新型セレナの欠点は、価格.comの口コミ23件を不満の場面ごとに分けて読むと、ナビ・オーディオ・モニターの使いにくさに最も集まっていました。そこに3列目やセンター席のアレンジ、価格とオプションの高さ、走行中のエンジン音と加速が続きます。11月5日の改良でガソリン車のWLTCモード燃費が1.0ずつ下がったため、燃費の弱みはガソリン車でさらに目立つかもしれません。
対象はベース車13仕様とBlack Edition 2仕様で、車両本体価格は2,789,600円〜4,797,100円です。口コミは価格.comのガソリン車とe-POWERの2ページを読み、燃費は日産の主要諸元表で確かめました。
この記事のポイント
- 価格.comの口コミ23件を場面別に分類
- ナビ・モニター周りの不満が10件で1位
- ガソリン車のWLTCは1.0ずつ低下
- ガソリン車の価格.com評価は全項目が平均割れ
- XVパッケージ同士の損益分岐は約9.3年
公開日:2026年11月5日 / 最終更新日:2026年11月5日

セレナの欠点は、ナビ・モニターの使いにくさに最も集まっていた
口コミを不満の場面ごとに分けて数えると、ナビ・オーディオ・モニター周りが最多でした。ただし、これは統計ではなく、読んだ範囲の投稿数です。数え方を先に示します。


頻出不満TOP5の集計方法
価格.comのガソリン車のページとe-POWERのページで、それぞれ1ページ目に表示された15件ずつ(計30件)を読み、23件を数えました。内訳は、e-POWERのページが15件、ガソリン車のページに投稿されたものが8件です。ガソリン車のページの8件のうち3件は、本文がe-POWERやe-4ORCEの感想でした(うち1件は2016年モデルの表示でしたが、現行のe-POWERの試乗感想でした)。そのため、e-POWERの感想が18件、ガソリン車の感想が5件です。不満が書かれた場面ごとに分類し、1つの投稿に複数の不満があればそれぞれに数えたのが、下の件数になります。ガソリン車のページのうち、先代の2016年・2010年モデルの投稿6件と、モデルの表示がなく年式を確認できない1件は除きました。
みんカラはcarview!と同じ運営のため別集計にせず、11月5日以降の仕様の口コミはまだありません。件数は当サイトが読んで数えた値なので、あくまで傾向として受け取ってください。
TOP5の結果は、ナビ・モニター周りが10件で1位
| 順位 | 不満の場面 | 件数(23件中) | 投稿から読み取れた中身 |
|---|---|---|---|
| 1位 | ナビ・オーディオ・モニターの使いにくさ | 10件 | 画面の大きさと見やすさ、表示の分割、純正の音質、後席モニターの対応メディア、ナビの映り込み、純正ナビの価格 |
| 2位 | 3列目の格納、センター席、コンソール周りのアレンジ | 7件 | シートアレンジの手間や、使い勝手に関する不満 |
| 3位(同数) | 価格・オプションの高さ | 6件 | 純正ナビを付けると、パッケージの合計が高くなる点や、内装の質感に対する割高感 |
| 3位(同数) | 坂道や高速でのエンジン音・加速のもたつき | 6件 | 登坂や合流で、音の大きさと加速の力不足を感じる場面 |
| 5位(同数) | 揺れ・ロール・路面の当たり | 5件 | カーブでの傾きや、路面の凹凸を拾う乗り心地 |
| 5位(同数) | ボタン式シフトとスイッチ配置 | 5件 | ボタン式シフトの操作感や、ドライブモードセレクタなどスイッチの位置 |
圏外には、燃費が伸びない(4件)がありました。e-POWERのページの投稿は2023年モデル、ガソリン車のページに投稿されたもの(e-POWERの感想も混ざる)は2022年モデルの表示が中心で、今回の改良後の仕様ではありません。
ガソリン車は、価格.comの全項目で平均割れ
価格.comのカテゴリ平均との比較では、e-POWERはエンジン・走行・乗り心地が平均を上回り、価格3.14(平均3.85)、燃費3.59(平均3.87)、外観4.02(平均4.32)、内装3.89(平均3.92)が平均を下回りました。ガソリン車は全項目が平均割れで、価格は2.97、燃費は3.02です(ガソリン車、e-POWER)。総合の満足度はガソリン車が3.62(25人)、e-POWERが4.07(52人)で、差は0.45でした。この人数は価格.comの集計で、上で読んだ投稿の件数とは別です。評価点はTOP5とは別の指標で、順位づけには使っていません。

数え方を決めてから見ると、納得しやすいですね
セレナの価格への不満は、本体より「ナビを付けた総額」に向いている
価格に触れた口コミ6件は、本体価格そのものより、純正ナビを付けたあとの総額と、内装の質感に対する割高感に向いていました。入口の価格は競合のミニバンより安い設定なので、矛盾はしていません。

入口はノアやステップワゴンより安い
ノア/ヴォクシーはウェルキャブを除きハイブリッドに統一されており、ガソリン車があるのはセレナとステップワゴンです。セレナ X 2,789,600円はノアS-Xより471,900円安く、ステップワゴン AIRより558,800円安い設定になっています(グーネットのノア、ホンダ公式のステップワゴン価格データと比較した当サイトの引き算)。
不満の向き先は、ナビを付けた総額と内装の質感
価格.comの価格の点は、ガソリン車が2.97、e-POWERが3.14でした。価格に触れた6件は、いずれも2022年・2023年モデルの投稿です。ナビを付けるとパッケージの合計が高額になる点が、価格への不満の中心でした。今の価格で割高かどうかは、新型セレナの見積もり|乗り出し価格を1円単位で積み上げ|オプション必要度マップ付きの積み上げで確かめるのが確実です。
15仕様の価格差と、5年間の出費で並べた順位は新型セレナのグレード比較|全15仕様をコスパ偏差値で採点|やめとけグレードも名指しをご覧ください。

価格の不満は、ナビを付けた総額に向いているんですね
セレナのガソリン車は、11月の改良で燃費が1.0下がった
ガソリン車のWLTCモード燃費は、2026年11月版の諸元表で2WDが12.0km/L、4WDが10.6km/Lになりました。評価でも弱みだった燃費が、改良でさらに下がった形です。


ガソリン車の燃費は、諸元表から1.0ずつ低下
ガソリン車のWLTCモード燃費は2WDが12.0km/L、4WDが10.6km/Lで、2026年11月版の諸元表から1.0ずつ下がりました(国土交通省審査値)。e-POWERのWLTCモード燃費は、Xが20.3km/L、XVパッケージ・ハイウェイスターV・Black Editionが19.0km/L、LUXIONが18.1km/Lとなっています(日産の主要諸元表)。
年1万km・レギュラー170円/LをWLTCモード燃費で計算すると、年間の燃料代はガソリン2WDが141,667円、e-POWER XVパッケージ・ハイウェイスターVが89,474円です(当サイト算出)。ガソリン2WDは、燃費の低下で年間の燃料代が10,898円増える計算になります。
燃費が下がった理由は、公表されていない
11月版の諸元表では、ガソリン車の燃費向上対策の欄からアイドリングストップ装置と充電制御の記載がなくなりました。ただ、日産のリリースにも諸元表にも、燃費が下がった理由の説明は見当たりません。記載が消えたことと燃費の低下が関係しているかどうかも、確認できていない状況です。理由は、日産の公表を待ちたいところですね。
なお、ガソリン車はエコカー減税の対象外で、新車登録時の重量税は49,200円です。11月の燃費低下の前後で区分は変わっていません。
e-POWERの実燃費は14.7km/L、達成率は約77%
みんカラのe-POWER ハイウェイスターV(2026年2月以降のモデル)の平均は14.7km/Lで、投稿者の記録なので目安です。WLTCモード燃費19.0km/Lに対する達成率は、14.7÷19.0で約77%でした(当サイト算出、みんカラの実燃費)。みんカラのe-POWER ハイウェイスターVの平均では、カタログ値の7割台後半に収まることは、燃費の期待値を決めるときに覚えておきたいところです。
実燃費とカタログ値の関係は、新型セレナの燃費|ガソリンはWLTC12.0km/Lに低下|e-POWERの元が取れる距離を検証をご覧ください。

理由が書かれていないことも、情報のうちですね
e-POWERの差額を取り戻すまでは、約9.3年が目安
ガソリン車は燃費が弱みですが、e-POWERは本体価格が高く、差額を取り戻すには時間がかかります。

結論は、XVパッケージ同士で約9.3年
XVパッケージ同士を年1万kmで比べると、e-POWERの差額を取り戻すのは約9.3年です(当サイト算出)。
計算の式と走行距離別の年数は、燃費の記事にある
走行距離ごとの回収年数は、式とあわせて燃費の記事で確かめられるので、ご自身の距離で置き換えてみてください。詳しくは新型セレナの燃費|ガソリンはWLTC12.0km/Lに低下|e-POWERの元が取れる距離を検証にまとめています。維持費の全体像は新型セレナの維持費|年間維持費をガソリン・e-POWER・e-4ORCE別にシミュレーションをご覧ください。

走行距離しだいで、答えが変わるんですね
セレナで後悔しやすい選び方は3つ
評価と費用の数字から、後悔につながりやすい選び方を3つに絞りました。どれも悪い車という意味ではなく、条件が合わない人に起きやすい、という見立てで書いています。


走行距離が長いのにガソリン車を選んだ場合
年間の走行距離が長い人ほど、ガソリン車の燃料代の差は大きくなりがちです。年1万kmでも、ガソリン2WDは年間141,667円で、e-POWER XVパッケージより52,193円多くかかります。距離が長い人のガソリン選びは、燃費の点が低い評価と重なりやすいでしょう。選び方の目安は新型セレナの口コミ評判|ガソリンとe-POWERで満足度0.45の差を検証|向く人・向かない人に載せています。
外装だけでガソリンのハイウェイスターVにした場合
ガソリン2WDのハイウェイスターVは、5年総額が4,213,335円で、e-POWER XVパッケージの4,233,670円との差は20,335円です(当サイト算出、新型セレナのグレード比較|全15仕様をコスパ偏差値で採点|やめとけグレードも名指しの式)。エアロ系の外装にこだわらないなら、同じ出費で動力がe-POWERに変わる選択肢もあります。
2WDで足りる地域のe-4ORCE
e-4ORCE ハイウェイスターVの5年総額は、e-POWER ハイウェイスターVより450,180円高い計算です(当サイト算出)。雪道や悪路を走る機会が少ない地域では、この差額の価値を実感しにくいかもしれませんね。
なお、2027年5月以降は、現行の諸元のままならe-4ORCEの重量税が軽減から外れ、法律本来の税率である本則の30,000円になります(燃費基準の達成率を、公開された諸元から当サイトが計算)。

悪い車ではなく、合わない人がいるということですね
セレナのリコールは、2026年は届出なし。過去には2024年に2件
2026年に入ってから11月5日までの国土交通省の発表に、セレナを対象とするリコールの届出はありません(国土交通省のリコール情報)。ただし過去には、2024年5月のCANゲートウェイ(90,313台)と、2024年10月のルーフトリム(197台)の届出があります。

確認した範囲と、見ていない範囲
日産の2026年の届出のうち、本文や添付資料を確認できたものにセレナの記載はありませんでした。複数社まとめの届出などは、すべては見ていません。2026年11月版の仕様を対象とする届出は確認できていないため、気になる人は国土交通省と日産の最新情報を確認してください。
過去の届出は、2024年5月と10月の2件
2024年5月の届出は、CANゲートウェイの制御プログラムに関するもので、6型式の合計は90,313台でした。2024年10月はリコール届出番号5546で、リコール開始日が2024年10月4日です。ルーフトリムの厚みが規格より大きいものがあり、カーテンエアバッグが正常に展開しないおそれがあるとして、ルーフトリムを良品に交換する内容でした(日産のリコール情報)。
対象は令和5年12月に製作された一部の車両で、台数は197台です。購入時期とは一致しないため、気になる場合は車台番号で販売会社に確認する流れになります。
乗り換えを考えたら、愛車の売却額を先に知る
欠点を知ったうえで買い替えるなら、今の車の売却額が見積りの前提を決めることになるでしょう。リセールの目安と、売り先の選び方を整理しました。


リセールの目安は、5年後で新車価格の60%
carview!の推計では、2.0ハイウェイスターVの5年後(年5千km)は197万円で新車価格の60%です(基準の新車価格は326.9万円。同サイト独自の算出)。推計値で、グレードや走行距離によって変わるため、あくまで目安です。実際に使った体験はMOTA買取りを利用したガチのレビューにまとめています。
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※最大20社がWebで入札し、やりとりは高額査定の上位3社だけ(MOTA公式・2026年11月3日確認)
古い車や多走行車でも、値段が付くか確認しておく
買い替えるときの今の車が、古い・走行距離が多い・故障しているといった状況だと、値段が付くか不安になりますよね。0円以上の買取に対応するサービスを知っておくと、手放し方の選択肢が増えるのは事実です。
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※どんな車も0円以上で買取・引取と廃車手続きの代行は無料(カーネクスト公式・2026年11月3日確認)

売却額が分かると、買い替えの判断もしやすいですね
よくある質問
- セレナの欠点は何ですか
-
価格.comの口コミ23件を場面別に読むと、ナビ・オーディオ・モニターの使いにくさが10件で最多でした。3列目やセンター席のアレンジが7件、価格・オプションの高さと走行中のエンジン音・加速が各6件で続きます。ガソリン車は11月の改良でWLTCモード燃費が1.0ずつ下がりました。
- セレナで不満が多い項目はどこですか
-
ナビ・オーディオ・モニターの使いにくさが10件で1位、3列目やセンター席のアレンジが7件で2位でした。件数は価格.comの口コミを当サイトが読んで数えた値で、統計ではありません。
- セレナのガソリン車は燃費が悪いですか
-
2026年11月版の諸元表では、WLTCモード燃費が2WDで12.0km/L、4WDで10.6km/Lです。e-POWERのXが20.3km/Lなので、年1万kmの燃料代はガソリン2WDが141,667円、e-POWER Xが83,744円、差は57,923円ほどあります。
- セレナのガソリン車の燃費が下がった理由は何ですか
-
理由は公表されていない状況です。11月版の諸元表では、燃費向上対策の欄からアイドリングストップ装置と充電制御の記載がなくなりましたが、リリースや諸元表に理由の説明はありません。
- セレナでe-POWERの差額を取り戻すには何年かかりますか
-
XVパッケージ同士で、年1万kmなら約9.3年が目安です。年間の走行距離が長いほど短くなります(当サイト算出。式は燃費の記事に掲載)。
- セレナで後悔しやすいグレードはありますか
-
ガソリン2WDのハイウェイスターVは、5年総額がe-POWER XVパッケージと2万円台の差しかありません。雪の少ない地域のe-4ORCEも、差額の価値を感じにくい場合があります。
- セレナにリコールはありますか
-
2026年に入ってから11月5日までの国土交通省の発表に、セレナを対象とするリコールの届出はありません。過去には、2024年5月のCANゲートウェイ(90,313台)と、2024年10月のルーフトリム(197台)の届出があります。
- セレナの満足度はガソリンとe-POWERでどれくらい違いますか
-
価格.comの満足度は、ガソリン車が3.62(25人)、e-POWERが4.07(52人)で、差は0.45です。対象モデルの年式が違うため、厳密な比較ではありません。
まとめ:欠点はナビ周りと使い勝手に集まり、燃費の効き方は仕様で違う
セレナの口コミの不満は、ナビ・モニター周りと3列目などの使い勝手に集まりました。ガソリン車は燃費の弱みが11月の改良でさらに大きくなり、e-POWERは本体価格の差を、XVパッケージ同士・年1万kmなら約9.3年で取り戻す計算です。どちらが合うかは、走行距離で決まるでしょう。
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※最大20社がWebで入札し、やりとりは高額査定の上位3社だけ(MOTA公式・2026年11月3日確認)
- 口コミの不満は、ナビ・モニター周りが10件で1位
- ガソリン車のWLTCは1.0ずつ低下し、理由は非公表
- e-POWERの元が取れるのはXVパッケージ同士・年1万kmで約9.3年が目安
- 後悔しやすいのは、条件に合わない選び方
次の一歩はこれです。年間の走行距離を書き出して、燃費の記事でガソリンとe-POWERの回収年数を確かめてみてください。口コミの全体像は新型セレナの口コミ評判|ガソリンとe-POWERで満足度0.45の差を検証|向く人・向かない人、全体像は新型セレナ完全ガイド|価格279万円〜・全15仕様・燃費・色・納期まで総まとめからたどれます。





