ヴェゼルの内装とは、シートの素材と色、インパネの加飾、後席と荷室の広さ、タイプごとの装備の違いのことです。
ブラックのファブリックはG・e:HEV X、ピアノブラックの加飾はe:HEV Z、グレージュのコンビシートはPLaYです。2026年10月の改良で後席のリアベンチレーションとUSB Type-C×2が全タイプに付きましたが、室内寸法と荷室容量は変わっていません。
この記事のポイント
- 内装色と素材はタイプ別に早見表
- 後席装備は全タイプ共通に
- 荷室容量はXが335L、Gが341L
- メーカーオプションの境目を表で整理
- 改良前後の内装の差を比較
公開日:2026年11月4日 / 最終更新日:2026年11月4日

ヴェゼルは2026年10月22日にマイナーモデルチェンジが発表され、10月23日に発売されました。内装は、タイプによって色も素材も装備も変わります。この記事では、シートと加飾、後席と荷室の広さ、改良で変わった所を、写真を見ながら順に確かめていきましょう。
ヴェゼルの内装、答えは「Zはピアノブラック、PLaYはグレージュ」
ヴェゼルの内装は、G・e:HEV Xがブラックのファブリックシート、e:HEV Zがブラックのコンビシートでインパネとドアライニングがピアノブラック、e:HEV Z・PLaYパッケージがグレージュのコンビシートでシルバー加飾です。パノラマルーフを選べるのはPLaYだけで、装着車はルーフライニングとピラーがブラックになります。


4タイプの内装を早見表で比較
現在のタイプは、G(ガソリン・4WDのみ)、e:HEV X、e:HEV Z、e:HEV Z・PLaYパッケージの4つです(出典:Honda公式 VEZEL タイプ一覧)。内装色と素材は次のとおりです(出典:Honda公式 VEZEL スタイリング・インテリア)。
| タイプ | 内装色 | シート素材 | 加飾・補足 |
|---|---|---|---|
| G・e:HEV X | ブラック | ファブリックシート | 本革巻ステアリングは全タイプ共通 |
| e:HEV Z | ブラック | コンビシート(プライムスムース×ファブリック) | インパネ・ドアライニングがピアノブラック |
| e:HEV Z・PLaYパッケージ | グレージュ | コンビシート(プライムスムース×ファブリック) | 加飾はシルバー。パノラマルーフ装着車は天井とピラーがブラック |
内装の「格」を分けるのは、シート素材とインパネまわりの加飾です。ファブリック一色のXに対し、Z・PLaYはシートの座面と背もたれの素材が分かれたコンビシートになります。
中古車の内装色は現行と同じ?見比べる注意点
2026年10月の改良後、ホンダ公式のタイプ一覧にHuNTパッケージは載っていません。中古車や過去の記事に出てくる内装色は、現行タイプとは別の設定であることがあります。
新車を検討しているなら、基準にすべきは公式の現行ページです。迷ったときは、展示車で実物を見るのがいちばん確実でしょう。

色と素材は、タイプで決まります
ヴェゼルの内装装備をタイプ別に比較|標準とオプションの境目
全タイプ共通になった装備と、Z・PLaYだけの装備、メーカーオプションの組み合わせを分けて見ると、内装の差がつかみやすくなります。メーカーオプションの単体価格はホンダの一般公開資料に掲載がないため、見積もりで確認してください。


全タイプ共通の装備(2026年10月の改良後)
2026年10月の改良では、e:HEV Xに運転席・助手席シートヒーターが標準になり、全タイプにリアベンチレーションと後席USB Type-C×2が付き、e:HEV Zはバンパーまわりがボディー同色・内装加飾がピアノブラックに変わりました。燃費・寸法・パワートレインは変わっていません。(出典:Honda公式ニュースリリース)
- 運転席・助手席シートヒーター
- リアベンチレーション(後席への送風口)
- 後席USB Type-C×2
- 本革巻ステアリングホイール
後席の快適装備が底上げされたのが、今回の改良で内装に効いた最大の変更点といえます。
Z・PLaYだけの内装装備
Z・PLaYには、G・Xにない装備が並びます(出典:Honda公式 VEZEL 主要装備一覧)。
| 装備 | G・e:HEV X | e:HEV Z・PLaY |
|---|---|---|
| ステアリングヒーター | なし | あり |
| フルオートエアコン | 左右共通の温度設定 | 左右独立温度コントロール式 |
| ハンズフリーアクセスパワーテールゲート | なし | あり |
| 防眩ルームミラー | 防眩ルームミラー | 自動防眩(フレームレス) |
| パーセルカバー | なし | あり |
| 本革巻セレクトレバー | なし | あり |
エアコンの左右独立制御やステアリングヒーターは、毎日の使い勝手に直結するでしょう。装備の差が日常の快適さに出やすいのはZ以上だと筆者は見ています。
オプションの境目|◎と標準の6項目
Honda CONNECTディスプレー・ワイヤレス充電器・後退出庫サポート・マルチビューカメラ・プレミアムオーディオ・パノラマルーフは、タイプごとに「標準」「メーカーオプション」「設定なし」が分かれます。
| オプション | G | e:HEV X | e:HEV Z | e:HEV Z・PLaY |
|---|---|---|---|---|
| Honda CONNECTディスプレー+ETC2.0車載器 | ◎ | ◎ | ◎ | 標準 |
| ワイヤレス充電器 | ◎ | ◎ | ◎ | 標準 |
| 後退出庫サポート | ― | ― | ◎ | 標準 |
| マルチビューカメラシステム | ― | ― | ◎ | ◎ |
| プレミアムオーディオ(10スピーカー) | ― | ― | ◎ | ◎ |
| パノラマルーフ | ― | ― | ― | ◎ |
◎はメーカーオプション、―は公式の主要装備一覧に設定がないことを示します。e:HEV Z・PLaYパッケージはe:HEV Zより377,300円高く(FF・4WDとも同じ差)、パノラマルーフ(メーカーオプション)を選べるのはPLaYだけです。
Zにオプションを足した合計とPLaYを並べて比べると、差額の意味が見えてくるはずです。タイプごとの価格差は新型ヴェゼルのグレード比較2026|価格のはしごと装備で選ぶ4タイプ7仕様で整理しています。

装備の差は、価格の差でもあります
ヴェゼルの後席と荷室|広さの数字と使い勝手
室内寸法は長さ2,020mm・幅1,445mm・高さ1,225mm、荷室容量はe:HEV Xが335L、Gが341Lです。数字を知ったうえで、実車で後席と荷室を確かめる順番にすると、判断がぶれません。


室内寸法とシートの動き
車体は全長4,340mm・全幅1,790mm・全高1,580mm(Z・PLaYは1,590mm)、ホイールベースは2,610mmです。室内寸法は長さ2,020mm、幅1,445mm、高さ1,225mmとなっています(出典:Honda公式 VEZEL 主要諸元表)。
シートの動きは、運転席のスライド量が240mm、ハイトアジャストが60mmで、後席にスライド機構はありません(出典:Honda公式Q&A(シートスライド量))。後席の足元の余裕は、シートを動かして作れないため、前席の位置を決めてから座り比べるのがコツです。
荷室の寸法と容量
荷室容量はe:HEV Xが335L、Gが341Lです(VDA法・アンダーボックスを含む。ホンダ公式Q&A。e:HEV Z・e:HEV Z・PLaYパッケージの値は掲載がありません)。寸法は、e:HEV XとGで次のように掲載されています(出典:Honda公式Q&A(荷室サイズ))。
| 項目 | 寸法 |
|---|---|
| 荷室長(フル乗車) | 765mm |
| 荷室長(後席収納時) | 1,680mm |
| 荷室幅(ホイールハウス間) | 1,015mm |
| 荷室幅(最大幅) | 1,315mm |
| 荷室高 | 725mm |
| 開口部地上高 | 710mm |
荷室の奥行きは、フル乗車で765mmです。大きなスーツケースや折りたたみのベビーカーを積むなら、持っているものを実際に載せて試すのが確実でしょう。


荷室は、実際の荷物で試すのが一番です
後席40.1%、荷室21.8%|口コミの言及率
価格.comの口コミ本文142本(2026年9月9日に当サイトが集計)で、後席・リアシートに触れた投稿は57本、40.1%でした。荷室・ラゲッジは31本、21.8%です。ドリンクホルダーは8本(5.6%)、ワイヤレス充電・USBは7本(4.9%)でした。言及率は良し悪しを分けていない目安です。
インテリア項目の点数は、価格.comのヴェゼル 2021年モデルのレビュー欄で4.16点、カテゴリー平均を0.24点上回っています(2026年11月4日に確認)。評判の全体像は新型ヴェゼルの口コミ評判|満足度4.26を7項目に分解、改良後の声はこれからに、不満の側は新型ヴェゼルの欠点・後悔する人の共通点|不満の中身と避け方を整理にまとめました。
公式が数字を出していない所|見積もりと実車で補う
公式の資料を読み込むと、数字が載っていない項目がいくつか見つかります。e:HEV Z・Z・PLaYパッケージの荷室容量と荷室寸法は、公式Q&Aに掲載がありません。メーカーオプションの単体価格も、一般公開の資料では確認できませんでした。
載っていない数字は、推測で埋めないのが鉄則です。販売店に見積もりを依頼し、荷室は実車で測る。この2つが、公式の空白を埋める現実的な方法でしょう。
ヴェゼルの内装は2026年10月の改良でどう変わったか
変わったのは、後席の快適装備、e:HEV Xのシートヒーター、e:HEV Zの内装加飾です。室内寸法と荷室容量、燃費、パワートレインは変わっていません。


改良前→改良後の比較表
| 項目 | 改良前 | 改良後 | 対象 |
|---|---|---|---|
| 運転席・助手席シートヒーター | e:HEV XのFFは非装備(4WDのみ) | 標準 | e:HEV X(FF) |
| リアベンチレーション | G・e:HEV Xは非装備 | 装備 | 全タイプ |
| 後席USB Type-C×2 | G・e:HEV Xは非装備 | 装備 | 全タイプ |
| インパネ・ドアライニング加飾 | シルバー | ピアノブラック(センターコンソールも) | e:HEV Z |
表の「改良前」は、改良前の主要装備一覧と見比べた当サイトの整理です。Xの価値が一段上がったのが、今回の内装の変化の要点でしょう。
だれに嬉しい改良?
後席に人を乗せる機会が多い人には、リアベンチレーションと後席USBが日常で効いてきます。口コミでは後席の話題が40.1%に上りましたが、広さそのものは変わっていません。
一方で、e:HEV XのFFを選ぶ人には、シートヒーターの標準化が地味に効く改良です。Xを選ぶ理由が増えた、といえるでしょう。
納車時期で仕様が変わる
2026年10月23日より前に登録された車には、改良で追加された装備は標準で付かない計算です。契約前に、納車時期の仕様を販売店で確認してください。改良の全体像は新型ヴェゼルのマイナーチェンジ最新情報|10月22日発表の新旧価格7仕様とRS・トレイルスポーツの噂を仕分けにあります。

改良の恩恵は、納車時期で変わります
ヴェゼルの内装で選ぶタイプ|重視点別のおすすめ
価格は2,777,500円〜3,885,200円です。内装で選ぶなら、後席の快適装備と価格のバランスはX、質感と使い勝手はZ、明るい内装色と開放感はPLaYが候補になります。


重視点別に選ぶ|4つの選び方
| 重視すること | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| 価格を抑えて後席の装備も欲しい | e:HEV X | 2026年10月の改良でシートヒーターが標準になり、後席装備も全タイプに付いた |
| 質感と毎日の使い勝手 | e:HEV Z | ピアノブラックの加飾、左右独立エアコン、ハンズフリーパワーテールゲート |
| 明るい内装色と開放感 | e:HEV Z・PLaYパッケージ | グレージュのコンビシート。パノラマルーフ(メーカーオプション)はPLaYだけ |
| 購入額を最優先 | G | 4WDのみで燃費15.0km/L。装備はXより少ない |
e:HEV XのFFは3,039,300円、e:HEV ZのFFは3,287,900円、e:HEV Z・PLaYパッケージのFFは3,665,200円です。XとZの差額248,600円で何が得られるかを、装備表と照らして確かめてみてください。
展示車で試す4つの行動|見るだけで終えない
- 後席に座り、前席を自分の位置に合わせたまま膝まわりの余裕を見る
- 荷室にいつもの荷物を載せ、後席を倒した状態の使い勝手も試す
- Z・PLaYは、インパネとドアの加飾の見た目を実物で確かめる
- パノラマルーフを検討するなら、天井まわりの明るさと圧迫感を見る
写真と実物の印象は、光の当たり方で変わるものです。試乗の前に、この4つをメモに書いておくと確認漏れがありません。
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今の車の価値を、先に知っておきましょう
ヴェゼルの内装に関するよくある質問
- ヴェゼルの内装色はどんな種類がありますか
-
G・e:HEV Xはブラックのファブリックシート、e:HEV Zはブラックのコンビシート、e:HEV Z・PLaYパッケージはグレージュのコンビシートです。加飾は、Zがインパネとドアライニングのピアノブラック、PLaYがシルバーとなっています。
- ヴェゼルの内装は2026年10月の改良で変わりましたか
-
e:HEV Xに運転席・助手席シートヒーターが標準になり、全タイプにリアベンチレーションと後席USB Type-C×2が付き、e:HEV Zは内装加飾がピアノブラックに変わりました。室内寸法や荷室容量は変わっていません。
- ヴェゼルの後席は広いですか
-
室内長は2,020mmで、後席にスライドする機構は付いていないのが特徴です。口コミ本文142本のうち後席に触れた投稿は40.1%で、良し悪しは分けていません。実際に座って、前席を合わせた状態で確かめてください。
- ヴェゼルの荷室容量はどれくらいですか
-
荷室容量はe:HEV Xが335L、Gが341Lです(VDA法・アンダーボックスを含む。ホンダ公式Q&A。e:HEV Z・e:HEV Z・PLaYパッケージの値は掲載がありません)。
- ヴェゼルでパノラマルーフを選べるのはどのタイプですか
-
e:HEV Z・PLaYパッケージはe:HEV Zより377,300円高く(FF・4WDとも同じ差)、パノラマルーフ(メーカーオプション)を選べるのはPLaYだけです。メーカーオプションの単体価格はホンダの一般公開資料に掲載がないため、見積もりで確認してください。
- ヴェゼルのシートヒーターはどのタイプに付きますか
-
2026年10月の改良で、運転席・助手席シートヒーターは全タイプに標準になりました。e:HEV Xは改良前、FFに付いていませんでした。ステアリングヒーターはZ・PLaYだけの装備です。
- ヴェゼルの内装にワイヤレス充電器やナビは付きますか
-
Honda CONNECTディスプレーとワイヤレス充電器は、G・e:HEV X・e:HEV Zではメーカーオプション、PLaYでは標準です。メーカーオプションの単体価格は、見積もりで確認してください。
- ヴェゼルの内装は価格.comの口コミでどう評価されていますか
-
インテリア項目は4.16点で、カテゴリー平均を0.24点上回っています(2026年11月4日に確認)。ただし投稿の7割はZの名が付くもので、X系の声は少ないという偏りがあります。
まとめ|内装は「素材・装備・広さ」の3点で選ぶ
ヴェゼルの内装は、シート素材と加飾、装備の階段、後席と荷室の広さの3点で比べると整理できます。2026年10月の改良では後席の快適装備が全タイプに広がり、広さそのものは変わっていません。
- G・Xはブラック、Zはピアノブラック、PLaYはグレージュ
- 後席装備は全タイプ共通に
- 荷室容量はXが335L、Gが341L
- パノラマルーフはPLaYだけ
持ち帰りポイント
内装の差は、色と素材、Z・PLaYだけの装備、メーカーオプションの境目で決まります。広さと荷室容量は改良で変わっていません。
次の一歩
展示車で後席に座り、荷室にいつもの荷物を載せてみてください。タイプで迷うなら、Zにオプションを足した見積もりとPLaYを並べて比べましょう。
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