新型アルファードの見積もりとは、車両本体価格に税金・自賠責保険・販売店の諸費用・オプションを積み上げ、乗り出し総額を確定させる作業のことです。
結論、公表資料だけで1円単位まで確定できる乗り出し総額は、ハイブリッドG(8人乗り・2WD)で5,638,680円からです。内訳は車両本体5,599,000円+自賠責37か月25,180円+自動車税4か月分14,500円。2026年4月1日以降の登録は環境性能割が非課税で、重量税は0円と9,300円の2通りが公式に併記されています。
この記事のポイント
- 確定分は5,638,680円から
- 環境性能割は非課税
- 重量税はG・ELが0円、Zが9,300円
- 自賠責37か月25,180円
- RSEは401,500円のセット
公開日:2026年9月6日 / 最終更新日:2026年9月18日
新型アルファードの見積もりはいくら?確定できる乗り出し総額

新型アルファードの乗り出し総額のうち、公的資料で1円単位まで確定できるのは車両本体価格と法定費用です。対象は2026年6月3日の一部改良後のラインアップで、G・Z・Executive Loungeの3グレード、価格帯5,599,000円〜10,699,700円(税込・’26年6月現在)の全12型式。ハイブリッドG(8人乗り・2WD)なら5,638,680円。残りの検査登録手続代行費用・車庫証明手数料・納車費用・リサイクル預託金は販売会社ごとに異なるため、本記事では金額を置きません。この記事を読み終えたとき、あなたは見積書のどの行を疑い、どの行を受け入れればいいかが分かる状態になります。
結論の総額表|法定費用まで含めた「確定できる金額」
先に前提を開示しておきましょう。2026年11月に登録すると仮定し、自賠責は新車購入時の37か月、自動車税は12月から翌年3月までの4か月分としています。自動車重量税は、トヨタ公式のグレード別優遇額一覧に沿ってグレードごとに確定させました。ハイブリッドGとExecutive Lounge、PHEVは免税で0円、ハイブリッドZだけが75%軽減で9,300円です。車両本体価格はトヨタ公式の価格・グレードページから引いています。
| 型式 | 車両本体(税込) | 重量税(新車3年) | 乗り出しの確定分 |
|---|---|---|---|
| ハイブリッドG 8人 2WD | 5,599,000円 | 0円(免税) | 5,638,680円 |
| ハイブリッドG 7人 2WD | 5,599,000円 | 0円(免税) | 5,638,680円 |
| ガソリンZ 7人 2WD | 5,599,000円 | 公式一覧に記載なし | 5,638,680円〜5,700,180円 |
| ハイブリッドZ 7人 2WD | 6,399,800円 | 9,300円(75%軽減) | 6,448,780円 |
| ハイブリッドZ 7人 E-Four | 6,619,800円 | 9,300円(75%軽減) | 6,668,780円 |
| PHEV Z 6人 E-Four | 7,649,400円 | 0円(免税) | 7,689,080円 |
| Executive Lounge HEV 7人 2WD | 8,649,300円 | 0円(免税) | 8,688,980円 |
| Executive Lounge PHEV 6人 E-Four | 10,699,700円 | 0円(免税) | 10,739,380円 |
表のとおり、車両本体に上乗せされる法定費用は免税グレードで39,680円、75%軽減のハイブリッドZで48,980円。いちばん安い型式と1,000万円超の型式で、法定費用の差はわずか9,300円しかありません。重量区分が全グレードで同じだからです。つまり乗り出し総額の差は、ほぼそのまま車両本体価格の差だと考えて差し支えありません。ガソリンZだけは公式一覧に行がなく、エコカー外61,500円になる可能性が残るため幅で示しています。
乗り出し価格が決まったら、次に効くのは下取りの取り方
総額が見えたところで、支払額を最も大きく動かす要素の話をしましょう。アルファードの新車は車両本体からの値引きが渋く、MOTAの値引き解説も「新車の値引きが10万円程度しか期待できません」と書いています。一方で下取りと買取の差は、同じ値引き解説に載る査定実績で221万円という実例が公開されています(2.5 Z・2025年式・5,000km/買取621万円に対し下取400万円/査定年月2025年10月)。桁が違うのです。
だからこそ、見積書に下取り額を書き込ませる前に外部の査定額を1つ持っておくと交渉の足場が変わります。MOTA車買取で下取り前の査定額を確認するのは、商談の前日までに済ませておきたい作業。実際の流れと金額感はMOTA買取りを利用したガチのレビューで公開しています。

もうひとつの選択肢が新古車です。登録済み未使用車なら納期を待たずに乗れて、車両本体も新車より抑えられる。ズバット車販売で新古車の在庫と価格を調べると、いま提示されている見積もりが割高かどうかの物差しができます。

値引き10万円より、下取り差額のほうが桁が大きい!
見積書に出るのに、この記事では金額を置かない項目
正直に書きます。リサイクル預託金・検査登録手続代行費用・車庫証明手数料・納車費用・任意保険料は、本記事では金額を出しません。販売会社ごとに設定が異なるか、公表資料で確定できないからです。ここを「相場でだいたい○万円」と書いた瞬間、記事の数字は信用できなくなります。
とくに任意保険は注意したいところ。アルファードは車両価格が高く、車両保険を付けると保険料が跳ねます。年齢条件・等級・使用目的・地域で結果が変わるため、一律の目安を出すこと自体が誤りに近い。契約前に必ず自分の条件で見積もりを取ってください。
- リサイクル預託金(販売店の見積書で確認)
- 検査登録・車庫証明の代行費用
- 納車費用(引き取りで無料になる例あり)
- 任意保険料(自分の条件で見積もる)
維持費まで含めた年単位の試算は新型アルファードの維持費は年間いくら?税金・燃料・車検を前提つきで試算にまとめてあります。

税金と保険の内訳|2026年度は環境性能割が廃止されている

2026年度の見積もりで最も大きく変わったのは、環境性能割がなくなったことです。アルファードのように車両価格が高い車ほど、この廃止の恩恵は大きくなります。残る法定費用は自動車重量税・自動車税・自賠責保険料の3つ。順に根拠と時点を確認していきましょう。
環境性能割は2026年3月31日で廃止|4月1日以降の登録は非課税
この点はトヨタ公式のエコカー減税・エコカー対象車ページの記載が明快でした。「環境性能割は令和8年3月31日をもって廃止となります。登録日が令和8年4月1日以降の自動車および軽自動車には環境性能割は課税されません」。2026年4月1日以降の登録は非課税、つまり見積書のこの行は0円になります。
ここで注意したいのが、旧制度での税額を使った「これだけ安くなった」という試算です。旧税率での金額は当方で確定できていないため、本記事では差額の断定を避けます。分かっているのは、廃止前は取得価額に応じて課税されていたという構造だけ。金額を推測で補完しないのが、この記事の方針です。

高額車ほど、この廃止のインパクトは大きくなります
自動車重量税|公式のグレード別一覧で免税と75%軽減が分かれた
アルファードの車両重量は2,060kg〜2,470kg。全グレードが2.0t超2.5t以下の区分に収まります。国土交通省が公表する自動車重量税の税額表によれば、この区分の新車新規登録(3年自家用)は、エコカー外61,500円/本則税率37,500円/25%軽減28,100円/50%軽減18,700円/75%軽減9,300円/免税0円という並びです。
ではアルファードはどれに当たるのか。トヨタ公式のグレード別優遇額一覧に内訳が出ています。ハイブリッドGとExecutive Lounge、そしてPHEVは優遇額が約37,500円=本則税率まるごとの免税。ハイブリッドZだけが約28,200円=75%軽減で、支払いは9,300円になります。売れ筋のZが軽減どまりで、いちばん安いGといちばん高いExecutive Loungeが免税という、直感に反する並びです。
同じ一覧にガソリン車の行はありません。エコカー減税の対象外=エコカー外61,500円になる可能性が高いということですが、掲載がないこと自体は「対象外」の断定にはならないので、見積書の重量税欄で実額を確認してください。PHEVについてはグリーン化特例で翌年度の自動車税が約32,500円軽減され、CEV補助金はZが850,000円、Executive Loungeが680,000円と公式に明示されています。
制度側の前提も押さえておきましょう。日本自動車工業会のエコカー減税解説によると、減税は2028年4月30日まで延長され、乗用車の軽減対象となる基準は2027年5月1日に引き上げられます。2026年5月1日から2027年4月30日までに登録する場合、PHEVは免税、ハイブリッド車とガソリン車は燃費基準の達成度で区分される仕組み。ガソリン車がエコカー外61,500円になる可能性も残っており、ここも見積書で実額を確認する項目です。
自動車税43,500円と自賠責37か月25,180円|月割と始期に注意
アルファードの総排気量は2.487L(ハイブリッド・PHEV)と2.493L(ガソリン)で、いずれも2ℓ超2.5ℓ以下の区分。東京都主税局の解説ページによれば、令和元年10月1日以降に初回新規登録した自家用乗用車の年額は43,500円です。なお2026年4月に「自動車税種別割」から「自動車税」へ名称が変わりました。
新車購入時は年額まるごとではなく月割で課税されます。11月に登録すれば12月から翌年3月までの4か月分=14,500円(43,500円÷12×4)。10月登録なら5か月分18,125円、1月登録なら2か月分7,250円という具合に、登録月が1か月ずれるだけで3,625円動きます。
自賠責保険料も見落としやすいポイント。新車購入時は37か月で契約するのが一般的で、保険料は24,190円(2026年10月31日以前始期)と25,180円(2026年11月1日始期以降)です。継続車検時の24か月とは別の数字なので、混同しないようにしたい。納車が11月にずれ込むと990円だけ高くなります——金額としては小さいのですが、見積書の数字が合わない原因になりがちな箇所です。
オプション必要度マップ|必須・あると便利・いらないの3分類
公式カタログ(2026年6月発行)の本文で価格を確認できたメーカーオプションは5つだけです。その5つを「必須」「あると便利」「いらない」に振り分けました。
※判断は当サイトの立場であり、使い方が違えば結論も変わります。
必要度マップ|価格が確定している5つのオプション
下の表は、トヨタ公式の主要諸元表(2026年6月版・PDF)と公式WEBカタログで価格を確認できたものだけを並べました。ボディカラーは標準色を選べば0円で成立します。全3色のうち、ニュートラルブラック〈229〉が無償色です。
| オプション | 価格(税込) | 必要度 | 判断の根拠 |
|---|---|---|---|
| ニュートラルブラック〈229〉 | 0円 | 必須(標準色) | 2026年6月改良の新色。無償で選べる |
| PHEV用 充電ケーブル AC200V 15m | 8,800円 | 必須(PHEVのみ) | 7m用は標準付属。駐車位置によっては15mが要る |
| ユニバーサルステップ | 66,000円 | あると便利 | 乗降を助ける。車両重量は20kg増える |
| プラチナホワイトパールマイカ〈089〉 | 33,000円 | あると便利 | 白系はこの1色のみ。好みで選ぶ範囲 |
| プレシャスレオブロンド〈4Y7〉 | 55,000円 | あると便利 | 3色で最も高い有償色 |
| 14インチリヤシートエンターテインメント(リモコン付) | 401,500円 | いらない(条件つき) | JBL15スピーカーとセット。後席の使用頻度で判断 |
表のとおり、絶対に外せないオプションは実はほとんどありません。標準色を選び、ステップを付けない構成なら、車両本体価格がそのまま見積もりの起点になります。アルファードは「素のままでも成立する」珍しいクラスの車だと言えるでしょう。
401,500円のリヤシートエンターテインメントをどう考えるか
ここは本音を書きます。14インチリヤシートエンターテインメントシステムは401,500円(税抜365,000円)で、HDMI入力端子とJBLプレミアムサウンドシステム(15スピーカー/12chアンプ)とセットのメーカーオプションです。単体では選べず、音響システムまで抱き合わせで付いてくる構成になります。
後席に子どもを乗せる時間が長い家庭なら、この金額は納得できるはず。逆に後席が空のまま走る日が大半なら、401,500円は他に回したほうが満足度は高いと考えています。タブレットとヘッドレストホルダーで代替できる場面も少なくありません。判断軸は「後席に人が座っている時間が年間どれくらいあるか」です。

後席が空で走る日が多いなら、40万円は他に回したい
価格を公式で確認できていないオプション|ここは推測で埋めない
次のオプションは、設定があることは公式で確認できたものの、当方は価格表のセルまで本文確認できていないのが正直なところ。したがって本記事では金額を書きません。左右独立ムーンルーフと後席用パワーサイドサンシェードのセット、寒冷地仕様、デジタルインナーミラー、Toyota Teammate関連のセットオプション、モデリスタパーツの5系統です。
設定関係だけは確定しています。ムーンルーフとサンシェードはセットのメーカーオプション、アドバンストドライブ・アドバンストパーク・パーキングサポートブレーキ(周囲静止物)・緊急時操舵支援などもセットのメーカーオプション。そして北海道地区は寒冷地仕様が全車標準です。
- ムーンルーフは単体では選べない
- 先進安全装備はセットオプション
- 北海道は寒冷地仕様が標準
商談ではこの5系統の金額を最初に聞き出すのが得策。装備の中身とグレード別の設定差は新型アルファードのおすすめグレードは?G・Z・Executive Loungeを1円単位で比較で整理しました。

グレード別の見積もり比較|同額の2台をどう見分けるか
見積もりを並べたとき、いちばん判断に迷うのがハイブリッドGとガソリンZです。車両本体が同じ5,599,000円なので、乗り出し総額まで同額になります。差が出るのは納車後。ここでは燃料費まで含めた総支払いで比べていきます。
ハイブリッドGとガソリンZは、乗り出しまで同じ5,638,680円
両者はいずれも車両本体5,599,000円、重量区分も2.0t超2.5t以下で同じ。重量税が同額なら、乗り出し総額も1円まで一致します。見積書を2枚並べても、合計欄の数字は同じになるということです。ただしガソリン車がエコカー外61,500円と判定された場合は、その分だけガソリンZが高くなります。
この「エコカー外だった場合」の可能性は、無視できないと考えています。公式のエコカー対象車一覧でアルファードに併記されているのは100%減税と75%減税の2つで、25%減税や軽減なしの表記はありません。とはいえグレード別の内訳が確認できていない以上、ガソリンZの重量税を断定するのは危険。見積書の重量税欄を必ず自分の目で確認してください。
5年間の総支払いで見ると、燃料費の差は約33万円
年間1万km走行、レギュラー170.0円/L(資源エネルギー庁の2026年9月7日調査による全国平均)という前提で計算します。ハイブリッドG(8人乗り2WD・18.9km/L)は10,000÷18.9×170.0=89,947円。ガソリンZ(2WD・10.9km/L)は10,000÷10.9×170.0=155,963円。年66,016円、5年で約33万円の差になります。
| 項目 | ハイブリッドG 8人 2WD | ガソリンZ 2WD | 差 |
|---|---|---|---|
| 車両本体 | 5,599,000円 | 5,599,000円 | 0円 |
| 乗り出し(重量税0円時) | 5,638,680円 | 5,638,680円 | 0円 |
| WLTC燃費 | 18.9km/L | 10.9km/L | 8.0km/L |
| 年間燃料費(1万km) | 89,947円 | 155,963円 | 約6.6万円 |
| 5年間の燃料費 | 449,735円 | 779,815円 | 約33万円 |
表が示すとおり、購入時点では差がなく、走った分だけ差が開く構造です。ふつうハイブリッドは価格差を燃料費で回収する年数を計算しますが、この2台に価格差はありません。回収年数がゼロ年、という珍しいケース。もちろん前提が変われば結果も変わるので、自分の年間走行距離で置き換えて再計算してみてください。

価格差ゼロなら、回収年数を計算する必要もありません
PHEVの見積もり|CEV補助金はZ 850,000円・EL 680,000円
PHEV Zの乗り出し確定分は7,689,080円、Executive Lounge(PHEV)は10,739,380円です。どちらも重量税は免税。ここに国のCEV補助金が乗ります。トヨタ公式のグレード別優遇額一覧ではZ(PHEV)が850,000円、Executive Lounge(PHEV)が680,000円(いずれも令和7年度補正)。グリーン化特例による自動車税の軽減が約32,500円あり、優遇額の合計はZが約920,000円、Executive Loungeが約750,000円と案内されています。
確定しているのは制度側だけです。対象は2026年4月1日以降に初度登録した車両、保有義務期間は4年、申請は車両登録後1か月以内、予算がなくなり次第受付終了。次世代自動車振興センターの対象車両一覧には「トヨタ:アルファード Executive Lounge」の掲載が確認できます。一方でZ(PHEV)の掲載は当方の確認範囲では見当たりませんでした。
金額差の理由は車両価格です。トヨタモビリティ富山(正規販売店)の補助金解説ページが説明しているとおり、メーカー希望小売価格が税抜840万円以上の高額車両は算定額が8割に減額されます。税抜9,727,000円のExecutive Loungeはこれに該当し、税抜6,954,000円のZは該当しません。170万円高いグレードを選ぶと、補助金は17万円減る——この2つが重なると、実質的な価格差は約187万円まで開きます。
見積もりを取る前後にやること|順番を間違えると損をする
見積もりは「もらってから考える」ものではありません。下取り査定を先に取る、新古車の相場を見ておく、納車月を逆算する。この3つを済ませてから商談に入ると、同じ車でも支払総額が変わります。ここでは順番の話をしましょう。
商談前にやること|下取り額は販売店以外でも取っておく
アルファードの商談で最も金額が動くのは、値引き欄ではなく下取り欄です。MOTAの値引き解説に載る査定実績では、2.5 Z(2025年式・5,000km)で買取621万円に対し下取400万円という221万円差の例が公開されています。2.5 S Cパッケージ(2021年式・6万km)でも買取478万円に対し下取370万円で108万円差(いずれも査定年月2025年10月)。値引き10万円前後という水準とは比べものになりません。
だから順番はこうです。①下取り車の査定額を外部で取る、②その金額を持って商談に入る、③販売店の下取り提示と比べる。逆に、先に下取り込みの総額だけを提示させると、値引きと下取りのどちらで調整されたのかが見えなくなります。MOTA車買取で今の愛車の査定額を出しておくのは、商談の前日までに終わらせたい作業です。
値引き交渉そのものの考え方は新型アルファードの値引きは渋い【2026年最新】交渉より下取りで差がつく理由にまとめてあります。

納期が待てないなら|登録済み未使用車という選択肢
正規販売店の公表値を見ると、納車までの待ち時間は決して短くありません。千葉トヨペットの納期情報(2026年9月5日現在)はガソリンもハイブリッドも2026年11月以降、PHEVが2027年1月以降。三重トヨタ自動車の案内(2026年9月4日時点)ではガソリン・ハイブリッドとも11月以降となっています。離れた2社の案内が同じ月にそろっているので、秋の契約なら年内の登録は見込みにくいというのが実態です。
待てない事情があるなら、登録済み未使用車を見ておく価値はあります。新車より車両本体を抑えられ、納期の不確実性も小さい。ズバット車販売で新古車の在庫と価格帯を確認すると、新車見積もりが妥当かどうかの比較対象ができます。納期の詳細は新型アルファードの納期【2026年最新】販売店公表値で見る「全国一律◯ヶ月」の不在にまとめました。

契約後に効いてくる|登録月で自動車税と自賠責が動く
最後に、見積書の数字が後から動く要因を挙げておきます。ひとつは自動車税の月割で、登録が1か月遅れるごとに3,625円ずつ安くなる計算。もうひとつが自賠責の始期で、2026年11月1日以降の始期になると37か月の保険料が24,190円から25,180円へ990円上がります。
この2つは相殺関係になるため、登録月をずらしたときの総額は単純には決まりません。実務としては、契約時の見積書と納車時の精算書を必ず突き合わせること。数字が動いた行があれば、理由を説明してもらえば済む話です。
ちなみに、自賠責保険料は改定される可能性があります。本記事の数値は2026年9月8日時点で当方が把握している金額であり、契約前に販売店の見積書で最新額を確認するのが確実。公表資料の版が変わっていないか、日付で確かめる習慣を持ちたいところです。

見積書と精算書の突き合わせは、必ずやっておきたい
よくある質問
見積もりの現場で迷いやすい費用項目を、2026年9月8日時点で確定できた金額と、販売会社ごとに変わるため置けない金額に分けて答えます。
- アルファードの乗り出し価格はいくらですか
-
公表資料で確定できる範囲では5,638,680円からです。ハイブリッドG(8人乗り2WD)の車両本体5,599,000円に、自賠責37か月25,180円と自動車税4か月分14,500円を足した金額。販売店の代行費用とリサイクル預託金は別途かかります。
- 環境性能割はいくらかかりますか
-
2026年4月1日以降の登録は非課税です。環境性能割は2026年3月31日で廃止されました。見積書にこの行があって金額が入っていたら、販売店に確認してください。
- 自動車重量税はいくらですか
-
グレードで分かれます。トヨタ公式のグレード別優遇額一覧では、ハイブリッドGとExecutive Lounge、PHEVが免税で0円、ハイブリッドZが75%軽減で9,300円です。ガソリン車は同じ一覧に行がないため、エコカー外61,500円になる可能性が残ります。実額は見積書で確かめてください。
- 自動車税はいつからいくら払いますか
-
購入時は月割、翌年度からは年額43,500円です。11月登録なら12月から翌年3月までの4か月分14,500円。総排気量2.487L(ガソリンは2.493L)で2ℓ超2.5ℓ以下の区分に入ります。
- 自賠責保険料は何か月分を払いますか
-
新車購入時は37か月が一般的で、24,190円または25,180円です。2026年11月1日以降を始期とする契約は25,180円になります。継続車検時の24か月とは金額が違うので混同しないでください。
- 必ず付けたほうがいいオプションはありますか
-
必須といえるものはほとんどありません。標準色のニュートラルブラック〈229〉は0円で、有償色は33,000円と55,000円。PHEVで駐車位置が遠い場合だけ、15mの充電ケーブル8,800円が実質必須になります。
- ムーンルーフやモデリスタの価格はいくらですか
-
本記事では金額を提示していません。設定があることは公式で確認できましたが、価格表のセルを当方が本文確認できていないためです。推測で桁を埋めるより、見積書で実額を確認するほうが確実になります。
- PHEVの補助金はいくらもらえますか
-
アルファードの実額は本記事では断定していません。次世代自動車振興センターの一覧にExecutive Lounge(PHEV)の掲載は確認できます。保有義務期間は4年、申請は登録後1か月以内、予算がなくなり次第終了という条件です。
- 値引きはどれくらい期待できますか
-
車両本体からの値引きは渋いのが実情です。MOTAは「新車の値引きが10万円程度しか期待できません」と報じました。実売の集計データは公表されていません。相場額の断定は避けています。

確定できない金額は、書かないほうが読者の役に立ちます
まとめ|新型アルファードの見積もりは「確定分」と「未確定分」を分ける

新型アルファードの見積もりで1円単位まで確定できるのは、車両本体価格と法定費用です。ハイブリッドG(8人乗り2WD)なら5,638,680円。環境性能割は0円、重量税はハイブリッドGなら免税で0円(ハイブリッドZは9,300円)、自賠責37か月は25,180円、自動車税は11月登録で14,500円という内訳になります。読み始めたときに「総額がいくらか分からない」と感じていた方も、いまは見積書のどの行が確定でどの行が販売店次第かを線引きできるはずです。
デメリットも書いておきます。この記事は代行費用・リサイクル預託金・任意保険料の金額を出していないため、「総額いくら」という一本の数字は提示できません。それでも、確定分と未確定分を分けたほうが商談では強い。曖昧な相場額を握って交渉するより、確定分を根拠に未確定分だけを議論するほうが話が早く進みます。
次の一歩は3つ。①トヨタ公式の価格・グレードページで狙う型式の本体価格を控える、②公式のエコカー対象車ページで自分のグレードの減税区分を確認する、③商談の前日までに下取り車の査定額を外部で取っておく。車全体の情報は新型アルファード完全ガイド【2026年最新】価格・グレード・燃費・納期まで総まとめにまとめてあります。

参考URL一覧
- トヨタ公式 アルファード 価格・グレード:https://toyota.jp/alphard/grade/index.html
- トヨタ公式・アルファードの減税/補助金 グレード別優遇額一覧:https://toyota.jp/alphard/ecocar/index.html
- トヨタ公式 エコカー減税・エコカー対象車(アルファードは100%減税/75%減税を併記):https://toyota.jp/ecocar/index.html
- トヨタ公式 アルファード 主要諸元表(2026年6月版・PDF):https://toyota.jp/pages/contents/alphard/004_p_001/pdf/alphard_spec_202606.pdf
- 国土交通省 令和8年度税制改正の大綱(自動車重量税の税額表・PDF):https://www.mlit.go.jp/jidosha/content/001993968.pdf
- 日本自動車工業会 エコカー減税(2026年5月1日〜2028年4月30日の取り扱い):https://www.jama.or.jp/operation/tax/eco_car/index.html
- 東京都主税局 自動車税(名称変更・自家用乗用車の税率表):https://www.tax.metro.tokyo.lg.jp/kazei/automobiles/shubetsu/syu_qa
- 次世代自動車振興センター CEV補助金 対象車両一覧(PHEV):https://www.cev-pc.or.jp/newest/phv.html
- 資源エネルギー庁 燃料油価格の定額引下げ措置(レギュラー全国平均170.0円/L・2026年9月7日調査):https://nenryo-teigakuhikisage.go.jp/current_graph.pdf
- トヨタモビリティ富山(正規販売店) 令和7年度補正 CEV補助金の案内:https://toyota-mobi-toyama.jp/file/special/04101/29146/evhojokin/evhojokin.html
- 千葉トヨペット(正規販売店) 新車 納期情報(2026年9月5日現在):https://www.chibatoyopet.co.jp/newcar/schedule_list
- 三重トヨタ自動車(正規販売店) 納期案内(2026年9月4日時点):https://www.mie-toyota.co.jp/delivery-date
- MOTA アルファードの値引き情報(本体値引きの見立て):https://autoc-one.jp/knowhow/5038761





