先に答えをお伝えします。タントの乗り出し価格は、2WDならL 1,536,500円、X 1,668,500円、カスタムRS 2,068,800円が出発点です。当サイトの試算で、車両本体に重量税・自賠責・リサイクル料金を足した金額になります。
見積書で迷いやすいのは、重量税が5,600円と9,900円に分かれる点と、オプションに同時に選べない組み合わせがある点です。この記事では、その両方を公式の資料で確かめて、表と図で見せていきます。

試算の前提は、無償色、オプションなし、自賠責は37か月で保険の始期が2026年11月1日以降、というものです。軽自動車税と環境性能割は0円で、登録の代行費用や販売店装着のオプション、任意保険は含めていません。
数字の出どころは、ダイハツ公式のグレード・価格、ナビ・オプション、主要装備一覧表と、日本自動車工業会のエコカー減税対象車一覧、損害保険料率算出機構の基準料率表です。2026年8月31日に一部改良があり、特別仕様車「デイリーツール」が加わりましたが、価格はその改良後のものを使いました。
この記事のポイント
- 2WDの乗り出し価格の試算は、L 1,536,500円、X 1,668,500円、カスタムRS 2,068,800円
- 法定費用は、重量税が5,600円のグレードで40,500円、9,900円のグレードで44,800円
- 重量税5,600円は2WDのL・X・Xデイリーツールだけ(2027年4月30日までの新車登録)
- 自賠責は、始期が2026年11月1日以降なら37か月25,330円
- パノラマモニター対応カメラは、9インチのディスプレイオーディオと同時に選べない(公式の注記)
表は横にスクロールでき、写真はすべてメーカーが公表しているものを使っています。
公開日:2026年11月8日 / 最終更新日:2026年11月8日

タントの見積もり|乗り出し価格は1,536,500円から
2WDの乗り出し価格は、Lの1,536,500円からカスタムRSの2,068,800円まで。4WDにすると本体価格が上がり、2WDのL・X・Xデイリーツールでは重量税の差4,300円も加わります。
7グレードの乗り出し価格を1円単位で出した
車両本体に、重量税(3年)、自賠責(37か月)25,330円、リサイクル料金9,570円を足しました。2WDのL・X・Xデイリーツールだけ重量税が5,600円で、ほかは9,900円です。
| グレード | 本体価格(2WD) | 重量税(3年) | 乗り出し価格(2WD) | 本体価格(4WD) | 乗り出し価格(4WD) |
|---|---|---|---|---|---|
| L | 1,496,000円 | 5,600円 | 1,536,500円 | 1,622,500円 | 1,667,300円 |
| X | 1,628,000円 | 5,600円 | 1,668,500円 | 1,749,000円 | 1,793,800円 |
| X“デイリーツール” | 1,661,000円 | 5,600円 | 1,701,500円 | 1,782,000円 | 1,826,800円 |
| Xターボ | 1,793,000円 | 9,900円 | 1,837,800円 | 1,914,000円 | 1,958,800円 |
| Xターボ“デイリーツール” | 1,826,000円 | 9,900円 | 1,870,800円 | 1,947,000円 | 1,991,800円 |
| カスタムX | 1,881,000円 | 9,900円 | 1,925,800円 | 2,002,000円 | 2,046,800円 |
| カスタムRS | 2,024,000円 | 9,900円 | 2,068,800円 | 2,145,000円 | 2,189,800円 |
当サイトの試算で、金額は無償色・オプションなしの場合になります。4WDの重量税は全グレード9,900円で計算し、登録の代行費用などは販売店ごとに違うため含めていません。


総額で見ると、グレード選びの感覚が変わりますよね
4WDにすると乗り出し価格はいくら上がるか
4WDとの差額は、Lだけ126,500円、ほかのグレードは121,000円です。Lの4WDだけ差額が大きいという点は、見落としやすいところですよね。
重量税は4WDだと全グレード9,900円なので、L・X・Xデイリーツールは2WDより4,300円増えます。乗り出し価格の差にすると、Lが130,800円、XとXデイリーツールが125,300円、ターボ系とカスタムが121,000円です。
グレードごとの装備の違いは、新型タントのグレード比較2026|装備充実度スコアで選ぶ全5グレードで比べています。
タントの諸費用の中身|重量税・自賠責・リサイクル料金
法定費用の合計は、重量税が5,600円のグレードで40,500円、9,900円のグレードで44,800円です。差が出るのは重量税だけなので、見積書ではここを先に確かめるのが近道になります。
重量税は5,600円と9,900円に分かれる
エコカー減税で重量税が25%軽くなるのは、2WDのL・X・Xデイリーツールだけで、新車3年5,600円です。ターボ、カスタム、4WDは9,900円になります。判定は、日本自動車工業会(自工会)の対象車一覧で確かめました。
5,600円になるのは、2027年4月30日までの新車登録です。2027年5月1日以降の新車登録は軽減の基準が85%に上がり、今の燃費の値のままなら、L・X・Xデイリーツールは25%軽減から外れます。

なお、達成率80%以上の車は、2028年4月30日までの新車登録なら本則の税率で済む経過措置の対象です。ダイハツ公式の減税のページは、11月8日に確認した時点で古い表示のままでした。見積書の重量税の額を、自工会の一覧と見比べておくと安心ですね。
自賠責は始期が2026年11月1日以降なら25,330円
軽自動車の自賠責は、2026年11月1日以降の始期で、37か月が25,330円、24か月が18,660円です(損害保険料率算出機構の基準料率表)。始期が2026年11月1日以降かどうかで、金額が変わります。
新車は最初の車検まで3年あるので、この記事は37か月で試算しました。見積書の月数が違えば金額も変わります。古い見積書をお持ちなら、始期と月数を確かめて見直してみてください。
リサイクル料金は9,570円、中身は9,150円+420円
ダイハツ公式のリサイクル料金表(2025年6月5日現在)では、タントの2024年10月以降の生産分は、エアバッグ類2,700円、フロン類0円、シュレッダーダスト6,450円で9,150円です。これに新車登録時の情報管理料金・資金管理料金420円を足して、合計は9,570円になります。


軽自動車税と環境性能割は乗り出しに入らない
環境性能割は、2026年3月31日に廃止されました。軽自動車税は年10,800円で、2026年4月に「種別割」から名称が変わっています。
毎年4月1日の持ち主にかかる税金なので、4月2日以降に買った場合、その年度は課税されません(練馬区の案内)。

見積書の法定費用は、まずこの4行から見比べればいいということですね
タントのオプション価格|選べるグレードを公式表で並べる
メーカーオプションは、価格だけでなく「どのグレードで選べるか」が違います。公式の表をそのまま並べ、同時に選べない組み合わせも拾いました。
メーカーオプションの価格と選べるグレード
| オプション | 価格 | 選べるグレード |
|---|---|---|
| スマートクルーズパック | 55,000円 | カスタムRS・Xターボは標準。カスタムX・Xはメーカーオプション。Lは設定なし |
| 9インチスマホ連携ディスプレイオーディオ(単体) | 88,000円 | 全グレード |
| 同(スマートパノラマパーキングパック付) | 132,000円 | Lを除く全グレード |
| パノラマモニター対応カメラ | 33,000円 | Lを除く全グレード |
| 運転席ロングスライドシート(540mm) | 33,000円 | Lを除く全グレード |
| 右側パワースライドドア | 55,000円 | X・Xターボ系はメーカーオプション。カスタムは標準。Lは設定なし |
| 有償ボディカラー | 27,500円 | カラーにより設定(無償色もあります) |
| 2トーンカラー | 55,000円(XH3だけ66,000円) | グレードにより設定 |
出典は、公式のナビ・オプションと主要装備一覧表です。メーカーオプションは車両の注文時に指定するもので、販売店で付けるオプション(フロアマットやナビなど)の金額は店ごとに違うため載せていません。

スマートクルーズパックは標準か足すかで差額が変わる
スマートクルーズパックは55,000円で、全車速追従ACC、LKC(レーンキープコントロール)、専用ディスプレイ、ETCユニットなどの一式です。カスタムRSとXターボは標準、カスタムXとXはメーカーオプションで、Lには設定がありません。
2026年8月31日の改良で、NA系は11,000円、ターボ系は60,500円の値上げです。同じ改良で、ターボ系はスマートクルーズパックが標準になりました。
公式に、この2つを結びつけた説明は見当たりません。改良の中身はタント マイナーチェンジ最新情報|一部改良で変わった9点と改良度スコア56点で整理しています。
同じパックを付けた状態で比べてみましょう。X 1,628,000円にパック55,000円を足すと1,683,000円で、Xターボの1,793,000円との差は110,000円です。カスタムX 1,881,000円にパックを足すと1,936,000円で、カスタムRSの2,024,000円との差は88,000円になります。
パックを揃えても残る差が、110,000円と88,000円です。エンジンや装備など、パック以外の違いにかかる金額と考えてください(当サイトの計算)。

ETCユニットはパックに入っていますが、使うには別途ETCカードとセットアップ作業(セットアップ費用)が必要と、公式の注記にあります。見積書に費用が入っているかどうかは、確かめておきたいですね。
9インチのディスプレイオーディオとカメラは同時に選べない
9インチスマホ連携ディスプレイオーディオは88,000円、スマートパノラマパーキングパック付は132,000円です(Lは後者の設定なし)。差は44,000円で、パック付には駐車支援システムとフロントカメラ・サイドカメラが付きます。
もうひとつ、パノラマモニター対応カメラは33,000円です(Lを除く)。公式の注記(※20)では、このカメラはディスプレイオーディオ(パーキングパック付を含む)と同時に選べません。
つまり、カメラとディスプレイオーディオを足し算して「全部のせ」にすることはできない、ということです。どれを選ぶかは、駐車支援まで欲しいかどうかで決まってきます。



足し算できないオプションがあるのは、見積もり前に知りたい話ですよね
右パワースライドと運転席ロングスライド、色の価格
右側パワースライドドアは55,000円で、X・Xターボ系はメーカーオプション、カスタムは標準です。Lには設定がありません。運転席ロングスライドシート(540mm)は33,000円で、Lを除く全グレードで選べます。
ボディカラーは、有償色が27,500円、2トーンが55,000円です(XH3だけ66,000円)。

Xにオプションを足した試算例
当サイトの試算として、乗り出し価格に公式のメーカーオプション価格を足した例を作りました。販売店装着のオプションや代行費用は入っていません。
| 例 | 乗り出し価格(2WD・オプションなし) | 足したオプション | 合計 |
|---|---|---|---|
| X | 1,668,500円 | スマートクルーズパック55,000円+右側パワースライドドア55,000円+9インチDA(パーキングパック付)132,000円+有償色27,500円 | 1,938,000円 |
| カスタムRS | 2,068,800円 | 9インチDA(パーキングパック付)132,000円+有償色27,500円 | 2,228,300円 |
| L | 1,536,500円 | 9インチDA(単体)88,000円 | 1,624,500円 |
Xにパックと右パワースライドなどを足すと、乗り出し価格は1,938,000円になる計算です。同じ金額帯でも、カスタムRSならパックと両側パワースライドが標準なので、中身の見比べ方が変わるかもしれませんね。

総額の比べ方は、標準装備の中身まで見ると分かりやすいですね
タントの見積書で確かめること|値引き・下取りの前に
見積書は、法定費用の行を先に照らすと、確認が早く済みます。そのあとで、値引き、納期、下取りの順に話を進めていきましょう。
見積書の行を1つずつ照らす
受け取った見積書で、次の5つを確かめてみてください。金額が合わない行を見つけたら、その場で理由を聞くのがいちばん早い方法です。

- 重量税が、グレードと駆動方式に合った5,600円か9,900円か
- 自賠責が、始期2026年11月1日以降の金額(37か月25,330円)か
- 軽自動車税と環境性能割が、0円で計上されているか
- リサイクル料金が9,570円か
- パックやETCなど、グレードで標準のものに追加料金が入っていないか

確認は5行だけなので、受け取ったその場でできますよね
値引きと納期は、この見積もりの次に
車両本体の値引きは、新型タントの値引き2026|実報告39件で見る相場と交渉の手順で、口コミの報告をまとめました。納期はメーカー非公表で、11月6日時点の公式掲載は11月上旬以降〜12月中旬以降と店舗で割れます。詳しくはタントの納期は11月上旬〜12月中旬以降|掲示を比べて検算したを見てください。
下取りは見積もりと別に比べる
いま乗っている車がある方は、下取り額と買取店の入札を並べると、判断の材料が増えます。下取りだけで決めず、買取の入札も見てみることで、手取りが変わる場合もあるでしょう。
実際に売ってみた体験談は、次の記事にまとめました。
\ 下取りの前に、買取の入札も見てみる /
※最大20社がWebで入札し、やりとりは高額査定の上位最大3社だけ(MOTA公式。一部対象外の場合あり)
待てないなら届出済未使用車も選択肢
納期を待てないときや、予算を抑えたいときは、届出済未使用車も選択肢に入ります。新車の見積もりと並べれば、判断しやすくなるはずです。希望条件を伝えて提案を受けるなら、ズバット車販売が手早い入口になります。
次期型を待つと、この見積もりはどうなるか
確認した範囲では、次期型タントの公式発表はありません。待つ場合の材料は、次の記事で整理しました。
この記事の金額は、2026年11月8日に確認した公式価格と料率で出した試算です。

待つか買うかは、材料がそろってから決めれば十分ですよね
よくある質問
- タントの乗り出し価格は、最低いくらですか
-
2WDのLで、当サイトの試算では1,536,500円です。本体価格1,496,000円に、重量税5,600円、自賠責(37か月)25,330円、リサイクル料金9,570円を足しています(無償色・オプションなし)。
- タントの見積もりに入る法定費用はいくらですか
-
重量税が5,600円のグレード(2WDのL・X・Xデイリーツール)で40,500円、9,900円のグレードで44,800円です。内訳は、重量税、自賠責25,330円、リサイクル料金9,570円で、軽自動車税と環境性能割は0円になります。
- タントの重量税が5,600円になるのはどのグレードですか
-
2WDのL・X・Xデイリーツールだけです。2027年4月30日までに新車登録した場合の話で、5月1日以降は軽減の基準が上がります。ターボ、カスタム、4WDは9,900円です。
- タントの自賠責はいくら入りますか
-
保険の始期が2026年11月1日以降なら、37か月が25,330円、24か月が18,660円です。見積書の金額が、この始期の料率になっているかを確かめてください。
- タントに軽自動車税や環境性能割はかかりますか
-
環境性能割は2026年3月31日に廃止されました。軽自動車税は毎年4月1日の持ち主にかかり、4月2日以降に買った年度は課税されません。
- タントの4WDは、乗り出し価格でいくら高くなりますか
-
2WDとの差は、Lが130,800円、XとXデイリーツールが125,300円、ターボ系とカスタムが121,000円です。本体価格の差(Lは126,500円、ほかは121,000円)に、重量税の差4,300円がL・X・Xデイリーツールで加わります。
- タントのパノラマモニター対応カメラとディスプレイオーディオは、両方付けられますか
-
公式の主要装備一覧表の注記(※20)で、同時に選べないとされています。ディスプレイオーディオは88,000円、パーキングパック付は132,000円、カメラは33,000円です。
- タントの見積もりに、任意保険は入っていますか
-
この記事の試算には、任意保険を含めていません。保険料は年齢や等級で変わるため、見積もりとは別に保険会社で確かめる形になります。
まとめ|タントの見積もりは「法定費用の行」から照らす
タントの2WDの乗り出し価格は、L 1,536,500円、X 1,668,500円、カスタムRS 2,068,800円が当サイトの試算になります。重量税が5,600円か9,900円か、自賠責が2026年11月1日以降の金額かを、見積書で確かめてください。
オプションは、グレードで標準か選べるかが違い、カメラとディスプレイオーディオは同時に選べません。最後に、今日のおみやげを3つ。そのまま誰かに話してみてください。

次の一歩
見積書を手元に置いて、法定費用の4行(重量税・自賠責・リサイクル料金・税)を、この記事の金額と見比べましょう。そのうえで、選びたいオプションが自分のグレードで選べるかを公式の表で確かめてみてください。
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