新型ランドクルーザーFJの内装とは、ブラック1色・合成皮革シートで統一された5人乗り・2列シートの室内のことで、荷室は795L(リヤシート格納時1,607L)です。
内装色の選択肢はなく、変えられるのは純正用品だけ。前席には快適温熱シートとステアリングヒーターが標準で付く一方、荷室長は最大1,480mmで、大人が足を伸ばして寝る車中泊には長さが足りません。2026年10月時点の公式カタログで寸法と装備を確かめました。
この記事のポイント
- 内装色はブラックのみ
- 5人乗りで3列目はない
- 荷室長は最大1,480mm
- 100Vコンセントの記載なし
公開日:2026年10月10日 / 最終更新日:2026年10月12日
新型ランドクルーザーFJの内装は黒1色・合成皮革、選べる余地はゼロ

新型ランドクルーザーFJの内装色はブラックのみで、シート表皮は合成皮革の1仕様です。グレードもVXの1つしかないため、内装の違いを生むのは純正用品だけになります。読み終えたとき、あなたは「この室内で家族と道具がどこまで収まるか」と「車中泊に使えるか」を寸法で判断できるはずです。
内装の色と素材を公式カタログで確認
公式の主要装備一覧表(’26年5月現在)によると、シート表皮は合成皮革、インストルメントパネルも合成皮革、ステアリングとシフトノブは本革巻きです。内装色は「ブラック」以外の記載がなく、2トーンや明るい内装の設定はありません。
- シート表皮:合成皮革
- ステアリング:本革巻き3本スポーク
- インパネ・ドアトリム上部:合成皮革
- センターレジスター:ブラック/サイドはピアノブラック塗装
ステアリング中央には往年モデルを思わせる“TOYOTA”エンブレムが入り、スポークは悪路でのキックバックに配慮した開口形状だと公式メインカタログ(2026年6月発行)は説明しています。素材は高級車ではなく、汚れを拭き取りやすい道具寄りの選び方です。
「車内が暗い」という声は本当?黒内装の受け止め方

口コミには「車内が暗い」という趣旨の声があります。床から天井まで黒で統一されていれば、明るい内装色と比べて暗く感じるのは自然です。ただ、汚れや擦り傷が目立ちにくいのは黒の強み。キャンプ道具や濡れた荷物を積む使い方なら、むしろ合っています。
暗さが気になるなら、純正用品で光を足す手はあります。モデリスタの「インテリアイルミネーションキット」(104,500円)や「LEDルームランプセット」(22,000円)がその例です(公式アクセサリーズ&カスタマイズカタログ・2026年8月発行)。内装色は変えられなくても、照明で印象は変えられるというのが現実的な落としどころでしょう。
何人乗り?5人乗り・2列シートで3列目はない
新型ランドクルーザーFJは5人乗りで、3列目シートの設定はありません。室内寸法は長さ1,735mm・幅1,510mm・高さ1,240mm(社内測定値)。7人乗りが必要なら、ランドクルーザー250(VXガソリン5,779,400円・7人乗り)か、三菱デリカD:5(4,510,000円〜・7/8人乗り)が候補に入ります。
後席は6:4分割可倒式で、前後スライドとリクライニングが付きます。後席を前に出せば荷室を広げ、下げれば足元を広げられるので、4人乗車+荷物という日常の使い方には柔軟に対応できる設計です。ほかの装備の全体像は新型ランドクルーザーFJの最新情報|価格・サイズ・受注状況の完全ガイドにまとめています。


黒一択は寂しい?いえ、泥汚れには最強の色です
前席は冬に強い、温熱シートとハンドルヒーターまで標準

新型ランドクルーザーFJの前席には、快適温熱シート(運転席・助手席)とステアリングヒーターが標準で付きます。寒冷地仕様も標準装備です。一方で電源はUSB Type-Cが2個とDC12Vのアクセサリーソケットが2個で、100Vコンセントは装備一覧に記載がありません。
運転席は8ウェイ電動、助手席は4ウェイ手動

運転席は前後スライド・リクライニング・シート上下・座面前端の上下を電動で調整できる8ウェイパワーシートです。助手席は前後スライドとリクライニングの4ウェイマニュアル。電動なのは運転席だけなので、助手席の座り心地は販売店で実際に確かめておきたいところです。
快適温熱シートはHI・MID・LOの3段階で、肩・腰・脚部を温める設定だとメインカタログにあります。ステアリングヒーターは全周タイプ。冬のアウトドアや雪道で使う人には、この2つが最初から付いている価値は大きいはずです。
12.3インチ画面と7.0インチメーター、オフロード表示も標準

ダッシュボード中央には12.3インチのディスプレイオーディオが付き、Apple CarPlayとAndroid Autoに対応します。メーターは7.0インチTFTカラーで、Smart・Tough・Sportyの3テイストから表示を選べる仕組みです。
オフロード向けの表示が画面に組み込まれているのが、この車らしいところ。前輪の舵角、デフロックのオン/オフ、車両の傾斜角を表示できます。CD・DVDデッキは搭載されていません。テレビを見るには販売店装着オプションの地上デジタルテレビアンテナ(17,600円)が必要です。
電源はUSB-C×2とDC12V×2、100Vは見当たらない


主要装備一覧表に載っている電源は、充電用USB Type-C(インパネ下部1個)、通信用USB Type-C(センターコンソールボックス内1個)、アクセサリーソケット(DC12V・120W)2個です。ソケットはセンターコンソールボックスの内側と背面に1つずつで、背面側は後席から使えます。
| 電源 | 位置 | 仕様 |
|---|---|---|
| 充電用USB端子(Type-C) | インパネ下部・1個 | DC5V/3.0A |
| 通信用USB端子(Type-C) | センターコンソールボックス内・1個 | スマホ連携用 |
| アクセサリーソケット | センターコンソールボックス内・1個 | DC12V・120W |
| アクセサリーソケット | センターコンソールボックス背面・1個 | DC12V・120W |
| AC100Vコンセント | — | 装備一覧に記載なし |
表のとおり、家電をそのまま挿せる100Vコンセントは装備一覧にありません。キャンプで電気毛布や調理家電を使いたいなら、ポータブル電源を別に用意する前提で考えてください。120W以下でも正常に作動しない場合がある、と公式の注記にもあります。

車中泊で電気を使うなら、ポータブル電源は必須と考えましょう
車中泊はできる?荷室長1,480mmが突きつける答え

新型ランドクルーザーFJの荷室長は、リヤシートを倒した最大値でも1,480mmです(公式カタログ・社内測定値)。身長170cmの人なら約22cm足りず、大人が足を伸ばして横になる車中泊には向きません。座ったまま仮眠する、子どもが寝る、といった使い方なら成立します。
荷室寸法の早見表|795Lと1,607Lの中身

| 項目 | 寸法・容量 | 出典 |
|---|---|---|
| 荷室長(リヤシート使用時・最小) | 735mm | 公式メインカタログ |
| 荷室長(リヤシート前倒し時・最大) | 1,480mm | 公式メインカタログ |
| 荷室高 | 1,030mm | 公式メインカタログ |
| 荷室幅 | 1,135mm | 公式メインカタログ |
| 荷室容量(リヤシート使用時) | 795L | トヨタ公式ニュースルーム |
| 荷室容量(リヤシート格納時) | 1,607L | トヨタ公式ニュースルーム |
容量はトヨタ公式ニュースルームの発売リリースの値です。表のとおり、高さ1,030mmに対して長さが短い、縦に積むのが得意な荷室。クーラーボックスやコンテナを重ねる使い方に向いています。
大人が寝るには何cm足りない?身長別に計算
荷室長の最大1,480mmから、寝る人の身長を引くだけの単純な計算です(当サイト算出・枕や寝袋の厚みは含めていません)。
- 身長150cm:約2cm不足
- 身長160cm:約12cm不足
- 身長170cm:約22cm不足
- 身長180cm:約32cm不足
前席を前に出したり背もたれを倒したりすると長さを稼げる可能性はありますが、その寸法は公式に示されていません。リヤシートを倒したときの床の段差や傾きも、カタログからは読み取れない。車中泊が目的なら、販売店の展示車で実際に横になってみるのが唯一の確認方法です。carview!のユーザーレビューでも積載性は3.6(2026年10月10日・34件)と、デザインの4.6より1点低い評価でした。その背景は新型ランドクルーザーFJの口コミ評判|総合4.4・34件の満足と不満で読み解いています。

公式用品で揃う車中泊・アウトドアグッズと価格
寝ることは難しくても、休憩や防災の拠点としては使えます。公式アクセサリーズ&カスタマイズカタログ(2026年8月発行)に載る関連用品を価格つきで並べました。
| 用品 | 価格(税込) | 用途 |
|---|---|---|
| TZ緊急セット 車中泊避難用 | 19,800円 | エアーマット・携帯トイレなど20点 |
| サンシェード(モデリスタ) | 24,200円 | 目隠し・日除け |
| ラゲージトレイ | 27,500円 | 濡れた荷物対策(防水) |
| モールパネル(サイド) | 42,900円 | 荷室側面の収納 |
| サイドストレージランタン | 13,750円 | 電池式ランタン(モールパネル装着車) |
名前に「車中泊」が入る唯一の純正品が「車中泊避難用」の緊急セットだという点は象徴的です。公式の用品構成も、寝泊まりより「避難」と「道具の収納」に寄っている。価格には取付費が含まれないので、見積もりで確かめてください。

正直、車中泊メインならこの車は選ばないほうが幸せです
内装カスタムはいくら?純正・モデリスタの値段表

内装色が選べない新型ランドクルーザーFJでは、純正用品とモデリスタが内装カスタムの主な手段です。公式カタログで価格を確認できた内装用品は、フロアマット41,250円からインテリアイルミネーションキット104,500円まで幅があります。どれも取付費は別です。
内装を変える用品の価格一覧
| 用品 | 価格(税込) | 区分 |
|---|---|---|
| フロアマット(ロイヤルタイプ) | 41,250円 | トヨタ純正 |
| スノー・レジャー用フロアマット(縁高・フロント) | 11,550円 | トヨタ純正 |
| シートカバー(撥水) | 89,100円 | トヨタ純正 |
| スカッフプレート | 44,000円 | トヨタ純正 |
| インテリアイルミネーションキット | 104,500円 | モデリスタ |
| LEDルームランプセット | 22,000円 | モデリスタ |
| LEDスマートフットライト | 48,400円 | モデリスタ |
表のうち、汚れ対策ならスノー・レジャー用フロアマット11,550円が最も安い一手です。約40mmの縁高形状で、水や泥が床に広がりにくい作りになっています。シートカバーはSRSサイドエアバッグ対応の専用品以外を使わないよう、カタログに注意書きがある点も覚えておきましょう。
荷室を使い倒す「モール」系パーツという発想
FJ専用の用品で特徴的なのが、モールシステム対応のパネル類です。サイドのモールパネル(2枚42,900円)、バックドアのモールパネル(58,300円)、運転席シートバックのモールパネル(12,100円)があり、モジュールバッグなどを自由に取り付けられます。
サイドとバックドアのモールパネル、ボディデカール類を組み合わせた「Playfulセット」は169,400円。荷室の長さが足りないぶん、壁面とドアで収納を稼ぐ設計思想が用品からも読み取れます。外装も含めたカスタムの全体像と、丸目ヘッドランプの噂は新型ランドクルーザーFJの改良・丸目の最新情報|噂を信憑性メーターで判定で扱っています。

内装に予算をかける前に、総額の上限を決めておく
用品は積み上げると早く膨らみます。上の表のうち純正3点(フロアマット・シートカバー・スカッフプレート)だけで174,350円です(当サイト算出・取付費別)。車両本体4,500,100円に重量税49,200円なども乗るので、用品は「最初に必須のもの」と「納車後でも付けられるもの」に分けて考えると無駄がありません。
乗り換えの場合、予算を広げる余地があるのは下取りのほうです。実際にどのくらいの査定額が出るのかは、MOTA買取りを利用したガチのレビューで具体的な金額を公開しています。

用品代は値引きより下取りの上乗せで捻出するのが現実的です。オプションの要否は新型ランドクルーザーFJの見積もり|乗り出し価格を確定値だけで積むで仕分けました。

注文のタイミングにも触れておきます。2026年10月上旬、栃木トヨタは工場出荷目安を「R9.2月以降」、千葉トヨペットは納期予定を「2027年2月以降」と掲示しました。受注再開についてトヨタの公式発表はない状態で、販売会社によっては今も販売一時停止です。納車まで時間があるなら、用品は契約時にすべて決めず、メーカーオプションだけ確定させておけば十分でしょう。

用品は納車後でも付く。焦って全部載せる必要はありません

純正用品は保証が3年6万km。社外品と比べるときの判断材料です
よくある質問
内装について検索されやすい疑問に、公式カタログ・装備一覧の記載で答えます。
- ランドクルーザーFJは何人乗り?
-
5人乗りです。2列シートで3列目の設定はなく、後席は6:4分割可倒式(前後スライド・リクライニング付き)になっています。
- 内装色は選べますか?
-
選べません。内装色はブラックのみで、シート表皮は合成皮革の1仕様です。グレードもVXだけなので、内装の違いは純正用品で付けることになります。
- 車中泊はできますか?
-
大人が足を伸ばして寝る車中泊には向きません。荷室長は最大でも1,480mmで、身長170cmなら約22cm足りない計算です。仮眠や子どもの就寝なら使えます。
- 100Vコンセントはありますか?
-
公式の主要装備一覧表に100Vコンセントの記載はありません。電源はUSB Type-C 2個とDC12V・120Wのアクセサリーソケット2個です。
- シートヒーターは付いていますか?
-
運転席と助手席に快適温熱シートが標準で付きます。HI・MID・LOの3段階で、ステアリングヒーターも標準装備です。後席のシートヒーターは装備一覧に記載がありません。
- 荷室の広さはどのくらい?
-
リヤシート使用時795L、格納時1,607Lです。荷室長は735mm〜1,480mm、荷室高1,030mm、荷室幅1,135mmで、高さに余裕がある形をしています。
- 内装を明るくする方法は?
-
純正・モデリスタの照明系用品が現実的です。インテリアイルミネーションキット104,500円、LEDルームランプセット22,000円などが公式カタログに載っています(取付費別)。
まとめ:内装は「変えられない前提」、車中泊は「寝ない前提」で見る

新型ランドクルーザーFJの内装は、ブラック1色・合成皮革・5人乗りで、選択の余地はありません。前席の冬装備は充実している一方、荷室は長さ1,480mmが上限で、100Vコンセントの記載もない。道具を積んで遊ぶ車であって、泊まる車ではないというのが寸法から出る結論です。
- 内装はブラックのみ・5人乗り
- 荷室長1,480mmで寝るのは困難
- 照明と収納は用品で足せる
冒頭の約束を回収します。家族と道具については、5人と縦に積む荷物なら十分に収まる。車中泊については、大人が横になるには長さが足りません。向かないのは、7人乗りが必要な人と、荷室で寝ることが購入目的の人です。
次の一歩は、販売店で展示車のリヤシートを倒し、自分の身長で荷室に横になれるかを試すことです。そのときメジャーを持参し、床の段差と前席の位置も測っておくと、カタログにない情報が手に入ります。

参考URL一覧
- トヨタ公式・主要諸元表/装備一覧PDF(’26年5月現在):https://toyota.jp/pages/contents/landcruiserfj/001_p_001/pdf/landcruiserfj_spec_202606.pdf
- トヨタ公式・ランドクルーザー“FJ” メインカタログPDF(2026年6月発行):https://toyota.jp/pages/contents/request/webcatalog/landcruiserfj/landcruiserfj_main.pdf
- トヨタ公式・アクセサリーズ&カスタマイズカタログPDF(2026年8月発行):https://toyota.jp/pages/contents/request/webcatalog/landcruiserfj/landcruiserfj_acc.pdf
- トヨタ公式ニュースルーム・ランドクルーザー、新型車“FJ”シリーズを発売:https://global.toyota/jp/newsroom/toyota/44331089.html
- carview!・トヨタ ランドクルーザーFJ ユーザーレビュー:https://carview.yahoo.co.jp/ncar/catalog/toyota/landcruiser_fj/urev/





