新型RAV4の納期とは、注文してから車両が工場を出荷され納車されるまでの期間で、2026年9月26日時点ではメーカーも販売店も期間そのものを公表していません。
トヨタ公式の納期目処ページ(9月18日更新)はRAV4を「詳しくは販売店にお問い合わせください」とし、正規販売店2社も9月19〜20日時点で「停止」「お問合せ」の表示。KINTOは取り扱いを止め、9月版の納期一覧からはRAV4の行そのものが消えました。受注再開の見通しと、報道された増産の中身を数字で読み解きます。
この記事のポイント
- トヨタ公式も販売店も期間なし
- KINTO納期一覧からRAV4が消えた
- 受注再開の公式発表はまだない
- 増産4,200台はRAV4単独でない
- 「全国平均◯ヶ月」は成立しない
公開日:2026年9月23日 / 最終更新日:2026年9月26日
新型RAV4の納期は「販売店にお問い合わせ」。2026年9月26日時点で期間は誰も出せない

結論から言うと、2026年9月23日時点で納期を月数で答えられる公式情報はありません。メーカーの公式ページも販売店のページも、RAV4だけが期間ではなく「お問い合わせ」「停止」という表示になっています。
トヨタ公式と正規販売店2社の表示を並べる
3つの公式ページを同じ週に確認しました。ハリアーには期間が出ているのに、RAV4だけが例外になっているのがわかります。
| 情報源 | 時点 | RAV4 | ハリアー |
|---|---|---|---|
| トヨタ公式(工場出荷時期の目処) | 2026年9月18日更新 | 詳しくは販売店にお問い合わせください | 2~3ヵ月程度 |
| トヨタカローラ愛知 | 2026年9月19日更新 | HEV・PHEVとも店舗にお問合せ | 2ヵ月以上 |
| 栃木トヨタ | 2026年9月20日時点 | HEV・PHEVとも受注停止 | 11月以降 |
トヨタ公式の工場出荷時期・納車時期の目処ページは、ハリアーに「2~3ヵ月程度」と期間を示す一方、RAV4は「詳しくは販売店にお問い合わせください」。栃木トヨタの工場出荷目安ページもRAV4を「ご注文受付を停止しております」としています。メーカーも販社も見通しを数字で示せていないことの、最も分かりやすい一次証拠です。
7月から9月にかけて状況は後退した
当サイトが2026年7月17日に栃木トヨタのページを記録した時点では、HEVが受注停止の一方、PHEVには「11月以降」という表記が出ていました。それが9月上旬にはPHEVも受注停止に変わり、9月20日時点でも停止のままです。約2か月で改善したのではなく、選べる範囲がさらに狭まりました。
| 当サイトの記録日 | 栃木トヨタのHEV | 栃木トヨタのPHEV |
|---|---|---|
| 2026年7月17日 | 受注停止 | 11月以降 |
| 2026年9月6日 | 受注停止 | 受注停止 |
| 2026年9月20日 | 受注停止 | 受注停止 |
「そのうち買えるようになるだろう」という期待を裏付ける材料は、いまのところ見当たりません。
PHEVの納期も同じく非公表
「PHEVなら早い」という情報も、現時点では成り立ちません。栃木トヨタではPHEV(Z・GR SPORT)も受注停止、カローラ愛知でもPHEVは「店舗にお問合せ下さい」です。HEV(Z・Adventure)も同じ扱いでした。HEVとPHEVで扱いが分かれていた7月の状況は、すでに過去のものになりました。

同じ表の中で、RAV4だけ書き方が違うのです
KINTOの9月版納期一覧から、RAV4の行が消えた

販売店で買えないならサブスクで、という発想は2026年7月まで有効でした。現在はこの経路も使えず、9月には同社の納期一覧からRAV4そのものが外れています。
車種ページは「WEBでの取り扱いを停止」
KINTO公式のRAV4車種ページには、2026年9月23日時点で「現在WEBでの取り扱いを停止しております」と表示されています。月額38,390円〜という金額は残っていますが、「取り扱い再開時に変更になる可能性があります」という注記付き。「取り扱い再開時にお知らせを配信しています」としてメール登録が案内されていました。
8月版にあった「3〜4ヶ月程度」は9月版で削除
当サイトが9月8日に確認したKINTOのトヨタ車納期一覧(2026年8月版)には、RAV4について「3〜4ヶ月程度(モデリスタ仕様は3〜5ヶ月程度)」という記載が残っており、車種ページの「停止」と食い違っていました。9月23日に確認した同ページは【2026年9月版】に更新され、RAV4の行そのものがなくなっています。ハリアーは同じ一覧に「3~4ヶ月程度」と載っており、RAV4だけが外れた形です。
PHEVのサブスクは4月に始まり、半年足らずで停止
PHEVのサブスクは2026年4月1日に始まったばかりでした。Car Watchが報じた通り、月額6万1270円〜での取り扱い開始です。その半年足らずで、HEVとともに申し込みができなくなりました。需要の強さがうかがえます。

一覧から行ごと消えたのは、再開が近くない合図かもしれません
受注再開はいつ?確定・噂・予想を仕分ける

読者が一番知りたいのは「いつ注文できるのか」でしょう。2026年9月23日時点で、トヨタから受注再開の公式発表はありません。確定していることと、報道ベースの情報、当サイトの予想を分けて示します。
確定・噂・予想の仕分け表
確定しているのは「再開時期は未発表」「販売店ごとに表示が違う」の2点だけです。残りは報道と予想になります。
| 項目 | 内容 | レーン | 出所 | 時点 |
|---|---|---|---|---|
| 受注再開時期 | 公式発表なし | 【確定】 | トヨタ公式 | 2026年9月18日 |
| 受注枠の仕組み | 割当台数を超える注文は受けられず、2026年1〜10月生産分を抽選で販売する販売店がある | 【噂】★★★☆☆ | WEB CARTOP | 2026年2月 |
| 再開の形 | 11月以降生産分の割当が届いた販売店から順次、抽選や枠販売で再開 | 【予想】 | 当サイトの予想(根拠は本文) | 2026年9月 |
「噂」の行は販売現場を取材した1社の記事に基づくため、信憑性は★3としています。トヨタや販売店の公式な説明ではありません。
「2026年10月生産分」までの割当が分岐点
WEB CARTOPの取材記事は、ある販売店が「2026年1月から2026年10月の生産期間」の割り当て分を抽選で売り先を決めていると伝えました。報道どおりなら、10月生産分までは売り先が決まっており、次の枠は11月以降の生産分になります。ただしこれは1つの販売店の事例で、全国一律の仕組みとして確認されたものではありません。
【予想】当サイトの見立てと、外れる条件
ここからは当サイトの予想です。根拠は、①トヨタ公式と販売店がいずれも期間を出していない、②KINTOが9月版の一覧からRAV4を外した、③国内増産はRAV4とランドクルーザー250で合計約4,200台にとどまる、の3点。ここから、全国一斉の「受注再開」ではなく、割当が届いた販売店から順次、抽選や枠販売の形で動く可能性が高いと見ています。
この予想が外れるのは、トヨタが一部改良や生産体制の変更と合わせて全国一律の受注再開を告知した場合です。その場合は公式ページの表示が期間に切り替わるはずなので、次の一歩で紹介する確認方法で気づけます。
なぜ止まっているのか?受注停止を数字で説明する

「人気だから」で終わらせず、公表されている数字で構造を確認します。供給計画と実績を並べれば、何が起きているかが見えてくるはずです。
月販基準の2倍が登録された月もある
トヨタが公表した月販基準台数はHEV 3,000台とPHEV 700台の合計3,700台。一方、日本自動車販売協会連合会の通称名別ランキングによれば、2026年7月のRAV4は7,536台で8位、8月は4,488台で11位でした。
| 期間 | 登録台数 | 順位 | 前年対比 | 月販基準比(当方算出) |
|---|---|---|---|---|
| 2026年7月 | 7,536台 | 8位 | 285.3% | 約2.04倍 |
| 2026年8月 | 4,488台 | 11位 | 341.6% | 約1.21倍 |
| 2026年1〜6月累計 | 29,222台 | 17位 | 216.1% | — |
当方の計算では2026年1月から8月の累計は41,246台。新規受注を止めているのに登録台数が基準を上回り続けているのは、過去に受けた注文の消化が進んでいるからです。9月分の実績は10月上旬に発表される見込みとなっています。
生産工場は高岡と長草。ラインは他車種と共有
供給側の事情もあります。RAV4を生産しているのはトヨタ自動車の高岡工場と豊田自動織機の長草工場。トヨタ公式の国内生産拠点一覧によれば、高岡工場の生産車種はRAV4・ハリアー・bZ4X・TOYOTA C-HR+で、人気車種とラインを共有しています。RAV4だけを一方的に増やせない制約が、受注枠が急には広がらない理由のひとつでしょう。
発売直後には生産の一時停止もあった
生産状況の履歴も押さえておきます。共同通信の報道によれば、高岡工場では2025年12月15日から25日にかけて、品質確認のためにRAV4の生産が一時停止されました。発売直後の約10日間の停止は、スタート時点での供給の遅れにつながったと考えられます。2026年に入ってからの停止については、確認できる報道は見当たりませんでした。
販売実績の全体像は新型RAV4完全ガイド【2026年最新】価格・サイズ・燃費・受注状況を一次資料で総点検にもまとめています。

増産4,200台という報道の中身を計算する

明るい材料もあります。ただし数字の中身を確認すると、期待しすぎは禁物だとわかるはずです。
海外を10万台減らし、国内は4,200台増やす
日本経済新聞が2026年6月23日に報じたところによれば、トヨタは2027年2月ごろまでに海外生産を10万台程度減らす一方、日本国内では7月から12月までに5月時点の計画から4,200台増産する方針です。Motor Fanはこの内訳について「日本国内では2026年度下半期にRAV4とランドクルーザー250の生産を約4200台増やす計画」と報じました。
重要なのは「RAV4単独ではない」という点
ここを読み違えると期待値が狂います。4,200台はRAV4とランドクルーザー250を合わせた台数で、RAV4単独の増産台数は公表されていません。「RAV4が4,200台増える」と書いている情報があれば、報道内容を正確に反映していないことになります。
月あたりに割ると約700台にすぎない
4,200台を6か月(7月から12月)で均等に割ると月あたり約700台。RAV4の月販基準台数3,700台に対して約19%相当で、しかもランドクルーザー250と分け合う数字です。7月の登録実績7,536台を思い出すと、月700台の上積みで需給が一気に緩むとは考えにくいでしょう。
海外でも品薄は続いています。Motor Fanは米国の状況について、一部販売店では納車待ちの顧客が数百人規模に達していると報じました。日本向けの割当が急増しにくい背景がここにもあります。

増産の見出しだけで判断すると、期待しすぎます
待つか、別の手を打つか。車検の残りで決める判断フロー

状況がわかったところで、実際にどう動くかを整理します。選択肢は3つしかありません。
3つの質問で決まる
判断軸は納車時期の切迫度です。いま乗っている車の車検が半年以内に来るかどうかが、実質的な分かれ目になります。
- 車検まで1年以上あるか
- RAV4以外は考えられないか
- 数十万円の上乗せを許容できるか
1つ目と2つ目がイエスなら、受注枠が動くのを待つのが素直な選択でしょう。1つ目がノーで3つ目がイエスなら在庫車、1つ目も2つ目もノーなら他車種の検討が現実的です。
待てないなら新古車・在庫車を探す
在庫車という選択肢はありますが、価格面での期待は禁物です。価格.comのRAV4ページで6代目の中古車を2026年9月23日に確認すると、4,960,000〜7,690,000円(353物件)。新車の最安4,500,000円を、下限でも上回っています。
在庫車で支払うのは値引きの逆、いわば「待ち時間を買う代金」です。値引きの実態は新型RAV4の値引き額|報告15件中12件が本体0円、限界と下取りの攻め方で全件公開しました。それでも早く乗れる価値があると判断するなら、ズバット車販売のように条件を登録して探してもらう仕組みのほうが、自分で店舗を回るより効率的でしょう。

ハリアーという現実解
ハリアーは2026年8月3日の一部改良でガソリン車を廃止してHEVに一本化され、Gが4,396,700円からになりました。RAV4の最安4,500,000円より103,300円安く、トヨタ公式の目処は「2~3ヵ月程度」=注文できる状態です。内装の質感を重視するならハリアー、燃費と積載を重視するならRAV4を待つ価値があります。どちらを優先するかは新型RAV4はやめとけ?欠点と後悔|不満TOP5と始動ロック停止の現状で整理しました。


車検の残り期間が、そのまま判断期限になります
「納期予想◯ヶ月」「全国平均」の数字はなぜ使えない?

検索すると具体的な月数を掲げるページが出てきます。しかしRAV4の場合、その多くは成立しない数字です。見分け方を示します。
「全国平均◯ヶ月」は原理的に作れない
納期は販社ごとの割当枠で決まるため、全国を平均した値には意味がありません。メーカーも販売店も期間を公表していない以上、平均の元になる数字自体が存在しないのです。本記事が公式ページの表示を並べたのは、それが唯一検証できる形だからにほかなりません。
駆動方式やガソリン車の納期差は存在しない
もうひとつ見かけるのが「FFより4WDのほうが2〜3ヶ月長い」という説明です。6代目は全グレードがE-Fourで、そもそも2WDの設定が存在しません。同様にガソリングレードの納期表を載せているページも、先代の情報と混同しています。
確認すべきは自分の地域の販売店
受注枠は販社単位で管理されているため、全国向けの情報より、自分が買う可能性のある販売店の公式ページのほうが正確でしょう。多くのトヨタ販社は「工場出荷目安」のページを公開しており、更新日も明記されています。
乗り換えを前提に動くなら、いま乗っている車の価値も先に把握しておくと判断が速くなります。実際にどのくらいの査定額が出るのかはMOTA買取りを利用したガチのレビューで具体的な金額を公開しました。


待つと決めたなら、待つあいだの相場変動も見ておきたいところです
よくある質問
- 新型RAV4の納期は何ヶ月ですか
-
期間は公表されていません。トヨタ公式の納期目処ページ(2026年9月18日更新)は「詳しくは販売店にお問い合わせください」、栃木トヨタは9月20日時点で「ご注文受付を停止しております」、トヨタカローラ愛知は9月19日更新で「店舗にお問合せ下さい」でした。
- 受注再開はいつですか
-
2026年9月23日時点で、受注再開の公式発表はありません。販売現場を取材した記事では、割当が2026年1〜10月の生産分を対象に抽選で売り先を決めている販売店があると報じられており、その次の生産分が分岐点になると読めます。確定情報ではありません。
- KINTOなら早く乗れますか
-
現在は申し込めません。KINTO公式のRAV4車種ページは2026年9月23日時点で「現在WEBでの取り扱いを停止しております」と表示しており、同社の納期一覧も9月版でRAV4の行がなくなりました。
- PHEVの納期はHEVより早いですか
-
現時点では同じく非公表です。2026年7月には栃木トヨタでPHEVだけ「11月以降」と表示されていましたが、9月にはPHEVも受注停止に変わりました。
- 増産されるので早く買えるようになりますか
-
大幅な改善は見込みにくい規模です。報道されている国内増産4,200台はRAV4とランドクルーザー250を合わせた台数で、6か月で割ると月あたり約700台。RAV4の月販基準3,700台に対して約19%相当にとどまります。
- 受注停止なのになぜ販売台数が多いのですか
-
過去に受けた注文が納車されているためです。2026年7月は7,536台で登録車8位、8月は4,488台で11位。月販基準3,700台に対して7月は約2.04倍でした。新規受注ではなくバックオーダーの消化が進んでいる状態と考えられます。
- グレードや駆動方式で納期は変わりますか
-
駆動方式による差は存在しません。6代目は全グレードがE-Fourで2WDの設定がないため、「FFのほうが早い」という説明は成立しないのです。ガソリングレードの納期表を載せているページも、先代の情報と混同している可能性が高いといえます。
- 待てない場合はどうすればいいですか
-
登録済未使用車を探すか、他車種を検討するかの2択です。中古相場は新車価格を上回っており価格面の妙味はありませんが、待ち時間は短縮できます。ハリアーはトヨタ公式の目処が「2~3ヵ月程度」で、4,396,700円からと現実的な代替でしょう。
まとめ:いまは「待つ期限」を先に決める

新型RAV4の納期について、3行で整理します。
- 期間は誰も出せていない。トヨタ公式も販売店2社も「お問い合わせ」「停止」
- KINTOも停止し、9月版の納期一覧からRAV4の行が消えた
- 増産4,200台はRAV4単独ではなく、月あたり約700台の上積み
冒頭で「読み終えたときに、待つか動くかを自分で決められる状態になる」とお伝えしました。判断基準は車検の残り期間です。1年以上あるなら待てますが、半年を切っているなら在庫車か他車種を並行して探すほうが安全でしょう。
次の一歩として、トヨタ公式の納期目処ページと、お住まいの地域のトヨタ販社の「工場出荷目安」ページをブックマークし、RAV4の欄と更新日を月に1度確認してください。表示が「お問い合わせ」から期間に変わったときが、動き出すサインです。あわせてズバット車販売で在庫の有無を見ておけば、待つ以外の選択肢も比較できます。


参考URL一覧
- トヨタ公式・工場出荷時期、納車時期の目処について:https://toyota.jp/news/delivery/index.html
- 栃木トヨタ・工場出荷目安のご案内:https://www.tochigitoyota.com/lineup/delivery
- KINTO公式・RAV4車種ページ:https://kinto-jp.com/kinto_one/lineup/toyota/rav4/
- KINTO公式・トヨタ車の納期一覧(2026年9月版):https://kinto-jp.com/magazine/20220705-1
- Car Watch・キントがRAV4(PHEV)のサブスク開始:https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/2098289.html
- WEB CARTOP・新型RAV4の販売現場取材:https://www.webcartop.jp/2026/02/1824800/
- トヨタ公式・国内生産拠点(高岡工場の生産車種):https://global.toyota/jp/company/profile/facilities/manufacturing-worldwide/japan.html
- 共同通信(47NEWS)・トヨタ高岡工場でRAV4の生産一時停止:https://www.47news.jp/13645050.html
- 日本経済新聞・トヨタ、海外生産27年2月まで10万台減:https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFD233FO0T20C26A6000000
- Motor Fan・トヨタ、新型RAV4の海外生産を再び縮小へ:https://motor-fan.jp/article/1568976
- 価格.com・RAV4の価格・中古車情報:https://kakaku.com/item/70100110005/





