ダイハツは2026年8月31日、タントに特別仕様車「デイリーツール」を設定し、一部改良を同日に発売しました。外観の変化は色くらいで、「結局なにが変わったの?」と首をかしげた人もいるかもしれませんね。
公式のリリースが挙げた改良点は、安全装備と色が中心でした。この記事では、その5点に加えて、改良前後の価格表と諸元表を見比べて見つけた4点を合わせた9点を、差分表と当サイト基準の改良度スコア(56点)で整理します。価格は自然吸気系で11,000円、ターボ系で60,500円上がっていて、買う前に押さえておきたい数字です。
この記事のポイント
- 公式が挙げた改良は5点:デイリーツール設定、色の追加、スマートアシストの検知拡大、歩行者対応の80km/h化、ACC・LKCの改善
- 価格表などの差分で見つけた4点:全グレードの値上がり、ACC・LKCを含むパックの標準化、WLTC燃費の微減、パノラマパーキングパック単体の消滅
- 値上がり幅は自然吸気系で+11,000円、ターボ系で+60,500円。ターボ系はパック標準化を含めると実質+5,500円
- エコカー減税の25%軽減は2WDのL・X・X“デイリーツール”だけ。達成率は80.7%・81.3%で、改良前より余裕が縮んだ
- 改良度スコアは当サイト基準で56点。安全は伸び、燃費と税は伸びない改良
- 次期型は噂の段階。報道は2説に割れていて、どちらも★3どまり
速報(11月4日更新)
- 2026年8月31日【確定】ダイハツが、タントに特別仕様車「デイリーツール」を設定し、一部改良を同日に発売しました。スマートアシストの検知拡大や色の追加が中身です(ダイハツ公式ニュースリリース)
- 2026年8月26日【噂】★★★☆☆ レスポンスが、次期型タントは2026年12月頃の投入が有力視されていると報道。同じ配信元の8月12日の記事(carview!)は2027年以降としていて、時期が割れています。ダイハツの発表ではありません(レスポンス)
【確定】はダイハツの公式資料で確かめた内容、【噂】は報道で、★の数は信憑性の目安です。次期型の整理は新型タント フルモデルチェンジ最新情報|公式は未発表、噂の2説と当サイト予想を◎○▲で整理にまとめました。
公開日:2026年11月4日 / 最終更新日:2026年11月4日

タントの一部改良で何が変わった?9点の差分表と改良度スコア56点
結論から書くと、公式が挙げた改良は安全装備と色が中心で、価格表の差分からは値上がりとパックの標準化も見つかりました。9点を並べると、「安全は伸びたが、燃費と税は伸びていない」という姿が見えてきます。

公式の5点と、版差分の4点|9点の差分表
上の5行はダイハツのニュースリリースが明記した内容です。下の4行は、公式がリリースで触れていない点を、改良前の保存版と現行の公式ページを見比べて確かめました(ニュースリリース・3月14日保存版の価格表)。
| 項目 | 改良前 | 改良後 | 根拠の種類 | 出典 |
|---|---|---|---|---|
| 特別仕様車 | “Limited”(X・カスタムX・カスタムRS)を設定。1,639,000円〜2,106,500円 | “Limited”は現行の価格表になく、X・Xターボに「デイリーツール」を設定。黒のアクセントで通常グレード比+33,000円 | 公式の発表 | リリース・保存版・価格表 |
| ボディカラー | — | スムースグレーマイカメタリック(0円)と、ブラックマイカメタリック×スムースグレーマイカメタリックの2トーンを追加(タントとファンクロスの設定) | 公式の発表 | リリース・カラーページ |
| スマートアシストの検知 | 対車両・対歩行者(昼夜)が対象 | 対横断自転車、交差点右折時の対向車、右左折時の対向方向から来る横断歩行者を追加 | 公式の発表 | リリース |
| 対歩行者の作動条件 | 最高速度の条件が60km/h | 80km/hに変更 | 公式の発表 | リリース |
| ACC・LKC | 先行車の検知距離・精度、LKC作動時のふらつき | 検知距離・精度を改善し、ふらつきを低減 | 公式の発表 | リリース |
| 価格(通常グレード) | 1,485,000円〜2,084,500円 | 1,496,000円〜2,145,000円 | 版の差分 | 保存版・現行 |
| スマートクルーズパック | Lを除く全グレードでメーカーオプション(55,000円) | カスタムRS・Xターボは標準装備。カスタムX・Xはオプションのまま | 版の差分 | 保存版・現行 |
| WLTCモード燃費 | 19.6〜22.7km/L | 19.3〜22.6km/L | 版の差分 | 保存版・現行 |
| パノラマパーキングパック | 単体(71,500円)で選べた | 単体は一覧になく、132,000円のセットか33,000円のカメラの二択 | 版の差分 | 保存版・現行 |
公式のリリースに価格の話は出てこないので、値上がりは「改良後の価格表と3月14日保存版を比べた結果」としてお伝えします。値上げの時期が3月14日から8月31日の間のどこなのかは、公式の資料では確かめられていません。

公式が書いていない変化のほうが、お財布には響きそうですね
改良度スコア56点の内訳|安全は高く、燃費と税は低い
改良の中身を点数にして並べると、効いている場所と効いていない場所が見分けやすくなります。次の表は当サイト独自の基準で、ダイハツの評価ではありません。
| 評価軸 | 満点 | 得点 | 理由 |
|---|---|---|---|
| 安全装備の拡充 | 25 | 17 | 3つの検知追加と歩行者80km/h化は全グレードに効く。作動には公式の注意書きどおり限界がある |
| 運転支援の磨き込み | 20 | 11 | ACC・LKCの改善が効くのは搭載グレードだけ。標準装備はカスタムRSとXターボのみ |
| 価格と装備のバランス | 20 | 12 | 自然吸気系は+11,000円と小さい。ターボ系は+60,500円でも、パック標準化で実質+5,500円。単体パックの消滅は減点 |
| 燃費と税 | 15 | 6 | WLTCは全グレードで微減。エコカー減税の余裕も縮んだ |
| 見た目と選択肢 | 20 | 10 | 黒アクセントの特別仕様車と2色の追加。外観や内装の作り自体は変わっていない |
| 合計 | 100 | 56 | 「安全を厚くして、価格は据え置きに近い」改良 |
56点は、悪い改良という判定ではなく、手を入れた範囲が狭いという目安です。タントの強みである広さや使い勝手に手を入れず、安全装備と色に絞った手直しだと読んでいます。
タントの価格はいくら上がった?グレード別の値上がり幅と実質差額
改良後の価格は、自然吸気系とカスタムXで11,000円、ターボ系で60,500円の値上がりです。ただしターボ系は、55,000円相当のスマートクルーズパックが標準になったため、ACC付きで比べた実質差額は5,500円にとどまります。


2WDの値上がり幅|ターボ系だけ大きく見える
改良前は3月14日の保存版、改良後は現行の公式価格表です。値上がりの時期は先に述べたとおり確かめられていません。
| グレード(2WD) | 改良前 | 現在 | 値上がり幅 | ACC付きで比べた差額 |
|---|---|---|---|---|
| L | 1,485,000円 | 1,496,000円 | +11,000円 | — (パックの設定なし) |
| X | 1,617,000円 | 1,628,000円 | +11,000円 | +11,000円 |
| Xターボ | 1,732,500円 | 1,793,000円 | +60,500円 | +5,500円 |
| カスタムX | 1,870,000円 | 1,881,000円 | +11,000円 | +11,000円 |
| カスタムRS | 1,963,500円 | 2,024,000円 | +60,500円 | +5,500円 |
「ACC付きで比べた差額」は、改良前の価格に55,000円のスマートクルーズパックを足した金額と、現在の価格を比べた数字です。ターボ系は値上がりの大半が、標準になったパックの代金に当たります。ACCが要らない人にとっては60,500円の純増ですから、そこだけは気になるところでしょう。
4WDの値上がり幅|差額の構造は2WDと同じ
| グレード(4WD) | 改良前 | 現在 | 値上がり幅 | ACC付きで比べた差額 |
|---|---|---|---|---|
| L | 1,611,500円 | 1,622,500円 | +11,000円 | — (パックの設定なし) |
| X | 1,738,000円 | 1,749,000円 | +11,000円 | +11,000円 |
| Xターボ | 1,853,500円 | 1,914,000円 | +60,500円 | +5,500円 |
| カスタムX | 1,991,000円 | 2,002,000円 | +11,000円 | +11,000円 |
| カスタムRS | 2,084,500円 | 2,145,000円 | +60,500円 | +5,500円 |
通常グレードの価格帯の下限と上限は、1,485,000円〜2,084,500円から1,496,000円〜2,145,000円に動きました。さらに2024年10月の公表価格帯(1,452,000円〜2,084,500円)と比べると、下限は約2年で44,000円上がっています(ダイハツ公式ニュースリリース)。通常グレードの上限は2024年10月から3月14日の保存版まで動かず、その後の価格表でカスタムRS 4WDが+60,500円になりました。3月14日の保存版には特別仕様車“Limited”(1,639,000円〜2,106,500円)も載っていて、特別仕様車を含めた改良前の上限は2,106,500円です(保存版の価格表)。
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パノラマパーキングパック単体が消えた|選択肢は二択に
改良前のオプション一覧には、スマートパノラマパーキングパックが単体(71,500円)で載っていました。現行のページではこれが見当たらず、9インチのディスプレイオーディオとのセット(132,000円)か、駐車支援アシストの付かないパノラマモニター対応カメラ(33,000円)から選ぶ形です。単体の設定がなくなった時期は未確認です(保存版のオプション一覧・現行のオプション一覧)。
駐車支援だけを足して、ナビは別に選ぶという買い方ができなくなった点は、見落としやすい変化でしょう。パックの付け方の基本は、改良前の内容ですが旧版のグレード解説(2023新型タント/タントカスタムのおすすめグレードはXターボ/カスタムRSで決まり!見積り額は210万円だがもっと安くなる!)が参考になります。スマートクルーズパックやデイリーツールは載っていないので、そこは本記事で確かめてください。

パックの組み合わせまで変わっているとは気づきませんでした
デイリーツールは+33,000円の価値があるか?黒アクセントの中身と選び方
デイリーツールは、XとXターボの2グレードに設定された特別仕様車で、通常グレードより33,000円高くなります。変わるのは黒のアクセントで、機能の追加ではありません。


黒のアクセントは3か所|公式が書いた中身
公式のリリースによると、カラードドアミラー、ドアアウターハンドル、アルミホイールに黒のアクセントを加えたデザインです(ダイハツ公式ニュースリリース)。価格は、Xが2WDで1,661,000円、4WDで1,782,000円。Xターボが2WDで1,826,000円、4WDで1,947,000円です(公式の価格表)。
| グレード | 通常グレード | デイリーツール | 差額 |
|---|---|---|---|
| X 2WD | 1,628,000円 | 1,661,000円 | +33,000円 |
| X 4WD | 1,749,000円 | 1,782,000円 | +33,000円 |
| Xターボ 2WD | 1,793,000円 | 1,826,000円 | +33,000円 |
| Xターボ 4WD | 1,914,000円 | 1,947,000円 | +33,000円 |
4組すべてで、差額は33,000円でした。変わるのは見た目だけなので、装備の数で考えると割高に感じる人もいるかもしれません。
専用用品プラン「デイリーツールスタイル」|用品の価格は未確認
特別仕様車に専用用品プランを組み合わせた新スタイルが「デイリーツールスタイル」です。サイドドアデカールやエンブレムの加飾が中身ですが、用品プランの価格は、公式のリリースにも価格ページにも載っていません。予算に入れるなら、販売店で見積もりを取るのが確実です。
色を変えるより安い?|33,000円の使い道を比べる
有償色は27,500円、2トーンはXターボ・Xで55,000円です(公式のカラーページ)。見た目を変える手段として並べると、次のようになります。
| 手段 | 追加費用 | 変わるところ |
|---|---|---|
| デイリーツールを選ぶ | +33,000円 | ドアミラー・ドアアウターハンドル・ホイールの黒アクセント |
| 有償のモノトーン色を選ぶ | +27,500円 | ボディ全体の色 |
| 2トーン(XL1)を選ぶ | +55,000円 | ルーフとボディの塗り分け。ドアミラーはルーフ同色になる |
3つは目的が違うので、安さだけでは比べられません。落ち着いた雰囲気を出したいならデイリーツール、色そのものを変えたいなら有償色、と使い分けるとよいでしょう。

33,000円なら、色を変えるより手が届きやすいですね
安全装備はどこまで進んだ?新しい検知と、ACC・LKCの恩恵を受けられるグレード
タントの改良は、全グレードに3つの検知が加わり、ACC・LKCの改善は搭載グレードだけです。歩行者対応の作動条件は、60km/hから80km/hに上がりました。


全グレードに効く|3つの新しい検知と歩行者80km/h
追加されたのは、対横断自転車の検知、交差点右折時の対向車線の車両の検知、右左折時に対向方向から来る横断歩行者の検知の3つです。対歩行者の作動条件の最高速度も、60km/hから80km/hに変わりました(ダイハツ公式ニュースリリース)。
右折時の事故は、交差点でよく聞く場面ですよね。検知の対象が増えたことは、グレードを問わず効く改良です。ただし公式は、スマートアシストは運転の支援が目的で、機能に限界があると注意書きを付けています。
搭載グレードだけが得をする|ACC・LKCの改善
ACCの先行車検知距離と精度が改善され、従来より滑らかな挙動になりました。LKCは、作動時のふらつきが減っています。ただしリリースの脚注によると、ACCとLKCはカスタムRS・ファンクロスターボ・Xターボが標準装備で、カスタムX・ファンクロス・Xはメーカーオプションです(ダイハツ公式ニュースリリース)。
| グレード | ACC・LKCの扱い | 価格への影響 |
|---|---|---|
| カスタムRS・Xターボ | 標準装備 | 改良でパックが標準化。ACC付きの実質差額は+5,500円 |
| カスタムX・X | メーカーオプション(スマートクルーズパック55,000円) | 値上がりは+11,000円。付ける場合は合計で+11,000円 |
| L | 公式のオプション一覧では設定が確認できない | — |
高速道路や渋滞が多い人ほど、ACCの恩恵は大きくなります。「標準で付くターボ系」と「55,000円で足すXやカスタムX」のどちらが得かは、使い方次第です。グレード選びの基本は、改良前の内容の旧版グレード解説(2023新型タント/タントカスタムのおすすめグレードはXターボ/カスタムRSで決まり!見積り額は210万円だがもっと安くなる!)にあります。

ACCが標準になるなら、ターボ系は実は買いやすいのでは?
燃費は微減、エコカー減税の余裕も縮んだ|WLTC0.1〜0.6km/L低下の中身
WLTCモード燃費は、改良で全グレードがわずかに下がりました。車両重量は変わっていませんが、公式はリリースで燃費に触れていません。

グレード別のWLTC|年間の燃料代への影響は小さい
改良前は2月10日の保存版の諸元表、改良後は現行の諸元表です(保存版・現行)。年間の差は、年1万kmを走り、試算の単価をレギュラー170円/Lとして計算しました(資源エネルギー庁の石油製品価格調査)。
| グレード | 改良前 | 現在 | 差 | 年間の燃料代の増加(試算) |
|---|---|---|---|---|
| 2WD L・X | 22.7km/L | 22.6km/L | -0.1 | 約330円 |
| 2WD カスタムX | 21.9km/L | 21.7km/L | -0.2 | 約720円 |
| 2WD ターボ系 | 21.2km/L | 20.9km/L | -0.3 | 約1,150円 |
| 4WD 自然吸気系 | 21.4km/L | 20.8km/L | -0.6 | 約2,290円 |
| 4WD ターボ系 | 19.6km/L | 19.3km/L | -0.3 | 約1,350円 |
いちばん下がったのは4WDの自然吸気系で、年間の燃料代は約2,290円の増加です。値上がりの数万円と比べれば小さな額で、実燃費は走り方で大きく変わります。それでも、カタログ値の下がり方が全グレードで同じ向きだった点は覚えておきたいところです。
エコカー減税の25%軽減は2WDのL・Xだけ|達成率の余裕は縮んだ
タントのエコカー減税は、2026年5月1日から2028年4月30日までが対象期間です(国土交通省)。日本自動車工業会の対象車一覧は改良前の型(WLTC 22.7km/L・達成率80%)での掲載で、2WDのL・X系が25%軽減です。新車3年の重量税は25%軽減の5,600円、それ以外は9,900円です(日本自動車工業会)。改良後の達成率80.7%・81.3%は、当サイトの計算です。
| 区分 | 令和12年度燃費基準の達成率 | 判定 | 重量税(新車3年) |
|---|---|---|---|
| 2WD L | 80.7%(改良前81.1%) | 25%軽減 | 5,600円 |
| 2WD X・X“デイリーツール” | 81.3%(改良前81.7%) | 25%軽減 | 5,600円 |
| 上記以外(Xターボ系・カスタム系・4WD全部) | 70.2〜78.1% | 対象外 | 9,900円 |
達成率は、公式の基準値の式を使った当サイトの計算で、日本自動車工業会の掲載値(達成率80%)と一致する範囲で確かめました。改良でカタログ燃費が下がった分、L・Xの余裕は0.7ポイント・1.3ポイントに縮んでいます。Lはカタログ値があと0.3km/L下がると80%を割る計算です。
さらに、2027年5月1日以降の新規届出からは、25%軽減の要件が達成率85%に引き上げられます。L・Xは85%に届かないため、重量税は本則の7,500円になる見込みです(当サイトの試算)。気をつけたいのは、ダイハツ公式の早見表(2026年5月1日〜2027年4月30日)が改良前のグレード名(X “Limited”)のままで、新しいX“デイリーツール”が載っていない点です。車両重量が同じなので、当サイトの計算では25%軽減になります(ダイハツ公式のエコカー減税早見表)。

新しいグレード名は、公式の早見表にまだ載っていないんですね
色は2色追加|スムースグレーの値段と2トーンの条件
追加された色は、モノトーンのスムースグレーマイカメタリックと、これをルーフに使う2トーンの2つです。公式のリリースでは、設定はタントとファンクロスで、タント カスタムには追加されていません。モノトーンは0円で、2トーンはXターボ・Xに設定されています。

スムースグレーは0円|2トーンは55,000円
スムースグレーマイカメタリック(S42)は有償色ではなく0円です。ブラックマイカメタリック×スムースグレーマイカメタリック(XL1)は、Xターボ・Xの設定で55,000円です(ダイハツ公式のカラーページ)。タントはモノトーン10色と2トーン1色、タント カスタムはモノトーン6色と2トーン2色という構成になっています。
無料で選べる新色が増えた点は、地味ながらうれしい変化でしょう。カスタムを検討している人は、今回の新色が対象外である点に注意してください。
答え合わせ|「近々改良」の報道は19日後に的中した
8月12日の報道は、現行タントが近々、先進安全装備のアップデートなどを含む商品改良を受けると伝えていました。実際の発表は8月31日で、19日後です。

8月12日の報道と8月31日の発表を並べる
carview!の記事は、次期型の話と一緒に「現行モデルも近々、先進安全装備のアップデートなどを含む商品改良を受ける模様」と書いていました(carview!)。8月31日のリリースは、スマートアシストの検知拡大が改良の柱です(ダイハツ公式ニュースリリース)。
| 項目 | 報道(8月12日) | 公式の発表(8月31日) | 結果 |
|---|---|---|---|
| 現行モデルの改良 | 近々、商品改良を受ける模様 | 一部改良を同日に発売 | 当たり |
| 改良の中身 | 先進安全装備のアップデートなど | スマートアシストの検知拡大、ACC・LKCの改善 | 当たり |
| 次期型の時期 | 2027年以降の投入が有力視 | 未発表 | 判定待ち |
報道の当たりを確かめる作業は、次の噂の信頼度を測る物差しになります。ただし、同じ配信元の8月26日の記事は次期型を2026年12月頃としていて、2週間で時期が変わっている点は割り引いて見たほうがよいでしょう。
次の改良とフルモデルチェンジはいつ?【噂】と【予想】の仕分け
次期型タントの時期は、報道が2026年12月頃と2027年以降に割れていて、ダイハツの公式発表はありません。当サイトの予想は、◎2027年、○2026年12月頃、▲2028年以降です。

仕分け表|噂3件と予想2件
| 項目 | 内容 | 区分 | 信憑性 | 出どころ |
|---|---|---|---|---|
| 今回の一部改良 | 8月31日に発売。特別仕様車の設定を含む | 【確定】 | — | ダイハツ公式ニュースリリース |
| 次期型の時期(説1) | 2026年12月頃の投入が有力視 | 【噂】 | ★★★☆☆ | レスポンス(入手した情報として) |
| 次期型の時期(説2) | 2027年以降の投入が有力視 | 【噂】 | ★★★☆☆ | carview!。説1と同じ配信元 |
| ハイブリッドの搭載 | 次期型にハイブリッドが載る | 【噂】 | ★★★☆☆ | 説1・説2とも言及。同じ配信元 |
| A 次の改良 | 現行モデルに、これ以上の大きな改良は入りにくい。小さな手直しや特別仕様車が中心 | 【予想】 | ◎本命 | 当サイトの予想。外れる条件:安全装備や機能を大きく更新する改良が入る場合 |
| B 次期型の時期 | 発表は2027年が本命◎、2026年12月頃が対抗○、2028年以降が大穴▲ | 【予想】 | ◎○▲ | 当サイトの予想。外れる条件:年内にダイハツが公式発表を出す場合 |
2つの時期の説は、出どころが同じ配信元の1系統です。独立した別の報道ではないため、どちらも★3にとどめました。現行4代目は発売から7年4か月(2019年7月発売)が経っていて、過去の世代交代の間隔より長くなっています(ダイハツ公式ニュースリリース)。
理由の詳しい整理と、ハイブリッド・価格の予想、予想CGは新型タント フルモデルチェンジ最新情報|公式は未発表、噂の2説と当サイト予想を◎○▲で整理に載せています。外れた場合の見分け方も、そこで答え合わせの表にまとめました。

同じ配信元で時期が割れるのは、少し不安になりますね
改良後のタントは今買うべき?納期の目安と値引き・下取りの順序
改良後のタントは、納期の目安が11月上旬以降から12月中旬以降で、待つより今買う手もあります。数字は販売会社の掲載値です。次期型の発表は同日発売になる例が続いているため、「発表を見てから決める」は時間の余裕が小さい選び方になります。


納期の目安|販売会社ごとに定義が違う
10月末ごろに公表されている目安は、販売会社によって掲載の名前も範囲も違います。同じ数字として比べないほうが安全です。
| 販売会社 | 掲載の名称 | タントの目安 | 掲載の時点 |
|---|---|---|---|
| 埼玉ダイハツ販売 | 通常新車納期(ご注文からご納車まで) | 11月上旬以降 | 10月30日現在 |
| 兵庫ダイハツ | お車の生産にかかる期間 | 11月上旬以降 | 10月30日時点 |
| ダイハツ千葉販売 | 新車納期目安表(ご納車) | 12月中旬以降 | 10月29日更新 |
出典は各販売会社のページです(埼玉ダイハツ販売・兵庫ダイハツ・ダイハツ千葉販売)。地域とグレードで幅があるため、気になる場合は希望のグレードで見積もりと納期を確認しましょう。過去の納期の傾向は、旧版の納期の記事(2025年最新|現在の新型タント/カスタムの納期は1~2ヶ月!Twitterやブログの口コミ情報まとめ/裏技購入方法まで紹介!)にあります。内容は古いため、現在の目安は上の販売会社の掲載を優先してください。
買い方の順序|下取りを先に決めると、値引きの交渉が楽になる
値上がりを踏まえると、予算の組み方で差がつきます。次の順序で進めるのがおすすめです。
- 欲しいグレードを決める(ACCが要るなら、標準のXターボ・カスタムRSか、パック追加のX・カスタムX)
- 今の愛車の査定額を先に確かめる(下取りの数字が、値引き交渉の基準になる)
- 見積もりを取り、値引きの目標額を決める(相場は新型タント/タントカスタム【限界値引き相場の口コミ】安く買う方法と新古車・中古車の選び方!)
査定は、下取りだけでなく買取店の入札も比べると差が出ることがあります。まずは手軽に相場を押さえておくとよいでしょう。売却体験は実際にMOTA車買取りで車売ってみた!160万円で買った新古車が156万円で売れた実話。評判口コミは本当?メリット・デメリットも紹介。に書きました。
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※最大20社がWebで入札し、やりとりは高額査定の上位3社だけ(MOTA公式)
買うか待つか|3つの質問
迷っているときは、次の3つの質問で整理してみてください。
| 質問 | 「はい」なら | 「いいえ」なら |
|---|---|---|
| 今の車の車検や故障が近く、半年以内に乗り換えたい | 改良後の現行モデルを買う。次期型は2027年を本命に予想 | 待てる。ただし次期型の公式発表は同日発売のこともある |
| ハイブリッドが譲れない | 次期型の噂(★3)を待つ手もある。時期は未確定 | 今のガソリン車で十分。ターボ系はACCが標準 |
| 予算を1円でも抑えたい | 自然吸気系の2WD L・Xなら、エコカー減税の25%軽減もある | ターボ系やカスタムを選ぶ余地がある |
待つか買うかを決める軸は、時期ではなく「何に困っているか」だと考えています。
よくある質問
購入前によく聞かれる疑問を、公式資料と報道を分けて答えます。
- タントの一部改良はいつ行われましたか?
-
2026年8月31日に、特別仕様車「デイリーツール」の設定と同時に一部改良が発売されました。ダイハツの公式ニュースリリースで確かめられます。
- タントのマイナーチェンジで何が変わりましたか?
-
公式が挙げた改良は、特別仕様車の設定、ボディカラー2色の追加、スマートアシストの検知拡大(対横断自転車など3つ)、対歩行者の80km/h化、ACC・LKCの改善の5点です。
- タントの価格はいくら上がりましたか?
-
改良前(3月14日の保存版)と比べて、自然吸気系とカスタムXが11,000円、ターボ系が60,500円の値上がりとなっています。ターボ系はスマートクルーズパックが標準になったため、ACC付きで比べると実質5,500円の差です。
- タントのデイリーツールはいくらですか?
-
通常グレードに33,000円を足した価格です。Xが2WDで1,661,000円、4WDで1,782,000円。Xターボが2WDで1,826,000円、4WDで1,947,000円です。
- 改良でタントの燃費は良くなりましたか?
-
WLTCモード燃費は、全グレードで0.1〜0.6km/L下がりました。公式のリリースには燃費の記載がなく、車両重量は変わっていません。
- タントはエコカー減税の対象ですか?
-
2WDのL・X・X“デイリーツール”だけが25%軽減(新車3年の重量税5,600円)で、それ以外は9,900円です。公式の早見表は改良前のグレード名(X “Limited”)のままで、X“デイリーツール”は載っていません。同じ車両重量なので、当サイトの計算では25%軽減です。
- 新型タントのフルモデルチェンジはいつですか?
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ダイハツは発表していません。報道は2026年12月頃と2027年以降に割れていて、どちらも当サイトでは★3の扱いです。
- タントは売れていますか?
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全国軽自動車協会連合会の確報では、2026年9月の販売は12,158台で、前年同月比106.1%、1〜9月の累計は91,484台でした(全国軽自動車協会連合会)。

改良の中身を整理できたので、見積もりに進めそうです
まとめ|タント改良は安全と色が中心、値上がりはターボ系を除けば小さい
冒頭の問いに戻ると、8月31日の改良で変わったのは、安全装備の検知拡大と色、デイリーツールの設定でした。価格表を見比べると、自然吸気系は11,000円、ターボ系は60,500円の値上がりで、ターボ系はパックの標準化で実質5,500円に収まります。
調べていて意外だったのは、燃費が全グレードで少し下がり、エコカー減税の余裕まで縮んでいたことです。公式が書いていない変化に、買い方を左右する数字が隠れていました。
持ち帰りポイント
改良は9点。安全は伸び、燃費と税は伸びない(スコア56点)
ターボ系はACC付きの実質差額+5,500円、自然吸気系は+11,000円
次期型は★3どまりの噂。ダイハツの発表を待つ間は、現行の買い方を整理しておく
次の一歩
グレードと見積もりを決める前に、愛車の査定額を確認しておきましょう。次期型の情報は新型タント フルモデルチェンジ最新情報|公式は未発表、噂の2説と当サイト予想を◎○▲で整理で更新します。
\ 愛車の査定額を、まず確認 /
※最大20社がWebで入札し、やりとりは高額査定の上位3社だけ(MOTA公式)
参考URL一覧
- ダイハツ公式ニュースリリース・タントに特別仕様車を設定し、タントとトールを一部改良(2026年8月31日)
- carview!・ダイハツ次期型タントが100%モーター駆動のeスマートハイブリッドを提げてN-BOXを猛追する(2026年8月12日)
- レスポンス・ダイハツ『タント』反撃へ、N-BOXの牙城を崩すか…次期型はどう進化する?(2026年8月26日)
- ダイハツ公式・タント グレードと新車価格(2026年3月14日保存版)
- ダイハツ公式・タント グレードと新車価格
- ダイハツ公式・タント 外観・カラー
- ダイハツ公式・タント ナビ・オプション(2025年12月28日保存版)
- ダイハツ公式・タント ナビ・オプション
- ダイハツ公式・タント 主要諸元表(2026年2月10日保存版・PDF)
- ダイハツ公式・タント 主要諸元表(PDF)
- ダイハツ公式ニュースリリース・タントの一部仕様変更と価格改定(2024年10月1日)
- 資源エネルギー庁・石油製品価格調査(試算の単価:レギュラー170円/L)
- 国土交通省・令和8年度税制改正の結果(エコカー減税等・PDF)
- 日本自動車工業会・エコカー減税対象車一覧表(軽乗用車・ダイハツ・PDF)
- ダイハツ公式・タントのエコカー減税(早見表)
- ダイハツ公式ニュースリリース・タントに特別仕様車“Limited”シリーズを設定(2025年7月1日)
- 埼玉ダイハツ販売・通常新車納期の目安(2026年10月30日現在)
- 兵庫ダイハツ・お車の生産にかかる期間(2026年10月30日時点)
- ダイハツ千葉販売・新車納期目安表(2026年10月29日更新)
- 全国軽自動車協会連合会・2026年9月 軽四輪車 通称名別 新車販売確報
- ダイハツ タント公式サイト





