新型ルーミーの欠点とは、走行性能・乗り心地・燃費という3項目に集中する不満のことで、大手5ページの評点がそろって同じ方向を指しています。
評点を横断すると、低いのは走行性能・乗り心地・燃費、高いのは積載性・居住性・運転しやすさ。ただし読むときに注意が要ります。公開されている口コミのほぼ全部が2026年8月31日の改良より前の車への評価で、しかも改良でWLTC燃費は1台も変わっていません。エコカー減税の軽減も受けられない車です。「燃費が悪い」「高速道路がつらい」という声の正体と、ブラインドスポットモニターが装備一覧に無いといった安全装備の弱点まで、出典つきで整理しました。
この記事のポイント
- 不満は走り・乗り心地・燃費
- 口コミは改良前の車の評価
- 改良で燃費は変わっていない
- エコカー減税は対象外
- BSMは装備一覧に無い
公開日:2026年10月7日 / 最終更新日:2026年10月7日
新型ルーミーの欠点は3つに集中|頻出不満ワードTOP5を集計しました

先に結論から。不満の中心は走行性能・乗り心地・燃費の3つで、これは母集団の大きさが違う5ページすべてで一致しています。この記事を読み終えるころには、どの不満が自分の使い方に刺さるのか、そして口コミのどこを割り引いて読むべきかを、出典と件数つきで判断できる状態になっているはずです。
集計方法を先に開示|5ページ・643件の項目別評点を横断した
数字を出す前に、どう集めたかを書きます。母集団にしたのはcarview!のルーミーのレビュー、carview!のルーミーカスタムのレビュー、価格.comのレビュー、カーセンサーの口コミ、MOTAのカタログの5ページ。取得日はすべて2026年10月7日です。
集計のルールは3つ決めました。①各ページが公開している項目別の評点だけを使い、レビュー本文は引用しない。②そのサイトの総合点より低い項目を「不満」として拾う。③複数サイトで共通して低い項目を順位化する。みんカラとcarview!は同一運営のため1サイトとして扱うという点も、独立性を保つために外せない条件でした。件数の内訳は174件・292件・144件・24件・9人で、合計643件分の評点にあたります。なお旧版では同じ集計の件数を見出しで652件、本文で642件と食い違って書いていたため、今回の取り直しで実数に統一しました。
点数そのものも並べておきます。carview!のルーミーは総合3.8・174件、carview!のルーミーカスタムは総合4.5・292件、価格.comのルーミーは満足度3.23・144件、カーセンサーのルーミーは4.1・24件、MOTAのルーミーは3.6・9人(いずれも2026年10月7日取得)。サイト間で最大1.27点の差があるので、どれか1つを代表値にすると判断を誤ります。
頻出不満ワードTOP5|1位は走行性能・エンジン性能

集計の結果がこちらです。1位は走行性能・エンジン性能で、価格.comでは2.74点と2.81点という評点でした。同ページに表示されているコンパクトカーのカテゴリ平均は4.11点と4.19点なので、1.3点以上の開きがあります。
| 順位 | 不満の軸 | 根拠になった評点 | 一致したサイト数 |
|---|---|---|---|
| 1 | 走行性能・エンジン性能 | 価格.com 2.74/2.81、carview! 3.1、MOTA 3.6 | 3サイト |
| 2 | 乗り心地 | carview! 3.1、価格.com 2.89、MOTA 3.3 | 3サイト |
| 3 | 燃費 | carview! 3.4/カスタム3.2、MOTA 3.4 | 2サイト |
| 4 | コスト・価格 | 価格.com コスト2.90/価格3.21 | 1サイト |
| 5 | 内装 | 価格.com インテリア3.29、MOTA 内装3.2 | 2サイト |
表の通り、上位3つは母集団の大きいサイトどうしで一致しました。逆に高評価で一致したのは積載性・居住性・運転しやすさで、carview!の積載性はルーミー3.9・カスタム4.0、カーセンサーは居住性4.3・積載性4.3、MOTAは運転しやすさ4.3が全項目中の最高点。走行性能・乗り心地・燃費の評点が低く、積載性・居住性・運転しやすさの評点が高いという傾向は全サイトで一致しているという構図です。街乗り中心なら不満の3つはほとんど顔を出さない、とも読めますね。

点数は必ずサイト名と件数とセットで。単独の数字は判断材料になりません
最大の限界|口コミのほぼ全部が改良前の車への評価です
ここが本記事でいちばん正直に書くべき部分です。2026年8月31日に一部改良が行われたばかりなので、公開されている口コミのほぼ全部が改良前の車に対する評価にあたります。取得日の2026年10月7日は発売から37日目で、トヨタ公式の工場出荷時期の目処は2〜3ヵ月程度。改良後の個体に乗った人のレビューが集まる時間は、まだほとんど経っていません。
影響が出やすいのは安全装備と運転支援まわりです。改良でスマートアシストが全車標準装備になり、SRSサイドエアバッグとSRSカーテンシールドエアバッグも全車標準へ。GとG-Tには電動パーキングブレーキ&ブレーキホールドと全車速追従機能付ACCが設定されました。これらに触れていない口コミは、装備の有無ごと違う車の話をしている可能性があるわけです。一方で走行性能・乗り心地・燃費は改良で手が入っていないため、この3項目の評点は現行型にもそのまま当てはまると考えていいでしょう。
新型ルーミーは燃費が悪い?大手が書きにくい本音5点

改良を紹介する記事は「進化した」で終わりがちですが、公式資料を突き合わせると別の景色が見えます。燃費は1台も変わっておらず、税制の優遇もなく、色の選択肢にはグレードの壁があり、ブラインドスポットモニターは装備一覧に無く、大手ポータルの価格表示にも混乱が残る。5点とも一次資料か公開ページで確認できた事実です。
改良で燃費は1台も変わっていない|公式諸元表の版差分で確認
まず燃費から。改良前の主要諸元表PDFと改良後の主要諸元表PDF(’26年8月現在)を並べて数値を突き合わせたところ、WLTCの総合値だけでなく市街地・郊外・高速道路の内訳まで完全に同一でした。2026年8月の一部改良でWLTC燃費の数値は1台も変わっていないというのが、版差分から出てくる結論です。
現行値は18.4km/L(1.0L自然吸気・2WD)、16.8km/L(1.0Lターボ・2WD)、16.8km/L(1.0L自然吸気・4WD)。実際の走りはこれより落ちます。みんカラの燃費記録で見ると、グレード別の実燃費目安はX 2WDが14.7km/L、G 2WDが13.9km/L、G-T 2WDが12.3km/L。実燃費はカタログ値の65〜85%程度にとどまるという水準です。「改良で燃費が上がった」と書かれた記事を見かけたら、出典の版表記を確かめてください。
比較対象も出しておきます。スズキ公式のニュースリリースによると、スズキ ソリオのWLTCモード燃費は2WDが22.0km/L・4WDが20.7km/Lで、全車がマイルドハイブリッド。年10,000km、資源エネルギー庁の燃料油価格定額引下げ措置ページによるレギュラーガソリンの全国平均170.2円/L(2026年9月28日調査)という前提で計算すると、カタログ値ベースで年約15,136円の差が出ます。ルーミーにはハイブリッドの設定がないので、燃費を最優先するなら比べる相手はここでした。


正直、改良で燃費が良くなると思っていました。版を並べて確かめて驚いた点です
エコカー減税の対象外|低燃費のイメージと税制は一致しない
2つ目は税金です。トヨタ公式のエコカー減税・環境性能割のページに並ぶ対象車を1台ずつ照合しましたが、そこにルーミーの名前はありませんでした。ルーミーはトヨタ公式のエコカー減税対象車一覧に掲載がなく、自動車重量税の軽減は受けられないという結論になります。兄弟車のトールも同じです。
ただし金額までは書けません。ルーミーの自動車重量税の具体額は本調査で確定できていないためです。本則税率と当分の間税率のどちらが適用されるかを特定できず、推測で桁を埋めるのは避けました。なお環境性能割は2026年3月31日をもって廃止され、2026年4月1日以降に登録する自動車には課税されないので、こちらは0円で確定。税の話は明るい面と暗い面が両方あるわけですね。総額の組み立ては新型ルーミーの見積もり|乗り出し価格を1円単位で積み上げるにまとめました。


低燃費に見える車でも減税対象とは限りません。一覧で確認を
色とナビの落とし穴|2トーンはカスタム系限定、画面は86,900円
3つ目は装備と色の制約です。ボディカラーは全10色ありますが、2トーンはカスタムG-TとカスタムGのメーカーオプションで、X・G・G-Tでは選べません。55,000円と77,000円という金額の前に、そもそもグレードの壁があるという話。「この色が気に入ったから」でグレードが決まってしまう構図です。
画面まわりも同じ構造でした。9インチディスプレイオーディオは公式の主要装備一覧でディスプレイオーディオパッケージ 86,900円のメーカーパッケージオプション扱いです。カタログの1,830,400円という数字は、画面のない状態の金額だと理解しておかないと、見積書で驚くことになります。ちなみに色別の残価率や色別の査定差は承認ソースに存在しないので、売却時の回収を前提にした色選びには根拠がありません。色の全体像は新型ルーミーのボディカラー全10色|新色と廃止色、2トーンの条件で確認できます。

ブラインドスポットモニターは無い|安全装備で残る空白
4つ目は安全装備の空白です。改良でスマートアシストとサイド・カーテンシールドエアバッグが全車標準になった一方、公式の主要装備一覧にブラインドスポットモニター(後側方の車両を知らせる装備)の項目は見当たりません。車線変更が多い高速道路の使い方では、ミラーと目視の確認がこれまで以上に大事になります。
逆に、検索が多いオートハイビームとADB(アダプティブドライビングビーム)は、スマートアシストの機能として装備一覧に記載があります。ただし公式の注記に「スマートアシストの装備内容はグレードによって設定が異なります」とあるので、欲しい機能が自分のグレードに付くかは装備一覧で1行ずつ確認してください。アイドリングストップ機能は全車標準装備で、オフにする操作の可否も試乗時に確かめておくと安心です。
大手ポータルの価格表示は1か月で半分だけ更新|販売店公式にも誤記
5つ目は情報そのものの鮮度です。改良から6日後の2026年9月6日時点で、大手ポータル4サイトがいずれも改良前の価格を掲載したままでした。1か月後の10月7日に開き直すと、carview!の新車カタログと価格.comのカタログは改良後の価格に更新済み。一方でカーセンサーのカタログは新車時価格を146.3〜234.6万円と、初代初期の下限と改良後の上限が混ざった表示のままでした。
正規販売店の公開資料も万全ではありませんでした。改良前後の比較表に、1グレードだけ他資料と噛み合わない金額が載っていたのです。本サイトでは、改良前のX 4WDの価格は、価格.comの旧カタログ表記とダイハツ公式の北海道地区価格からの逆算が一致する値を採用しているという方針で処理しました。大手でも正規販売店でも誤記はある。読者側の防御策は「’26年8月現在」のような版表記を探すことに尽きます。改良の中身そのものは新型ルーミー2026年8月一部改良の変更点|公式諸元表の版差分で検証で分解しました。

後悔しやすい選び方3パターン|ターボ・四駆・グレードの落とし穴

買ってから「しまった」となりやすいのは、車そのものより選び方のほうです。金額を先に並べておきます。Xは1,830,400円(2WD)と2,006,400円(4WD)、Gは1,989,900円(2WD)と2,165,900円(4WD)、G-Tは2,117,500円(2WD)、カスタムGは2,170,300円(2WD)と2,346,300円(4WD)、カスタムG-Tは2,313,300円(2WD)。X/G/G-T/カスタムG/カスタムG-Tの5グレード・8型式、価格は1,830,400円〜2,346,300円という構成です。
ターボを選んで燃料費で後悔する|年約15,928円の差
1つ目はターボです。カタログ上の差は1.6km/Lですが、実測ではもっと開きます。G 2WDの13.9km/Lに対してG-T 2WDは12.3km/L。年10,000km・170.2円/Lで換算すると、G 2WDが約122,446円、G-T 2WDが約138,374円になります。ターボを選ぶと実燃費ベースで年約15,928円の燃料費増という計算でした。
車両価格でも127,600円の差がついているので、金額だけを見れば回収できる場面はありません。それでもターボを選ぶ理由があるとすれば、高速道路の合流や登坂で余裕がほしいという1点でしょう。72kW(98PS)・140N・mと51kW(69PS)・92N・mの差は、走行性能の評点が最も低いこの車では効いてきます。数字と体感、どちらを取るかという話ですね。
四駆とターボを両立できない|G-Tに4WDの設定はありません
2つ目は駆動方式の制約です。G-Tに4WDの設定はありませんし、カスタムG-Tも同じ。四輪駆動を選べるのは自然吸気のX・G・カスタムGの3グレードだけです。「雪道を走るからターボの四駆で」という要望は、この車では最初から成立しません。
降雪地に住んでいて、なおかつカスタムの外装が欲しい場合、選択肢はカスタムG 4WDの2,346,300円ただ1つ。ラインアップ中の最高価格でありながらエンジンは自然吸気のまま、という構図になります。商談に入る前にここを知らないと、グレード選びを一からやり直すことになりますよね。
安いつもりでX 4WDを選ぶ|G 2WDより16,500円高い
3つ目がいちばん見落とされやすい落とし穴です。X 4WDは2,006,400円、G 2WDは1,989,900円。四輪駆動が必要ないのにX 4WDを選ぶと、装備の少ないほうに16,500円多く払うことになります。Xには全車速追従機能付ACC&電動パーキングブレーキもパノラミックビュー対応ナビレディパッケージも設定がありません。
背景には値上げ幅の偏りがあります。値上げ幅はXが最大の88,000円、Gが最小の50,600円で、その結果GとXの価格差は改良前の196,900円から改良後は159,500円に縮まりました。Xの割安感が薄れたぶん、Gが射程に入ってきたわけです。グレードごとの損得は新型ルーミーのグレード比較|コスパ偏差値とやめとけグレードで採点しました。


四駆が要るかどうか。この1問でグレード選びの半分が決まります
後悔しないためのチェックリスト|契約前に確認する7項目

ここまでの弱点を、契約前に潰せる形に落とします。確認する順番は、版表記・装備・見積書・納期の4段階。どれも数分で終わる作業ですが、やらずに契約すると後から取り返しがつきません。向いていない人の条件も最後に書きます。
契約前チェックリスト|そのまま持ち込める7項目
いちばん重要なのは、見ているページの版表記が「’26年8月現在」かどうかの確認です。ここが古いページの金額は、改良前の価格である可能性があります。以下をそのまま商談に持ち込んでください。
- 価格ページの版表記を確認
- 見積書の環境性能割が0円か
- 自賠責が37か月で入っているか
- 画面の86,900円が入っているか
- 希望色がグレードで選べるか
- 納期掲示の基準日を確認
- 下取りは外部査定も取る
納期の項目だけ補足を。工場出荷時期と納車時期は別で、出荷後に販売店オプションの取り付けと新車点検が入るため、掲示された月をそのまま納車月と読むと予定が狂います。下取りについても、販売店の査定額だけで決めると総額が見えません。実際にどのくらいの金額が出るのかはMOTA買取りを利用したガチのレビューで公開しているので、比較の基準として使ってみてください。

向いていない人・向いている人|評点から線を引く
向いていないのは3タイプです。高速道路の快適性を最優先する人、燃費を第一条件にする人、そして年内の納車を確約したい人。1つ目は走行性能2.74点・乗り心地2.89点という評点が示す通り、この車の弱点そのものですし、2つ目はソリオとの燃費差が埋まりません。3つ目はトヨタ公式の工場出荷目処が2〜3ヵ月程度、販売店掲示の出荷目安が2026年12月という状況で、10月以降の注文では時期の約束が難しい局面です。
逆に向いているのは、街乗り中心で後席の乗り降りが多い家庭、駐車場の制約で全長3.7m級に収めたい人、そして5人乗りで足りる人です。積載性・居住性・運転しやすさが全サイトで高評価という事実は、この使い方にきれいに刺さります。用途がはっきりしているほど満足度が上がるタイプの車、という言い方もできますね。
欠点があっても売れている理由|2026年9月も登録車6位
弱点を並べてきましたが、市場の評価は別の方向を向いています。自販連の乗用車ブランド通称名別ランキングによれば、2026年9月は6位・7,202台、2026年度上半期(4〜9月)の累計は5位・55,046台。2016年11月の発売から約10年が経過してもなお登録車の月間上位に入っているという異例の状態です。
兄弟車の状況も判断材料になります。ダイハツ公式のトール価格ページと照合すると、ルーミーとダイハツ トールは全8型式で価格が1円まで同一。スバル ジャスティもSUBARUのニュースリリースで2026年9月10日に改良モデルが発表され、3兄弟がそろって2026年8〜9月に改良を終えた格好です。弱点を抱えたままでも3社が売り続けるだけの需要がある、という読み方ができるでしょう。なお2026年10月時点で出荷停止や受注停止の事実は承認ソースで確認されていないため、ルーミー自体は通常どおり注文できます。

弱点を知って選んだ人ほど、この車の満足度は高くなる印象です
よくある質問
欠点や後悔にまつわる検索でよく出てくる疑問に、1文目で結論を出して答えます。評点と数値はすべて2026年10月7日時点で確認したものです。
- 新型ルーミーの欠点は何ですか?
-
走行性能・乗り心地・燃費の3つです。5ページの項目別評点を横断すると、この3項目だけが複数サイトで共通して低く出ました。価格.comでは走行性能2.81点・エンジン性能2.74点・乗り心地2.89点で、同ページのカテゴリ平均を大きく下回っています。逆に積載性・居住性・運転しやすさは全サイトで高評価でした。
- ルーミーはやめとけと言われるのはなぜですか?
-
走りと燃費を基準に語られているからです。1.0L自然吸気は51kW(69PS)で、車両重量は1,080kgから1,140kg。高速道路での余裕を求める層からは物足りないと評価されます。ただし積載性や運転しやすさの評点は高く、街乗り中心なら評価は反転するもの。「誰にとってやめとけなのか」を確かめずに鵜呑みにしないほうがいいでしょう。
- 実燃費はどのくらいですか?
-
グレード別の実燃費目安はX 2WDが14.7km/L、G 2WDが13.9km/L、G-T 2WDが12.3km/Lです(みんカラ・2026年9月6日取得)。給油記録2,365件のレギュラー平均は13.76km/L(2026年10月7日取得)。集計サイトと母集団によって実燃費は11.0km/Lから16.71km/Lまで開くので、単一の数値を鵜呑みにせず幅で捉えてください。
- 2026年8月の改良で乗り心地は良くなりましたか?
-
変わったという公式情報はありません。今回の改良は予防安全機能と快適装備の追加が中心で、内外装のデザイン変更はないと複数の媒体が伝えています。エンジンや駆動系にも手が入っておらず、WLTC燃費の数値も改良前後で同一でした。乗り心地の評点が示す傾向は、現行型にもそのまま当てはまると考えるのが妥当です。
- ルーミーとソリオはどちらを選ぶべきですか?
-
燃費を最優先するならソリオです。スズキ公式のニュースリリースによれば、スズキ ソリオのWLTCモード燃費は2WDが22.0km/L・4WDが20.7km/Lで、全車がマイルドハイブリッド。ルーミーの18.4km/Lとは最大3.6km/Lの差があり、年10,000km・170.2円/Lなら年約15,136円の燃料費差になります。一方でルーミーは入口が1,830,400円と安く、価格を優先するなら逆の結論になるでしょう。
- 値引きで安く買えますか?
-
実額の目安を示せません。ルーミーの値引き相場を実績統計として公表している大手サイトは存在しないためです。価格.comに並ぶ購入者の値引き報告も、ルーミーの58件は最新で2025年9月購入分、カスタムの13件は2023年9月購入分で、2026年8月の改良後の報告はまだありません(2026年10月7日確認)。しかも改良直後で販売台数も多い時期。総額を動かしたいなら下取り側から攻めるほうが現実的です。
- 未使用車や中古車を狙うのはアリですか?
-
装備の世代差を確認できるならアリです。2026年8月31日より前に登録された個体は、SRSサイドエアバッグとSRSカーテンシールドエアバッグが標準ではない世代である可能性があります。スマートアシストの検知機能も改良前の仕様。価格差だけで比べず、安全装備の内容を1台ずつ確認してください。
- スバル ジャスティは選択肢になりますか?
-
なります。SUBARUは2026年9月10日にジャスティの改良モデルを発表し、価格は2WDが2,170,300円、4WDが2,370,500円です。中身はルーミーと同じ系統なので、この記事で挙げた走り・乗り心地・燃費の弱点もそのまま共通します。単一グレードのためXのような安い入口はなく、スバルの販売店と付き合いがある人向けの選択肢でしょう。
- ブラインドスポットモニターは付けられますか?
-
公式の主要装備一覧にはブラインドスポットモニターの項目がなく、メーカーオプションでも選べないと読めます。後側方の確認はミラーと目視が頼りになるため、高速道路の車線変更が多い人には弱点のひとつです。駐車時の死角対策なら、X以外で選べるパノラミックビュー系のパッケージが現実的な代替になります。
- フルモデルチェンジを待ったほうがいいですか?
-
待つ根拠になる公式情報はありません。トヨタ公式のフルモデルチェンジ発表はない(2026年10月7日時点)という状態で、ハイブリッド搭載や大幅改良を報じた2媒体は配信元が同じでした。その予想も8月31日の一部改良として着地しています。安全装備が全車標準化された直後という点では、いま買う側の条件は悪くないでしょう。
まとめ|欠点は3つ、そのうち2つは使い方で消えます

新型ルーミーの欠点は走行性能・乗り心地・燃費の3つで、5ページ643件分の評点が同じ方向を指していました。ただし高速道路をあまり使わないなら、上位2つは日常でほとんど顔を出しません。残る燃費だけは走り方に関係なく効いてくるので、そこを許容できるかどうかが分かれ目になります。
- 不満1位は走行性能・エンジン性能
- 口コミは改良前の車への評価
- 重量税の軽減は受けられない
- ターボは年約15,928円の燃料費増
冒頭で「どの不満が自分に刺さるのか、口コミのどこを割り引くのかを判断できるようになる」と書きました。回収します。刺さるかどうかは高速道路の使用頻度で決まり、割り引くべきは安全装備と運転支援に関する記述。改良でスマートアシストとエアバッグが全車標準になった以上、その前の評価は装備の異なる車の話です。逆に走り・乗り心地・燃費の評点は、改良で手が入っていないぶん現行型にも有効でした。

弱点を3つとも承知で選んだ人ほど、この車の満足度は高いはずです
次の一歩は3つです。①トヨタ公式の主要諸元表PDFを開き、いま見ている価格・燃費ページの版表記が「’26年8月現在」かを確かめる。②試乗のときは、市街地だけでなく合流のある道を必ず走らせてもらう。③下取り車があるなら外部の査定を1社挟んでから商談に入る。実際の使用感を先に読みたい方は新型ルーミーの口コミ・評価|5サイトの評点を集計して読み解く、値引きの組み立ては新型ルーミーの値引き|相場が公表されない車で条件を作る手順が近道になります。


参考URL一覧
- トヨタ公式・ルーミー 主要諸元表/装備一覧PDF(’26年8月現在):https://toyota.jp/pages/contents/roomy/001_p_006/pdf/roomy_spec_202608.pdf
- トヨタ公式・ルーミー 主要諸元表PDF(改良前・版差分用):https://toyota.jp/pages/contents/roomy/001_p_006/pdf/roomy_spec_202507.pdf
- トヨタ公式・エコカー減税/環境性能割:https://toyota.jp/ecocar/about1/index.html
- ダイハツ公式・トール 価格とグレード:https://www.daihatsu.co.jp/lineup/thor/02_grade.htm
- SUBARU ニュースリリース・ジャスティ改良モデルを発表(2026年9月10日):https://www.subaru.co.jp/news/2026_09_10_092103/
- 日本自動車販売協会連合会・乗用車ブランド通称名別ランキング(2026年1〜9月):https://www.jada.or.jp/files/libs/7724/202610051041269611.pdf
- 資源エネルギー庁 燃料油価格定額引下げ措置・ガソリン全国平均価格の推移(2026年9月28日調査):https://nenryo-teigakuhikisage.go.jp/current_graph.pdf
- carview!・ルーミー ユーザーレビュー:https://carview.yahoo.co.jp/ncar/catalog/toyota/roomy/urev/
- carview!・ルーミーカスタム ユーザーレビュー:https://carview.yahoo.co.jp/ncar/catalog/toyota/roomy_custom/urev/
- carview!・ルーミー 新車カタログ:https://carview.yahoo.co.jp/ncar/catalog/toyota/roomy
- 価格.com・トヨタ ルーミー レビュー評価・評判:https://review.kakaku.com/review/K0000921207/
- 価格.com・トヨタ ルーミー カタログ:https://kakaku.com/item/K0000921207/
- カーセンサー・ルーミー 口コミ・評価:https://www.carsensor.net/catalog/toyota/roomy/review/
- カーセンサー・ルーミー カタログ:https://www.carsensor.net/catalog/toyota/roomy/
- MOTA・自動車カタログ トヨタ ルーミー:https://autoc-one.jp/catalog/toyota/roomy/
- みんカラ・トヨタ ルーミーの燃費(給油記録):https://minkara.carview.co.jp/car/toyota/roomy/nenpi/
- スズキ公式・ソリオ/ソリオ バンディット 一部仕様変更(2025年1月16日):https://www.suzuki.co.jp/release/a/2025/0116





