新型ヴォクシーとは、トヨタが2022年1月13日に4代目90系へ切り替えたミドルミニバンで、2026年5月6日発売の一部改良からハイブリッド専用になった現行モデルです。
2026年10月時点の価格は3,751,000円〜4,380,200円、グレードはHYBRID S-ZとHYBRID S-Gの2つだけ。WLTCモード燃費は21.8〜23.6km/Lです。トヨタ公式の工場出荷目処は「ハイブリッド車:6ヵ月以上」で、2026年9月版の主要諸元表からはS-Zに台湾・国瑞汽車製の型式が加わりました。
この記事のポイント
- 最安は3,751,000円
- 入口価格が504,900円上昇
- 国瑞製の型式はS-Zのみ
- 中間S-Gが最も低燃費
- 公式の出荷目処は6ヵ月以上
公開日:2026年9月6日 / 最終更新日:2026年10月14日
新型ヴォクシー2026年モデルの価格は3,751,000円から|型式・サイズ・何人乗りまで即答

新型ヴォクシーは、全長4,695mm×全幅1,730mmの3ナンバーボディにHYBRID S-ZとHYBRID S-Gの2グレードだけを載せたミドルミニバンです。価格は3,751,000円から4,380,200円まで、標準車は5仕様。この記事を読み終える頃には、入口価格がなぜ50万円以上も跳ね上がったのか、台湾生産の車がどのグレードに混ざるのか、そして契約から納車までどれだけ待つのかまで、自分で判断できる状態になっているはずです。
現行は4代目90系|型式はZWR90W・ZWR95Wに国瑞製の2型式が加わった

トヨタが運営するGAZOOのヴォクシーカタログで「2026年5月発売」の表を開くと、グレード欄に並ぶのはHYBRID S-Z/HYBRID S-G の2グレードだけ。S-Zは7人乗りのみ、S-Gは7人乗りと8人乗りを設定し、E-Four(電気式4WD)はS-Z・S-Gの7人乗りのみ。8人乗りは2WDのみという割り当てです。「新型ヴォクシーは何系?」と聞かれたら答えは90系で、型式の6AA-ZWR90Wが2WD、6AA-ZWR95WがE-Four。ネットで見かける「95系」はE-Fourの型式番号を指しています。
2026年9月には、型式の欄に変化が起きています。トヨタ公式の主要諸元表(2026年9月版)では、S-Zの型式欄に6AA-ZWR91W(2WD)と6AA-ZWR96W(E-Four)が追記され、製造事業者の欄に「KUOZUI MOTORS, LTD.」が並びました。台湾の国瑞汽車で生産される車両の型式です。価格・燃費・装備の数字は5月版と同じで、変わったのは「どこで作られる可能性があるか」という一点。詳しくはH2の「生産状況」で掘り下げます。
【確定】2026年5月6日発売の一部改良で、ガソリン車が消えた

トヨタ公式ニュースルームの発表によると、ノアとヴォクシーは2026年4月10日発表・2026年5月6日発売で一部改良されました。いちばん大きな変更はカーボンニュートラルの実現に向けハイブリッド車に統一(ウェルキャブを除く)したこと。2.0Lガソリン車が姿を消し、福祉車両を除けばハイブリッドしか選べなくなりました。90系にとっては2025年9月 1回目の一部改良に続く、2回目の手入れにあたります。
パワートレーン以外の主な変更は次のとおりです。
- メーター液晶を大型化:S-Zは7インチから12.3インチ、S-Gは4.2インチから7インチ
- フロントグリル本体部分をブラック加飾に変更(全車標準)
- ワンタッチスイッチ付デュアルパワースライドドアをS-Gにも標準装備
- 前後方ドライブレコーダーを設定(S-Zは標準装備、S-Gはメーカーオプション)
- ショックアブソーバーの減衰力を最適化して乗り心地を向上
- 防音材を最適配置して静粛性を向上
ドライブモードセレクトにSNOW EXTRAモードを追加(E-Four車に標準設定)した点も、雪国のユーザーには効いてくるはず。改良の全項目を改良前と1つずつ突き合わせたい方は、新型ヴォクシーのマイナーチェンジ2026|変更点と何が変わったかを前期後期で比較に差分表を置いてあります。


正直、装備よりも「選択肢が減った」ことのほうが大きい改良でした
入口価格は504,900円上がった|値上げの正体は選択肢の消滅
ここが今回いちばん重要なところです。改良前のヴォクシーで最も安かったのは2.0Lガソリンを積んだS-Gの2WDで、価格は3,246,100円でした。その仕様が廃止された結果、いま買える最も安いヴォクシーはHYBRID S-Gの3,751,000円。差は504,900円です。MOTAの記事(2026年8月20日公開)も同じ50万4900円という数字を挙げており、当サイトの計算と一致しました。
注意したいのは、これが「ハイブリッドが50万円値上がりした」という話ではないこと。ハイブリッド同士で比べた上げ幅は10万円台から20万円弱にとどまります。50万円という段差は、安いグレードそのものが無くなったことで生まれた段差なのです。予算を324万円台で組んでいた人がいきなり375万円を突きつけられる——この構造を理解しているかどうかで、商談の入り方がまるで変わってきます。
サイズは3ナンバー、定員は7人か8人|「5ナンバー」「6人乗り」は無い
新型ヴォクシーの大きさは全長4,695mm×全幅1,730mm×全高1,895mm(2WD)で、E-Fourは全高1,925mmになります。全幅が1,700mmを超えるため全グレードが3ナンバー。先代80系の標準ボディにあった5ナンバー枠は、90系では選べません。ホイールベース2,850mm、最小回転半径5.5m、室内長2,805mm×室内幅1,470mm×室内高1,405mmという数字は、ノアと完全に共通です。
「何人乗り?」の答えは、標準車なら7人乗り(S-Z・S-G)か8人乗り(S-Gの2WDのみ)。6人乗りの設定はなく、5人乗りはMODELLISTAのコンプリートカー「マルチユーティリティ」だけです。車両重量はS-G 2WDの1,650kgからS-Z E-Fourの1,720kgまで。エンジンは2ZR-FXE(1.797L・98PS)で、排気量からみた自動車税の区分は1,500cc超2,000cc以下になります。
新型ヴォクシーの値段は?標準車5仕様とMODELLISTA車を1円単位で並べる

ヴォクシーの価格帯は3,751,000円〜4,380,200円で、標準車は5仕様に分かれます。S-GとS-Zの価格差は376,200円(2WD同士)、E-Fourの上乗せ額はどちらのグレードでも253,000円で共通。さらにMODELLISTAのコンプリートカーとして5人乗りの「マルチユーティリティ」が加わります。
全5仕様の価格一覧(税込・’26年4月現在)
価格の正本はGAZOOのカタログと公式諸元表の価格注記(’26年4月現在)です。HYBRID S-Gは3,751,000円(2WD・7人乗り)、同じくS-Gの8人乗りも3,751,000円、E-Fourが4,004,000円。上位のHYBRID S-Zは4,127,200円(2WD・7人乗り)で、E-Fourが4,380,200円です。2026年10月13日時点で公式の価格改定は出ていません。
| グレード | 駆動 | 定員 | 型式 | WLTC | 価格(税込) |
|---|---|---|---|---|---|
| HYBRID S-G | 2WD | 7人 | 6AA-ZWR90W | 23.6km/L | 3,751,000円 |
| HYBRID S-G | 2WD | 8人 | 6AA-ZWR90W | 23.6km/L | 3,751,000円 |
| HYBRID S-G | E-Four | 7人 | 6AA-ZWR95W | 21.9km/L | 4,004,000円 |
| HYBRID S-Z | 2WD | 7人 | 6AA-ZWR90W/ZWR91W | 23.4km/L | 4,127,200円 |
| HYBRID S-Z | E-Four | 7人 | 6AA-ZWR95W/ZWR96W | 21.8km/L | 4,380,200円 |
| HYBRID S-G マルチユーティリティ | 2WD | 5人 | 6AA-ZWR90W-WVMZBF | 23.6km/L | 4,120,600円 |
表を縦に見ると、金額が跳ねるポイントは2箇所しかありません。S-GからS-Zへ上げると376,200円、2WDからE-Fourへ移すと253,000円。この2つを足した4,380,200円が上限で、車両本体だけなら440万円に届かない範囲に全仕様が収まる計算です。オプション込みの総額は新型ヴォクシーの見積もり【2026】乗り出し価格と必須オプションを公式価格で試算で、グレード選びの損得は新型ヴォクシーのグレード比較|S-GとS-Zの違い376,200円とおすすめの選び方【2026】で分解しています。


7人乗りと8人乗りが同一価格という、珍しい構造
表をよく見ると、S-G 2WDの7人乗りと8人乗りは同一価格です。ミニバンでは2列目キャプテンシートの7人乗りに数万円の差額が付くことが多いので、ここは素直に珍しい。しかも8人乗りは2WDにしか設定がないため、「8人乗りが欲しいならE-Fourは選べない」という制約とセットになっています。雪国で3列目まで人を乗せたい家庭には、この時点で7人乗りのE-Fourしか選択肢が残りません。
価格差ゼロで座席レイアウトを選べるということは、判断軸が「金額」ではなく「使い方」だけになるということ。3列目へのウォークスルーを取るか、2列目に3人並べる余地を取るか。試乗のときに2列目を実際に動かして決めるのがいちばん確実でしょう。
MODELLISTAの5人乗り「マルチユーティリティ」は4,120,600円
カタログのグレード表には出てこない選択肢もあります。MODELLISTA(トヨタカスタマイジング&ディベロップメント)の公式プレスリリースが2026年5月12日発表として案内したコンプリートカー、ハイブリッドS-G マルチユーティリティです。4,120,600円(2WD・5人乗り・税抜3,746,000円)で、3列目を持たない代わりに室内長2,100mmのフラットな荷室と専用ラゲージフレーム(走行時耐荷重60kg)を得ます。
北海道地区架装メーカー希望小売価格4,187,700円(寒冷地仕様込み)という別価格も設定されました。架装メーカーオプションのフロントベッドボードは165,000円、販売店装着オプションのMU専用シートカバーは110,000円。車中泊やギア積載を主目的にするなら、S-Zに近い価格を払ってでも検討する価値があります。逆に3列目が要る家庭には無関係な仕様なので、完全に用途で割り切る話です。

5人乗りMUは、積載を優先する人だけが検討すべき派生です
生産状況|台湾・国瑞汽車製はS-Zだけ、車検証の車名は「国瑞」

新型ヴォクシーの台湾生産は噂ではなく、トヨタが2026年5月21日に明らかにし、9月版の公式諸元表に型式として載りました。国瑞汽車製の型式が掲載されているのはS-Zだけで、S-Gの型式は国内生産のものしかありません。ただし購入者が生産工場を指定する手段はなく、ここは誤解の多いポイントです。
【確定】5月21日の表明から9月版諸元表まで|台湾生産の時系列
ロイター配信の記事(2026年5月21日)によると、トヨタはノアとヴォクシーを10月から台湾で生産し、日本へ輸出すると明らかにしました。生産するのは、子会社トヨタ車体の富士松工場(愛知県刈谷市)に加えて、合弁会社である国瑞汽車の観音工場。同記事は、日本と海外で併産した車を日本で販売するのはノアとヴォクシーが初めてだと伝えています。理由は需要に生産が追いつかず、納期が長期化していることです。
| 項目 | 内容 | レーン | 出所 | 時点 |
|---|---|---|---|---|
| 台湾生産の実施 | 10月から国瑞汽車でも生産し日本へ供給 | 【確定】 | トヨタ広報(ロイター報道) | 2026年5月21日 |
| 対象グレード | 国瑞製の型式はS-Zの2WD・E-Fourのみ | 【確定】 | トヨタ公式 主要諸元表 | 2026年9月版 |
| 車検証の車名 | 国瑞製は「国瑞」と記載 | 【確定】 | トヨタ公式 主要諸元表 注記 | 2026年9月版 |
| 実際の出荷開始日 | 公表なし | 【確定】 | トヨタ公式(発表なし) | 2026年10月13日 |
| 国内生産になりやすい仕様 | 特定のオプションやアーバンロックは国内に振り分けられる可能性が高いと案内 | 【噂】★★☆☆☆ | 販売店担当者の談(carview!) | 2026年8月2日 |
| 次期型の登場時期 | 早ければ2027年にも世代交代の可能性(予想CG付き) | 【噂】★★☆☆☆ | MotorFanのスクープ記事 | 2026年9月18日 |
確定しているのは上の4行で、最後の1行だけが販売店の談話です。噂の行は単独の販売店筋の情報なので★2にとどめました。国瑞製の車両が実際に何月から日本の販売店に届き始めるのかは、2026年10月13日時点でトヨタから発表がありません。
国瑞製の型式はS-Zのみ|S-Gは型式上すべて国内生産
2026年9月版の主要諸元表を読むと、6AA-ZWR91W-TPXRB(2WD)と6AA-ZWR96W-TPXRB(E-Four)が並ぶのはS-Zの列だけです。S-Gの7人乗り・8人乗り・E-Fourの列には、国内生産の6AA-ZWR90Wと6AA-ZWR95Wしか載っていません。注記には「KUOZUI MOTORS,LTD.の生産車両となり車検証上の車名は国瑞となります」とあり、国瑞製のS-Zは車検証の車名欄が「トヨタ」ではなく「国瑞」になります。
兄弟車のノアも同じ構造で、ヴォクシーの環境仕様(2026年9月版)でも型式は4つ(ZWR90W・ZWR91W・ZWR95W・ZWR96W)に増えました。「生産国が気になるならS-Gを選ぶ」という判断は、型式の上では成り立ちます。逆にS-Zを選ぶ人は、国内製と国瑞製のどちらが届いても受け入れる前提で契約するしかない、ということです。
「国内生産を指定できる」は誤り|生産工場は選べない
公式諸元表の注記は明快です。同一仕様でも生産工場で型式が異なる場合は注文時に該当型式を併記し、生産工場は指定できない。S-Zを注文すると、見積書や注文書に2つの型式が並ぶ可能性があるということです。
【噂】ネットでは「このオプションを付ければ日本製になる」という話も流れています。carview!(2026年8月2日)が紹介した販売店担当者の話では、スペアタイヤ、ユニバーサルステップ、デジタルキー、ITS Connect、デジタルインナーミラーの5つと、ボディカラーのアーバンロックは国内生産に振り分けられる可能性が高いと案内されているとのこと。ただし同記事自身が「確約はない」と書いており、トヨタ公式の資料にはこの条件の記載がありません。生産国を理由に契約するなら、S-Gを選ぶほうが確実です。生産状況と納期の関係は新型ヴォクシーの納期最新情報【2026年10月】生産状況・台湾生産・受注停止の今で時系列にまとめました。


オプションで工場を選べる、という話は公式資料のどこにも無いんです
ハイブリッド燃費|上位のS-Zより中間のS-Gのほうが良いという逆転

ヴォクシーのWLTCモード燃費は21.8〜23.6km/Lです。注目すべきは順位で、最上級のS-Zより中間グレードのS-Gのほうが数字が良い。価格の高いグレードを選ぶほど燃費が下がるという、ミニバンでは見落とされがちな逆転が起きています。
WLTCは21.8〜23.6km/L|4仕様の全モードを並べる
公式の主要諸元表に載っている総合値は、23.4km/L(HYBRID S-Z 2WD)、21.8km/L(HYBRID S-Z E-Four)、23.6km/L(HYBRID S-G 2WD 7人乗り・8人乗り)、21.9km/L(HYBRID S-G E-Four)の4つ。最良はS-Gの2WDで23.6km/L、最低はS-ZのE-Fourで21.8km/Lという並びです。前回の更新で「未取得」としていたE-Fourのモード別も、9月版の諸元表で確認できたので埋めました。
| グレード・駆動 | WLTC総合 | 市街地 | 郊外 | 高速道路 |
|---|---|---|---|---|
| HYBRID S-G 2WD | 23.6km/L | 23.8km/L | 26.0km/L | 22.2km/L |
| HYBRID S-Z 2WD | 23.4km/L | 23.6km/L | 25.7km/L | 22.1km/L |
| HYBRID S-G E-Four | 21.9km/L | 21.6km/L | 23.6km/L | 21.0km/L |
| HYBRID S-Z E-Four | 21.8km/L | 21.5km/L | 23.5km/L | 20.9km/L |
表のとおり、2WD同士の差は0.2km/L、同じグレードで比べた2WDとE-Fourの差は1.6〜1.7km/L。E-Fourは市街地モードで差が2.2km/L前後まで開き、高速道路モードでは1.2km/L前後に縮まります。ストップ&ゴーの多い街乗り中心なら、2WDとの差を大きめに見積もっておくのが安全です。
なぜ上位グレードのほうが数字が悪いのか
理由はタイヤと重さ。205/55R17タイヤ&17×6Jアルミホイール(ブラック塗装+切削光輝+ダーククリア)=S-Z・2WD車に標準装備、205/60R16タイヤ&16×6JアルミホイールがS-GとS-ZのE-Fourという割り当てです。車両重量も1,650kg(HYBRID S-G 2WD)に対してS-Zの2WDは1,680kgで、30kgぶん重い。17インチの見栄えと引き換えに0.2km/Lを差し出している構図になります。
もう1点、2026年5月の改良で燃費の動き方がグレードによって割れました。公式諸元表の版差分をGAZOOのカタログで突き合わせると、2WDは向上し、E-Fourは低下したと読み取れます(S-Z 2WD 23.0→23.4km/L、S-G 2WD 23.0→23.6km/L、S-Z E-Four 22.0→21.8km/L、S-G E-Four 22.0→21.9km/L)。ただし燃費が変化した技術的な理由はトヨタから公表されていないため、重量増が原因といった説明は当サイトでは書きません。

理由が非公表なら、推測で埋めずに「非公表」と書くのが誠実です
実燃費は16.94km/L|ただし母集団は改良前の車が中心
カタログ値と実走行の差はどれくらいか。e燃費のヴォクシー(ハイブリッド)ページでは、ZWR90W(2WD)が16.94km/L、ZWR95W(E-Four)が16.77km/Lと集計されています(2026年10月13日取得)。現行のカタログ値23.4km/L(S-Z 2WD)に対して16.94km/Lなら達成率は72.4%、S-G 2WDの23.6km/Lに対してなら71.8%という計算になります。
ただし、この数字をそのまま「改良後の実燃費」として受け取るのは危険。e燃費は給油記録の件数を公表していないうえ、90系全体の集計で、2026年5月改良後の車両はまだ少数だからです。ちなみに同じページの数値は前回取得時(2026年9月)から2WDで0.1km/Lほど下がっており、季節や母集団の入れ替わりで動く値だということ。燃費の実測値をもっと掘りたい方は、新型ヴォクシーの燃費【2026】実燃費16.94km/Lとカタログ23.6km/Lの差を検証にモード別まで分解して置いてあります。

満タン航続は約1,134〜1,227km|年間ガソリン代も計算しておく
燃料タンク52L・無鉛レギュラーガソリンという諸元から、カタログ燃費で満タン航続を計算してみます。S-G 2WDは52L×23.6km/Lで約1,227km、S-Z 2WDは約1,217km、S-G E-Fourが約1,139km、S-Z E-Fourが約1,134km。2WDなら東京から福岡まで無給油で届く計算です。実燃費16.94km/Lで計算し直すと約881kmなので、現実的な目安は「満タンで800km台後半」と考えておくとずれません。
燃料代も見ておきましょう。資源エネルギー庁のガソリン全国平均価格の推移によると、2026年10月5日時点のレギュラー全国平均は170.2円/L(2026年10月7日公表)。年10,000km走ると、カタログ燃費23.6km/Lなら72,119円、実燃費16.94km/Lなら100,472円で、差は28,353円です(いずれも当サイト算出)。同じ資料では補助がなければ220.9円/Lとされており、補助の動向次第で燃料代が大きく変わる点も覚えておきたいところ。維持費全体は新型ヴォクシーの維持費|税金・保険・ガソリン代を年間シミュレーション【2026】で組み立てています。

ヴォクシーとノアの違い|同じ車なのに標準ヘッドランプの方式が逆


ヴォクシーとノアは、ボディサイズ・パワートレーン・室内寸法は両車で同一です。違うのはグレード構成、価格、色数、そして標準ヘッドランプの方式。数字だけ並べると「ノアのほうが安い」で終わりますが、同一グレード同士で比べると話が変わります。
入口価格はノアが489,500円安い|廉価グレードの有無が効く
GAZOOのノアのカタログを開くと、ノアの価格帯は3,261,500円〜4,309,800円で、S-X/S-G/S-Zの3グレード構成です。ノアのハイブリッドS-X 2WDは3,261,500円で、ヴォクシーの最安3,751,000円より489,500円安い。この差の正体は装備ではなく、S-Xに相当する廉価グレードがヴォクシー側に用意されていないことです。
ついでに言うと、ノアのハイブリッドS-X 2WDのWLTC燃費23.8km/Lはヴォクシーの全グレードを上回ります。価格でも燃費でも入口はノアが上、という状態。予算優先ならノアのS-Xを見ないまま決めるのはもったいない選択です。
同一グレードならヴォクシーが50,600〜70,400円高い
では同じグレード名同士ではどうか。同一グレード比較ではヴォクシーがS-Gで50,600円、S-Zで70,400円高いという水準です。50万円の差が7万円以下まで縮む——ここを知らずに「ヴォクシーは高い」と結論づけるのは、比較の位置がずれています。
| 比較位置 | ノア | ヴォクシー | 差額 |
|---|---|---|---|
| 最安グレード | 3,261,500円(S-X 2WD) | 3,751,000円(S-G 2WD) | 489,500円 |
| S-G 2WD | 3,700,400円 | 3,751,000円 | 50,600円 |
| S-G E-Four | 3,953,400円 | 4,004,000円 | 50,600円 |
| S-Z 2WD | 4,056,800円 | 4,127,200円 | 70,400円 |
| S-Z E-Four | 4,309,800円 | 4,380,200円 | 70,400円 |
| MODELLISTA MU | 4,070,000円 | 4,120,600円 | 50,600円 |
表を横に読むと、差額は50,600円か70,400円のどちらかにきれいに揃います。ヴォクシーの上乗せ分は「顔つきと加飾の代金」であり、機構的な差ではないと解釈するのが自然でしょう。
標準ヘッドランプの方式が逆転している
公式ニュースルームの画像キャプションを両車で読み比べると、装備の非対称が1つ見つかります。ノアの標準ヘッドランプはプロジェクター式、ヴォクシーはリフレクター式(ともにマニュアルレベリング機能付・全車標準装備)。上級イメージで売られている側が、標準ではランプの方式で下に置かれているわけです。
ヴォクシー側にも救済はあります。プロジェクター式LEDヘッドランプ(オートレベリング機能付・デイライト機能付)はS-Zにメーカーオプション設定され、アダプティブハイビームシステムとのセットで62,700円(消費税抜き57,000円)。公式諸元表を見ると、デイライト機能付のクリアランスランプはこのオプション側にしか付きません。ネットで「三眼ライト」と呼ばれているのもこの周辺の話ですが、公式資料に「三眼」という呼称は無く、正式名はプロジェクター式LEDヘッドランプです。

筆者ならS-Zを選ぶ時点でランプ方式を必ず見積書で確認します
色数は4色対3色|メタルストリームメタリックはノア専用
ボディカラーでも差がつきました。ヴォクシーの現行色はニュートラルブラック〈229〉(標準色・新色)、アーバンロック〈1M6〉(標準色・新色)、そしてプラチナホワイトパールマイカ〈089〉=33,000円(消費税抜き30,000円)のメーカーオプションという3色構成。ヴォクシーは全3色、兄弟車ノアは全4色でメタルストリームメタリック〈1K0〉はノア専用です。改良前の5色から一気に絞られました。
さらに色が外装の加飾まで変えます。ニュートラルブラックを選ぶとバンパーモールが黒塗装になり、他の色ではクロムメッキになる——公式諸元表の内外配色一覧表の注記で確認できる仕様です。色選びが「見た目の好み」だけで終わらないので、実車で両方を見比べてから決めたほうがいい。人気色の考え方は新型ヴォクシーの色【2026】人気色は?アーバンロック・ニュートラルブラック・白の選び方にまとめました。

納期・税金・リセール|契約前に押さえておく3つの実務

トヨタ公式の工場出荷目処は、2026年10月9日更新で「ハイブリッド車:6ヵ月以上」です。税金は環境性能割がゼロになり、新車時の重量税は型式と車両重量で0円〜15,000円に分かれます。リセールは調査主体によって同じ年式でも70万円以上ずれるため、単一の数字を信じないほうが安全です。
納期はトヨタ公式で「6ヵ月以上」|販売店の掲示は2027年1〜5月
トヨタ公式の工場出荷時期・納車時期の目処は、2026年10月9日更新でヴォクシーをハイブリッド車:6ヵ月以上と案内しています。前回この記事を書いた9月上旬は「詳しくは販売店にお問い合わせください」の扱いだったので、メーカーが月数を示したこと自体が変化です。ただし「以上」なので上限は書かれていません。
上限の手がかりは正規販売店の掲示です。千葉トヨペットのヴォクシーページは2026年10月11日現在でハイブリッド全グレードの納期予定を2027年4月以降、仙台トヨペットの納期一覧は2026年10月2日時点で出荷目安を2027年1〜5月、出荷から店舗到着までを19〜20日と案内しています。工場を出た日が納車日ではない点に注意してください。受注停止の有無や月別の推移は、内部リンクで紹介した納期の記事で追っています。
税金はいくら?環境性能割ゼロ、重量税はグレードで0円〜15,000円
トヨタ公式のエコカー減税・環境性能割の解説ページによると、環境性能割は2026年3月31日で廃止(2026年4月1日以降の登録は非課税)となりました。自動車税(旧・種別割)36,000円/年(1,500cc超2,000cc以下・2019年10月1日以降登録)が毎年かかり、自動車リサイクル料金は14,330円(’26年4月時点)です。
前回「特定できていない」と書いた重量税は、日本自動車工業会のエコカー減税対象車一覧(令和8年度税制改正版)で型式・車両重量ごとに確定できました。2026年5月1日〜2027年4月30日に新車登録した場合の3年分は次のとおりです。
- S-Z 2WD(1,680kg〜):免税で0円
- S-G 2WD:1,650kgなら7,500円、1,660kg以上なら0円
- S-G E-Four:1,700〜1,710kgなら15,000円、1,720kg以上なら7,500円
- S-Z E-Four:1,720kgなら15,000円、1,730kg以上なら7,500円
面白いのは、オプションで10kg重くなると重量税が安くなるケースがあること。車両重量に応じて燃費基準値が下がり、達成率が上がるためです。自賠責保険料は金融庁の自賠責保険審議会資料のとおり2026年11月1日始期の契約から全車種平均6.2%引き上げられ、新車購入時の37か月契約は25,180円(離島以外・沖縄県を除く)になります。いま注文する車はすべて11月以降の登録になる計算なので、新料金で見積もってください。

重量税は型式と重量で変わります。見積書の数字を一覧と照合しましょう
リセールは調査主体で76.4万円ずれる|単一の相場は存在しない
ヴォクシーは残価が高い車として知られますが、数字は調査主体で割れます。MOTA車買取の査定実績(90系・修復歴なし・査定日2025年8月19日〜2026年8月18日・集計時点2026年8月)では2024年式が平均358万円・リセール率100.5%。同じ2024年式をガリバー公式の買取相場ページ(2026年10月2日更新・全国3,754件)で見ると、9月時点の3か月平均が281.6万円です。同じ「2024年式の査定実績」で76.4万円の開きがあります(当サイト算出)。
差が出る理由は集計期間と母集団の条件、そして買取業者の立ち位置。どちらが正しいという話ではなく、単一の相場値を提示できない領域だということです。2026年5月改良後のモデルについては査定実績の母集団がまだ形成されておらず、国瑞製のS-Zがどう評価されるかも、市場に出回っていない以上データが存在しません。だからこそ下取り額は実際の査定で確かめるしかない。どのくらいの金額が提示されるのかは、MOTA買取りを利用したガチのレビューで申し込みから提示額までの流れを公開しています。

口コミ・売れ行き・次期型|買う前に確認したい現在地

現行90系に限定した口コミは価格.comの34件しかなく、総合4.17点で、弱点は「価格」に集中しています。売れ行きは2026年9月に乗用車7位の6,939台で、1〜9月の全月で兄弟車ノアを上回りました。次期型については、トヨタ公式の発表はまだありません。
価格.comの現行型は4.17点・34件|最弱は「価格」の3.17
価格.comのヴォクシーのレビューページで2022年モデル(=現行90系)に絞ると、満足度4.17点・レビュー34件・ミニバン満足度ランキング15位でした(2026年10月13日取得)。項目別では価格.com項目別で価格3.17(カテゴリ平均3.85)が最弱。乗り心地4.15(カテゴリ平均4.02)が最も相対的に高く、エンジン性能3.85(カテゴリ平均4.11)が2番目に弱い項目です。
母集団が34件と小さく、最新の投稿は2026年6月15日。1件で0.1点前後動く規模ですし、改良後の車両に乗ったレビューはまだごくわずかです。辛口の評価まで含めた読み解き方は新型ヴォクシーの口コミ・評判|価格.com現行型34件の辛口評価を項目別に分解で整理しています。

売れ行きは9月に7位・6,939台|2026年は毎月ノアより売れている
日本自動車販売協会連合会の乗用車ブランド通称名別順位によると、ヴォクシーの2026年9月の登録台数は6,939台で乗用車7位(前年同月比104.8%)。2026年度上半期(4〜9月)は40,612台で9位、ノアは37,802台で10位でした。月別に見ると6月11位、7月12位、8月13位と順位を落としたあと、9月に7位へ戻しています。
同じ資料を1月から9月まで並べると、2026年は9か月すべてでヴォクシーの台数がノアを上回ったことが分かります(当サイト集計)。9月単月ではセレナ6,559台、ノア6,293台、ステップワゴン5,287台を上回りました。値段はノアより高いのに売れている、という事実は「顔つきに5〜7万円を払う人が多い」ことの裏付けとも読めます。
競合|ステップワゴンのハイブリッドに4WDは無い
同クラスで正面からぶつかるのはホンダ ステップワゴンと日産 セレナです。MOTAのステップワゴン解説(2026年7月時点)によると価格は3,348,400円〜4,406,600円、WLTCはガソリン12.1〜13.2km/L・e:HEV 19.5〜19.8km/L。ここで効くのが駆動方式で、ステップワゴンのe:HEVはFFのみで4WDの設定がないという点です。積雪地でハイブリッドの4WDが要るなら、ヴォクシーのE-Fourがほぼ一択になります。
セレナは価格2,785,200円〜4,998,400円、WLTCはガソリン11.6〜13.0km/L・e-POWER 16.0〜20.3km/L(MOTAの2026年7月時点の解説)。セレナはグレードによって5ナンバー枠と3ナンバー枠に分かれるのに対し、ヴォクシーは全グレードが3ナンバー(全幅1,730mm)です。最小回転半径はセレナの5.7mに対しヴォクシーが5.5mで、狭い駐車場での取り回しはヴォクシーが有利。三菱 デリカD:5はG 4,510,000円〜と価格帯が上で、直接の比較対象というより上位カテゴリに位置します。
【噂】次期型は2027年にも?公式発表はなく、大手はMotorFanの予想記事のみ
2026年10月13日時点で、5代目ヴォクシーに関するトヨタ公式の発表は出ていない。【噂】大手メディアではMotorFan(2026年9月18日)が予想CG付きで「早ければ2027年にも世代交代する可能性があるようだ」と報じましたが、根拠は「入手している情報などを総合すると」という範囲にとどまり、時期を裏づける公式情報はありません。歴代の切り替えは初代2001年11月/2代目2007年6月/3代目2014年1月/4代目2021年12月発表・2022年1月13日発売で、サイクルは約6〜7年です。
【予想】2026年5月にハイブリッド専用化と内外装の刷新を行い、さらに10月から台湾での併産ラインを立ち上げた直後です。当サイトは、これだけの投資を回収する前に世代交代を仕掛ける可能性は低く、当面は90系の継続販売が既定路線と見ています。外れるとすれば、電動化規制や競合の動きで計画が前倒しされた場合です。待つか今買うかの判断は新型ヴォクシーのフルモデルチェンジ予想|2027年はある?いつ発売かを公式情報で検証に整理しました。

よくある質問
価格・型式・定員・燃費・色・生産地・納期など、検索で実際によく出てくる疑問に短く答えます。回答の1文目に結論を置いてあるので、気になる項目だけ拾い読みしてください。数値はすべて2026年10月13日時点のものです。
- 新型ヴォクシーの価格はいくらですか?
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3,751,000円〜4,380,200円です(税込・’26年4月現在・標準車5仕様)。最安はHYBRID S-Gの2WD、最高はHYBRID S-ZのE-Four。カタログサイトの一部には改良前の価格帯が残っているため、324万円台から始まる表記を見かけたら旧情報だと判断してください。
- 新型ヴォクシーは何人乗りですか?
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標準車は7人乗りと8人乗りです。S-Zは7人乗りのみ、S-Gは7人乗りと8人乗りを選べ、8人乗りは2WDだけ。6人乗りの設定はなく、5人乗りはMODELLISTAのマルチユーティリティ(4,120,600円)のみです。
- ヴォクシーは5ナンバーですか?
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現行90系は全グレードが3ナンバーです。全長4,695mm×全幅1,730mmで、全幅が5ナンバー枠の1,700mmを超えています。5ナンバー枠を求めるなら、グレードによって5ナンバー仕様があるセレナを比較対象にしてください。
- 新型ヴォクシーの型式と「何系」は?
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4代目の90系で、型式は2WDが6AA-ZWR90W、E-Fourが6AA-ZWR95Wです。2026年9月版の主要諸元表からは、S-Zに国瑞汽車製の6AA-ZWR91W(2WD)と6AA-ZWR96W(E-Four)も加わりました。「95系」はE-Fourの型式番号を指す呼び方です。
- ヴォクシーは台湾製と日本製を選べますか?
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選べません。トヨタ公式の主要諸元表に「生産工場は指定いただけません」と明記されています。国瑞汽車製の型式が載っているのはS-Zだけなので、型式の上で国内生産に限られるのはS-Gです。
- ヴォクシーのガソリン車はまだ買えますか?
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標準車の新車では買えません。2026年5月6日発売の一部改良で、ウェルキャブ(福祉車両)を除きハイブリッド車に統一されました。carview!も発表当日にガソリンモデルの打ち切りを報じています。ガソリン仕様が欲しい場合は中古車が選択肢です。
- ヴォクシーの燃費はどのくらいですか?
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WLTCモードで21.8〜23.6km/Lです。最良はS-Gの2WD、最低はS-ZのE-Four。e燃費の集計では2WDの実燃費が16.94km/L(2026年10月13日取得)ですが、90系全体の値で改良後の車両はまだ少数です。
- ヴォクシーのボディカラーは何色ありますか?
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3色です。ニュートラルブラック〈229〉とアーバンロック〈1M6〉が標準色、プラチナホワイトパールマイカ〈089〉が33,000円のメーカーオプション。ニュートラルブラックを選んだときだけバンパーモールが黒塗装になります。
- ヴォクシーの納期はどのくらいですか?
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トヨタ公式の工場出荷目処は「ハイブリッド車:6ヵ月以上」です(2026年10月9日更新)。正規販売店の掲示は千葉トヨペットが2027年4月以降、仙台トヨペットが出荷目安2027年1〜5月で、出荷から店舗到着までさらに19〜20日かかります。
- ヴォクシーとノアはどちらを選ぶべきですか?
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予算最優先ならノア、顔つきで選ぶならヴォクシーです。寸法・パワートレーン・室内寸法は同一で、入口価格はノアが489,500円安い一方、同一グレード同士なら差は50,600〜70,400円まで縮みます。標準ヘッドランプの方式が両車で違う点も確認してください。
- ヴォクシーの値引きはどのくらい出ますか?
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相場と呼べる確定値は存在しません。価格.comの値引き情報にある191件は先代80系を含む全世代の合計で、現行90系の報告は20件(2021年12月〜2026年6月購入分)。本体値引き額は0〜40万円、オプション値引き額は0〜30万円の範囲です。改良後モデルの報告例はHYBRID S-Zで本体20万円(愛知県・2026年6月)でした。
- ヴォクシーにリコールは出ていますか?
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現行90系では2025年10月30日届出の1件があり、修理は無料です。届出番号5731で、不具合の部位はパノラミックビューモニター用制御コンピュータ。国土交通省のリコール届出一覧表ではノア・ヴォクシー分の型式別台数を合算すると193,774台(当サイト算出)、不具合発生件数26件・事故なし。トヨタ公式のリコール情報で車台番号を照会でき、2026年届出のノア・ヴォクシーは2026年10月13日時点で掲載されていません。
まとめ|新型ヴォクシーは「消えた選択肢」と「選べない工場」を理解してから選ぶ車

新型ヴォクシーは、2026年5月の一部改良でハイブリッド専用になり、入口価格が504,900円上がったミドルミニバンです。そこに9月版の諸元表で台湾・国瑞汽車製のS-Zが加わり、「どのグレードを選ぶか」が「どこで作られる可能性があるか」と結びつくようになりました。
- 最安は3,751,000円の S-G
- 国瑞製の型式はS-Zだけ
- 公式の出荷目処は6ヵ月以上
冒頭で「入口価格がなぜ跳ね上がったのか、台湾生産の車がどのグレードに混ざるのか、どれだけ待つのかが分かる状態になる」と書きました。回収します。値上げの正体は2.0Lガソリン車の廃止による選択肢の消滅で、ハイブリッド同士の上げ幅は10万円台から20万円弱。国瑞製の型式はS-Zにしかなく、S-Gは型式上すべて国内生産です。そして納車は、トヨタ公式の「6ヵ月以上」に販売店の掲示(2027年1〜5月)と約3週間の輸送期間を重ねた時期が目安になります。
向いていない人もはっきり書いておきます。予算を350万円以下で組んでいる人、ハイブリッドの動力性能に不満を持ちやすい人(価格.comのエンジン性能はカテゴリ平均を0.26ポイント下回っています)、そして半年以上待てない人。この3つに当てはまるなら、ノアのS-Xや他社ハイブリッドを同時に見積もったほうが納得のいく買い物になるでしょう。

筆者ならS-Gの2WD。燃費でも価格でも上位に勝ち、工場も国内です
次の一歩は3つあります。①トヨタ公式の工場出荷目処と、通える販売会社の納期ページを同じ日に開いて突き合わせる。②見積書で環境性能割が入っていないか、重量税が型式・車両重量の区分どおりか、自賠責が11月以降の料金かを確認する。③S-Zを選ぶなら注文書に併記される型式を確認し、国瑞製が届く可能性を家族と共有しておく。この3つを済ませてから商談に入れば、提示条件が妥当かどうかを自分で判定できます。
値引きの考え方は新型ヴォクシーの値引き【2026】限界はいくら?現行型の実例20件と安く買う方法で、車両本体が渋い局面での組み立て方を整理しています。


参考URL一覧
- トヨタ公式ニュースルーム・ノアならびにヴォクシーを一部改良:https://global.toyota/jp/newsroom/toyota/44214006.html
- トヨタ公式・ヴォクシー主要諸元表PDF(2026年9月版):https://toyota.jp/pages/contents/voxy/004_p_001/pdf/voxy_spec_202609.pdf
- トヨタ公式・ヴォクシー環境仕様PDF(2026年9月版):https://toyota.jp/pages/contents/voxy/004_p_001/pdf/voxy_ecology_202609.pdf
- トヨタ公式・工場出荷時期・納車時期の目処について(2026年10月9日更新):https://toyota.jp/news/delivery/
- GAZOO・ヴォクシー カタログ:https://gazoo.com/catalog/maker/TOYOTA/VOXY/202201/
- GAZOO・ノア カタログ:https://gazoo.com/catalog/maker/TOYOTA/NOAH/202201/
- MODELLISTA公式プレスリリース・マルチユーティリティ:https://www.modellista.co.jp/press/2026/0512_mu/pdf/print.pdf
- ロイター(ニューズウィーク日本版)・トヨタ、台湾で日本向け主力ミニバン生産(2026年5月21日):https://www.newsweekjapan.jp/articles/-/323221?display=b
- carview!・台湾でも生産されるノア/ヴォクシーと国内生産の可能性(2026年8月2日):https://carview.yahoo.co.jp/article/detail/5eaba642463872e820a3e26af298e80e79428163/
- MotorFan・トヨタ「ノア/ヴォクシー」次期型の予想(2026年9月18日):https://motor-fan.jp/article/1626389/
- トヨタ公式・エコカー減税/環境性能割/グリーン化特例:https://toyota.jp/ecocar/about1/
- 日本自動車工業会・エコカー減税対象車一覧(トヨタ・令和8年度税制改正版):https://www.jama.or.jp/operation/tax/eco_car/docs/list/jyouyou_toyota.pdf
- 金融庁・第153回自賠責保険審議会資料(基準料率の改定):https://www.fsa.go.jp/singi/singi_zidousya/siryou/20260430/01_153.pdf
- 資源エネルギー庁・ガソリン全国平均価格の推移(2026年10月5日時点):https://nenryo-teigakuhikisage.go.jp/current_graph.pdf
- 日本自動車販売協会連合会・乗用車ブランド通称名別順位:https://www.jada.or.jp/pages/340/
- トヨタ公式・リコール等情報(2025年10月30日):https://toyota.jp/recall/2025/1030.html
- 国土交通省・リコール届出一覧表PDF(届出番号5731):https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001966737.pdf
- MOTA・ヴォクシーのリセールバリュー(2026年8月20日):https://autoc-one.jp/toyota/voxy/newmodel-5043735/
- MOTA・ホンダ ステップワゴンのグレード別価格:https://autoc-one.jp/honda/stepwgn/newmodel-5016796/
- carview!・ノア/ヴォクシー一部改良(2026年4月10日):https://carview.yahoo.co.jp/article/detail/37783883b0f7388abb8f4584c3042df30663c410/
- 価格.com・ヴォクシー レビュー評価・評判:https://review.kakaku.com/review/70100110019/
- 価格.com・ヴォクシー 値引き情報:https://kakaku.com/kuruma/nebiki/70100110019/
- e燃費・トヨタ ヴォクシー(ハイブリッド)の燃費:https://e-nenpi.com/enenpi/carname/1859
- ガリバー・ヴォクシーの買取相場・査定価格:https://221616.com/satei/souba/toyota/voxy/
- 千葉トヨペット・ヴォクシー(納期情報 2026年10月11日現在):https://www.chibatoyopet.co.jp/newcar/voxy
- 仙台トヨペット・新車車種別納期一覧(2026年10月2日時点):https://www.p-sendai.co.jp/lineup/delivery_date





