
細かい話に見えて、実は手触りと光り方に効く違いがあります。ELとZはブロンズスパッタリング、Gだけがブロンズ塗装。スパッタリングは金属を蒸着させる処理で、塗装よりも金属らしい反射が出ます。カタログの写真では判別しにくい部分ですが、日差しが入ったときの見え方が変わる箇所です。
GはGRAPHITE MESHという幾何学的なパターンの加飾なので、そもそもZやELとは方向性が違います。木目の落ち着きを求めるならZ以上、モダンな印象が好みならG。価格で上下を決める前に、この方向性の違いを確認しておくと納得感が変わるでしょう。グレード全体の装備差は新型アルファードのおすすめグレードは?【2026年9月】G・Z・Executive Loungeを1円単位で比較で並べました。

天井素材はPHEVだけウルトラスエード|見落とされがちな差

[プラグインハイブリッド車に標準装備]
グレード差ではなく、パワートレーン差で分かれる装備もあります。ルーフヘッドライニング、つまり天井の内張り素材は、PHEV(Executive Lounge・Zとも)がウルトラスエード、ハイブリッドとガソリンはファブリック。同じExecutive Loungeでも、ハイブリッドとPHEVで天井の質感が違うということです。
天井は視界に入り続ける面積が大きく、車内の印象を左右します。にもかかわらずグレード表では下のほうに小さく載っている項目。カタログを流し読みしていると気づけない差なので、PHEVを検討している人は展示車で見上げてみてください。ちなみにPHEVは内装色にニュートラルベージュを選べる唯一の系統でもあるので、明るい内装を狙うなら天井素材も含めて別物になります。
シートの実用検証|6人・7人・8人で何が変わるか
乗車定員はグレードとパワートレーンで決まります。ハイブリッドGだけが7人乗りと8人乗りの両方を選べ、ZとExecutive Loungeのハイブリッドは7人乗り、PHEVはZもExecutive Loungeも6人乗り。定員が変わると2列目と3列目の性格が変わるので、実際の使い方から逆算して選ぶ必要があります。
定員別の設定一覧|選べるのはGだけ


公式諸元表の乗車定員欄を整理すると、選択肢はこうなります。7人乗りと8人乗りを選べるのはハイブリッドGだけで、ほかのグレードは定員が固定。8人乗りは2列目がベンチシート、7人乗りは2列目がキャプテンシートという構成です。
- ハイブリッドG:7人乗りと8人乗りから選択
- ガソリンZ・ハイブリッドZ:7人乗りのみ
- Executive Lounge(ハイブリッド):7人乗りのみ
- Z(PHEV)・Executive Lounge(PHEV):6人乗りのみ
2列目に3人を座らせたい家庭は、この時点でハイブリッドGの8人乗りに絞られます。逆に2列目の快適性を最優先するなら、キャプテンシートの7人乗りか6人乗り。定員の数字が大きいほど良いわけではなく、どこに人を座らせたいかで正解が変わる部分でしょう。
Gは7人乗りと8人乗りが同じ5,599,000円
ここは判断がラクになるポイントです。ハイブリッドGは7人乗りも8人乗りも5,599,000円(2WD)、E-Fourはどちらも5,819,000円で、定員による価格差がありません。多くのミニバンでは定員違いに数万円の差がつくので、これは直感に反する設定。金額を気にせず、2列目の座り方だけで決められるということです。
燃費はわずかに8人乗りが有利で、2WDで18.9km/L対18.8km/L。0.1km/Lの差なので判断材料にはなりません。車両重量も8人乗りが2,140kg、7人乗りが2,150kgと10kg差にとどまります。つまりGを選ぶ人にとって、定員の選択は純粋にレイアウトの好みだけの問題。

同額なら、座り方だけで決められる。これは気楽です
PHEVの3列目は2人掛け|専門家レビューが挙げた注意点
PHEVを検討している人が見落としやすい仕様がひとつ。carview!に掲載された工藤貴宏氏の専門家レビュー(2025年3月27日)は、不満点として「PHEVモデルは3列目が2人掛けになっている」ことを挙げています。6人乗りという定員は、2列目キャプテンシート2席+3列目2人掛けという構成から来ているわけです。同じレビューでは「値段が高い……」という指摘も並んでいました。
3列目を頻繁に使う家庭にとって、この1席の差は小さくありません。7人乗りのハイブリッドなら3列目は3人掛け。EV走行換算距離73kmという電動性能を取るか、後席の席数を取るか——PHEVを選ぶ判断は、燃費や補助金より先にこの構成で決まることもあります。
ラゲージと収納|満席で使ったときが争点になる

荷室の評価は、乗車人数によって大きく変わります。カーセンサーの項目別で積載性は4.3と高評価ですが、これは全世代合算のスコア。一方でcarview!の2026年6月モデルページでは積載性3.9と、やや控えめな数字が出ています。実オーナーの投稿を読むと、争点は「満席で使ったとき」でした。
「6人乗車では積載量が少ない」というPHEVオーナーの声
carview!のカタログページに2026年8月30日に投稿されたZ(PHEV・2026年式)のレビューは、乗り心地を高く評価する一方で、不満点にこう書いています。「唯一積載量が、6人乗車では少ないです。」3列目を使い切った状態の荷室が、この車格の期待値に届かないという指摘でした。改良後モデルの実オーナーによる数少ない投稿という点でも、参考になる声です。
ここは正直に書きます。3列目使用時と格納時の荷室容量について、公式諸元表の抜粋範囲では数値が公表されていません。当サイトは未確認の数字を推測で埋めない方針なので、容量の断定は避けます。ただし外寸と室内長から言えるのは、3列目を立てたまま人数分の荷物を積むなら、ルーフボックスや後席床下の使い方まで含めて考える必要があるということ。

カーセンサーの口コミページでは「収納が多い」「荷室が広い」というタグが上位に来ているので、評価が割れているのは条件次第という理解が近いはずです。

荷室容量は取れませんでした。取れないことも情報です
ユニバーサルステップは66,000円|重量は20kg増える

乗降性を上げるメーカーオプションとして、ユニバーサルステップが66,000円で用意されています。公式カタログの注記によると、装着すると車両重量が20kg増加。小さな子どもや高齢の家族を乗せる機会が多いなら、金額に対する効果は大きい部類でしょう。乗り降りのたびに効くので、体感の頻度が高い装備です。
重量増は他の装備でも発生します。公式の注記では、17インチ装着で20kg減、19インチ装着で20kg増、左右独立ムーンルーフ装着で20kg増、14インチのリヤシートエンターテインメントシステムとJBLサウンドの装着で10kg増。オプションを積み重ねると車両重量が数十kg動くため、燃費表示や重量税の区分にも影響し得ます。もっともアルファードは2,060〜2,470kgと全グレードが「2.0t超2.5t以下」に収まるので、重量税の区分が変わる心配は基本的にありません。
メーターまわりの不具合はリコール対象になっている
内装の話として、計器盤についても触れておきます。2025年7月16日に届け出られたリコール(届出番号5694)は、コンビネーションメータの回路基板素子が早期に劣化し、起動時にメータ画面が表示されず速度計や警告灯を確認できないおそれがある、という内容でした。国土交通省の報道発表でも公表されました。対象は3BA-AGH40Wなど40系の複数型式におよびます。
2026年の届出は当サイトの確認範囲では見当たりません。中古車や在庫車を検討する場合は、対策済みかどうかを車台番号で販売店に照会するのが確実。内装の質感を見る前に、まずこの1点を確認しておくと安心です。
内装オプション|14インチRSEは401,500円のセット装備

内装まわりのメーカーオプションで金額が大きいのは、後席用のエンターテインメント系。14インチリヤシートエンターテインメントシステム(リモコン付)は401,500円で、HDMI入力端子とJBLプレミアムサウンドシステムがセットになる構成です。一方で価格を確認できていないオプションもあるため、そこは正直に未確認として扱います。
14インチRSE+JBL 15スピーカー|401,500円の中身
公式カタログで価格を確認できたのが、この組み合わせです。14インチリヤシートエンターテインメントシステム(リモコン付)が401,500円(税抜365,000円)で、HDMI入力端子とJBLプレミアムサウンドシステム(15スピーカー・12chアンプ)がセットのメーカーオプション。装着すると車両重量が10kg増えます。後席に人を乗せる時間が長い使い方なら、40万円という金額に対する納得感は出やすいでしょう。
逆に、後席をほとんど使わない人にとっては優先度が下がる装備です。メーカーオプションは納車後に追加できないので、契約時の判断が全て。オプションの取捨選択と乗り出し価格の組み立ては新型アルファードの見積もりシミュレーション|乗り出し価格と必要オプションの見極め方でシミュレーションしました。

ムーンルーフとサンシェードはセット|価格は販売店で確認を


装備の設定関係だけは公式で確認できています。左右独立ムーンルーフと後席用パワーサイドサンシェードは、セットでメーカーオプション。片方だけを選ぶことはできません。装着すると車両重量が20kg増えます。同様に、アドバンストドライブ・アドバンストパーク・パーキングサポートブレーキ(周囲静止物)・緊急時操舵支援などの運転支援系も、セットでのメーカーオプションという扱いです。
ただし、これらのセットオプションの1円単位の価格は、今回の調査では公式資料の本文で確認できませんでした。推測で金額を割り当てることはしないので、ここは未確認としておきます。見積もりを取る際に、販売店で必ず金額を確認してください。ちなみに北海道地区は寒冷地仕様が全車標準という設定になっており、地域によって前提が変わる点も覚えておくと役立ちます。

金額が確認できないオプションは、推測で書きません
タイヤ径の選択が、内装以外の数字も動かす
内装の話から少し外れる余談をひとつ。オプション選びで見落とされやすい部分です。ホイールを17インチから18インチに変えると、燃費表示も全高も最低地上高も変わります。ハイブリッドGは17インチが標準で、18インチはメーカーオプション。18インチにすると燃費は18.8km/L(7人乗り2WD)から18.1km/Lへ下がります。見た目を取るか数値を取るか、という選択です。
Zは18インチが標準で、17インチに落とすと燃費は18.0km/Lから18.7km/Lへ向上する。同じグレードでも足元の選択で数字が動くので、カタログ燃費を比べるときは必ずタイヤサイズとセットで見てください。燃費の詳細は新型アルファードの燃費は?【2026年最新】改良後のWLTC16.8〜18.9km/Lと実燃費の限界で扱っています。

口コミが示す内装評価|居住性4.4・デザイン4.5

内装に関する評価は、どのサイトでも高い水準にあります。カーセンサーの項目別で居住性4.4、carview!の2026年6月モデルページでデザイン4.5・乗り心地4.4。低評価が集まるのは価格や維持費といった金額系の項目で、内装そのものへの不満はほとんど見当たりませんでした。
評価タグは「高級感がある」「室内空間が広い」
carview!がレビューから自動集計している特徴タグは「高級感がある/室内空間が広い/乗り心地が良い」。カーセンサーの選択タグ上位は「ラグジュアリー/室内が広い/乗り心地が良い/収納が多い/荷室が広い」でした。2つのサイトで独立して集計されたタグが、ほぼ同じ内容で並んでいます。内装の評価については、意見が割れていないと言っていいでしょう。
数字でも裏づけが取れます。carview!の2026年6月モデルページ(261件・2026年9月9日取得)はデザイン4.5・乗り心地4.4で、最低の価格3.5とは0.8ポイント差。口コミ全体の読み解きは新型アルファードの口コミ・評判|3サイトの評点を突き合わせて分かった「割れているのは金額」にまとめました。

内装のコンディションは、手放すときの金額に効く
内装の話は、買うときだけでなく売るときにも関わります。シートの汚れや加飾パネルの傷は、査定の減点項目として直接効いてくる部分。とくにアルファードは後席の使用頻度が高い車なので、2列目・3列目のコンディションが金額を左右しやすいクラスです。ペットや小さな子どもを乗せるなら、納車と同時にシートカバーやマットを用意しておく判断は合理的でしょう。
実際にどのくらいの査定額が出るのかは、MOTA買取りを利用したガチのレビューで具体的な金額を公開しています。内装の状態をどう見られるのか、事前に知っておくと下取りの交渉でも話が早くなる。数字を把握したうえで商談に入るのが、この車では効きます。

向いていない人|内装だけで選ぶと後悔しやすい
正直な話をひとつ。内装の質感だけでExecutive Loungeまで背伸びすると、金額の不満が後から効いてきます。口コミで唯一3点を切っているのが維持費の2.9という数字で、これは車両価格が高いグレードほど重くのしかかる項目。加飾の違いは確かに存在しますが、GとELの差額は3,050,300円(2WD同士・当サイト算出)です。
後席をほとんど使わない、荷物も少ない、という使い方なら、この車の内装の強みは半分も生きません。買ってから気づく不満のパターンは新型アルファードはやめとけ?後悔しやすい5つのポイントを評点データで検証に整理しています。


加飾で背伸びするより、使う席にお金を寄せたい
よくある質問
内装について実際によく検索されている疑問を、2026年9月8日時点の確認結果でまとめました。数値が取れていない項目は、取れていないと書いています。
- 新型アルファードの室内寸法はどのくらいですか?
-
長さ3,005mm×幅1,660mm×高さ1,360mmです。ホイールベース3,000mmを室内長が上回るという構成で、ミニバン専用設計ならではの数字。外寸は全長4,995mm×全幅1,850mm×全高1,935mm、PHEVのみ全高1,945mmです。
- ベージュの内装は選べますか?
-
プラグインハイブリッド車でのみ選べます。公式諸元表の注記に、ニュートラルベージュはPHEVの設定色でハイブリッド車とガソリン車では指定できないと明記されているためです。ベージュ内装が第一条件なら、車両選びはZ(PHEV)かExecutive Lounge(PHEV)に絞られます。
- GとZの内装は何が違いますか?
-
加飾パネルの素材と仕上げが違います。GはGRAPHITE MESHにブロンズ塗装、ZはDARK BROWNの木目調にブロンズスパッタリング。標準タイヤもGが17インチ、Zが18インチと分かれます。価格差は800,800円(2WD・ハイブリッド同士)です。
- Executive Loungeの内装は2026年6月に変わりましたか?
-
変わりました。2026年6月3日の一部改良で、Executive Loungeの内装加飾がブロンズスパッタリングへ統一されています。トヨタ公式の発表とCar Watchの報道で一致した内容。中古車や在庫車を見るときは、この加飾が改良後かどうかの判別ポイントになります。
- 7人乗りと8人乗りはどちらが高いですか?
-
同じ価格です。ハイブリッドGは7人乗りも8人乗りも5,599,000円(2WD)、E-Fourはどちらも5,819,000円。定員による価格差がないため、2列目をキャプテンシートにするかベンチシートにするかだけで選べます。なお7人乗りと8人乗りを選べるのはGだけです。
- PHEVの3列目は何人乗れますか?
-
2人掛けです。PHEVはZもExecutive Loungeも6人乗りで、2列目キャプテンシート2席+3列目2人掛けという構成。carview!の専門家レビューでも注意点として挙げられています。3列目を頻繁に使うなら、7人乗りのハイブリッドを検討したほうが実用的です。
- 荷室の容量は何リットルですか?
-
当サイトが確認した公式資料の範囲では公表されていません。3列目使用時・格納時とも数値を取得できていないため、推測での記載は避けています。実オーナーの投稿には6人乗車時の積載量を不満とする声がある一方、「荷室が広い」というタグも上位に入っており、条件によって評価が割れる部分です。
- 後席モニターはいくらですか?
-
401,500円(税抜365,000円)です。14インチリヤシートエンターテインメントシステム(リモコン付)で、HDMI入力端子とJBLプレミアムサウンドシステム(15スピーカー・12chアンプ)がセットのメーカーオプション。装着で車両重量が10kg増えます。納車後の追加はできません。
- ムーンルーフだけ単独で付けられますか?
-
できません。左右独立ムーンルーフと後席用パワーサイドサンシェードはセットのメーカーオプションで、片方だけの選択は不可です。装着すると車両重量が20kg増加。セット価格については当サイトで1円単位の確認が取れていないため、販売店で見積もり時に確認してください。
まとめ|内装は「加飾」より「席の使い方」で選ぶ

現行のグレードはG・Z・Executive Loungeの3グレード。内装を公式資料で分解すると、グレード差の正体は加飾パネルの素材と仕上げ、天井素材、そして選べる内装色の3点でした。GがGRAPHITE MESHにブロンズ塗装、ZがDARK BROWNの木目調、Executive LoungeがUZURAMOKU。天井はPHEVだけウルトラスエードで、ニュートラルベージュもPHEV専用です。
冒頭で「どの内装が自分の使い方に合うか判断できる状態になる」と書きました。回収します。選択の軸は加飾ではなく、どの席に誰を座らせるか。2列目に3人ならハイブリッドGの8人乗り、2列目の快適性重視なら7人乗り、明るい内装と電動走行を両立したいならPHEV。そしてGは7人乗りと8人乗りが同じ5,599,000円なので、定員の選択に金額の遠慮はいりません。
正直に言えば、内装の質感だけで上位グレードへ背伸びするのは勧めません。GとExecutive Loungeの差額は3,050,300円で、口コミで唯一3点を切っている維持費2.9という評価が、そのまま重くのしかかる金額です。後席をほとんど使わないなら、この車の内装の強みは半分も生きないでしょう。
次の一歩は3つ。ひとつ、公式の主要諸元表PDFを開いて「’26年6月現在」の表記と、候補グレードの加飾・天井素材の欄を自分の目で確認する。ふたつ、展示車で2列目と3列目に実際に座り、天井を見上げてみる(写真では素材の差が分かりません)。みっつ、セットオプションの金額を販売店の見積書で確認する。全体像から確認したい方は新型アルファード完全ガイド【2026年最新】価格・グレード・燃費・納期まで総まとめへどうぞ。

参考URL一覧
- トヨタ公式・アルファード主要諸元表(’26年6月現在):https://toyota.jp/pages/contents/alphard/004_p_001/pdf/alphard_spec_202606.pdf
- トヨタ公式ニュースルーム・2026年6月3日 一部改良の発表:https://global.toyota/jp/newsroom/toyota/44445154.html
- Car Watch・アルファード/ヴェルファイア一部改良の報道:https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/2114103.html
- webCG・アルファード/ヴェルファイアの新グレード設定:https://www.webcg.net/articles/-/53897
- グーネット・改良後のグレードと価格表:https://www.goo-net.com/magazine/newmodel/by-vehicle-type-information/284645
- carview!・アルファード 2026年6月モデルのカタログ:https://carview.yahoo.co.jp/ncar/catalog/toyota/alphard/FMC003-MC003
- カーセンサー・アルファードの口コミ:https://www.carsensor.net/catalog/toyota/alphard/review/
- 国土交通省・リコールの届出について(令和7年7月16日):https://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_005528.html





