三菱新型デリカミニは、2025年後半(10月が有力)にフルモデルチェンジが予想されています。最大の注目点は日産の電動化技術「e-POWER」搭載の可能性で、実現すればEVのような滑らかな加速と大幅な燃費向上が期待できます。内外装はよりタフで先進的なデザインに刷新され、12.3インチの大型ディスプレイや最新の運転支援システム「MI-PILOT」も搭載される見込みです。価格は装備充実により上昇が予測されます。

2023年5月の登場から、その唯一無二のキャラクターと悪路走破性で軽スーパーハイトワゴン市場に新風を巻き起こした三菱デリカミニ。そのデリカミニが、登場からわずか2年半という異例の速さで2025年後半にフルモデルチェンジを行うという情報が自動車業界を駆け巡っています。
この記事では、現在噂されている新型デリカミニのフルモデルチェンジに関するあらゆる情報を、専門的な視点から徹底的に深掘りし、どこよりも詳しく解説します。
この記事のポイント
- 発売時期は2025年後半が最有力
- 最大の目玉は「e-POWER」搭載の可能性
- 内外装はよりタフで先進的なデザインへ
- 12.3インチ大型ディスプレイを新採用か
- 最新の運転支援「MI-PILOT」で安全性向上
- 新世代プラットフォームで走りも進化
- 価格は装備向上に伴い上昇する見込み
新型デリカミニ フルモデルチェンジ最新情報

①新型デリカミニ【発売日はいつ?】2025年10月が有力!ただし延期の可能性も
新型デリカミニの発売時期は2025年10月が最有力視されており、異例の2年半でのフルモデルチェンジとなります。これは現行モデルがeKクロススペースベースのスキンチェンジモデルであり、ベース車両から数えれば5年経過のため妥当なタイミングです。ただし当初計画から延期の情報もあり、先行受注開始は2025年8月中旬頃と見られています。

なぜ、わずか2年半でフルモデルチェンジなのか?この異例の速さの背景には、デリカミニの出自が関係しています。現行デリカミニは、2020年に登場した「eKクロススペース」をベースに、内外装を大幅に変更した、いわゆる「スキンチェンジ」モデルです。
そのため、ベース車両のeKクロススペース(および兄弟車の日産ルークス)から数えれば、2025年で登場から5年以上が経過し、フルモデルチェンジとして妥当なタイミングと言えます。兄弟車である日産ルークスが次世代モデルへ移行するのに伴い、デリカミニも連動してフルモデルチェンジされる見込みです。
発表・発売延期の情報も:当初は2025年7月末に発表、同年10月に発売という計画でしたが、何らかの事情により発表・発売が延期されたとの情報もあります。最新の情報では、先行受注の受付や価格の正式発表は2025年8月中旬頃になるのではないかと見られています。
予想される発表・発売時期 | 補足情報 |
---|---|
2025年10月~12月 | 最も有力な情報 |
2025年9月 | 早ければこの時期との報道も |
2025年8月中旬 | 先行受注開始の可能性 |
2026年以降 | 一部で示唆される可能性 |

②新型デリカミニ【価格予想】e-POWER搭載で300万円超えも?
フルモデルチェンジに伴う価格上昇は避けられないでしょう。最大の要因は日産の電動パワートレイン「e-POWER」の搭載と先進装備の大幅な拡充です。現行モデルの価格帯が約180万円~224万円に対し、新型ではスタート価格が200万円を超え、上位グレードは諸費用込みで300万円に迫る、あるいは超える可能性も十分に考えられます。
特に、最上級グレードに設定されると噂される「T Premium DELIMARU PACKAGE」は、12.3インチナビや先進安全装備が標準となるため、総支払額は300万円を優に超えてくると予想されています。軽自動車もここまで来たか、という価格帯になりますが、それに見合うだけの価値が提供されることに期待したいところです。
③【エクステリア】角目採用でさらにタフに!ダイナミックシールドも進化
新型デリカミニのエクステリアは、現行モデルの「タフで愛嬌のある」コンセプトを継承しつつ、より力強く洗練されたデザインへと進化する見込みです。最大の変更点は角型LEDランプの採用で、現行の半円形から精悍でシャープな印象へと大きく変貌します。三菱のデザインアイデンティティ「ダイナミックシールド」も進化し、より厚みのある力強いフロントフェイスを演出します。
- 角型LEDランプ:現行モデルのアイコンである半円形のLEDデイタイムランニングライトが、ボディラインに合わせた角形(四角)に変更
- 進化したダイナミックシールド:三菱のデザインアイデンティティ「ダイナミックシールド」は、フロントグリルバーが大型化
- 立体的なサイドビュー:フロントからサイドにかけて段差を設けることで、ボディに立体感と動きを演出
- 引き締まった足元:タイヤハウスはブラック塗装で仕上げられ、SUVらしいタフな足元を強調
全体として、現行の親しみやすさを残しながらも、兄貴分の「デリカD:5」を彷彿とさせるような、より本格的なギア感を増したデザインになることが期待されます。
④【インテリア】12.3インチ大型ディスプレイ採用で劇的進化!
インテリアは今回のフルモデルチェンジで最も劇的な進化を遂げる部分です。最大の目玉はGoogle搭載12.3インチディスプレイの採用で、ナビゲーションやエンターテインメント機能が飛躍的に向上し、スマートフォンとの連携もよりシームレスになります。フルデジタルメーターの採用により、多彩な情報をグラフィカルに表示でき、質感も大幅に向上します。
- Google搭載12.3インチディスプレイ:一部の情報では、Googleを搭載した12.3インチの大型インフォテイメントシステムが設定
- フルデジタルメーター:ドライバー正面のメーターもフルデジタル化され、多彩な情報をグラフィカルに表示
- 質感の大幅向上:現行モデルでも評価の高いインテリアですが、新型ではソフトパッドの採用範囲を拡大
- 先進的な操作系:エアコンの操作パネルは、日産の新型セレナ(C28型)と共通イメージのタッチパネル式
現行モデルの強みである広大な室内空間、撥水シート生地、防汚仕様のラゲッジスペースといった実用性の高さは、もちろん新型でも継承・進化されるでしょう。先進性と実用性を高次元で両立した、クラスを超えたインテリア空間が期待されます。
⑤【パワートレイン】最大の注目は「e-POWER」搭載の噂!
今回のフルモデルチェンジにおける最大のハイライトが日産のシリーズハイブリッドシステム「e-POWER」の搭載です。e-POWERはエンジンを発電専用に使い、その電力で100%モーターを駆動して走行するシステムで、EVのような滑らかで力強い加速と圧倒的な静粛性を実現します。現行のWLTCモード燃費20.9km/Lに対し、e-POWER搭載により25.0km/Lを超えることも期待されています。
e-POWERとは?エンジンを発電専用に使い、その電力で100%モーターを駆動して走行するシステムです。これにより、EVのような滑らかで力強い加速、圧倒的な静粛性、大幅な燃費向上を実現します。
- EVのような滑らかで力強い加速:モーター駆動ならではの、レスポンスが良く静かでスムーズな加速フィール
- 圧倒的な静粛性:エンジンは発電時のみ作動し、回転数を抑えられるため、車内は非常に静か
- 大幅な燃費向上:エンジンを最も効率の良い領域で運転できるため、燃費性能が大幅に向上
一部では、現行のマイルドハイブリッドシステムを廃止してe-POWERに一本化するとの情報もありますが、価格帯を考慮して改良型のマイルドハイブリッド車と併売される可能性も考えられます。

⑥【走行性能・プラットフォーム】新世代プラットフォームで走りの質が向上
新型デリカミニは日産と共同開発された新世代プラットフォームを採用すると見られ、ボディ剛性、走行安定性、乗り心地、静粛性といったクルマの基本性能が大幅に向上します。特にデリカミニの真骨頂である4WDモデルの悪路走破性はさらに磨きがかけられるでしょう。現行モデルで好評の「グリップコントロール」や専用チューニングのショックアブソーバーは、新型でも継承・進化されるはずです。
現行デリカミニは4WDモデルの販売比率が約6割と非常に高いユニークな特徴を持っています。この「走破性の高さ」というユーザーからの強い支持に応えるため、三菱としても4WD性能には徹底的にこだわってくると考えられます。
⑦【安全性能】進化した「MI-PILOT」でさらに安心・快適に
安全装備も最新世代へとアップデートされ、三菱の予防安全技術「e-Assist」と運転支援技術「MI-PILOT」が大幅に進化する見込みです。衝突被害軽減ブレーキの検知対象を拡大し、自転車や夜間歩行者、交差点での衝突回避支援などの新機能が追加される可能性があります。高速道路でのアクセル、ブレーキ、ステアリング操作をアシストするMI-PILOTはより自然で滑らかな制御に進化し、一定の条件下でのハンズオフ機能が搭載される可能性もあります。
- e-Assist(予防安全技術)の進化:衝突被害軽減ブレーキの検知対象を拡大(自転車、夜間歩行者など)
- MI-PILOT(運転支援技術)の進化:高速道路でのアクセル、ブレーキ、ステアリング操作をアシストする機能がより自然で滑らかな制御に
- 視界支援機能の強化:アラウンドビューモニターが、車両を上から見下ろしたような映像にできる3Dビュー表示に対応
これらの進化により、日常の運転から長距離ドライブまで、あらゆるシーンでドライバーの負担を軽減し、より高い安心感を提供してくれるでしょう。

新型デリカミニ 現行モデルとの比較と「どっちを買うべき?」
フルモデルチェンジの噂を聞くと、「現行モデルを今買うのは損?」「新型を待つべき?」と悩む方も多いでしょう。ここでは、現行モデルと予想される新型モデルを比較し、どちらを選ぶべきかの指針を提案します。
項目 | 現行デリカミニ | 新型デリカミニ(予想) |
---|---|---|
発売時期 | 2023年5月~ | 2025年後半~ |
パワートレイン | マイルドハイブリッド / ターボ | e-POWER / 改良型マイルドハイブリッド |
燃費(WLTC) | 19.0~20.9km/L | 25.0km/L以上(e-POWER) |
エクステリア | 半円形LEDランプ | 角形LEDランプ、大型グリル |
インテリア | アナログメーター主体、9インチナビ | フルデジタルメーター、12.3インチ画面 |
運転支援 | MI-PILOT | 進化したMI-PILOT(ハンズオフの可能性も) |
価格帯 | 約180万円~224万円 | 約200万円~260万円?(上昇は確実) |
- 現行モデルを買うべき人:コストを最優先したい人、現行のデザインが好きな人、すぐに車が必要な人
- 新型モデルを待つべき人:最新の技術や性能を求める人、リセールバリューを気にする人、よりタフなデザインを好む人
現在、一部グレードでデジタルルームミラーが装着できないなど、生産調整に入っている兆候も見られます。現行モデルを検討している方は、早めに販売店に相談することをおすすめします。
新型デリカミニ ライバル車との徹底比較
軽スーパーハイトワゴンのSUVテイストモデル市場は、デリカミニの登場で活気づきました。新型デリカミニのライバルとなるであろう車種と比較してみましょう。
vs スズキ スペーシア ギア

最も直接的なライバル。丸目のヘッドライトやSUV風のデザインなど共通点も多いですが、デリカミニはより「四角くゴツい」タフさを前面に出しているのに対し、スペーシアギアは「遊び心のある道具箱」といったキャラクターです。新型デリカミニがe-POWERを搭載すれば、走行性能と静粛性で大きなアドバンテージを築くことになります。
vs ダイハツ タント ファンクロス

こちらもSUVテイストを強めたモデル。アクティブで力強いデザインが特徴です。タントならではの「ミラクルオープンドア」による広大な開口部と乗降性の高さが最大の武器。新型デリカミニは、走行性能、特に4WDの走破性で差別化を図ることになるでしょう。
vs ホンダ N-BOX

軽自動車の絶対王者N-BOX。標準モデルに直接の競合はいませんが、その圧倒的な室内空間の広さ、質感の高さ、完成度は常に比較対象となります。新型デリカミニは、「走り」と「遊び」というN-BOXにはない明確な個性で勝負を挑みます。
vs 日産 ルークス(兄弟車)

基本骨格を共有する兄弟車ですが、デザインの方向性は大きく異なります。ルークスが都会的でスタイリッシュなデザインなのに対し、デリカミニはアウトドア・ギア感を強調しています。新型では、e-POWER搭載は共通となる可能性がありますが、足回りのセッティング(特に4WD)などで三菱独自の味付けが施され、キャラクターの違いはより明確になるでしょう。

まとめ:新型デリカミニのフルモデルチェンジは軽自動車の新時代を切り開く

三菱新型デリカミニのフルモデルチェンジは、2025年後半という異例の速さで実現される見込みです。最大の注目点であるe-POWER搭載により、軽自動車の概念を覆すような走行性能と燃費性能を実現し、12.3インチの大型ディスプレイや最新の運転支援システムMI-PILOTにより、先進性も大幅に向上します。
価格上昇は避けられませんが、EVのような滑らかな加速と大幅な燃費向上、より力強く洗練されたエクステリアデザイン、劇的に進化したインテリアなど、その価値に見合った進化を遂げることが期待されます。
現行モデルの購入を検討している方は、コストや納期を重視するなら現行モデルも良い選択肢ですが、最新技術や将来のリセールバリューを考慮するなら新型の登場を待つ価値があるでしょう。いずれにしても、新型デリカミニは軽自動車市場に新たな価値基準を提示し、ライバル各社にも大きな影響を与える革新的なモデルになることは間違いありません。
三菱自動車からの正式発表が待たれますが、2025年後半の登場に向けて、今後も最新情報を注視していきたいと思います。