レクサスのエントリーSUVとして人気の「UX」。そのUXに「生産終了」「廃盤」といった気になる噂が飛び交っています。一方で、「2026年にフルモデルチェンジで激変する」という期待の声も高まっています。
「UXは本当になくなってしまうの?」
「次のモデルチェンジはいつ?」
「新しいUXはどう変わるの?」
この記事では、そんなあなたの疑問にすべてお答えします。最新の公式情報や信頼できる情報を基に、レクサスUXの未来を徹底的に深掘りしました。この記事を読めば、UXの現状と、これから訪れる驚きの進化の全貌が明らかになります。
レクサスUXの次期フルモデルチェンジは2026年頃と予想されており、廃盤にはなりません。現行モデルは2026年から2027年にかけて生産を終了しますが、これは次世代モデルへの移行準備のためです。
この記事の要点まとめ
- UXは廃盤ではなく2026年頃にフルモデルチェンジ濃厚
- 現行モデルは2026~2027年にかけて生産終了予定
- 次期型は室内空間拡大と新世代パワートレインが目玉
- BEVモデルは航続距離800kmを目指すとの噂も
- 2025年モデルは「UX300h」としてすでに性能向上済み
出典レクサス公式HP
【衝撃の真相】レクサスUX「廃盤・生産終了」の噂を徹底解明!

まず、多くの方が最も気にしている「UXはなくなるのか?」という疑問からお答えします。
結論:UXは無くならない!進化のためのモデル末期
結論から言うと、レクサスUXが車種として廃盤になる可能性は極めて低いです。現在広まっている「生産終了」の噂は、あくまで「現行モデル」の生産が終了するという意味合いが強く、次世代の新型UXへのバトンタッチを意味しています。

むしろ、UXはレクサスの電動化戦略において重要な役割を担うモデルとして、さらに進化を遂げることが期待されています。
なぜ「生産終了」の噂が?ガソリン車UX200の終焉
では、なぜこのような噂が広まったのでしょうか。大きなきっかけは、ガソリンエンジンモデル「UX200」の生産が2023年12月をもって終了したことです。
これは、レクサスがブランド全体で推し進める電動化ビジョン「Lexus Electrified」に基づく戦略的な決定です。今後、純粋なガソリンエンジン車を減らし、ハイブリッド(HEV)や電気自動車(BEV)に注力していくというブランドの明確な意思表示と言えるでしょう。
現行ハイブリッド/EVも生産終了へ?その時期と背景

ガソリン車に続き、現行のハイブリッドモデル「UX300h」とEVモデル「UX300e」についても生産終了の具体的な時期が報じられています。
日刊工業新聞の報道によると、国内向けの生産終了時期は以下の通りです。
- UX300e(EVモデル): 2026年3月末で生産終了
- UX300h(ハイブリッドモデル): 2027年3月末で生産終了
海外向けも2027年末頃までに順次生産を終了する計画とされています。この情報が、「UX廃盤」の噂をさらに加速させました。しかし、これも前述の通り、次期フルモデルチェンジに向けた計画的な生産終了と捉えるのが自然です。
新星「LBX」登場との関係性

UXの動向を語る上で欠かせないのが、2023年に登場した新型コンパクトSUV「LBX」の存在です。LBXはUXよりもさらにコンパクトで、価格帯も抑えられています。

このLBXの登場により、UX200は価格帯が重複し、販売戦略上、整理統合の対象となった側面があります。今後のレクサスのラインナップでは、
- LBX: 新たなエントリーモデルとして、より幅広い層へアピール
- UX: LBXの上位に位置し、より上質で高性能なコンパクトSUVとしての役割を明確化
という棲み分けが進むと考えられます。UXは決してLBXに取って代わられるのではなく、新たなステージへとステップアップするのです。
【実は進化済み】2025年モデル「UX300h」の変更点を速攻レビュー
「次のモデルチェンジまで待てない!」という方、ご安心ください。実はレクサスUXは、2025年モデルとしてすでに大幅な進化を遂げています。2023年12月の改良で、従来の「UX250h」は、よりパワフルな「UX300h」へと生まれ変わりました。
名前だけじゃない!UX250hからの驚くべき進化点
「UX300h」への名称変更は、伊達ではありません。中身は大きく進化しています。
- 新世代パワートレイン: レクサスの最新技術である第5世代ハイブリッドシステムを搭載。
- パワーアップ: システム最高出力が従来の184PS(135kW)から199PS(146kW)へと、実に8%も向上しました。これにより、アクセル操作に対する応答性が高まり、より伸びやかで気持ちの良い加速フィールを実現しています。
- 燃費性能も向上: パワーアップと同時に燃費性能も改善されており、WLTCモードで23.4km/L~26.3km/Lという優れた数値を達成しています。
モデル | システム最高出力 | 燃費 (WLTCモード) |
---|---|---|
UX300h (2025) | 199PS | 23.4~26.3km/L |
UX250h (旧型) | 184PS | 21.6~22.8km/L |
走りはどう変わった?よりスムーズで上質に

パワーアップに加え、走り全体の上質さも向上しています。
- シフトバイワイヤ技術: シフト操作を電気信号で行う「シフトバイワイヤ」を新たに採用。より素早くスムーズなシフトチェンジが可能になりました。
- 走行安定性と乗り心地: ボディ剛性の強化やサスペンションのチューニングにより、ドライバーの意図に忠実なハンドリングと、しなやかで快適な乗り心地を両立しています。
装備もアップデート!安全性と利便性が向上

- 先進安全装備: 予防安全パッケージが最新の「Lexus Safety System+ 3.0」に進化。検知範囲の拡大や機能向上により、さらに安全なドライブをサポートします。
- メーターディスプレイ: 上級グレードには、視認性に優れた12.3インチのフル液晶メーターが標準装備されました。
- 新色の追加: 新たに「カッパー クレスト」という上品で華やかなボディカラーが選択可能になっています。
このように、2025年モデルのUX300hは、モデル末期とは思えないほど大幅な商品力向上を果たしており、「完成形」とも言える熟成度を誇ります。
【未来予想】2026年登場?次期レクサスUXフルモデルチェンジの全貌
現行モデルの完成度もさることながら、やはり気になるのは次世代の新型UXです。様々な情報から、その驚くべき進化の姿が見えてきました。
発売日はいつ?最速で2026年3月か
複数の自動車専門メディアが、次期UXのフルモデルチェンジ時期を2026年から2027年頃と報じています。特に有力な情報として、2026年3月に登場するという具体的な予測も出ています。
エクステリアはこう変わる!「スピンドルボディ」で大胆に変身か

次期UXのデザインで最も注目されるのが、新型RXやLBXで採用されたレクサスの新デザイン言語「スピンドルボディ」の採用です。これは、従来のスピンドルグリルをさらに進化させ、ボディとグリルを一体化させたシームレスで立体的なデザインです。
RXは、次世代LEXUSのデザインランゲージ確立に向けた挑戦として、機能的本質や動的パフォーマンスに根差したプロポーションと独自性の追求をめざしています。動的性能に基づく独創的なパッケージに、スピンドルボディという新しい考え方の塊と艶やかな面質によるRXらしい力強さと美しさの両立を追求。LEXUSの新しい走りをイメージさせる造形の表現に挑戦しました。
これにより、次期UXはより低重心でダイナミック、そして電動化時代にふさわしい先進的なエクステリアを手に入れると予想されます。クーペのような流麗なルーフラインを持つ、よりアグレッシブなフォルムになるという見方もあります。
内装の質感は?弱点だった「狭さ」は克服されるのか

現行UXの数少ない弱点として指摘されてきたのが、後席を中心とした室内空間の狭さです。しかし、次期モデルではこの点が大きく改善される見込みです。
- 新プラットフォーム採用: 現行の「GA-Cプラットフォーム」をさらに進化させた新世代プラットフォームを採用。
- ホイールベース延長: ホイールベース(前輪と後輪の間の距離)を延長することで、特に後席の足元スペースが大幅に拡大されると期待されています。
- 新世代インフォテインメント: 新型ESなどで採用が見込まれるトヨタの次世代車載OS「Arene(アリーン)」の一部が導入され、インフォテインメントシステムが大幅に進化する可能性があります。AI技術を活用し、まるで執事(バトラー)のようにドライバーをサポートする次世代音声認識機能の搭載も噂されています。
パワートレイン大刷新!BEV専用モデルになる可能性も

次期UXの心臓部であるパワートレインは、レクサスの電動化戦略を象徴するラインナップになると予想されています。
- 新世代ハイブリッド: ハイブリッドモデルは継続される見込みですが、エンジンが刷新される可能性があります。一説には、新開発の1.5Lターボエンジンをベースにした、より高効率でパワフルなシステムになると言われています。
- 高性能BEV(電気自動車): BEVモデルは劇的な進化を遂げるかもしれません。
- 航続距離: 現行の500km台から、一気に800kmレベルへの大幅な延長が目標とされています。
- パフォーマンス: 前後にモーターを搭載するデュアルモーターAWDシステム「DIRECT4」を採用し、最高出力は350psを超えるという驚異的なスペックも噂されています。
- BEV専用モデル化の可能性: 一部の情報では、次期UXはBEV専用モデルとして生まれ変わる可能性も指摘されています。これは、UXがレクサスのBEVラインナップの先駆けとなることを意味します。
- PHEV(プラグインハイブリッド)の追加: ハイブリッドとBEVに加え、PHEVモデルが追加される可能性も考えられます。
安全性能も次世代へ

安全性能も抜かりはありません。現在最新の「Lexus Safety System+ 3.0」から、さらに進化した「Lexus Safety System+ 4.0」の搭載が見込まれます。これにより、対応できる運転シーンがさらに拡大し、より安心・安全なドライブが実現します。
気になる価格はどうなる?
これだけの進化を遂げるとなると、価格の上昇は避けられないでしょう。
現行のUX300hが約450万円~570万円の価格帯であることを考えると、次期モデルは様々な機能向上を反映し、スタート価格が500万円前後、高性能なBEVモデルは700万円~800万円台になる可能性も十分に考えられます。
現行UX300hと次期UX、待つべきか?今買うべきか?
これまでの情報を踏まえ、「今すぐ欲しいけど、新型も気になる…」と悩んでいる方のために、それぞれのメリット・デメリットを整理しました。
今、現行UX300hを買うメリット
- 完成度の高さ: 2025年モデルは熟成の域に達しており、品質が安定している。
- デザインが好み: 現行のデザインが気に入っているなら、最高の選択。
- 納期の速さ: フルモデルチェンジ直後のような長い納期を待つ必要がない。
- 価格: 次期型よりは確実に安価に購入できる。
次期UXを待つメリット
- 最新の技術: 最新のデザイン、パワートレイン、安全装備を手に入れられる。
- 性能の向上: 室内空間の広さや動力性能など、現行の弱点が改善される。
- リセールバリュー: 新型であるため、高いリセールバリューが期待できる。
結論としては…「現行のデザインが好きで、すぐにでも上質なコンパクトSUVに乗りたい」という方は、完成度の高い現行UX300hの購入がおすすめです。「最新技術やより広い室内空間に魅力を感じる」「時間はかかっても最高のUXが欲しい」という方は、次期フルモデルチェンジを待つ価値が大いにあります。
【ライバル車比較】次期レクサスUXの立ち位置は?
次期UXは、国内外の強力なライバルとしのぎを削ることになります。
レクサス内での比較:LBX vs 新型UX vs NX

- LBX: よりパーソナルでカジュアルな使い方を想定。価格も最も手頃。
- 新型UX: 上質さと先進性を両立。都市部での使いやすさと、十分な室内空間を求める層に最適。
- NX: よりファミリーユースを意識した、堂々としたサイズ感と豪華な装備が魅力。

次期UXは、LBXでは物足りないがNXでは大きすぎると感じるユーザーにとって、まさに「ジャストサイズ」のプレミアムSUVという独自のポジションを確立するでしょう。
輸入車コンパクトSUVとの比較:BMW X1/X2, メルセデス GLA, アウディ Q3

- BMW X1/X2: 「駆けぬける歓び」を標榜するスポーティな走りが魅力。
- メルセデス・ベンツ GLA: 上質な内外装と先進的なMBUXが特徴。
- アウディ Q3: 洗練されたデザインとバーチャルコックピットなどデジタル装備が先進的。

これらの強力なライバルに対し、次期UXはレクサスならではの圧倒的な静粛性、信頼性の高さ、そして高性能な電動パワートレインを武器に戦うことになります。

特にBEVモデルの航続距離とパフォーマンスが噂通りであれば、このクラスのゲームチェンジャーとなる可能性を秘めています。
参考サイト BMW公式HP ベンツ公式HP アウディ公式HP
【みんなの声】レクサスUXの評価・口コミまとめ
最後に、現行UXに対するユーザーの評価を見てみましょう。次期型でこれらの点がどうなるかを考えるのも面白いかもしれません。
良い評判:デザイン、サイズ感、燃費、品質
- 「都会的でスタイリッシュなデザインがとにかくカッコいい」
- 「日本の道路事情に合ったサイズで運転しやすい」
- 「ハイブリッドの燃費が良く、お財布に優しい」
- 「さすがレクサス。内外装の質感が高く、故障の心配がない」
これらの長所は、次期型でも間違いなく継承、あるいはさらに磨きがかけられるでしょう。
悪い評判:「狭い」「パワー不足」は次期型で改善されるか?
- 「後部座席や荷室が狭く、ファミリーユースには厳しい」
- 「(UX250hは)高速道路での追い越しなどでもう少しパワーが欲しいと感じることがある」
これらのネガティブな意見は、開発陣も当然把握しているはずです。前述の通り、次期UXではプラットフォーム刷新による室内空間の拡大と、パワートレインの性能向上によって、これらの弱点はほぼ解消されると見て間違いありません。
新型レクサスUXに対するよくある質問
- Q1: 結局、レクサスUXの次期モデルチェンジはいつですか?
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A1: 正式な発表はありませんが、2026年3月から2027年にかけてフルモデルチェンジされるという情報が有力です。
- Q2: レクサスUXは本当に廃盤・生産終了になるのですか?
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A2: いいえ、車種として廃盤になるわけではありません。現行モデルの生産が2026年~2027年にかけて終了し、その後、全面的に刷新された2代目モデルが登場する予定です。
- Q3: 次期レクサスUXの価格はいくらくらいになりますか?
-
A3: 大幅な性能向上に伴い、価格も上昇すると予想されます。現行モデルより数十万円高い、500万円前後からのスタートになる可能性があります。高性能なBEVモデルは700万円を超えることも考えられます。
- Q4: 新型LBXが出たことで、UXの役割はどうなりますか?
-
A4: LBXが新たなエントリーモデルとなり、UXはLBXよりワンランク上の、より上質で高性能なコンパクトSUVというポジションになります。直接競合するのではなく、レクサスのSUVラインナップを強化する関係です。
- Q5: 現行のUX200(ガソリン車)はもう買えないのですか?
-
A5: はい、UX200は2023年12月をもって新車の生産を終了したため、現在は購入できません。中古車市場ではまだ流通しています。
- Q6: 次期UXは電気自動車(BEV)だけになるのですか?
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A6: BEV専用モデルになるという噂もありますが、高性能な新世代ハイブリッドモデルも併売される可能性が高いと見られています。ユーザーの選択肢は維持されると考えられます。
- Q7: 2025年にフルモデルチェンジされるレクサス車はありますか?
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A7: 2025年は、新型「ES」が世界初公開されましたが、日本発売は2026年春の予定です。その他、RX、GX、LM、NX、LX、ISなどが年次改良や一部改良、新グレード追加を行いますが、完全なフルモデルチェンジは予定されていません。2025年は既存モデルの熟成が進む年と言えます。