パジェロの歴代は5世代で、1982年5月の初代から2026年12月17日発売の5代目まで、約44年の歴史があります。
4代目の2006年10月から5代目まで、モデルチェンジの間隔は約20年2か月(当サイト算出)。それまでの間隔は7〜8年台だったので、2倍以上に伸びた計算です。三菱自動車の公式歴史ページと2026年10月29日のリリースで確認しました(確認日は2026年11月3日)。
この記事のポイント
- 歴代は5世代
- 世代の間隔は7年〜20年
- ダカール12勝
- 累計は64万・325万・329万
- ミニ・イオの噂は★2〜3
この記事は、パジェロの歴代と歴史を、発売年・間隔・累計台数の数字で読み解きます。5代目の復活でパジェロに興味を持った人も、先代の中古やFINAL EDITIONが気になる人も、年表を手元に置くつもりで読んでください。
公開日:2026年11月4日 / 最終更新日:2026年11月4日

パジェロの歴代は5世代、1982年の初代から2026年の5代目までを一覧で
歴代の発売年は、初代が1982年5月、2代目が1991年1月、3代目が1999年10月、4代目が2006年10月、5代目が2026年12月17日です(公式歴史ページ・三菱自動車のリリース)。月まで確定しているのは、公式の記述を採用したからで、他サイトで月が違う例は使っていません。


| 世代 | 発売 | 押さえておきたい出来事 | 出所 |
|---|---|---|---|
| 初代 | 1982年5月 | ダカールラリーで日本車初の総合優勝(1985年)はこの世代の時代 | 公式ダカールの記憶 |
| 2代目 | 1991年1月 | 1994年12月に派生のパジェロミニが登場(公式歴史は1994年)。1995年にジュニアが加わる | 公式歴史ページ |
| 3代目 | 1999年10月 | 骨格がビルトインフレームのモノコックへ移行 | 三菱 2019年4月24日 |
| 4代目 | 2006年10月 | 2019年に日本向けの生産を終了。限定車FINAL EDITION(700台)を発売 | 三菱 2019年4月24日 |
| 5代目 | 2026年12月17日 | 骨格がラダーフレームに戻る。2.4Lディーゼルターボ+8速ATのみ。生産はタイのレムチャバン工場 | 三菱 2026年10月19日 |
ダカール初優勝の1985年は、初代の時代
1985年は、2代目の発売(1991年1月)より前です。つまり日本車初のダカール総合優勝は初代の時代の出来事で、ダカールの名声は初代が築いた土台の上にあると読めます。
新型の全体像は新型パジェロ完全ガイド|12月17日発売・価格619万円〜795万円・グレード・納期を29記事で整理に、価格と発売日は新型パジェロの価格|4グレードの税込価格と先代との差と新型パジェロの発売日は12月17日(木)|発表から49日後、発売時に買えるのは2グレードだけにまとめました。

44年の歩みを数字で並べると見えてきます
パジェロ歴代のモデルチェンジ間隔を計算|8年8か月から20年2か月へ
歴代の発売年を並べたとき、気づく点があります。5代目までの間隔が、過去と比べて飛び抜けて長いことです。公式の発売年月から、発売月どうしの間隔を当サイトで計算しました。

| 世代の切り替え | 間隔 | 計算の根拠 |
|---|---|---|
| 初代→2代目 | 8年8か月 | 1982年5月→1991年1月 |
| 2代目→3代目 | 8年9か月 | 1991年1月→1999年10月 |
| 3代目→4代目 | 7年0か月 | 1999年10月→2006年10月 |
| 4代目→5代目 | 約20年2か月 | 2006年10月→2026年12月(発売日の12月17日を月で数える) |
間隔が最も短いのは3代目から4代目の7年で、最も長い過去の間隔でも8年9か月です。4代目から5代目の約20年2か月は、それまでの最長の2倍以上。2019年に日本向けの生産が終わった事情が、この空白の中心にあります。

国内で買えなかった期間は約7年
日本向けの生産終了は2019年、新型の発売は2026年12月です。三菱は2026年10月29日の発表で、新型を「国内では7年ぶりの復活」と位置づけています。月は資料によって違うため、ここでは2019年と記すにとどめました。
空白の7年に先代の中古がどう動いたかは先代パジェロの中古相場|FINAL EDITIONと新型を比べるで、新型の発売までの流れは新型パジェロの発売日は12月17日(木)|発表から49日後、発売時に買えるのは2グレードだけで追っています。

間隔の長さを計算すると、驚きますよね
パジェロの累計台数を読み分ける|64万台・325万台・329万台
パジェロの記事を読むと、累計の数字がバラバラで戸惑いますよね。実は、国内の販売・世界の販売・世界の生産という、別々の数字が混ざっているだけです。三菱の公式発表から3つを分けて整理します。


| 数字 | 範囲 | 指すもの | 時点・出所 |
|---|---|---|---|
| 64万台以上 | 国内 | 先代までの累計販売 | 2019年3月時点・三菱 2019年4月24日 |
| 325万台以上 | 世界 | 累計販売 | 三菱 2026年5月29日 |
| 329万台以上 | 世界 | 累計生産 | 三菱 2026年9月2日 |
「以上」の表記があるので、差の数字は出せない
325万台と329万台は、どちらも「以上」と書かれています。そのため、差の4万台を「作ったのに売れ残った台数」と読むのは誤りです。販売と生産は発表時点も違うため、引き算して意味のある数字にはなりません。
国内の64万台は、世界の325万台の約2割にあたります(64÷325=19.7%、当サイト算出。どちらも「以上」の下限値で時点も違うため、目安)。パジェロの主戦場は、国内より海外だったと読める数字です。

「以上」の表記は、引き算に向きません
パジェロのダカール通算12勝の中身|1985年の初優勝から7連覇まで
パジェロはダカールラリーで1985年に日本車初の総合優勝を果たし、2001〜2007年に7連覇を達成。2007年までに通算12勝を挙げ、これはメーカー最多です(三菱自動車のリリース・公式ダカールの記憶)。2009年までに26回出場しています。


| 年 | 出来事 | 数字 |
|---|---|---|
| 1985年 | 日本車で初めてダカールの総合優勝 | 初優勝 |
| 2001〜2007年 | 総合優勝を7年続けた | 7連覇 |
| 2007年 | 総合優勝が通算12勝に到達(メーカー最多) | 12勝 |
| 2009年まで | ダカールへの出場回数 | 26回 |
7連覇でも、12勝には5勝が足りない
7連覇だけで12勝にはなりません。12から7を引いた5勝は、7連覇の外側で積み上げた勝利です(当サイト算出)。連覇の印象に隠れがちですが、勝利の約4割は連覇の外にある(5÷12=41.7%)。
ダカールの話題が出るのは、復活を発表した2026年5月29日の資料にも「通算12勝」が使われているからです。復活の理由づけとして、三菱が最も前に出している実績といえます。

連覇の外にも5勝あるのは、意外ですよね
パジェロの骨格は27年ぶりにラダーフレームへ戻り、生産地も岐阜からタイへ
3代目の1999年10月にビルトインフレームのモノコックへ移ってから、5代目のラダーフレーム復帰まで27年かかりました。新型のフレームは、同じ三菱のトライトンのものが元になっています(三菱自動車の発表)。

| 項目 | 先代(4代目) | 新型(5代目) |
|---|---|---|
| 骨格 | ビルトインフレームのモノコック(3代目から継続) | ラダーフレーム(トライトンのフレームが元) |
| エンジン | 3.0L V6ガソリンと3.2Lディーゼル(国内向け) | 2.4Lディーゼルターボ(150kW〈204PS〉・480N・m) |
| 生産 | 岐阜県坂祝町のパジェロ製造(朝日新聞) | タイのレムチャバン工場 |
| 変速機 | 公式の先代諸元は取得できず未確認 | 8速AT |
生産地の変化は、先代は朝日新聞の報道(岐阜県坂祝町の「パジェロ製造」の工場は2021年8月に閉鎖)、新型は2026年10月19日のリリースから読み取れます。岐阜で作って世界へ売った車が、タイで作って日本へ戻ってくるという構図です。
サスペンションの形式も作り直された
新型は前がダブルウィッシュボーン、後ろが新開発の5リンク式リジッドです(三菱 2026年10月29日)。先代の足まわりとの比較は公式に整理された資料がなく、ここでは違いの断定を避けます。悪路での使い方は新型パジェロのオフロード性能|ラダーフレーム・4WD・走破性を数値で確認に詳しく書きました。
パジェロFINAL EDITIONは700台の限定車、中古は新車価格を超えている
先代の締めくくりは、2019年4月24日に発表された限定車のFINAL EDITIONです。台数は700台、価格は4,530,600円(消費税8%込み)。税抜に直すと4,195,000円です(三菱自動車のリリース)。

| 見る数字 | 価格 | 出所 |
|---|---|---|
| 新車時(税込) | 4,530,600円 | 三菱 2019年4月24日 |
| 中古の掲載価格(販売) | 500万〜600万円近く | Motor Fan(2026年9月5日) |
| 中古の掲載価格(販売) | 512.8万〜523.1万円(本体) | グーネット(2026年11月4日) |
| 買取価格の例(2019年式) | 398.0万円 | グーネット買取(2026年3月更新) |
2つの販売価格はどちらも、上限が新車価格を上回っています。ただし下限は食い違う点に注意が必要です。Motor Fanは500万円台から、グーネットは445.5万円から。調べた日と対象の範囲が違うためで、1台ごとの走行距離や修復歴で価格が変わる中古市場を、1本の数字で言い切ることはできません。
販売価格と買取価格は別物
買取価格の例(398.0万円)は、販売価格よりかなり低く見えます。調べた時期(2026年3月と2026年10月)も取得元の条件も違うので、単純な差額としては読めません。売る側の手取りと買う側の支払いが別の世界の数字であることは、覚えておいてください。
限定車に限らず、先代パジェロを手放して新型へ乗り換えるなら、納車前に売却先を決めておくのが現実的でしょう。MOTA車査定の評判で触れたとおり、やりとりするのは高額査定の上位3社だけです。
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※最大20社がWebで入札し、やりとりは高額査定の上位3社だけ(MOTA公式・2026年11月3日確認)
パジェロミニ・ジュニア・イオの歴史と、復活の噂の確度
パジェロ本体の復活を受けて、派生モデルの復活を期待する声が出ています。ここでは、確認できた歴史と、噂の確度を分けて見ていこう。派生ごとの詳しい整理は、新型パジェロミニはいつ出る?5ドアの噂と公式発表の有無を整理とパジェロイオ・ジュニア新型はある?歴代の違いと復活の噂を公式情報で整理で読めます。

| モデル | 確認できた事実 | レーン | 出所 |
|---|---|---|---|
| パジェロミニ | 1994年12月発売(公式歴史ページは1994年)。2代目は1998年10月。2012年6月に生産終了、2012年2月時点で累計約48万台 | 【確定】公式歴史+報道 | Car Watch・ベストカーWeb |
| パジェロジュニア | 1995年発売。1.1L・3ドア・4人乗りで、1代限り | 【確定】公式歴史+報道 | 公式歴史ページ・ベストカーWeb |
| パジェロイオ | 1998年6月15日発売。1.8Lと2.0L | 報道ベース | Motor Fan |
| 新型ミニ・イオの公式発表 | 存在しない(2026年11月3日確認) | 【確定】 | 三菱の公式発表を確認 |
| 社長の発言 | 「パジェロはシリーズで復活する」と発言し、より小さいモデルも示唆したと報じられた | 【噂】★3 | ベストカーWeb |
| 覆われた2台の展示車 | 世界初披露の会場にあった2台をミニ・イオと見る報道 | 【噂】★2 | ベストカーWeb |
★の根拠|報道1社だけなので、確定とは書けない
社長の発言は、ベストカーWebの報道1社が出所です。三菱自身のリリースには載っていないため、★3にとどめました。覆われた展示車はさらに推測の色が濃く、★2としています。復活が決まった話ではなく、方向性を示唆した発言があった、というところまでが事実です。
ミニの生産終了は2012年6月とするCar Watchに対し、ベストカーWebは2013年まで販売としています。資料で食い違うため、月は断定しません。

噂は★の数で、確かさを見分けてください
よくある質問
- パジェロの歴代モデルは何代までありますか?
-
5代目までです。初代が1982年5月、2代目が1991年1月、3代目が1999年10月、4代目が2006年10月、5代目が2026年12月17日に発売されます。
- パジェロの歴史で一番のトピックは何ですか?
-
ダカールラリーでの通算12勝です。1985年に日本車初の総合優勝を果たし、2001〜2007年に7連覇を達成。2007年までに12勝に達し、メーカー最多とされています。
- パジェロはなぜ7年も国内で買えなかったのですか?
-
日本向けの生産が2019年に終わったためです。三菱は2026年5月29日に5代目の復活を発表し、2026年12月17日に発売します。終了の背景について、三菱が理由を詳しく説明した資料は確認できていません。
- パジェロの累計販売台数は何台ですか?
-
世界累計の販売は325万台以上、国内累計の販売は64万台以上(2019年3月時点)です。生産は世界累計329万台以上で、これは販売とは別の数字として扱います。
- パジェロのFINAL EDITIONはいくらで買えますか?
-
新車時は4,530,600円(税込・700台限定)でした。中古の掲載価格は、Motor Fanが500万円から600万円近く、グーネットが本体512.8万〜523.1万円と報じています。個体差は大きいです。
- 新型パジェロは先代の何が変わりましたか?
-
骨格がモノコックからラダーフレームへ戻り、エンジンは2.4Lディーゼルターボ+8速ATに。生産は岐阜からタイのレムチャバン工場へ移りました。
- パジェロミニやパジェロイオは復活しますか?
-
公式な発表はありません。社長が「シリーズで復活」と話したとベストカーWebが報じていますが、特定の車名が決まったとは言えない段階です。
- パジェロの歴史を詳しく知るには、どの記事が役立ちますか?
-
全体は完全ガイド、新型の最新の発表はフルモデルチェンジの記事が向いています。先代の中古を探すなら、中古相場の記事も開いてみてください。
まとめ:パジェロの歴史は、5世代・44年・ダカール12勝で読む
読み終えたいま、パジェロの歴代と、数字の読み方が整理できたはずです。
- 歴代は5世代。初代1982年5月、2代目1991年1月、3代目1999年10月、4代目2006年10月、5代目2026年12月17日
- 4代目から5代目の間隔は約20年2か月。それまでの最長8年9か月の2倍以上
- 累計は国内販売64万台以上、世界販売325万台以上、世界生産329万台以上で、別の数字
- ミニ・イオの復活は公式発表なし。社長発言の報道が★3
次の一歩は、新型の最新の動きを新型パジェロ フルモデルチェンジ最新情報|10月29日発表の価格と12月17日発売の中身で確認することです。先代のFINAL EDITIONのように、売る・買うを考えるなら、いまの愛車の査定額を先に知っておくと判断が早まります。
\ 待つ前に、今の愛車の値段を確認 /
※最大20社がWebで入札し、やりとりは高額査定の上位3社だけ(MOTA公式・2026年11月3日確認)
参考URL一覧
- 三菱自動車 ニュースリリース 新型パジェロを発表(2026年10月29日)
- 三菱自動車 ニュースリリース 新型パジェロをタイで発売(2026年10月19日)
- 三菱自動車 ニュースリリース 新型パジェロを世界初披露(2026年9月2日)
- 三菱自動車 ニュースリリース パジェロの復活を発表(2026年5月29日)
- 三菱自動車 ニュースリリース ダカールラリー関連(2023年11月7日)
- 三菱自動車 ニュースリリース パジェロ特別仕様車FINAL EDITION(2019年4月24日)
- 三菱自動車 パジェロ 歴史
- 三菱自動車 パジェロ ダカールの記憶
- Motor Fan FINAL EDITIONの中古相場(2026年9月5日)
- グーネット 三菱 パジェロ 中古車一覧(2026年10月11日)
- グーネット買取 パジェロ FINAL EDITION(2026年3月更新)
- Car Watch パジェロミニの生産終了(2012年)
- ベストカーWeb パジェロミニ・ジュニアの歴史
- Motor Fan パジェロイオ
- ベストカーWeb 社長発言「シリーズで復活」
- ベストカーWeb 世界初披露の展示車に関する報道
- 朝日新聞 パジェロの町はいま 工場閉鎖から4年
- 三菱自動車 パジェロ公式サイト





