「可愛い」の代名詞として多くの女性に愛されてきたスズキの軽自動車「ラパン」。2015年に発売された現行モデルは、なんと10年近くモデルチェンジなしで販売が続けられるロングセラーとなっています。
そんなラパンが、いよいよ2025年内に4代目へと生まれ変わる可能性が高まってきました。新型ラパンは、初のマイルドハイブリッド搭載でエコ性能が大幅向上し、安全装備も充実。丸目ヘッドライトの愛らしいデザインは継承しつつも、より洗練された2ボックスフォルムへと進化すると予想されています。
また、注目すべきは電気自動車「eWX」との関係性。スズキの電動化戦略においてラパンはどう位置づけられるのか?そして、レトロデザインの「ラパンLC」は新型でも継続するのか?10年に一度の大変革を迎えるラパンの最新情報をお届けします。
参考サイト スズキ公式HP
スズキ「ラパン」10年ぶりのフルモデルチェンジへ!2025年デビューの可能性

スズキの人気軽自動車「ラパン」が、2025年に10年ぶりとなるフルモデルチェンジを迎える可能性が高まっています。現行の第3世代モデルは2015年6月に登場し、その愛らしいデザインと使い勝手の良さで長く支持され続けてきました。通常の自動車モデルサイクルは6〜7年程度ですが、ラパンは例外的に10年という長期間にわたり販売が継続されています。
現行モデルの歴史と長期販売の背景
現行のラパンは2015年に登場した3代目モデルです。初代は2002年に発売され、アルトをベースにしながらも独自のかわいらしいデザインを採用し、特に女性ユーザーから絶大な支持を集めました。マツダへのOEM供給も行われ「スピアーノ」として販売されていた時期もあります。
ポイント
- 2019年の一部改良:予防安全技術「スズキセーフティサポート」が全グレードに標準装備
- 2022年のLCモデル追加:レトロなデザインの派生モデル「ラパンLC」が追加され、ラインナップを強化
- 2023年の価格改定:原材料費上昇による価格改定が行われ、販売継続を示唆
通常であれば、すでに新型アルトが2021年12月にフルモデルチェンジされていることから、派生モデルであるラパンも近いタイミングでモデルチェンジが行われるはずでした。しかし、スズキはラパンLCというレトロな派生モデルを投入するなど、現行モデルの販売期間を延長する戦略を取ってきました。

ラパンって10年も同じモデルが続いているなんて珍しいね!それだけ愛されている証拠かも。私も街中でよく見かけるし、かわいいデザインが多くの人の心を掴んでいるんだろうな
なぜラパンは10年も人気が続いているのか
ラパンがこれほど長く人気を維持できている理由は、他の軽自動車にはない独自の魅力を持ち続けているからです。特に、女性ユーザーをターゲットにした「かわいさ」と日常での使いやすさを両立させた設計が、時代を超えて支持されています。
ポイント
- ユニークなデザイン:丸目ヘッドライトを中心とした愛らしいエクステリア
- 視認性の良さ:ボンネットフードが見やすく、運転が苦手な人にも扱いやすい
- 居住性の高さ:コンパクトなボディながらも室内空間を最大化した設計
- 豊富なカラーバリエーション:個性的なボディカラーと2トーンルーフも用意
また、スズキが「ラパン」を特別視しているという背景もあります。開発者インタビューによると、「他車と共通化できないのか」という社内の議論があっても、ラパンはスズキの中で特別扱いされており、独自の路線を維持できたということです。この「特別感」がユーザーにも伝わり、長く愛される要因となっています。

うさぎ(ラパン)のモチーフがあちこちに隠れていたり、細かいところまでこだわりを感じるのが素敵!ただ可愛いだけじゃなくて乗りやすさもあるから、長く選ばれ続けているんだね

新型ラパンの予想デザイン – 可愛さはそのままに進化する外観

2025年に登場すると予想される新型ラパンは、現行モデルの「可愛らしさ」「キュート」といったデザインコンセプトを継承しながらも、より洗練されたエクステリアになると予測されています。複数の自動車メディアや業界専門家によると、完全な2ボックスデザインに刷新される可能性が高いとされています。
完全2ボックスデザインへの刷新予想
新型ラパンは、よりスタイリッシュな2ボックスデザインに進化すると予想されています。サイドビューではキャラクターラインに段差を持たせ、アンダー部分にも凹みを入れることで立体感を強調。全体的なシルエットは現行モデルの「まるい」「しかくい」というデザインコンセプトを踏襲しながらも、より洗練された印象になると見られています。
ポイント
- ルーフデザイン:2トーンカラーを活かしたスタイリッシュなルーフライン
- 立体的なボディ:側面に立体感を持たせたキャラクターライン採用
- ワイド感の強調:横方向に広がりを感じさせるフロントデザイン
ボディサイズについては、軽自動車規格の制約内で最大限の広さを確保する設計が予想されます。全長3,395mm、全幅1,475mm程度と現行モデルから大きな変更はないものの、プラットフォームの刷新により居住空間は若干広くなると予測されています。

新型はより立体的で現代的なデザインになりそうだね!でも、ラパンらしい可愛らしさは残してほしいな。ボディサイズはそのままでも室内が広くなるのは嬉しいポイント!
丸目ヘッドライトの継承とLEDデイタイムランニングライト採用
ラパンの象徴的な丸目ヘッドライトは新型でも継承されると予想されています。ただし、最新のLED技術を取り入れ、LEDデイタイムランニングライトを組み込んだ先進的なデザインになると見られています。特に、アンダーグリルの大型化と組み合わせることで、現行モデルよりもさらに表情豊かなフロントマスクになるでしょう。
ポイント
- 丸目ツインヘッドライト:ラパンの伝統的なデザイン要素を継承
- LEDテクノロジー:省エネと視認性を高めるLEDヘッドライト標準装備
- デイタイムランニングライト:昼間の視認性向上と先進的な印象を与えるデザイン
現行型ラパンLCで採用されたレトロな雰囲気のフロントデザインも、新型の一部グレードで継承される可能性があります。初代フロンテ360を彷彿とさせるデザイン要素が、新型でも何らかの形で取り入れられることが期待されています。

丸目ヘッドライトは絶対残して欲しい!それがラパンの最大の特徴だもの。LEDで省エネになりながらもレトロ感が残るなんて、最高の進化だと思う。LCのようなレトロデザインも継続してほしいな
2トーンカラーでオシャレ感アップ
現行モデルでも人気のある2トーンカラーは、新型でさらに充実すると予想されています。特に、ルーフ部分とボンネット部分を異なる色で塗り分けることで、よりスタイリッシュな印象を強調するデザインが採用されるでしょう。
ポイント
- 多彩なカラーバリエーション:フォーンベージュ、トラッドカーキなどのアースカラーを中心に展開
- 2トーンルーフ:ソフトベージュやアーバンブラウンのルーフカラーでアクセント
- 専用色の設定:グレード別に専用カラーの設定も予想される
カラーラインナップは、現行モデルで好評のテラコッタピンクメタリックやオフブルーメタリックなどの個性的な色調に加え、新型では新たなトレンドカラーも追加されると予想されます。また、インテリアとの調和を考慮した配色も特徴になるでしょう。

ラパンのカラーバリエーションって本当に魅力的!2トーンカラーが増えるとさらに選ぶのが楽しくなりそう。個性的なカラーが多いから、街中で見かけても「あっ、ラパンだ!」ってすぐわかるよね

待望のマイルドハイブリッド搭載!新型ラパンのパワートレイン
新型ラパンの最大の技術的進化として、初めてのマイルドハイブリッドシステム搭載が予想されています。これにより、燃費性能と走行フィールの両面で大きな進化が期待できます。新型アルトですでに採用されている最新の動力技術が、ラパンにも導入される見込みです。
R06D型エンジンと新世代CVTの組み合わせ
新型ラパンには、自然吸気の660cc直列3気筒「R06D型」エンジンにマイルドハイブリッドシステムを組み合わせたパワートレインが搭載される可能性が高いとされています。この組み合わせにより、静粛性と低燃費、スムーズな加速が実現すると期待されています。
ポイント
- R06D型エンジン:新型アルトで採用されている高効率エンジン
- ISGモーター:発電機とモーター機能を兼ね備えたシステム
- リチウムイオンバッテリー:減速時のエネルギー回生と加速時のアシスト機能
また、新型アルトで導入された新世代のCVT(無段変速機)も採用され、エンジンとの協調制御により、加速性能と燃費性能のバランスが大きく向上すると予測されています。停車時のエンジン自動停止システムも進化し、より自然な再始動が実現するでしょう。

マイルドハイブリッドが搭載されるなんて嬉しい!燃費も良くなるし、発進時のモーターアシストで街中の運転もラクになりそう。環境にも優しいラパンになるんだね!
期待される燃費性能の向上と走行フィール改善
マイルドハイブリッドシステムの搭載により、現行モデルからさらに燃費性能が向上すると予想されています。現行ラパンは2WDモデルでJC08モード35.6km/L、WLTCモードで26.2km/Lの燃費性能を持ちますが、新型では大幅な向上が期待されます。
ポイント
- WLTCモード燃費:30km/L以上の高燃費を実現する可能性
- アイドリングストップ機能:より洗練された停止・再始動システム
- 回生ブレーキ:減速時のエネルギーを効率的に回収
加速時のモーターアシスト機能により、市街地での発進もスムーズになり、より快適な走行フィールが実現します。また、軽量化技術の採用により、ハイブリッドシステム搭載による重量増加を最小限に抑え、軽快な走りを維持する設計になると予想されています。

30km/L以上の燃費ってすごい!給油頻度が減れば家計にも優しいし、長距離ドライブも安心だね。軽量化とハイブリッドの組み合わせで、走りも良くなればもう文句なしだわ
軽量化技術による居住性向上の工夫
新型ラパンでは、最新の軽量化技術が随所に採用されると予想されています。高張力鋼板の使用拡大や樹脂部品の最適化などにより、車体剛性を高めながらも軽量化を実現。これにより、燃費性能の向上だけでなく、室内空間の拡大にも貢献します。
ポイント
- 高張力鋼板:車体の軽量化と剛性向上を両立
- バイオエンプラ素材:三菱化学との共同開発による環境配慮型樹脂の採用
- パッケージング最適化:ハイブリッドバッテリーの効率的な配置による室内スペースの確保
これらの軽量化技術は、走行性能の向上だけでなく、室内の居住性にも良い影響を及ぼします。特に、リアシートの居住性が向上し、現行モデル以上に実用的な室内空間が確保されると期待されています。

車体が軽くなれば運転もしやすいし、燃費も良くなるんだね!環境に配慮した素材を使うのも時代にあってていいと思う。室内が広くなるのは、ショッピングやお出かけに便利だな
新型ラパンvs「eWX」- 電気自動車への移行はあるのか

スズキは2023年のジャパンモビリティショーで「eWX」という電気自動車(BEV)のコンセプトモデルを発表しました。このモデルはラパン、特に初代から2代目にかけての角丸長方形デザインを継承しており、ラパンの未来形とも言えるデザインを持っています。新型ラパンとeWXの関係性について考察してみましょう。
ジャパンモビリティショーで発表されたeWXコンセプト

eWXは、「実用性とワクワクを兼ね備えた軽EV」というコンセプトで開発されたモデルです。全長3,395mm、全幅1,475mm、全高1,670mmというコンパクトなボディサイズながら、一回の充電で最大230kmの走行が可能とされています。
ポイント
- 角丸長方形デザイン:初代ラパンを彷彿とさせるレトロモダンなスタイル
- EVならではのインテリア:フラットなフロアと開放的な室内空間
- ポップなカラーリング:グレーボディに高彩度のアクセントカラーを配した未来的デザイン
eWXは、スズキが2030年までに国内で導入予定の6種類のBEVのうちの1つとして位置づけられており、軽規格の乗用EVとして早ければ2025年に発売される可能性があります。

eWXのデザイン、ちょっとレトロでかわいいね!角丸のフォルムはまさにラパンの原点回帰という感じ。電気自動車だと充電の心配もあるけど、230kmも走れば日常使いには十分かな
ラパンのデザイン継承とBEV化の可能性

eWXがラパンの後継モデルとなるのか、それとも別系統として展開されるのかについては、様々な見方があります。一つの可能性としては、伝統的なエンジン車としての新型ラパンとBEVモデルのeWXが並行して展開されるというシナリオです。
ポイント
- デザインコンセプトの継承:eWXは初代ラパンのデザイン要素を現代的に解釈
- 並行展開の可能性:エンジン車とEVが並行して販売される期間があるかも
- 段階的な移行:マイルドハイブリッド→EV化という流れの可能性
もう一つの可能性としては、マイルドハイブリッド搭載の新型ラパンが一定期間販売された後、完全にeWXベースの電気自動車へと移行するというシナリオも考えられます。この場合、ラパンの名前が残るかどうかは不明ですが、デザインコンセプトとしての継承は確実視されています。
スズキの電動化戦略における新型ラパンの位置づけ
スズキは2030年度までに日本市場向けに6台のBEVを導入する計画を発表しています。この中には軽ワゴンボディのシルエットを持つモデルも含まれており、eWXはその一角を担うと考えられています。
ポイント
- 2030年目標:国内6モデルのBEV展開(「ワゴンR EV」「ハスラー EV」「eWX」など)
- 段階的な電動化:先行してマイルドハイブリッド技術を全車種に展開
- インド市場への展開:日本で培った電動化技術をグローバル展開
スズキの電動化戦略において、ラパンはまず2025年にマイルドハイブリッド搭載の新型モデルが登場し、その後2030年までにはeWXをベースとしたEVモデルへと発展していく可能性が高いと見られています。ラパンは女性ユーザーを中心とした支持基盤があるため、EVへの移行においても先行モデルとしての役割が期待されています。

スズキはEVへの移行を段階的に進めているんだね。まずはマイルドハイブリッドで燃費を良くして、その後フルEVへ。ラパンは女性ユーザーが多いから、最新技術を取り入れたモデルを出すことでEVへの移行を後押しする狙いもありそう
安全性能と快適装備が大幅進化!新型ラパンの予想装備

新型ラパンでは、安全装備と快適性能が大幅に進化すると予想されています。現行モデルでもデュアルカメラブレーキサポートなどの先進安全装備が採用されていますが、新型ではさらに進化したスズキセーフティサポートの搭載が期待されています。
進化するスズキセーフティサポート
新型ラパンには、最新のスズキセーフティサポートが全グレードに標準装備されると予想されています。現行モデルで採用されている衝突被害軽減ブレーキや誤発進抑制機能などに加え、さらに進化した安全技術の搭載が期待されています。
ポイント
- デュアルカメラブレーキサポート:夜間の歩行者検知能力が向上
- 全方位モニター:3Dビュー表示機能の追加でさらに駐車が簡単に
- 車線逸脱警報機能:高度化されたセンシング技術による精度向上
- アダプティブクルーズコントロール:上位グレードに搭載される可能性
また、360°プレミアムUV&IRカットガラスの採用により、紫外線・赤外線から乗員を守りながら車内の快適性を高める機能も期待されています。現行モデルで一部グレードにのみ採用されていた安全装備が、新型では標準装備化される可能性も高いでしょう。

安全装備が充実するのは本当に嬉しい!小さい車だからこそ安全性は大事だよね。全方位モニターは駐車が苦手な私にとって強い味方になりそう。紫外線カットも女性には嬉しいポイント!
快適装備の充実(電動パーキングブレーキ、フルオートエアコンなど)
新型ラパンでは、快適装備も大幅に強化されると予想されています。特に注目されるのは、スズキの軽自動車では採用例の少ない電動パーキングブレーキが新たに採用される可能性です。これにより、オートブレーキホールド機能と組み合わせた高い利便性が実現します。
ポイント
- 電動パーキングブレーキ:ボタン一つで操作できる便利な機能
- オートブレーキホールド:信号待ちなどでブレーキを踏み続ける必要がなく疲労軽減
- 「ナノイーX」搭載フルオートエアコン:空気清浄機能付きで快適な室内環境を実現
- USB電源ソケット(Type-A/Type-C):全グレードに標準装備で多様なデバイスに対応
また、各所の収納スペースや使い勝手も改良され、特に女性ユーザーの声を反映したカップホルダーやスマートフォン置き場などの装備も充実すると予想されています。シート素材も高級感が増し、長時間乗っても疲れにくい設計になるでしょう。
インフォテインメント機能の刷新
新型ラパンでは、インフォテインメントシステムも大幅に刷新される見込みです。現行モデルにも搭載されている7インチのタッチスクリーンディスプレイは、新型ではさらに機能が向上し、スマートフォン連携機能も強化されると予想されています。
ポイント
- ディスプレイオーディオ:より見やすく操作しやすいインターフェース
- スマートフォン連携:Apple CarPlay/Android Auto対応で使いやすさ向上
- 高音質スピーカー:上質な音響空間を実現
- マルチインフォメーションディスプレイ:うさぎキャラクターの進化版採用
また、マルチインフォメーションディスプレイには、現行モデルでも人気のうさぎキャラクターの進化版が採用され、よりかわいらしく、わかりやすい表示になると期待されています。誕生日や記念日の通知機能など、ラパンならではの遊び心ある機能も継続されるでしょう。

スマホ連携が強化されるのは嬉しいね!音楽も地図もスマホからそのまま使えるのが便利。メーターのうさぎキャラクターは絶対残してほしい!誕生日に音楽を流してくれる機能、すごく可愛いよね
ラパンLCは継続?新型ラパンのバリエーション予想

2022年に追加された「ラパンLC」は、レトロなデザインの派生モデルとして人気を集めています。新型ラパンにおいても、このレトロテイストのバリエーションが継続されるのか、また新たなグレード展開はどうなるのかについて見ていきましょう。
レトロデザイン人気のラパンLCの今後
「ラパンLC」は1967年発売のスズキ「フロンテ360」をモチーフとしたレトロなデザインが特徴で、特にグリルデザインが注目を集めています。新型ラパンでも、このレトロテイストのデザインは何らかの形で継承される可能性が高いとされています。
ポイント
- レトロデザインの継承:クラシカルなフロントグリルなど、LC独自のデザイン要素の進化
- 高級感のあるインテリア:革調シートや木目調パネルなど、上質な内装
- 専用カラーリング:LCならではの落ち着いた色調のカラーバリエーション
ラパンLCは、従来のラパンとは異なるテイストを持つことで、より幅広いユーザー層に訴求しています。特に男性ユーザーにも受け入れられるデザインとして注目されており、新型モデルでもこの路線は継続されると予想されています。

ラパンLCのレトロなデザイン、本当にステキ!私も街中で見かけるとつい見てしまう。新型でもこのデザインが継続されるなら、選択肢が広がって嬉しいな。男性でも抵抗なく乗れるのもポイント高いと思う
予想されるグレード構成とボディカラー展開
新型ラパンのグレード構成は、現行モデルの「G」「L」「X」の3グレード体系に準じた形になると予想されますが、マイルドハイブリッド搭載により、「ハイブリッドG」「ハイブリッドL」「ハイブリッドX」といった名称になる可能性もあります。
ポイント
- ベーシックグレード:必要十分な装備を持つエントリーモデル
- ミドルグレード:LED標準装備などバランスの取れた中間モデル
- 上級グレード:先進安全装備や快適機能が充実した最上位モデル
- LC仕様:レトロなデザインを採用した派生モデル
ボディカラーについては、現行モデルで人気のテラコッタピンクメタリックやフォーンベージュメタリックなどのアースカラーは継続しつつ、新たなトレンドカラーも追加されると予想されます。特に2トーンルーフのバリエーションがさらに拡充される可能性が高いでしょう。

グレード展開は基本的には今までと同じ形式かな。ハイブリッド搭載でグレード名が変わるかもしれないけど、上位グレードほど装備が充実する形は変わらなさそう。アースカラーの落ち着いた色合いが多いラパンならではのカラーラインナップにも期待!
スポーツモデル「SS」復活の可能性は?
初代ラパンには「ラパンSS」というスポーツモデルが存在していました。ターボエンジン搭載で5速MTも選べるスポーティーな仕様が特徴で、男性ユーザーを中心に高い人気を博しました。新型ラパンでこのスポーツモデル「SS」が復活する可能性はあるのでしょうか?
ポイント
- スポーツモデルの需要:中古市場でも人気が高いSS仕様
- アルトワークスとの関係:ベース車のスポーツモデルとの差別化
- 新世代ユーザーの開拓:若い男性ユーザー層の取り込みに効果的
業界専門家によると、SS復活の可能性は低いものの、LC仕様のスポーティーバージョンとして「ブラックスタイル」のようなカスタマイズモデルが拡充される可能性はあるとされています。また、マイルドハイブリッドの特性を活かした「爽快な走り」を訴求するグレードが登場する可能性も考えられます。
まとめ:新型ラパンはマイルドハイブリッドで進化する魅力的な一台に

2025年に登場すると予想される新型ラパンは、10年ぶりのフルモデルチェンジで大きく進化することが期待されています。マイルドハイブリッドの採用による燃費性能の向上、デザインの刷新、安全装備の充実など、多方面での進化が予想されています。
また、同時期にはスズキの電動化戦略の一環として、eWXコンセプトをベースとしたEVモデルの登場も期待されており、ラパンの将来像として注目されています。従来の「かわいらしさ」は継承しながらも、環境性能や安全性、快適性に磨きをかけた新型ラパンの登場に、今から期待が高まります。
現行ラパンの駆け込み購入を検討される方も多いでしょうが、新型のスペックを考えると、新モデルの登場を待つ選択肢も十分ありえます。今後も随時情報が更新される予定ですので、引き続き注目していきましょう。

10年ぶりのフルモデルチェンジ、ワクワクするね!マイルドハイブリッドで燃費も良くなって、安全装備も充実して、それでいて可愛らしいデザインは残る…最高の進化じゃない?2025年の発売が今から楽しみ!