「トライトンの見積書を見ると、車両価格の下に法定費用の行がずらりと並んで、結局いくらで乗り出せるのか分かりにくい」。そんな戸惑いはありませんか。結論から言うと、12月に登録する場合、無料色のトライトンGSRの乗り出し目安は5,589,340円です(1〜3月登録なら自動車税の月割が減ります)。現行トライトンはGSRの1グレードだけで、価格は5,518,700円(消費税込み・4WD・5人乗り)。無料色の乗り出し目安をここから積み上げていきます。
計算の前提は3つあります。登録は12月、エコカー減税なしの区分、販売店ごとに違う登録代行や納車の費用は含めない、の3つです。車両価格と色の追加料金は三菱自動車の公式GSRページ、自賠責は三井住友海上の保険料例の数字を使いました。
この記事のポイント
- 乗り出し目安は、12月登録の無料色で5,589,340円。うち法定費用は70,640円で、車両価格の1.3%
- 色の追加は最大77,000円。ホワイトダイヤモンドを選んでも5,666,340円
- 環境性能割は2026年3月31日の廃止で0円。自賠責は値上げ後の25か月30,710円
- 新車時の自動車税と重量税は、同じ2.4L級の乗用SUVより安い。ただし車検は毎年
- オプション必要度マップ:必須は地デジTVフィルムアンテナキットだけ。ナビや各種ヒーターは標準装備
法定費用の内訳、色ごとの3パターン、乗用SUVとの違い、オプション必要度マップ、見積書の確認点、下取りの順に進めます。販売店ごとに違う費用は、金額を作らず「見積書で確認」と書く方針です。
公開日:2026年11月4日 / 最終更新日:2026年11月4日

12月登録のトライトン乗り出し価格5,589,340円|1円単位で分解
乗り出し目安は、車両価格に法定費用を足して求めます。無料色なら5,589,340円、有料色のホワイトダイヤモンドを選んでも5,666,340円です。グレードが1つに絞られたので、見積書で車両側の金額が動く余地は、色の追加料金の最大77,000円だけになりました。

乗り出し目安の式と、含めない費用
式は「車両価格+自動車税(月割)+自動車重量税+自賠責保険料+リサイクル料金」です。環境性能割は廃止されたので足しません。
含めない費用は、検査登録の印紙代、車庫証明の証紙代、ナンバー代と、登録代行・納車などの販売店費用、ディーラーオプションです。つまり法定費用70,640円は、税・自賠責・リサイクル料金の合計にあたります。どちらも販売店ごとに設定が違い、公開されている金額を確認できなかったので、金額は書きません。裏が取れない数字を「相場」として並べるより、見積書の行を読むほうが確実だと考えました。
色ごとの3パターン|差は最大77,000円
| 色 | 車両価格(色の追加料金込み) | 法定費用 | 乗り出し目安 |
|---|---|---|---|
| グラファイトグレーメタリック/ジェットブラックマイカ(無料) | 5,518,700円 | 70,640円 | 5,589,340円 |
| ヤマブキオレンジメタリック(有料色66,000円) | 5,584,700円 | 70,640円 | 5,655,340円 |
| ホワイトダイヤモンド(有料色77,000円) | 5,595,700円 | 70,640円 | 5,666,340円 |
色によって法定費用は変わらないので、3パターンの差はそのまま色の追加料金です。色ごとの選び方は、トライトンのボディカラー全4色|有料色66,000円・77,000円と受注構成比で選ぶで受注構成比とあわせてまとめました。

5,589,340円って、思ったより車両価格に近いですね
法定費用の70,640円は、車両価格5,518,700円の1.3%に収まります。1ナンバーの法定費用が軽いことは、見積書の合計に最初から出ているのです。
\ 乗り出し価格を下げる近道は、下取り額 /
※最大20社がWebで入札し、やりとりは高額査定の上位3社だけ(MOTA公式・2026年11月3日確認)
見積書の法定費用70,640円|環境性能割ゼロの追い風

70,640円の中身を、1行ずつ確かめたいです
法定費用の内訳は次の表のとおりです。登録は12月、自賠責は2026年11月1日以降に始まる25か月契約という条件で計算しました。

| 項目 | 金額 | 計算の根拠 |
|---|---|---|
| リサイクル料金 | 11,330円 | 三菱自動車の公式GSRページに「別途必要」と明記 |
| 自動車税 | 4,000円 | 年額16,000円×3か月÷12(12月登録なら翌1月〜3月の3か月分) |
| 自動車重量税 | 24,600円 | 新車新規の2年分(車両総重量2.5t超〜3t以下・自家用・エコカー外。国土交通省の税額表) |
| 自賠責保険料 | 30,710円 | 新車の25か月契約(2026年11月1日以降の始期) |
| 環境性能割 | 0円 | 2026年3月31日で廃止 |
| 合計 | 70,640円 | 税・自賠責・リサイクル料金の合計。検査登録の印紙代・車庫証明の証紙代・ナンバー代は含まない |
自動車税は月割。1ナンバーでも年16,000円
トライトンは乗車定員5名の貨客兼用車なので、自動車税は年16,000円です。東京都主税局の税率表で確認できます。「1ナンバーだから半額」という説明を見かけますが、トライトンには当てはまりません。
新規登録の自動車税は、登録した月の翌月から年度末までの月数で納める仕組みです。12月に登録すれば1月〜3月の3か月分で、16,000円×3÷12=4,000円になります。月割の端数の扱いは自治体の計算が正なので、実際の額は見積書で確かめてください。
自賠責は30,710円。値上げ後の料金で見積もる
自賠責保険料は、2026年11月1日以降に保険期間が始まる契約から、全車種平均で6.2%引き上げられました(JAF Mate)。トライトンは新車の初回車検が2年なので25か月契約になり、料金は30,710円です。
適用は契約日ではなく保険期間の始期で決まります。これから納車を迎える人は、値上げ後の料金が見積書に入っているはずです。

廃止前の見積例と見比べると、確かに1行少ないですね
環境性能割ゼロで、見積書の行が1つ減った
取得時にかかっていた環境性能割は、2026年3月31日で廃止されました(兵庫県の案内)。4月1日以降の登録なら課税されません。ネット上には廃止前の見積例が残っているので、古い記事の総額と並べるときは注意したいところです。
なお、エコカー減税の適用可否は断定しません。三菱自動車の環境仕様ページに燃費基準の達成率が載っていないためです。本記事の重量税は減税なしの区分で計算したので、実際の見積書で減税の行があれば、その分は安くなります。
トライトンの見積書、乗用SUVと違うのはここ
同じ2.4L級の乗用SUV(車両重量2,120kg想定)を新車で買う場合と、見積書の税の行を並べてみます。

| 項目 | トライトン(1ナンバー) | 乗用SUV(2.4L級) | トライトンが安い額 |
|---|---|---|---|
| 自動車税(年額) | 16,000円 | 43,500円 | 27,500円 |
| 自動車重量税(新車時。トライトンは2年分、乗用SUVは3年分) | 24,600円(2年分) | 61,500円(3年分) | 36,900円(期間が違う) |
新車の見積書に載る税は、どちらもトライトンが軽く出ます。ただし、比べる期間が違う点に注意してください。自賠責は乗用が37か月契約が基本です。重量税は、トライトンが初回車検2年なので2年分の24,600円、乗用SUVが初回車検3年なので3年分で、車両総重量2.5t以下・エコカー減税なしの区分なら61,500円になります。乗用SUVの自動車税は、令和元年10月1日以後に登録した自家用乗用車の税率です。

じゃあ、トライトンのほうが断然お得?
ここが落とし穴です。見積書には出てきませんが、トライトンは初回こそ車検が2年で、その後は毎年になります。税の優位が車検の回数で薄まるかどうかは、車検基本料の金額しだいです。損益分岐の計算は、トライトンの維持費は年195,763円|1ナンバーの法定費用46,230円と毎年車検の損益分岐54,100円で詳しく見ていきます。
もう1つ、見積書に出ない差があります。高速道路では中型車の料金になるため、普通車より割高です。長距離を走る人は、この分も頭に入れておきたいですね。

オプションは足りる?トライトンの必要度マップ
GSRは装備が充実しています。三菱自動車の主要装備ページによると、9インチのスマートフォン連携ナビ、運転席・助手席のシートヒーター、ステアリングヒーター、寒冷地仕様、リヤサーキュレーターが標準です。ディーラーオプションを考えるときは、標準装備と重ならないかを先に見るのがコツでしょう。

| 必要度 | 項目 | 理由 |
|---|---|---|
| 必須 | 地デジTVフィルムアンテナキット | 車両側にチューナーはあるが、視聴にはディーラーオプションのアンテナキットが別途必要(公式の注記) |
| 状況次第 | 荷台まわりの用品 | 載せる物と使い方が決まってからでも遅くない。何を積むかで選ぶ用品が変わる |
| いらない可能性が高い | ナビ・シートヒーター・ステアリングヒーター・寒冷地仕様・ベッドライナー・フロントアンダーガーニッシュ | いずれも標準装備か工場装着用品。見積書に別の行で入っていたら重複を疑う |
必須に挙げたのは1つだけです。テレビを見る予定があるなら、最初の見積もりの段階でアンテナキットを入れておくほうが安心でしょう。金額は公開資料で確認できなかったので、見積書の行で確かめてください。
ベッドライナーは工場装着用品で、3年6万kmの保証が付きます。「荷台の保護に別売りのライナーを足そうか」と迷う場面は多いと思いますが、まず標準で付いているものを確認しましょう。


標準で付いているものを、うっかり二重で頼みそうでした
見積書を受け取ったら確認する6点
見積書が出てきたら、上から次の6か所を見れば足ります。ここまでの数字と突き合わせるだけで、内容の妥当性は十分に判断できるでしょう。
- 環境性能割の欄が0円になっているか
- 自動車重量税が新車時2年分の24,600円か(エコカー減税の行があれば理由も聞く)
- 自賠責保険料が25か月分の30,710円か
- リサイクル料金が11,330円か
- 有料色を選んだ場合の追加が、ヤマブキオレンジメタリック66,000円・ホワイトダイヤモンド77,000円か
- テレビを見るなら、地デジTVフィルムアンテナキットが入っているか
数字が合わない行は、その場で理由を聞いてしまうのが早いです。登録代行・車庫証明・納車費用は、まとめて1行になっていることがあります。内訳を分けてもらうと、他店の見積書と比べやすいはずです。

ハイラックスの見積書と並べる前に|本体価格の差は18,700円
トヨタの新型ハイラックス(2026年5月28日発売)は、Z 4,980,800円、Z“Adventure” 5,500,000円です(トヨタ自動車のニュースルーム)。トライトンGSRとの差は、Zで537,900円、Z“Adventure”で18,700円になります。
ただし、乗り出し価格で並べるには、ハイラックス側の法定費用を同じ条件で積み上げる必要があります。本記事では、その数字を確認できていません。比べるなら、両方の見積書を同じ登録月で取ってもらうのがいちばん確かでしょう。グレード面の比較は、トライトンのグレードはGSR1択|5,518,700円とハイラックス・パジェロの価格差に整理しています。

下取りの欄は別の紙で確認|乗り出し価格を下げる近道
乗り出し目安5,589,340円から下取り額を引いた金額が、実質の負担になります。車両の値引き交渉の進め方は、新型トライトンの値引き|確認できた報告は1件|ハイラックスと下取りで総額を下げる交渉術に書きました。ここでは、下取り額を動かす側を見ていきます。
下取りは、買う店と同じ窓口で決まる分、比べる相手がいません。買取の査定額を別に取って並べると、判断材料が増えます。査定サービスの使い心地は、MOTA買取りを利用したガチのレビューに書いた体験をのぞいてみてください。
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※全国8000店以上が参加・手数料は無料(ユーカーパック公式・2026年11月3日確認)
新車にこだわらないなら、登録済み未使用車や高年式の中古車と総額を見比べる方法もあります。中古車を探してもらうなら、ズバット車販売のようなサービスを使うのも一案でしょう。
よくある質問
- トライトンの見積もりで、乗り出し価格はいくらになりますか?
-
無料色の乗り出し目安は5,589,340円です。車両価格5,518,700円に、12月登録の法定費用70,640円を足しました。販売店の登録代行などの費用と、ディーラーオプションは含みません。
- トライトンの見積もりに環境性能割はかかりますか?
-
かかりません。環境性能割は2026年3月31日で廃止され、4月1日以降に登録する車は課税の対象外です。古い見積例には環境性能割の行が残っているので、比べるときは注意してください。
- トライトンの見積もりで、有料色はいくら高くなりますか?
-
ヤマブキオレンジメタリックが66,000円、ホワイトダイヤモンドが77,000円です(三菱自動車の公式GSRページによる)。グラファイトグレーメタリックとジェットブラックマイカは追加費用がありません。
- トライトンの見積もりに入る自賠責保険料はいくらですか?
-
新車の25か月契約で30,710円です。2026年11月1日以降に保険期間が始まる契約の料金で、適用は契約日ではなく始期で決まります。
- トライトンの見積もりで、エコカー減税は適用されますか?
-
適用の可否は断定できません。公式の環境仕様ページに燃費基準の達成率が載っていないためです。本記事は減税なしの区分で計算しています。見積書に減税の行があるかどうかで確かめてください。
- トライトンの見積書で、ナビは追加費用がかかりますか?
-
GSRには9インチのスマートフォン連携ナビが標準装備なので、ナビ本体の追加は不要です。ただし地デジを見るには、ディーラーオプションの地デジTVフィルムアンテナキットを別途用意する形になります。
- トライトンの見積もりが販売店ごとに違うのはなぜですか?
-
車両価格と法定費用は共通ですが、登録代行・車庫証明・納車などの販売店費用と、ディーラーオプションの選び方で総額が変わります。複数の店で同じ登録月の見積書を取り、行ごとに見比べるのが近道です。
まとめ|トライトンの見積もりは「法定費用70,640円」と「アンテナキット」で読む
トライトンGSRの乗り出し目安は、無料色で5,589,340円、ホワイトダイヤモンドでも5,666,340円です。法定費用は70,640円で、環境性能割は0円でした。
車両側で動くのは色の追加料金だけなので、見積書の差は販売店の費用とオプションで決まります。必須のオプションは地デジTVフィルムアンテナキットだけ、というのが私の整理です。
\ 乗り出し価格を下げる近道は、下取り額 /
※最大20社がWebで入札し、やりとりは高額査定の上位3社だけ(MOTA公式・2026年11月3日確認)
持ち帰りポイント
無料色の乗り出し目安は5,589,340円。見積書は、環境性能割0円・自賠責30,710円・重量税24,600円の3行から確かめる。
次の一歩
気になる店の見積書を、登録月をそろえて2枚取りましょう。乗り換えなら、いまのお車の査定額も並べておくと、実質の負担が見えてきます。
テーマごとの詳しい記事は、次のリンクからどうぞ。
- 新型トライトン完全ガイド|GSR5,518,700円・燃費・維持費・ハイラックス比較
- トライトンの口コミ・評判|carview!83件で見えた評価4.3の中身
- トライトンの内装|GSR標準装備と荷台1,470mmを公式注記から検証
- トライトンのグレードはGSR1択|5,518,700円とハイラックス・パジェロの価格差
- トライトンの欠点・後悔ポイントTOP5|荷台1,470mm・オイル約7.3L・毎年車検を公式データで裏取り
- トライトンの燃費はWLTC11.3km/L、実燃費10.7km/L|年間燃料費と航続距離を1円単位で計算
- トライトンの維持費は年195,763円|1ナンバーの法定費用46,230円と毎年車検の損益分岐54,100円
- 新型トライトンの値引き|確認できた報告は1件|ハイラックスと下取りで総額を下げる交渉術
- トライトンの納期は非公表|公式の表で分かること・分からないこと
- トライトンのボディカラー全4色|有料色66,000円・77,000円と受注構成比で選ぶ
- トライトンのマイナーチェンジ(一部改良)全変更点|2月19日発売の110,000円値上げは何に使われたか
- 新型トライトンのフルモデルチェンジ|公式発表の現在地と今買うvs待つ
- 新型パジェロ完全ガイド|12月17日発売・価格619万円〜795万円・グレード・納期を29記事で整理
- 新型パジェロとトライトンの違い|価格差1,246,300円の中身をエンジン・サイズ・足まわりで比較





