新型RAV4のボディカラーとは、モノトーン7色とバイトーン(ツートーン)6色を合わせた全13色の設定で、グレードごとに選べる範囲が決まっています。
2026年9月版の公式主要諸元表のカラー表を1色ずつ照合すると、どのグレードでも実際に選べるのはちょうど5色でした。Z(ハイブリッド)にはツートーンが1色もなく、全グレード共通で選べる色は黒のアティチュードブラックマイカだけ。白はAdventureで選べません。有料色は33,000円から99,000円まで4段階に分かれます。
この記事のポイント
- 13色でも1グレード5色だけ
- 黒は全グレードで追加料金なし
- 白はAdventureで選べない
- Z(HEV)にツートーンはない
- 人気色データは存在しない
公開日:2026年9月23日 / 最終更新日:2026年9月26日
新型RAV4の色は全13色。ただし1台につき選べるのは5色

結論を先に書きます。カタログ全体では13色ありますが、グレードを決めた瞬間に選択肢は5色まで絞られるのです。「13色から選べる」と思って商談に行けば、まず期待が外れるでしょう。
モノトーン7色とバイトーン6色
トヨタ公式の主要諸元表(2026年9月版)の内外配色一覧表に掲載されているのは、モノトーンがプラチナホワイトパールマイカ〈089〉、マッシブグレー〈1L6〉、アーバンロック〈1M6〉、アティチュードブラックマイカ〈218〉、アバンギャルドブロンズメタリック〈4V8〉、エバーレスト〈6X7〉、ダークブルーマイカ〈8X8〉の7色。バイトーンはすべてルーフがブラック〈202〉で、6種類の組み合わせが用意されています。9月版の配色一覧は6月版と同じ内容でした。


新規開発色はアーバンロック〈1M6〉です。6代目の全体像はトヨタ公式のニュースリリースにまとまっており、グレードごとの設定は公式の価格・グレードページでも確認できます。駆動方式は全車E-Fourで、色の選択に駆動方式は関係しません。
どのグレードでも選べるのは5色
正規販売店のトヨタカローラ福井の解説記事もZとAdventureをそれぞれ「全5色」として紹介しており、公式のカラー表をグレード列ごとに数えても、Z(PHEV)5色、Z(HEV)5色、Adventure 5色、GR SPORT 5色と、4グレードすべてがちょうど5色でした。偶然にしてはできすぎた並びで、意図的に設計されていると考えられます。

13色は「全部足すと」の数字。実際は5択です
有料色は4段階に分かれている
価格設定も一律ではありません。配色一覧表の脚注を整理すると、33,000円、55,000円、77,000円、99,000円の4段階に分かれています。最安と最高では3倍の開きがあり、選ぶ色によって見積もりが最大66,000円変わる計算です。
グレード×色の完全マトリクス:商談前にこの1枚で確定

公式のカラー表を4つのグレード列に照合し、全13色の可否を一覧にしました。この表があれば、商談前に自分の選択肢が確定します。
13色×4グレードの一覧表
「○」が設定あり、「−」が設定なしです。横に読めばその色を選べるグレードが、縦に読めばそのグレードで選べる色がわかります。
| ボディカラー | Z(PHEV) | Z(HEV) | Adventure | GR SPORT | 追加料金 |
|---|---|---|---|---|---|
| プラチナホワイトパールマイカ〈089〉 | − | ○ | − | ○ | 33,000円 |
| マッシブグレー〈1L6〉 | − | ○ | − | − | 0円 |
| アーバンロック〈1M6〉 | − | − | ○ | ○ | 0円 |
| アティチュードブラックマイカ〈218〉 | ○ | ○ | ○ | ○ | 0円 |
| アバンギャルドブロンズメタリック〈4V8〉 | − | ○ | − | − | 0円 |
| エバーレスト〈6X7〉 | − | − | ○ | − | 0円 |
| ダークブルーマイカ〈8X8〉 | − | ○ | − | − | 0円 |
| ブラック×アバンギャルドブロンズ[2SQ] | ○ | − | − | − | 55,000円 |
| ブラック×エモーショナルレッドⅡ[2TB] | ○ | − | − | ○ | 99,000円 |
| ブラック×プラチナホワイトパールマイカ[2VP] | ○ | − | − | ○ | 77,000円 |
| ブラック×マッシブグレー[M22] | ○ | − | − | − | 55,000円 |
| ブラック×アーバンロック[M38] | − | − | ○ | − | 55,000円 |
| ブラック×エバーレスト[M39] | − | − | ○ | − | 55,000円 |
| 選べる色数 | 5色 | 5色 | 5色 | 5色 | — |
色の世界がグレードごとにきれいに分かれているのがわかります。ここから読み取れる事実を順に見ていきましょう。

この表、商談前にスクリーンショットしておいてください
Z(ハイブリッド)にツートーンは1色もない
表の2列目を縦に見てください。Z(HEV)で選べる5色はすべてモノトーンで、ツートーンの設定がひとつもありません。ルーフをブラックにしたツートーンが欲しければ、Z(PHEV)かAdventureかGR SPORTを選ぶしかないということです。
装備を基準にするとZ(ハイブリッド)が最も充実しているのに、色の自由度では逆にいちばん制約が強い。この組み合わせは商談で気づきにくいポイントでしょう。装備側の比較は新型RAV4のグレード比較|人気のZ・Adventure・PHEVの違いとおすすめにまとめました。

同じ「Z」でもHEVとPHEVで共通する色は1色だけ
Z(PHEV)とZ(HEV)を見比べると、両方で選べるのはアティチュードブラックマイカ〈218〉ただ1色。同じグレード名なのに、色の体系がまったく別物になっています。アティチュードブラックマイカは、4グレードすべてで選べる唯一の色でもありました。
黒と白はどのグレードで選べる?人気色の代わりに見るべき条件

「黒」「白」で検索する人は多いものの、6代目では選べるグレードがはっきり分かれています。人気色のランキングより先に、この条件を押さえておきましょう。
黒は全グレードで0円。ツートーンのルーフも黒
アティチュードブラックマイカ〈218〉は、4グレードすべてで追加料金なしで選べる唯一の色です。グレードを決めきれていない段階で色から先に固めたいなら、この色が唯一の選択肢になります。ツートーン6色のルーフ側に使われるのはブラック〈202〉で、ボディの黒〈218〉とは色番が別です。
白はZ(HEV)とGR SPORTだけ。Adventureでは選べない
白のプラチナホワイトパールマイカ〈089〉が選べるのはZ(HEV)とGR SPORTで、価格は33,000円です。Z(PHEV)とGR SPORTにはブラックルーフとの組み合わせ[2VP]が77,000円で用意されています。Adventureには白系の設定が1つもないため、「白いAdventure」は選べません。白が条件なら、その時点でAdventureは候補から外れます。
- 白(089):Z(HEV)・GR SPORT/33,000円
- 黒ルーフ×白[2VP]:Z(PHEV)・GR SPORT/77,000円
- 黒(218):全グレード/0円
Adventureで選べる5色と内装色ミネラル
Adventureはアーバンロック、アティチュードブラックマイカ、エバーレストの3色と、ツートーン2色([M38][M39])。エバーレスト〈6X7〉はAdventure専用色です。内装色も、Adventureだけはブラックのほかに「ミネラル」を5色すべてで選べます。ミネラルは「設定あり(ご注文時にご指定ください)」の扱いで、標準はブラックです。先代Adventureのアクセントカラー「オーキッドブラウン」は廃止されました。

「白いAdventure」は、6代目では作れない組み合わせです
グレード別に「選べる5色」を確認する

マトリクスを縦に切り直して、Z・GR SPORTの選択肢を並べます。Adventureは前の章で扱ったので、残る3グレードを見ていきましょう。
Z(ハイブリッド)は4色が無料
Z(HEV)はプラチナホワイトパールマイカ、マッシブグレー、アティチュードブラックマイカ、アバンギャルドブロンズメタリック、ダークブルーマイカの5色。有料色は33,000円のプラチナホワイトパールマイカだけで、残り4色は追加料金なしです。マッシブグレー、アバンギャルドブロンズメタリック、ダークブルーマイカの3色はZ(HEV)専用でもあります。
Z(PHEV)は無料色が1色だけ
Z(PHEV)はアティチュードブラックマイカに加えて、ツートーン4色([2SQ][2TB][2VP][M22])という構成です。無料で選べるのは黒の1色だけで、他はすべて55,000円から99,000円の有料色になります。PHEVで色にこだわると、見積もりが数万円単位で動く前提で考えてください。
GR SPORTは白・黒・アーバンロック+ツートーン2色
GR SPORTはプラチナホワイトパールマイカ、アーバンロック、アティチュードブラックマイカの3色に、ツートーン2色([2TB][2VP])という構成です。最も高額な99,000円の[2TB]を選べるのは、Z(PHEV)とGR SPORTに限られます。新規開発色のアーバンロック〈1M6〉はAdventureとGR SPORT専用で、Zでは選べないという設計も興味深いところです。
有料色の実額と、見積もりへの影響

色の価格差は、装備のオプションに匹敵する規模です。金額に置き換えて確認します。
4段階の価格と対象色
配色一覧表の脚注に記載された内容を整理します。ツートーン同士でも55,000円と99,000円で2倍近い差がある点は、意外に知られていません。
- 33,000円:プラチナホワイトパールマイカ〈089〉
- 55,000円:[2SQ][M22][M38][M39]
- 77,000円:ブラック×プラチナホワイトパールマイカ[2VP]
- 99,000円:ブラック×エモーショナルレッドⅡ[2TB]
色で総額はここまで変わる
Z(PHEV)を例に当方で計算すると、無料のアティチュードブラックマイカと99,000円の[2TB]では、見積もりの総額に99,000円の差が出ます。スペアタイヤ14,300円と安全支援セットのメーカーオプション78,100円を両方付けてもまだ余る金額です。
色を先に決めてしまうと、装備の予算が知らないうちに削られている場合があります。乗り出し総額の全体像は新型RAV4の乗り出し価格と見積もり|おすすめオプション・いらないオプションで項目ごとに分解しました。

メーカーオプションなので、あとから塗り替えられない
有料色は配色一覧表で「メーカーオプション」と明記されており、工場で塗装するため注文後の変更はできません。色は契約時に決めたら最後まで変えられない数少ない項目です。ディーラーオプションのように後から足すこともできないので、迷ったら実車を屋外で見てから決めてください。内装の詳細は新型RAV4の内装は安っぽい?評点3.73の理由と荷室749L・12.9インチナビで扱いました。


色の9.9万円は、装備1つ分以上に相当します
先代から消えた色、形を変えて残った色

6代目では色構成が大きく入れ替わりました。先代から乗り換える人にとっては、ここが最大の変化かもしれません。
アーバンカーキが消えた
先代Adventureの象徴だったアーバンカーキ〈6X3〉は、6代目には設定がありません。ほかにもシルバーメタリック〈1D6〉、グレーメタリック〈1G3〉、センシュアルレッドマイカ〈3T3〉、ホワイトパールクリスタルシャイン〈070〉が姿を消しました。先代の白〈070〉は、6代目ではプラチナホワイトパールマイカ〈089〉に置き換わっています。同じパールホワイト系でも別の色番です。
エモーショナルレッドⅡは形を変えて存続
エモーショナルレッドⅡ〈3U5〉はモノトーンとしては設定がなくなりましたが、ツートーン[2TB]の一部として残っています。「赤は完全になくなった」と書けば不正確になってしまうのです。ただし全身が赤い仕様は選べず、ルーフはブラックとの組み合わせになります。
ツートーンのルーフ色がブラックに統一された
6代目のツートーンは6種類すべてがルーフ側をブラック〈202〉に統一しました。先代にあったアッシュグレーメタリックのルーフは設定されていません。ツートーンの見え方が全体的に引き締まった方向へ振られたことになります。
人気カラーのランキングを載せない理由

この手の記事には「人気色No.1は◯◯」という項目が付きものです。しかし本記事では出しません。理由は単純で、信頼できるデータが存在しないからです。
6代目の人気色データは公表されていない
調べた範囲では、6代目RAV4の色別受注比率や人気色ランキングを公表しているメーカー・大手ポータル・大手メディアは見当たりませんでした。発売から1年たっておらず、受注停止も続いているため、統計として成立する母集団が形成されていないのが実情でしょう。
検索で出てくるランキングの正体
「新型RAV4 人気色」で検索すると順位を掲げるページが出てきますが、出所を確かめる価値があります。大手メディアに掲載されている調査の中には、調査期間が2019年で有効回答200人という、先代を対象にしたものが混じっていました。上位にセンシュアルレッドマイカやアーバンカーキ、ホワイトパールクリスタルシャインが並んでいたら、それは先代の調査です。
色別のリセール差も同様に不明
「白と黒はリセールが高い」という説も、6代目については裏付けが取れませんでした。色別の残価率や買取差額を公表している大手のデータは確認できず、6代目の残価データ自体もまだ存在しません。数値を出しているページがあれば、先代のデータか推測だと考えてください。
参考までに、車体色に関係なく6代目の中古相場は高値圏にあります。価格.comのRAV4ページで6代目の中古車を2026年9月23日に確認すると、4,960,000〜7,690,000円(353物件)で、新車の最安4,500,000円を下限でも上回っていました。いま乗っている車を手放す予定があるなら、実際にどのくらいの査定額が出るのかはMOTA買取りを利用したガチのレビューで具体的な金額を公開しています。


データがないときは「ない」と書くのが正確です
よくある質問
- 新型RAV4のボディカラーは何色ありますか
-
全13色です。モノトーンが7色、ルーフをブラックにしたバイトーンが6色。ただしこれは全グレードを合計した数で、1つのグレードで選べるのは5色だけです。
- ツートーンはどのグレードで選べますか
-
Z(PHEV)、Adventure、GR SPORTの3グレードです。Z(ハイブリッド)にはツートーンの設定が1色もありません。Z(PHEV)は4色、AdventureとGR SPORTはそれぞれ2色のツートーンから選べます。
- 白は選べますか
-
グレードによります。プラチナホワイトパールマイカ〈089〉が選べるのはZ(ハイブリッド)とGR SPORTのみで、価格は33,000円です。Z(PHEV)とGR SPORTにはブラックとの組み合わせ[2VP]が77,000円で用意されています。Adventureでは白系を選べません。
- 黒はどのグレードでも選べますか
-
はい。アティチュードブラックマイカ〈218〉は4グレードすべてで選べる唯一の色で、追加料金もかかりません。ツートーンのルーフに使われるブラック〈202〉とは別の色番です。
- 追加料金がかからない色はありますか
-
あります。マッシブグレー、アーバンロック、アティチュードブラックマイカ、アバンギャルドブロンズメタリック、エバーレスト、ダークブルーマイカの6色は追加料金なしです。ただしどの色を選べるかはグレードで決まります。
- 先代のアーバンカーキは選べますか
-
6代目には設定がありません。シルバーメタリック、グレーメタリック、センシュアルレッドマイカ、ホワイトパールクリスタルシャインも同様に廃止されました。先代の色名で探しても見つからないため、6代目のカラー表で確認してください。
- 人気色は何ですか
-
6代目の人気色データは公表されていません。メーカーも大手ポータルも色別受注比率を出しておらず、発売から1年未満かつ受注停止が続く状況では統計の母集団が形成されていないためです。検索で出てくるランキングは先代を対象にした調査である可能性が高いといえます。
まとめ:グレードを決めてから、色の列を見る

新型RAV4のボディカラーについて、3行で整理します。
- 全13色でも、1グレードで選べるのはちょうど5色
- 黒は全グレード0円、白はAdventureで選べず、Z(HEV)にツートーンなし
- 有料色は4段階で最大99,000円。人気色データは存在しない
冒頭で「読み終えたときに、自分が選べる色が確定している状態になる」とお伝えしました。手順は2段階です。まずグレードを装備で決め、そのうえで本記事のマトリクスの該当列を見る。この順番なら、あとから「その色は選べません」と言われることはありません。
次の一歩として、候補の色を2つに絞ったうえで販売店の展示車か試乗車を屋外で確認してください。カタログの写真と実車では、特にツートーンの見え方が大きく違います。5色しか選べないからこそ、実物を見る価値は高いはずです。


参考URL一覧
- トヨタ公式・RAV4主要諸元表・内外配色一覧(2026年9月版):https://toyota.jp/pages/contents/rav4/003_p_001/pdf/rav4_spec_202609.pdf
- トヨタ公式ニュースルーム・新型RAV4を発売:https://global.toyota/jp/newsroom/toyota/43738655.html
- トヨタ公式・RAV4 価格・グレード:https://toyota.jp/rav4/grade/index.html
- トヨタカローラ福井・新型RAV4は何が変わった?:https://www.corolla-fukui.jp/naradeha/column/new_rav4_comparison
- 価格.com・RAV4の価格・中古車情報:https://kakaku.com/item/70100110005/





