新型プリウスの一部改良(マイナーチェンジ)とは、2026年7月1日に発表され同日発売された60系で2回目の商品改良のこと。装備の標準化とカラー入れ替え、そして全グレードの値上げが柱で、外観は変わっていません。
値上げ幅は6,400円から180,800円と、型式によって7倍近い開きがありました。内外装のデザインは変わっていないのに、公式諸元表PDFの新旧2版を比べると2.0Lハイブリッド2WDの燃費とプラグインハイブリッドの電費が落ちています。車両重量は改良前後で同じ。当サイトの改良度スコアでは2.0LハイブリッドのE-Four勢が8.0点で首位に立ちました。
この記事のポイント
- 2026年7月1日に発表・発売
- 値上げは6,400〜180,800円
- 内外装デザインの変更なし
- 重量不変で出力と燃費が変化
- 改良度スコアは8.0〜5.5点
公開日:2026年9月29日 / 最終更新日:2026年10月2日
2026年7月のマイナーチェンジでどこが変わった?柱は装備・色・価格

この改良で動いたのは、安全装備の適用範囲、ドアロックとブレーキホールドの挙動、E-Fourの走行モード、メーカーオプションの設定、ボディカラー、そして価格です。外観と内装のデザインには手が入っていません。読み終える頃には、自分が狙う型式で上がった金額に対して何を受け取れるのかを、根拠つきで判断できる状態になっているはずです。
公式が告知したこと|発表と発売がどちらも7月1日
トヨタ公式ニュースルームのリリースには「TOYOTAは、プリウスを一部改良し、7月1日に発売しました」と記載されています。このリリース自体は短文で、変更点の詳細は商品サイトのお知らせ欄に誘導する構成でした。そこで当サイトは、正規販売店公式2社と公式諸元表PDFで中身を裏取りしています。
裏取りに使ったのは群馬トヨタ自動車の公式ブログと香川トヨタ自動車の公式ブログの2系統。発信主体が異なる2社で内容が一致し、装備の有無は公式諸元表でも確認できました。価格.comのグレード表でも全グレードの発売日が2026年7月1日に更新されています。
変更点は8項目|装備・カラー・法規対応の3系統
確認できた変更点を並べます。装備の標準化が4項目、メーカーオプションの廃止が1項目、カラーの入れ替えが2項目、法規対応が1項目という内訳でした。
- アダプティブハイビームシステムを2.0LハイブリッドZに標準化
- 車速感応オートパワードアロックを全グレードに標準化
- ブレーキホールドの設定がエンジン再始動後も維持されるように
- E-Four全グレードにSNOW EXTRAモードを新設定
- スペアタイヤのメーカーオプション設定を廃止
- XグレードのスーパーホワイトII〈040〉を廃止し〈089〉を新設定
- X以外のアティチュードブラックマイカ〈218〉を廃止し〈229〉を新設定
- OBFCM要件・UN-R51/03・UN-R48/08への対応
法規対応の3項目は、いずれも施行日が決まっているものです。OBFCM要件と加速走行騒音規制UN-R51/03が2026年10月1日から、灯火器のUN-R48/08が2027年9月1日から。つまりこの改良は、商品力の向上だけでなく法規の施行に合わせた実施という側面を持っています。改良のタイミングが7月だった理由の一端は、おそらくここでしょう。
「60系後期型」ではない|内外装のデザインは不変

この改良でいちばん重要な「変わらなかったこと」を書きます。正規販売店公式2社とも外観意匠の変更を挙げておらず、公式諸元表の寸法も改良前後で同一でした。つまり内外装のデザインには手が入っていません。ヘッドランプの形もグリルも、内装のレイアウトもそのままです。外観を大きく変える、いわゆる「後期型」のマイナーチェンジとは性格が違い、前期と後期の違いを探しても見た目の差は出てきません。
これは中古車を探すときに効いてきます。見た目で改良前後を区別できないので、判断材料はボディカラーと装備しか残らない。ニュートラルブラック〈229〉なら改良後、アティチュードブラックマイカ〈218〉なら改良前、という具合です。色の入れ替えは新型プリウスの人気色は?全6色とアッシュ・黒・白の選び方で詳しく扱いました。


顔が変わらない改良では、色と装備が年式の証拠になります
装備の中身を1つずつ|誰が何を受け取ったのか

装備の変更は全員に等しく配られたわけではありません。アダプティブハイビームシステムは2.0LハイブリッドZだけ、SNOW EXTRAモードはE-Fourだけ。全車が受け取ったのはドアロックとブレーキホールドの2つです。ここを分けて把握すると、後の価格差分が腑に落ちます。
アダプティブハイビームシステム|2.0LハイブリッドZだけの受益
改良前、アダプティブハイビームシステムはプラグインハイブリッドZにのみ設定されていました。それが2026年7月の改良で、2.0LハイブリッドZの2WDとE-Fourにも標準装備されています。ハイブリッドZを選ぶ人にとっては、今回いちばん大きな追加です。
先行車や対向車の位置に合わせて配光を細かく制御する仕組みなので、夜間の郊外路を走る機会が多いほど効きます。逆に街中しか走らないなら体感は薄いでしょう。X・G・Uには今回も設定がないため、この項目で恩恵を受けるのは10型式中2型式だけ。装備差の全体像は新型プリウスのグレード比較|おすすめとGグレードで十分かを検証にまとめています。

SNOW EXTRAモード|E-Four全グレードに新設定
E-Four、つまり4WDを選ぶ人だけが受け取る装備です。群馬トヨタの解説には「走行環境を寒冷地と判断した場合に走行シーンに応じた駆動力を後輪へ配分し雪路での走行安定性に貢献する機能」と説明されています。改良前は設定そのものが無く、E-Four全グレードへの標準装備は今回が初めてです。
プラグインハイブリッドは2WD専用なので、この装備とは無縁になります。E-Fourが選べるのは1.8Lハイブリッドと2.0Lハイブリッドだけ。雪国でプリウスを検討している方にとって、改良前と改良後で意味が変わる項目はここでしょう。
全車が受け取った2つと、失った1つ
全グレードに配られたのが車速感応オートパワードアロックとブレーキホールドの改善です。ブレーキホールドは改良前だとエンジンをOFFにすると設定が解除されていましたが、改良後はエンジン再始動後も設定が維持されるようになりました。毎回押し直す手間が消えるという、地味ですが日常で効く変更です。
一方で失ったものもあります。ハイブリッドZとGに用意されていたスペアタイヤのメーカーオプションが廃止されました。改良前は14,300円で選べた装備です。長距離移動が多い方やパンク修理キットに不安がある方にとっては、選択肢が1つ減った形。改良は必ずしも全員にとっての前進ではない、という一例でしょう。

足されたものだけでなく、消えた選択肢も差分のうちです
価格の差分|値上げ幅は6,400円から180,800円まで7倍近い開き

全10型式が値上げされました。最も軽いのがKINTO専用のU 2WDで6,400円、最も重いのが2.0LハイブリッドZのE-Fourで180,800円。同じ改良を受けたのに負担が7倍近く違います。以下の差額はすべて、当サイトが改良前後の価格を突き合わせて算出したものです。
改良前後の価格差分表|10型式すべてを1円単位で
左列はいずれも改良前、つまり2025年7月改良後から2026年6月30日までの価格です。出所はKINTO公式マガジンの価格一覧(最終更新2025年6月30日)と、独立した確認としてカーセンサーの新車カタログ(2026年9月6日取得時点では改良前価格を掲載。2026年9月8日の再確認では改良後価格へ更新されていたため、左列は9月6日取得分です)。値上げ率は当サイトが差額÷改良前価格で計算し、最小がU 2WDの0.21%、最大がZ E-Fourの4.44%となりました。
| 型式 | 改良前の価格(税込) | 改良後の価格(税込) | 差額 | 値上げ率 |
|---|---|---|---|---|
| X(1.8Lハイブリッド)2WD | 2,769,800円 | 2,796,200円 | +26,400円 | 0.95% |
| X(1.8Lハイブリッド)E-Four | 2,970,000円 | 3,049,200円 | +79,200円 | 2.67% |
| U(1.8Lハイブリッド・KINTO専用)2WD | 3,009,800円(🔶) | 3,016,200円 | +6,400円 | 0.21% |
| U(1.8Lハイブリッド・KINTO専用)E-Four | 3,210,000円(🔶) | 3,269,200円 | +59,200円 | 1.84% |
| G(2.0Lハイブリッド)2WD | 3,247,300円 | 3,324,200円 | +76,900円 | 2.37% |
| G(2.0Lハイブリッド)E-Four | 3,447,500円 | 3,577,200円 | +129,700円 | 3.76% |
| Z(2.0Lハイブリッド)2WD | 3,870,500円 | 3,998,500円 | +128,000円 | 3.31% |
| Z(2.0Lハイブリッド)E-Four | 4,070,700円 | 4,251,500円 | +180,800円 | 4.44% |
| G(2.0Lプラグインハイブリッド)2WD | 3,847,300円 | 3,884,100円 | +36,800円 | 0.96% |
| Z(2.0Lプラグインハイブリッド)2WD | 4,608,900円 | 4,645,300円 | +36,400円 | 0.79% |
表のとおり、現行の価格帯は2,796,200円〜4,645,300円になりました。注意点をひとつ。U(KINTO専用)の改良前価格だけは、1円単位での一次確認が取れていません。KINTO公式マガジンの表にU行がなく、カーセンサーは万円単位までの掲載だったためで、旧価格と万円単位で一致することから参考値として🔶を付けています。なお改良前価格そのものは、MOTAの値引き相場記事(最終更新2025年12月12日・2026年9月29日時点も更新されず)が掲げるX 2WD 276万9,800円・G 2WD 324万7,300円・Z 2WD 387万500円・プラグインハイブリッドZ 460万8,900円とも一致しました。この行の差額と値上げ率は参考扱いで読んでください。
E-Fourの選択料が200,200円から253,000円へ|引き上げ幅は52,800円
ここが当サイトが見つけたいちばん面白い差分です。同一グレードの2WDとE-Fourの価格差を計算すると、改良前は4グレードすべてで200,200円ちょうどでした。ところが改良後は、4グレードすべてで253,000円ちょうどに揃っています。つまりE-Fourを選ぶための追加料金が、全グレード一律で52,800円引き上げられたということです。
| グレード | 改良前のE-Four選択料 | 改良後のE-Four選択料 | 引き上げ額 |
|---|---|---|---|
| X(1.8Lハイブリッド) | 200,200円 | 253,000円 | +52,800円 |
| U(1.8Lハイブリッド・KINTO専用) | 200,200円(🔶) | 253,000円 | +52,800円 |
| G(2.0Lハイブリッド) | 200,200円 | 253,000円 | +52,800円 |
| Z(2.0Lハイブリッド) | 200,200円 | 253,000円 | +52,800円 |
4グレードで1円のズレもなく揃っている以上、これは偶然ではないでしょう。E-Four全グレードに新設定されたSNOW EXTRAモードと同じ範囲に、この52,800円がかかっています。ただしトヨタは値上げの内訳を公表していないため、「52,800円がSNOW EXTRAモードの対価である」と断定することはできません。当サイトが書けるのは、上乗せ額が一定であるという事実と、その適用範囲が一致しているという事実までです。
プラグインハイブリッドの値上げがいちばん軽い理由を読む
値上げ率で並べると、上位に来るのは意外な顔ぶれです。最も軽いのはプラグインハイブリッドZの0.79%で、最も重いのは2.0LハイブリッドZ E-Fourの4.44%。5.6倍の開きがあります。金額の大きいプラグインハイブリッドのほうが、率でも額でも負担が軽い構図です。
装備の追加範囲と重ねると筋が通ります。プラグインハイブリッドZは改良前からアダプティブハイビームシステムもオートパワードアロックも標準で、2WD専用なのでSNOW EXTRAモードとも無縁。新しく受け取るものが実質ゼロに近いグレードほど、値上げ幅が小さかったという対応関係が見えてきます。ここも当サイトの解釈であり、トヨタが理由を説明しているわけではありません。

4グレードで1円も違わない数字は、偶然では出てきません
公式諸元表PDFの版差分|デザインは不変なのに燃費と電費が動いた

ここが本記事の中核です。トヨタ公式の主要諸元表PDFには新旧2版が同じパスで公開されており、’25年7月現在と’26年7月現在を並べると数値の増減が読み取れます。2.0Lハイブリッド2WDの燃費が下がり、プラグインハイブリッドはEV走行換算距離も電力量消費率も悪化。それでいて車両重量は変わっていません。
ハイブリッドの燃費差分|下がったのは2.0L 2WDの19インチだけ
まずハイブリッドから。改良前の主要諸元表PDF(’25年7月現在)と改良後の主要諸元表PDF(’26年7月現在)から、WLTCモード燃費を抜き出して並べたのが下の表です。単位はいずれもkm/L。下がったのは2.0Lハイブリッド2WDの19インチ仕様だけで、28.6→28.4km/Lの0.2低下でした。
| 仕様(WLTCモード・単位km/L) | 改良前(’25年7月現在) | 改良後(’26年7月現在) | 差 |
|---|---|---|---|
| 2.0Lハイブリッド 2WD/19インチ | 28.6 | 28.4 | −0.2 |
| 2.0Lハイブリッド 2WD/17インチ | 31.5 | 31.7 | +0.2 |
| 2.0Lハイブリッド E-Four/19インチ | 26.7 | 26.8 | +0.1 |
| 2.0Lハイブリッド E-Four/17インチ | 29.2 | 29.4 | +0.2 |
| 1.8Lハイブリッド 2WD | 32.6 | 32.6 | 変化なし |
| 1.8Lハイブリッド E-Four | 30.7 | 30.7 | 変化なし |
表が示すのは、変化が一律ではなかったという事実です。2.0Lの17インチ仕様とE-Fourは改良後にわずかに向上し、1.8Lは2WDもE-Fourも同値のまま。低下したのは1仕様だけでした。つまり「改良で燃費が良くなった」とも「悪くなった」とも言えない。仕様ごとに方向が違います。燃料代に直した比較は新型プリウスの燃費|実燃費とリッター何キロかをタイヤ径別に検証で扱いました。

プラグインハイブリッドは3項目とも悪化|19インチも17インチも
プラグインハイブリッド側はもっとはっきりしています。19インチはハイブリッド燃費が26.0→25.9km/L、EV走行換算距離が87→86km、交流電力量消費率が134→138Wh/kmと3項目すべてで悪化しました。17インチもEV走行換算距離が105→102km、電力量消費率が111→115Wh/kmと落ちています。
| プラグインハイブリッドの項目 | 改良前(’25年7月現在) | 改良後(’26年7月現在) | 差 |
|---|---|---|---|
| ハイブリッド燃費 19インチ(km/L) | 26.0 | 25.9 | −0.1 |
| EV走行換算距離 19インチ(km) | 87 | 86 | −1 |
| 交流電力量消費率 19インチ(Wh/km) | 134 | 138 | +4 |
| ハイブリッド燃費 17インチ(km/L) | 30.1 | 30.1 | 変化なし |
| EV走行換算距離 17インチ(km) | 105 | 102 | −3 |
| 交流電力量消費率 17インチ(Wh/km) | 111 | 115 | +4 |
| 車両重量(全グレード) | — | — | 変化なし |
電力量消費率は数字が大きいほど電気を多く使うという指標なので、+4という動きは悪化を意味します。19インチも17インチも、そろって4Wh/kmぶん電気を多く使うようになりました。値上げと同時に電費が落ちている——プラグインハイブリッドを検討している方には、いちばん知っておいてほしい差分です。
見落とされがちな差分|2.0Lエンジンの最高出力が上がっている
燃費表の下、エンジン欄まで読み進めると、もうひとつ動いている数値がありました。2.0Lエンジン(M20A-FXS)の最高出力が、2.0Lハイブリッド用で112kW(152PS)から114kW(155PS)へ、プラグインハイブリッド用で111kW(151PS)から113kW(154PS)へ引き上げられています。最大トルクは188N・m(19.2kgf・m)/4,400〜5,200r.p.m.のままで、フロントモーターもリヤモーターも出力は変わっていません。当サイトが確認した範囲では、この出力変更を取り上げた記事はありませんでした。
| 項目 | 改良前(’25年7月現在) | 改良後(’26年7月現在) | 差 |
|---|---|---|---|
| 2.0Lハイブリッド用エンジン 最高出力 | 112kW(152PS) | 114kW(155PS) | +2kW(+3PS) |
| プラグインハイブリッド用エンジン 最高出力 | 111kW(151PS) | 113kW(154PS) | +2kW(+3PS) |
| 最大トルク(共通) | 188N・m | 188N・m | 変化なし |
| 一充電消費電力量(19インチ) | 11.63kWh/回 | 11.87kWh/回 | +0.24kWh |
| 付属充電ケーブル AC200V用7m | 8,250円 | 8,800円 | +550円 |
ここで踏みとどまります。出力が上がったからカタログ燃費が落ちた、と書きたくなりますが、出力向上が燃費低下に直結するとは限らず、トヨタは変更の理由も燃費との関係も説明していません。一充電消費電力量が11.63kWh/回から11.87kWh/回へ増えている点も同じで、電池容量が変わったのか計測条件の扱いが変わったのかは公表されていない。書けるのは「動いた数値はこれだけある」という事実までです。
重量は変わっていない|重量増を原因にはできません
重量の側も見ておきます。公式諸元表の車両重量は改良前後で変わっていないため、「装備追加で重くなったから燃費が落ちた」という説明は成り立ちません。制御の変更なのか、測定条件の扱いが変わったのか、当サイトが確認できた承認ソースのどこにも記載がありませんでした。
トヨタは燃費・電費が変化した技術的な理由を公表していません。もっともらしい理由を書けば記事としては整いますが、裏づける資料を持っていない以上、推測を事実として書くことはしないでおきます。当サイトが提示するのは「新旧2版のPDFを並べれば誰でも同じ結果を再現できる」という検証手順まで。ここから先は、公式が説明するのを待つしかありません。

重量が同じである以上、重量増を原因にはできないのです
独自「改良度スコア」|10型式のうち割が良かったのはどれか

結論を先に書きます。最も改良に見合ったのは2.0LハイブリッドGのE-Fourと同ZのE-Fourで、ともに8.0点。最も割を食ったのは2.0LハイブリッドG 2WDとプラグインハイブリッドのGとZで、いずれも5.5点でした。同じ改良でも受け取るものが2.5点ぶん違います。配点ルールを全部開示したうえで採点しましょう。
配点ルールの開示|4軸10点満点の中身
先に断っておくと、「値上げ額 − 追加装備のオプション価格」という金額換算はこの改良では成立しません。アダプティブハイビームシステムもSNOW EXTRAモードも単体では買えず、値札が付かないからです。推測でオプション価格を当てはめれば数字は整いますが、それは検証ではなく創作。そこで金額換算を捨て、次の4軸に切り替えました。
| 評価軸 | 配点 | 採点ルール |
|---|---|---|
| 値上げ率の軽さ | 3点 | 1.0%未満=3.0/1.0〜2.5%未満=2.0/2.5〜4.0%未満=1.5/4.0%以上=1.0 |
| 燃費・電費の変化(標準タイヤ基準) | 3点 | 向上=3.0/変化なし=2.0/1項目低下=1.0/複数項目低下=0.5 |
| その型式が受け取る新規装備 | 2点 | AHS標準化=1.0/SNOW EXTRA=1.0/オートパワードアロックの新規標準化=0.5(上限2.0) |
| 全車共通の改良 | 2点 | ブレーキホールドの設定維持と法規対応で一律2.0 |
全車共通の2点は全型式が等しく受け取るので、差がつくのは残り3軸になります。このスコアが測っているのは「同じ改良で、値上げ率が軽いか、標準タイヤの燃費が伸びたか、自分の型式に効く装備が入ったか」の3点だけです。燃費の軸は各グレードの標準タイヤ、つまりZ・Gは19インチ、X・Uは17インチを基準にしています。
型式別スコア表|首位はE-Fourの2型式が並んだ
前掲の価格差分と版差分を上のルールに当てはめた結果です。2.0LハイブリッドのG E-FourとZ E-Fourが8.0点で並び、G 2WDとプラグインハイブリッドの2型式が5.5点で最下位という並びになりました。
| 型式 | 値上げ率 | 燃費・電費 | 新規装備 | 共通 | 改良度スコア |
|---|---|---|---|---|---|
| G(2.0Lハイブリッド)E-Four | 1.5(3.76%) | 3.0 | 1.5 | 2.0 | 8.0 |
| Z(2.0Lハイブリッド)E-Four | 1.0(4.44%) | 3.0 | 2.0 | 2.0 | 8.0 |
| X(1.8Lハイブリッド)2WD | 3.0(0.95%) | 2.0 | 0.5 | 2.0 | 7.5 |
| U(1.8Lハイブリッド)2WD | 3.0(0.21%) | 2.0 | 0.5 | 2.0 | 7.5 |
| U(1.8Lハイブリッド)E-Four | 2.0(1.84%) | 2.0 | 1.5 | 2.0 | 7.5 |
| X(1.8Lハイブリッド)E-Four | 1.5(2.67%) | 2.0 | 1.5 | 2.0 | 7.0 |
| Z(2.0Lハイブリッド)2WD | 1.5(3.31%) | 1.0 | 1.5 | 2.0 | 6.0 |
| G(2.0Lハイブリッド)2WD | 2.0(2.37%) | 1.0 | 0.5 | 2.0 | 5.5 |
| G(2.0Lプラグインハイブリッド)2WD | 3.0(0.96%) | 0.5 | 0 | 2.0 | 5.5 |
| Z(2.0Lプラグインハイブリッド)2WD | 3.0(0.79%) | 0.5 | 0 | 2.0 | 5.5 |
表から読めることは3つあります。ひとつ目は、値上げ率がいちばん重いZ E-Fourが、それでも首位に並んだこと。SNOW EXTRAモードとアダプティブハイビームシステムを両方受け取り、燃費も伸びたためです。ふたつ目は、上位を占めたのがE-Fourだったこと。ノアやヴォクシーの改良では2WDが上位に来ましたが、プリウスの2026年7月改良は逆の結果になりました。
3つ目が最も皮肉な点です。値上げ幅がいちばん小さかったプラグインハイブリッドの2型式が、スコアでは最下位に並びました。値上げが軽いのは受け取るものが少ないからで、しかも電費とEV走行換算距離は落ちている。安く済んだのではなく、渡されたものが少なかったという読み方になります。
このスコアの限界|装備の重みづけは当サイトの判断
弱点も開示します。新規装備の2点は、アダプティブハイビームシステムとSNOW EXTRAモードを同じ1.0点として当サイトが重みづけしたもので、客観的な基準があるわけではありません。雪国に住んでいる人にとってSNOW EXTRAの価値は1.0点では足りないでしょうし、夜間走行が少ない人にとってのAHSは過大評価でしょう。
もうひとつ、スペアタイヤのメーカーオプション廃止は減点していません。必要な人にとっては明確なマイナスですが、何点ぶんのマイナスかを決める根拠が無いためです。そしてこのスコアは「改良後を買う価値があるか」には答えていない。測っているのは改良前と比べた損得だけ。ここを数字で断言している記事があるなら、その配点根拠を確かめたほうがいいでしょう。

配点を隠したスコアは、ただの印象。だから全部開示しました
色の入れ替え、特別仕様車ナイトシェード、次の改良はいつ?

色は2系統で入れ替わりました。Xの白がスーパーホワイトII〈040〉からプラチナホワイトパールマイカ〈089〉へ、X以外の黒がアティチュードブラックマイカ〈218〉からニュートラルブラック〈229〉へ。一方で、特別仕様車 G“Night Shade”の改良後の扱いは公表されておらず、次の改良の時期も公式発表はありません。
色の入れ替え|Xの白は無償から33,000円に変わった
色数そのものは6色のまま変わっていません。動いたのは白と黒の中身です。Xグレードでは無償だったスーパーホワイトII〈040〉が廃止され、33,000円のプラチナホワイトパールマイカ〈089〉に置き換わりました。Xで白を選ぶ人には、車両価格の値上げに加えて実質的な負担増になります。
X 2WDの場合、車両価格の値上げ26,400円に色の33,000円が乗ると、改良前に白いXを買った人と比べて差は59,400円になる計算です。値上げ幅が最小クラスのグレードでも、色の選び方次第で負担の見え方が変わってくる。この視点で価格表を読み直す記事は、当サイトが探した範囲では見当たりませんでした。
ナイトシェード(G“Night Shade”)|公式ページは9月に消えた
ここは慎重に書きます。トヨタ公式の特別仕様車ページは2026年9月6日時点では「’25年7月現在」の表記のままで、廃止されたはずのアティチュードブラックマイカ〈218〉が選択色として残っていました。そして2026年9月29日に再確認すると、そのページ自体が表示されなくなっていたのです。一方でCEV補助金の銘柄別交付額一覧(令和8年9月29日現在)には、G“Night Shade”が型式6LA-MXWH61・850千円のまま掲載されています。
この状態から言えるのは、2026年7月改良後のG“Night Shade”の継続可否や価格・仕様がトヨタ公式で明示されていない、という一点だけです。ページが消えたことは販売終了を示唆しますが、公式の告知がない以上、廃止されたとも継続しているとも断定できません。ネット上では継続を前提にした記述も終了を前提にした記述も見かけますが、当サイトはどちらの立場も取らないでおきます。気になる場合は販売店で個別に確認してください。
2回の改良を並べる|2025年7月と2026年7月で性格が違う
60系プリウスは2023年1月10日に発売され、2025年7月1日に1回目、2026年7月1日に2回目の一部改良を受けています。2025年7月1日のトヨタ公式リリースによると、1回目はZへのデジタルインナーミラー新採用と12.3インチディスプレイオーディオPlusの搭載が中心でした。1回目が「上位グレードの装備を足す改良」だったのに対し、2回目は「装備の適用範囲を広げて法規に合わせる改良」だったと整理できます。
| 時期 | できごと | 性格 |
|---|---|---|
| 2023年1月10日 | 5代目60系を発売 | フルモデルチェンジ |
| 2023年3月 | プラグインハイブリッド Zを追加 | ラインナップ拡充 |
| 2024年9月23日 | プラグインハイブリッドに新グレード Gを追加 | 価格帯の拡張 |
| 2025年7月1日 | 1回目の一部改良+特別仕様車 G“Night Shade”を設定 | 上位グレードの装備追加 |
| 2026年7月1日 | 2回目の一部改良(今回) | 標準化と法規対応 |
表のとおり、60系は発売から3年半で2回の一部改良と2回のグレード追加を受けています。ほぼ1年ごとに手が入っている車種だと分かれば、次の動きを待つべきかどうかの判断材料にもなるはず。次期型の話は新型プリウスのフルモデルチェンジはいつ?GRプリウス・プリウスαの噂も検証で別に扱いました。

次のマイナーチェンジはいつ?【予想】本命は2027年夏
2026年9月29日時点で、次の改良に関するトヨタ公式の発表はありません。確定している事実は、1回目が2025年7月1日、2回目が2026年7月1日と、ちょうど12か月間隔で改良が入っていることです。この周期をそのまま延ばした当サイトの予想は、本命◎2027年夏の一部改良。
| 項目 | 内容 | レーン | 出所 | 時点 |
|---|---|---|---|---|
| 直近2回の一部改良 | 2025年7月1日と2026年7月1日(12か月間隔) | 【確定】 | トヨタ公式 | 2026年7月1日 |
| 次の改良の公式発表 | なし | 【確定】 | トヨタ公式ニュースルーム | 2026年9月29日確認 |
| GRの高性能版 | 2027年1月に登場するという話 | 【噂】★★☆☆☆ | くるまのニュース(販売店関係者の話) | 2026年9月11日 |
| 次の一部改良 | 本命◎2027年夏/対抗○2027年1月前後に特別仕様車を追加 | 【予想】 | 当サイトの予想(根拠は本文) | 2026年9月29日 |
確定しているのは改良の実績と「発表がない」ことだけで、残りは噂と予想です。GRの高性能版の話は、報じた記事自身が関係者の「トヨタによる公式な情報ではありませんが」という前置きを紹介しており、単独の販売店筋として★2としました。当サイトの予想が外れるとしたら、改良の周期が変わる場合と、年次改良の代わりに特別仕様車の追加で済ませる場合です。噂の中身と「今買うか待つか」は新型プリウスのフルモデルチェンジはいつ?GRプリウス・プリウスαの噂も検証で判定しています。


公式が黙っている項目は、黙っているという事実だけ書きます
改良前の中古と改良後の新車、どちらを選ぶか

改良後の新車は、トヨタ公式の工場出荷目処が2〜3ヵ月程度(プラグインハイブリッドは4〜5ヵ月程度)で、販売店の納車予定は2027年にずれ込む例もあります。改良前の個体は中古市場にすでに流通しており、廃止色もスペアタイヤ付きの個体も残っている状況です。判断軸は3つ。装備にこだわりがあるか、待てるか、そして今の車の下取り額をどう見積もるかです。
改良後を選ぶ理由|E-Fourと2.0LハイブリッドZなら理屈が立つ
改良度スコアで上位に来た型式なら、待つ理屈が立ちます。E-Fourを選ぶならSNOW EXTRAモードが付き、2.0LハイブリッドZならアダプティブハイビームシステムが標準になり、E-Fourは燃費まで伸びているからです。この3つは改良前の個体には存在しません。
新色のニュートラルブラック〈229〉を選びたい場合も、改良後の一択になります。逆に、プラグインハイブリッドで色にこだわりが無いなら、改良後を選ぶ積極的な理由は薄い。値上げ幅は小さいものの、受け取る新規装備が実質ゼロで、EV走行換算距離と電費はむしろ落ちているためです。
改良前を狙う理由|スペアタイヤと廃止色は新車で買えない
中古を狙う側にも明確な理由があります。ハイブリッドZ・Gのスペアタイヤ(改良前は14,300円のメーカーオプション)と、スーパーホワイトII〈040〉・アティチュードブラックマイカ〈218〉の2色は、いまや新車では手に入りません。プラグインハイブリッドに至っては、EV走行換算距離も電力量消費率も改良前のほうが良い数値です。
外観デザインが変わっていないので、見た目で損をした気分になることもない。値上げ前の価格で買えるうえ、カタログ上の電費は改良前が上——プラグインハイブリッド狙いなら、改良前の個体は合理的な選択肢になり得ます。carview!の新車カタログ(2026年7月モデル)で改良後のグレード一覧を確認しつつ、中古の在庫と見比べるのが実際的でしょう。
納期と下取りまで含めて考える
最後の軸が時間とお金の総額。改良後の新車を注文した場合、千葉トヨペット公式が2026年9月27日現在で掲示している納期予定(注文から納車まで)は2.0Lハイブリッドが2026年12月以降、1.8Lハイブリッドが2027年2月以降、プラグインハイブリッドが2027年4月以降です。詳しくは新型プリウスの納期最新情報|トヨタ公式2〜3ヵ月と販売店の納車予定で確認してください。

そして乗り換えの損得は、新しく買う車の値段より今の車がいくらで売れるかで決まる場面が少なくありません。26,400円から180,800円の値上げを気にするより、下取り額が数十万円動くほうが影響は大きい。実際にどのくらいの査定額が出るのかは、MOTA買取りを利用したガチのレビューで具体的な金額を公開しました。値上げ直後の商談で交渉がどこまで通るかは、新型プリウスの値引き相場|限界額の正体と安く買う4ステップにまとめています。


よくある質問
一部改良について実際に検索されている疑問に答えます。公式資料と諸元表PDFの版差分で確認できた範囲は断定し、公表されていない項目は公表されていないと書きました。改良前の価格を扱う都合上、現在の価格と混同しないよう「改良前」と明記しています。
- プリウスの一部改良はいつ実施されましたか
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2026年7月1日に発表され、同日発売されました。60系プリウスにとっては2回目の一部改良です。1回目は2025年7月1日で、そのときはZへのデジタルインナーミラー新採用と特別仕様車G“Night Shade”の設定が行われました。5代目60系そのものの発売日は2023年1月10日です。
- 改良でプリウスはいくら値上がりしましたか
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型式によって6,400円から180,800円です。最小はKINTO専用のU 2WD、最大は2.0LハイブリッドZのE-Fourでした。たとえば2.0LハイブリッドZ 2WDは改良前3,870,500円から3,998,500円へ128,000円の値上げ。値上げ率でみると0.21%から4.44%まで開いています。現行の価格帯は2,796,200円〜4,645,300円です。
- 外観デザインは変わりましたか
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変わっていません。内外装のデザインに変更はなく、公式諸元表の寸法も改良前後で同一でした。改良の中身は装備の標準化、メーカーオプションの整理、ボディカラーの入れ替え、法規対応に限られます。そのため中古車では、外観ではなく色と装備でしか改良前後を見分けられません。
- 改良で燃費は良くなりましたか
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仕様によって方向が違います。公式諸元表の版差分では、2.0Lハイブリッド2WDの19インチが28.6→28.4km/Lと下がった一方、同2WDの17インチは31.5→31.7km/L、E-Fourの19インチは26.7→26.8km/L、E-Fourの17インチは29.2→29.4km/Lと向上しました。1.8Lハイブリッドは2WDもE-Fourも変化なしです。
- プラグインハイブリッドのEV航続は変わりましたか
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短くなりました。EV走行換算距離は19インチが87→86km、17インチが105→102kmへ。交流電力量消費率も19インチが134→138Wh/km、17インチが111→115Wh/kmと、いずれも電気を多く使う方向に動いています。ハイブリッド燃費も19インチは26.0→25.9km/Lへ下がりました。
- 燃費や電費が下がったのはなぜですか
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理由についてトヨタは説明を出していないのです。装備追加で重くなったからという説明も、ここでは成り立ちません。公式諸元表の車両重量が改良前後で変わっていないためです。制御の変更なのか測定条件の扱いなのか、当サイトが確認できた承認ソースのどこにも記載がなく、推測で理由を書くことは避けています。
- どんな装備が追加されましたか
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主な追加は4つです。アダプティブハイビームシステムが2.0LハイブリッドZに標準化、車速感応オートパワードアロックが全グレードに標準化、ブレーキホールドの設定がエンジン再始動後も維持されるように変更、E-Four全グレードにSNOW EXTRAモードが新設定されました。一方でスペアタイヤのメーカーオプションは廃止されています。
- E-Fourの価格差はどう変わりましたか
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200,200円から253,000円へ52,800円広がりました。同一グレードの2WDとE-Fourの価格差は、改良前は4グレードすべてで200,200円、改良後は4グレードすべてで253,000円と、いずれも1円単位で揃っています。SNOW EXTRAモードの適用範囲と一致しますが、値上げの内訳は公表されていないため対価とは断定できません。
- ボディカラーはどう変わりましたか
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白と黒の中身が入れ替わり、全6色という色数は変わっていません。XグレードではスーパーホワイトII〈040〉が廃止されて33,000円のプラチナホワイトパールマイカ〈089〉に、X以外とプラグインハイブリッドではアティチュードブラックマイカ〈218〉が廃止されてニュートラルブラック〈229〉になりました。
- 特別仕様車のG“Night Shade”はどうなりましたか
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2026年7月改良後の扱いは公表されていません。トヨタ公式の特別仕様車ページは9月上旬まで「’25年7月現在」の表記で残り、9月29日時点では表示されなくなっていました。一方でCEV補助金の交付額一覧には引き続き掲載されています。継続とも終了とも公式に示されていないため、当サイトではどちらも断定していません。
- 改良前と改良後、どちらを買うべきですか
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E-Fourか2.0LハイブリッドZを狙うなら改良後、プラグインハイブリッド狙いなら改良前の中古も選択肢です。当サイトの改良度スコアでは2.0LハイブリッドのG E-FourとZ E-Fourが8.0点で最上位、G 2WDとプラグインハイブリッドのGとZが5.5点で最下位でした。プラグインハイブリッドは新規装備が実質なく、電費とEV走行換算距離は改良前のほうが良好です。
- 改良前の価格や燃費を載せているサイトを見かけます
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掲載時点では正しかった数値が残っているケースです。2026年7月1日より前に作られたカタログページや記事には、改良前の価格・燃費・ボディカラーがそのまま載っています。誤記ではなく版が古いだけなので、記事なら掲載日、カタログなら「’26年7月現在」といった版の表記を先に確認してください。
- 60系プリウスの後期型はいつ出ますか
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2026年9月29日時点で、外観を変える大規模なマイナーチェンジの公式発表はありません。2026年7月の改良は内外装のデザインが変わらない一部改良で、いわゆる後期型とは性格が違います。改良は2025年7月、2026年7月と12か月間隔で入っており、当サイトは次の一部改良を2027年夏と予想しました。

古い数字を見たら、まず「いつの版か」を疑ってください
まとめ|値上げが軽かったグレードほど、受け取ったものが少ない

冒頭で、狙う型式ごとに上がった金額の対価を判断できるようになると書きました。回収します。この改良の本質は、装備の適用範囲を広げつつ法規に合わせたことと、その受益の大小がそのまま値上げ幅の大小に反映されたことでした。
- 値上げは6,400〜180,800円で7倍差
- E-Four選択料が52,800円上がった
- 重量不変でエンジン出力が3PS向上
- 改良度スコアは8.0点から5.5点
調べていていちばん面白かったのは、E-Fourの選択料が4グレードすべてで200,200円から253,000円へ1円のズレもなく揃って動いていたことと、装備の話に埋もれて2.0Lエンジンの最高出力が3PSずつ上がっていたことでした。そしてプラグインハイブリッドです。値上げ幅は最小クラスなのに、新しく受け取る装備は実質ゼロで、EV走行換算距離と電力量消費率はむしろ落ちている。安く済んだのではなく、渡されたものが少なかった。次の一歩はひとつです。トヨタ公式の主要諸元表PDFを開き、表紙に「’26年7月現在」と印字されている版で、自分が狙う型式の燃費と価格を確認してください。大手ポータルにも販売店の資料にも改良前の数値が残っている場合があるので、必ず版日付つきの公式資料で照合するのが安全です。

参考URL一覧
- トヨタ公式ニュースルーム・プリウスを一部改良(2026年7月1日):https://global.toyota/jp/newsroom/toyota/44548404.html
- トヨタ公式ニュースルーム・プリウスを一部改良し特別仕様車を設定(2025年7月1日):https://global.toyota/jp/newsroom/toyota/43009519.html
- トヨタ公式・プリウス 主要諸元表/装備一覧PDF(’26年7月現在):https://toyota.jp/pages/contents/prius/005_p_001/pdf/prius_spec_202607.pdf
- トヨタ公式・プリウス 主要諸元表/装備一覧PDF(’25年7月現在・版差分の比較用):https://toyota.jp/pages/contents/prius/005_p_001/pdf/prius_spec_202507.pdf
- 次世代自動車振興センター・銘柄ごとの補助金交付額(令和8年9月29日現在):https://www.cev-pc.or.jp/hojo/pdf/R7ho/R7ho_meigaragotojougen_3.pdf
- くるまのニュース・トヨタ新型「”GR”プリウス」まもなく登場!?(2026年9月11日):https://kuruma-news.jp/post/1110449
- 群馬トヨタ自動車 公式ブログ・プリウス一部改良の変更点:https://gtoyota.com/blog/shop15/28013/
- 香川トヨタ自動車 公式ブログ・プリウス一部改良の変更点:https://kagawa-toyota.jp/blog/company/detail/11739
- 千葉トヨペット公式・プリウス 新車ページ(納期情報 2026年9月27日現在):https://www.chibatoyopet.co.jp/newcar/prius
- KINTO公式マガジン・プリウスの価格一覧(最終更新2025年6月30日/改良前価格の出典):https://kinto-jp.com/magazine/k20240530-1/
- カーセンサー・プリウス 新車カタログ(改良前価格の独立確認):https://www.carsensor.net/catalog/toyota/prius/
- 価格.com・トヨタ プリウス(全グレードの発売日更新):https://kakaku.com/item/70100110054/
- carview!・プリウス 新車カタログ グレード一覧(2026年7月モデル):https://carview.yahoo.co.jp/ncar/catalog/toyota/prius/FMC005-MC003/grade/





