新型RAV4の燃費・実燃費【2026年最新】17.7km/Lと乖離率▲21.3%、PHEVは151km

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新型RAV4の燃費・実燃費

新型RAV4の実燃費とは、オーナーが給油のたびに記録した実測値の平均で、カタログのWLTCモード値とは別の数字です。

みんカラの6代目限定データを2026年9月26日に確認すると、Z(HEV)17.7km/L、Adventure 17.3km/L。カタログ値との乖離率は当方の計算で▲21.3%と▲24.5%でした。当サイトが7月から記録してきた3時点を並べると、2グレードの順位は入れ替わり、その差は少しずつ開いています。

この記事のポイント

  • 実燃費はZ 17.7・Adv 17.3km/L
  • 乖離率は▲21.3%と▲24.5%
  • 3時点で順位逆転・差が拡大
  • 年間ガソリン代は約95,989円
  • 補助が切れると約20,339円増

公開日:2026年9月23日 / 最終更新日:2026年9月26日

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目次

新型RAV4の実燃費は17.7km/L。カタログとの差は2割超

結論を先に示します。オーナーの実測平均はZ(HEV)が17.7km/L、Adventureが17.3km/L。カタログのWLTC値からはいずれも2割以上落ちますが、車重1,700kg超の4WDハイブリッドSUVとしては十分に優秀な数字です。

まずカタログ燃費を確認する

トヨタ公式の主要諸元表(2026年9月版)に記載されたWLTCモード総合値は次のとおりです。最も燃費が良いのは最も安いAdventureで22.9km/Lという、少し変わった並びになっています。

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グレードWLTC総合市街地郊外高速道路
Adventure(HEV)22.9km/L18.527.022.8
Z(HEV)22.5km/L18.026.522.6
Z(PHEV)22.2km/L18.326.521.9
GR SPORT(PHEV)21.5km/L17.825.921.0

価格はAdventureが4,500,000円、Z(HEV)が4,900,000円、Z(PHEV)が6,000,000円、GR SPORTが6,300,000円で、駆動方式は全車E-Fourです。どのグレードも郊外モードが最も良く、市街地モードが最も悪くなります。信号の少ない道を長く走る人ほどカタログ値に近づく、という一般的な傾向がここにも表れていました。

実測値と乖離率を計算する

みんカラの燃費記録で6代目(2025年12月〜モデル)に絞ると、2026年9月23日時点の平均はZ(HEV)17.7km/L、Adventure 17.3km/L。乖離率は次の式で求めました。

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グレード実燃費カタログ計算式乖離率達成率
Z(HEV)17.7km/L22.5km/L(17.7−22.5)÷22.5▲21.3%78.7%
Adventure(HEV)17.3km/L22.9km/L(17.3−22.9)÷22.9▲24.5%75.5%

カタログの75〜79%程度に着地するのが実態です。ハイブリッドSUVとしては標準的な範囲と言えるでしょう。

カタログの8掛け弱で見積もると、だいたい合います

carview!で見た母数と、PHEVの燃費が高く見える理由

みんカラの燃費ページは投稿件数を表示していませんが、同じ運営会社のcarview!の6代目カタログページにはグレード別のユーザー実燃費と投稿数が出ています。2026年9月23日時点でZ(HEV)は17.94km/L(投稿数153件)、Adventureは17.44km/L。同じデータベース由来なので独立した裏付けにはなりませんが、Z(HEV)の母数が150件規模だとわかります。

同じページでZ(PHEV)は22.58km/Lと表示されていました。これはカタログ値を上回る数字ですが、PHEVは充電した電気で走った距離も給油量で割るため、ガソリンだけの燃費より高く出ます。PHEVの「実燃費」はHEVと同じ物差しで比べられないので、注意してください。

それでも燃費の評価はカテゴリ1位

2割落ちても、オーナーの満足度は高いままです。価格.comのレビューページを2026年9月23日に確認すると、燃費の項目別評点は4.92でカテゴリ平均3.87を大きく上回り、順位はカテゴリ1位でした。比較対象がカタログ値ではなく以前乗っていた車だから、と考えると納得できます。

7月・9月上旬・9月下旬の3時点で比べると、順位は逆転し差は開いた

ここからが本記事で最も重要な話です。実燃費データは固定された事実ではなく、母数が増えるにつれて動きます。RAV4ではそれが短期間ではっきり観測できました。

当サイトが記録した3時点を並べる

当サイトは同じみんカラのページを2026年7月17日、9月8日、9月23日の3回記録しています。7月にはAdventureが1.4km/L上回っていたのに、9月にはZが逆転し、差は0.2から0.4km/Lへ開きました。

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取得日Z(HEV)Adventure優位なのは
2026年7月17日17.4km/L18.8km/LAdventure(+1.4)
2026年9月8日17.6km/L17.4km/LZ(+0.2)
2026年9月23日17.7km/L17.3km/LZ(+0.4)

Zはじわじわ上がり、Adventureは7月から1.5km/L下がりました。変動幅はAdventure側が特に大きく出ています。

なぜこんなに動くのか

理由は母数の少なさでしょう。6代目は2025年12月発売でまだ1年たっておらず、受注停止が続いているため納車台数の伸びも限られます。carview!の人気グレード順でもAdventureはZより下位で、母数の小さいグレードほど、投稿者が数人増えるだけで平均が大きく動くのです。7月から9月は真夏を挟むため、エアコン使用の影響も無視できません。

この事実から導ける実務的な結論

読者にとっての意味は明確です。発売から間もない車の実燃費データだけを根拠にグレードを決めてはいけません。「Adventureのほうが実燃費が良いらしい」という情報は、2026年7月時点では正しく、9月時点では正しくなくなりました。グレード選びの軸は、変動する実燃費ではなく変わらない装備差に置くほうが安全です。

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正直、この順位はまた入れ替わると思っています

年間のガソリン代はいくら?169.9円と補助なし205.9円で計算する

燃費の話を家計の話に翻訳します。前提をすべて開示したうえで、実燃費ベースとカタログ値ベースの両方を計算しました。

前提:年間10,000km・169.9円/L

燃料価格は資源エネルギー庁が公表しているガソリン価格の推移から、2026年9月14日のレギュラー全国平均169.9円/Lを採用しました。この価格は同庁の石油製品価格調査で毎週更新されています。RAV4は全グレードが無鉛レギュラー仕様です。

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グレード実燃費ベースカタログ値ベース差額
Z(HEV)約95,989円/年約75,511円/年約20,478円
Adventure(HEV)約98,208円/年約74,192円/年約24,016円

計算式はZの場合、10,000km÷17.7km/L=565.0L、565.0L×169.9円=約95,989円。カタログ通りに走れると思って予算を組むと、年間で2万円強ずれることになります。

その169.9円は補助込みの価格

同じ資源エネルギー庁の資料には、小売価格169.9円と並んで「補助なし価格」205.9円/Lという数字が併記されています。差の36.0円は、国の激変緩和措置でならされている分です。制度は、全国平均小売価格が170円程度を超える見込みになった場合に、170円を超える部分を補助する仕組み。店頭価格が170円前後で安定しているのは、市場が落ち着いているからではありません。

補助が切れたら年間いくら増えるのか

補助なし価格205.9円/Lで同じ条件を計算し直しました。Z(HEV)は年間約116,328円となり、現在より約20,339円増えます。Adventureは約119,017円で、増加分は約20,809円です。

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グレード現在(169.9円)補助なし(205.9円)増加分
Z(HEV)約95,989円/年約116,328円/年+約20,339円
Adventure(HEV)約98,208円/年約119,017円/年+約20,809円

表は「もし補助が完全になくなったら」という仮定の試算です。補助額は週ごとに変わり、制度の継続も情勢次第なので、予測ではなく感度分析として受け取ってください。維持費全体の内訳は新型RAV4の維持費は年間いくら?【2026年度税制対応】自動車税43,500円・重量税7,500円の罠にまとめました。

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家計に効くのは燃費の数字ではなく、この年間額です

補助額は9月に51.0円へ拡大。ガソリン価格の前提が動いている

燃費の話をするなら、燃料価格の前提も知っておく必要があります。2025年から2026年にかけて、この分野の制度は大きく動き、9月にも変化がありました。

暫定税率は2025年12月31日に廃止済み

まず税金の話です。ガソリンにかかっていた暫定税率25.1円/Lは2025年12月31日に廃止されました。軽油の暫定税率も2026年4月1日に廃止されています。「ガソリン税に上乗せされている暫定分」という説明は、もう現状に合いません。

2026年3月には190.8円の最高値を記録した

それでも価格は下がりませんでした。同じ資料によれば、2026年3月16日にレギュラーの全国平均が190.8円/Lに達し、調査開始以来の最高値を記録しています。これを受けて3月19日から緊急的な激変緩和措置が始まり、現在の170円前後という水準が維持されている流れです。

9月17日からの支給額は51.0円。補助なし価格は上がっている

資源エネルギー庁の同資料によると、2026年9月17日から30日に適用される補助額は51.0円/Lで、前週の36.0円から拡大しました。算定式には原油価格の変動分15.1円が含まれています。店頭の169.9円は変わらなくても、その裏で補助がなければ払うはずの金額は増えている、ということです。

この構図を踏まえると、実燃費17.7km/Lの価値は見え方が変わります。補助なし価格205.9円で計算した場合、燃費10km/Lの車なら年間205,900円。RAV4 Zの約116,328円と比べると、年間で約89,572円の差になります。燃料価格が高止まりするほど、この差は効いてくるでしょう。

燃料が高い時代ほど、燃費の差が家計に直結します

PHEVの燃費・電費とEV航続距離151km。急速充電とV2Hにも対応

PHEVは燃費ではなく電費と充電環境で語るべき車です。指標が2系統あるので、混同しないよう整理しておきます。

EV航続距離は151kmと145km

公式諸元表に記載された充電電力使用時走行距離は、国土交通省審査値でZが151km、GR SPORTが145kmです。一方で公式プレスリリースは「約150km」と表記しており、こちらは満充電時のEVモードでの社内測定値(2026年2月現在)。基準が違う別々の数字なので、混ぜて使わないほうが正確でしょう。先代のRAV4 PHVが約95kmだったことを考えると、大幅な延長です。

電費は150Wh/kmと153Wh/km、バッテリー容量は22.68kWh

交流電力量消費率(国土交通省審査値)はZが150Wh/km、GR SPORTが153Wh/km。モード別ではZが市街地128・郊外141・高速170Wh/km、GR SPORTが124・139・176Wh/kmでした。ガソリン車と逆で、EV走行は高速道路で最も電力を使います。駆動用電池はリチウムイオン58.0Ah、総電力量は22.68kWhで、一充電消費電力量は22.10kWh/回です。

急速充電・200V普通充電・V2H、そして走行モード

トヨタ公式のPHEVページは、急速充電の所要時間を「50kW(最大125A)以上の急速充電器(スタンド)を使用した場合の充電時間」という条件付きで示しています。公式の装備一覧によれば、充電インレットは普通充電と急速充電の両方に対応し、急速充電側には外部給電機能(V2H)が付く仕様でした。

  • 付属ケーブル:AC200V用7m(15mは8,800円)
  • 急速充電:対応(先代PHVは非対応)
  • V2H:急速充電インレット経由で対応
  • 走行モード:EV・AUTO EV/HV・HVの3つ

公式装備一覧に載っている充電ケーブルはAC200V用だけで、100V用の設定は記載されていません。「チャージモード」という名称も装備一覧の走行モード欄にはなく、充電制御の細かな仕様は取扱説明書で確認するのが確実です。

PHEVオーナーの報告は「HV走行で20くらい」

PHEVのグレード別実燃費は、前述のとおり電気で走った分が混ざるため比較が難しい数字です。そこで個別の投稿を紹介します。価格.comのPHEVレビューでは、2026年5月購入の滋賀県のオーナーが「HV走行では…一般道でも高速道路でも20くらい」、9月に納車された東京都のZ(PHEV)オーナーが燃費を「20くらい」と書いていました。いずれも個人の報告で平均値ではありません。参考情報として扱ってください。

満タン航続距離は約974km。タンク容量55Lで東京から広島圏まで

最後に実用的な数字を出します。燃料タンク容量から満タン航続距離を計算し、燃費を左右する条件を整理しました。

満タンでどこまで走れるか

ガソリンタンク容量は全グレード共通で55Lです。当方で計算すると、実燃費ベースの航続距離はZ(HEV)が約974km、Adventureが約952km。カタログ値ベースならZ約1,238km、Adventure約1,260kmという計算になります。実燃費ベースでも東京から広島あたりまで無給油で届く水準で、長距離移動が多い人にとっての実質的な強みでしょう。

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タイヤサイズが燃費に効く

標準タイヤはZ(HEV)とAdventureが235/60R18、Z(PHEV)とGR SPORTが235/50R20です。Z(HEV)には20インチへのメーカーオプション(110,000円)が用意されていますが、燃費を優先するなら標準の18インチのままが無難でしょう。20インチは公式注記でタイヤチェーンも装着できません。

この記事で書けなかったこと

限界を正直に書きます。GR SPORTのユーザー実燃費は、2026年9月23日時点でcarview!にも表示がありませんでした。また、みんカラの燃費ページ上部に出るレギュラーの平均値は、初代から6代目までの全世代を合算した数字です。6代目の実燃費としては使えないので、参照するときは必ず年式で絞り込んでください。

燃費の良さは売却時の評価にもつながります。いま乗っている車を手放す予定があるなら、実際にどのくらいの査定額が出るのかをMOTA買取りを利用したガチのレビューで確認しておくと、乗り換えの判断がしやすくなるはずです。

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全世代混在の平均値を、6代目の燃費として読まないでください

よくある質問

新型RAV4の実燃費はどれくらいですか

Z(ハイブリッド)が17.7km/L、Adventureが17.3km/Lです。みんカラの6代目限定データを2026年9月23日に確認した平均値で、カタログのWLTC値との乖離率は当方の計算でそれぞれ▲21.3%、▲24.5%でした。

ハイブリッドの燃費とPHEVの燃費はどちらが良いですか

カタログ値ではHEVのAdventure 22.9km/Lが最上位で、PHEVのZは22.2km/Lです。ただしPHEVは自宅で充電して電気で走る距離が長いほどガソリン消費が減るため、使い方次第で逆転します。ユーザー実燃費の数字も電気走行分が混ざるので、単純比較はできません。

ZとAdventureはどちらが実燃費が良いですか

2026年9月時点ではZが上です。ただし当サイトの記録では7月17日時点でAdventureが1.4km/L上回っており、その後に逆転しました。母数が少ない初期データのため、実燃費だけで判断するのは避けてください。

年間のガソリン代はいくらですか

年間10,000km・169.9円/Lの前提で、Z(HEV)が約95,989円、Adventureが約98,208円です。計算はZの場合10,000÷17.7=565.0L、565.0×169.9=約95,989円。カタログ値通りに走れた場合との差は年間2万円強です。

ガソリン補助がなくなると燃料費はどうなりますか

資源エネルギー庁の資料にある補助なし価格205.9円/Lで計算すると、Z(HEV)は年間約116,328円となり約20,339円増えます。補助額は週ごとに変動し、9月17日からは51.0円に拡大しているため、あくまで感度分析として見てください。

満タンでどのくらい走れますか

ガソリンタンク55Lと実燃費から計算すると、Z(HEV)が約974km、Adventureが約952kmです。カタログ値ベースならZ約1,238km、Adventure約1,260km。実測ベースでも東京から広島あたりまで無給油で届く水準です。

PHEVのEV航続距離はどれくらいですか

国土交通省審査値でZが151km、GR SPORTが145kmです。公式プレスリリースの「約150km」は満充電時のEVモードでの社内測定値で、基準が異なります。先代のRAV4 PHVが約95kmだったので、大幅に延びました。

ガソリンの種類はレギュラーですか

はい、全グレードが無鉛レギュラーガソリン指定で、ハイオクは不要です。エンジンはA25A-FXS型の2.5リッター直列4気筒で、PHEVもハイブリッドも同じエンジンを使っています。

まとめ:燃費は「実燃費×補助なし価格」で見積もる

新型RAV4の燃費・実燃費

新型RAV4の燃費について、3行で整理します。

  • 実燃費はZ 17.7・Adventure 17.3km/L。カタログの75〜79%に着地する
  • 3時点で順位が逆転し差が開いた。初期データでグレードを決めてはいけない
  • 年間約95,989円。ただし店頭169.9円は補助込みで、補助なしなら約20,339円増

冒頭で「読み終えたときに、自分の年間燃料費を自分で計算できる状態になる」とお伝えしました。式は単純で、年間走行距離÷実燃費×燃料価格の3つだけ。実燃費は17.7km/Lを起点に、都市部中心なら1〜2km/L引いて考えると現実に近づきます。

次の一歩として、いま乗っている車の1年分の給油レシートか給油アプリの記録を見て、自分の実燃費を出してください。他人の平均値より、自分の運転傾向のほうがはるかに正確な予測材料になります。

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